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まさか!
Re:まさか!・指でつつく
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RE:まさか! ・夢なのか?
 └RE:夢なのか?・ピンチ?
  └Re:ピンチ?・歩いてみる
   └RE:歩いてみる・朝

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まさか! :NEW2作
 正平は、山の中で道に迷っていた。彼はジムにも通っていて体力には
自信があったが、さすがに少しつかれてきた。
「少し休もう。……!?」
 正平が休もうと何気なくより掛かった「岩山」は、なぜか柔らかかった。
「まさか……!?」
 彼は「岩山」の全体を見ようと、そこから離れ、後ろを振り向いた。
そこには、寝そべっている巨人の姿があった。
  1. 正平は再びその巨人に近づき、大の字になって寝ている巨人をつついてみた。
  2. そこには、寝そべっている巨人の姿があった。

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Re:まさか!・指でつつく:匿名希望@長文すみません。作
正平は再びその巨人に近づき、大の字になって寝ている巨人をつついてみた。

思えばこの時すぐに逃げていれば良かったのだが…

巨人の体はつつくと弾力があって指を跳ね返した。良く見ると
それは筋肉で覆われていて、スースーと言う寝息とともに、
大きく割れた胸が上下していた。
実は、正平には、小学生の頃から巨人に会ってみたいという
願望があったのだ。それが今かなったのである。
もう正平は自分はどうなっても良いとさえ思っていた。

つつくだけでは飽き足らず、
正平は自分の身長ほどもある巨人の胸によじ登った。
そして巨人の胸板をまじまじと眺めていた。
それはゆっくりと上下しそれに加え、
ドクン、ドクン、ドクンと心臓の鼓動も伝わってきた。

それからまもなく、
「ん…んん…」
巨人が声を上げた。その数秒後、巨人は起上がり、
正平は巨人の股間あたりまで転げ落ちた。

「…あれ?人間…?なんでこんなとこに…」
  1.  巨人は、人間の事に興味を持っていた。
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RE:まさか! ・夢なのか?:NEW2作
そこには、寝そべっている巨人の姿があった。

 正平は、信じられない光景に、わが目を疑った。しばらく考え抜いた上に
出した結論、それは……。
「なーんだ、夢じゃん。」
 彼は思った。きっと歩いているうちに疲れて寝てしまったのだ。
夢ならば何が起こっても不思議じゃない。何をやっても怪我をすることは
もちろん、死ぬこともないだろう。
「この巨人山を登ってみよう。」
 正平は、再び巨人山に近づいていった。が、この事態を夢だと思い込んで
とったその行動が彼を後悔させることになるとは、知る由もないのだが……。
「すげぇな。」
 先ほど遠く離れてみた巨人の姿は、とても発達した筋肉に覆われていた。
近くで見るとものすごい迫力だ。正平は巨人の腕のすぐそばにいた。その時である。

-ぐううっ-

 巨人の腕の筋肉が不気味な音を立てて持ちあがり、正平に襲いかかった。
  1. 「うわぁぁぁっ!」正平は反射的によけた。
  2. 分岐は存在しません

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RE:指でつつく・悪戯:NEW2作
 巨人は、人間の事に興味を持っていた。が、自ら人間たちの住む所へと
行こうとはしなかった。仲間たちに止められていたからだ。が、自分たちのほうへ
来たのなら話は別だ。巨人は、上半身を起こした状態で、自分の太ももの
付け根あたりにいる人間を見て悪戯心を起こした。人間が乗っているほうの
太ももを少しだけ、上げてみた。

 正平は、一瞬何が起こったのかわからなかった。起き上がって、あたりを
見回そうとしたそのとき、

-ぐううっ-

 正平の足元、そこは彼にとって巨大な巨人の太ももの筋肉に力が入り、
硬くなった。
「うわああっ。」
 正平はバランスを崩した。が、なんとか彼は反射的に、巨人の太ももに
しがみつき、巨人の太ももが作りだした「谷」への落下は免れた。正平は巨人の
太ももをよじ登り始めた。が、彼がふと後ろを振り向くと、反対側の巨人の
太ももが迫っていた。
  1. 「わあ、助けてーーーーー!」と、正平は大声でさけんだ。
  2. 正平は黙って昇る手を止めた。

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巨人との会話?:GAHI 作
「わあ、助けてーーーーー!」
と、正平は大声でさけんだ。その時、巨人の手が正平を掴み、巨人の胸の所に、
のせた。
「ふー、助かった。」
「おい!おまえ、何しに来た?」
「こんちわー、えっーと、俺、あんたみたいな巨人が好きなんだ。いっしょに
あそびたいなあ」
「おまえは、変わってるな、普通なら、怖がって逃げるんだけどな。」
  1. 「俺の家に来るか?」−「ああ、行く。」
  2. 分岐は存在しません

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Re:悪戯・捕獲:匿名希望@長文すみません 作

正平は黙って昇る手を止めた。

間に合わない。そう思ったからだ。
死ぬ覚悟は出来ていた。巨人に押し潰されるなら本望だ、と。

が、巨人の太股は正平に少し触れたところでとまった
「え?」
「大丈夫、殺さないよ。そんなことしたら兄貴に
何て言われるか分かったもんじゃない。逆にこっちが殺される。
…っと、そんなこと言ってても仕方ないな…ん〜、
とりあえず…」
そう言って巨人は正平を掴み、立ち上がった。
衝撃は少々キツかったが、何も言わなかった。良く見ると
体はものすごい筋肉で覆われているものの、顔はまだ少年と言ったところである。
まだ何人も巨人がいるのか…ワクワクす…いや、どうなるんだろう…
周りを生えていた木がどんどん高くなる、最初はこの巨人と同じくらいの
高さの木が主だったのに、今は2倍くらいになっている…30メートルくらいか?
とにかく高い…

  1. 「な…!?」正平がそこで見た光景は信じられないようなものだった。
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Re:捕獲・更なる出会い:匿名希望@長文すみません 作
「な…!?」

正平がそこで見た光景は信じられないようなものだった。
自分を連れてきた巨人のさらに2、3倍もある巨人が何人か目についたからだ。
また、小さい巨人も居る。
後で聞いた話だが、彼らには成長限界が無く、老いることも無いらしい。
死ぬ時も若い姿のまま死ぬそうだ。
しかし、赤ん坊でも人間の2倍サイズだったのには
さすがに驚かされた。

「そこが俺の家。中に兄貴が居るはずだから…」
そう行って正平を掴んだまま、その巨人は木で出来た
巨大な小屋のような形をした建造物に入った。
「あれ?ケイ、どうした?こんな時間に戻ってくるなんて。」
「兄貴こそこんな時間から勉強やってるの?」
この巨人はケイという名前らしい。
その視線の先ではケイの3倍はあろう巨人が机と思しきものに向かって
何やら書いている。ケイの筋肉も相当なものであったが、
兄と呼ばれる巨人のそれはもっと凄いものだった。
「で、どうしたんだ?何かあったのか?」
「森で人間を見つけたんだよ。ほら」
そういって正平は差し出された。
「…どうして人間が居るんだ?
まさか外まで出ていったんじゃないだろうな?」
「ちっ…ち…違うって……なっ。」
同意を求められた正平は、慌てて首を縦に振った。

「まぁいい…俺もどうせ出ていくから
その時一緒に連れて行こう。今日は泊まってもらうか…
それでいいかな?」
急に話が振られたのせいもあるが、
そのとき正平はぼーっとしていたので、返事に時間がかかった。
「……あっ、はい。」
「ホント変わった人間だな。こんな時に落ちついてるなんて。」

正平は一晩この村(?)に泊まることになってしまった。
何故か本当なら恐怖する所だろうが、正平は高揚し切っていた。
  1. 「そうだ、寝ている間に潰してしまったら大変だ。ここで寝てくれ。」
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Re:巨人との会話・巨人の隠れ家:匿名希望@長文すみません 作
「俺の家に来るか?」−「ああ、行く。」

巨人は意外そうな顔で正平を見ていた。
巨人が立ちあがると、ゆうに10メートルは越えていた。
正平が巨人の肩に乗せてもらうと、巨人は歩き出した。
大きな揺れが心地良かったが、だんだん乗り物酔いのような
状態になっていった。
もう吐きそうになった時に、揺れが収まった。
「ここだ。」
見るとお粗末な何百本の木が束ねられた小屋(と呼ぶには大きすぎるが)が
建っていた。
  1. 「そうだ、名前を聞いてなかったな。俺の名前はケイ、お前は?」巨人ケイは尋ねた。
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RE:巨人の隠れ家・協力:NEW2 作
「そうだ、名前を聞いてなかったな。俺の名前はケイ、お前は?」
 巨人ケイは尋ねた。
「しょ……正平です。あの。一つ聞いていいですか?ここで一体何を
 しているんです?」
 巨人ケイの肩の上に乗せられたままの正平は尋ねた。
「その話は、この中に入ってからだ。」
 ケイは正平を片手で優しくつかみ、もう一方の手で、小屋の扉を開けた。
小屋の中には大きな一枚岩を削って作られた椅子とテーブルが置かれていた。
ケイは小さな家ほどの椅子に腰掛け、正平はテニスコート大の
テーブルの上に置かれた。正平は巨大な筋肉に覆われたケイの上半身を
見ていた。ケイは、テーブルの上の正平を見て、話し始めた。
「実は、俺たち巨人族は、ここである物を探してるんだ。無理にとは
 言わないが、それに協力してくれないか?」
  1. 「い、いいけど……。」
  2. 「もし…断るって言ったら?」

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RE:協力・地下:NEW2 作
「い、いいけど……。」
 正平はそう言った。すると巨人ケイは、
「わかった。じゃ、気が変わらないうちに来てくれ。すぐだから。」
「うわっ!」
 正平の遥か上から巨人ケイの巨大な手が降りてきて、彼の首から
下を包み込んだ。巨人ケイは正平を片手につかんだままもう一方の手で
床の敷物をどけた。その下には更に下に降りる為の入口があった。
入口を開けると更に下に降りる為のはしごがずっと下へ続いていた。
巨人ケイは正平を自分の肩に乗せるとはしごを下に降り始めた。
正平は巨人ケイの肩の上から、こんな巨人の重さに耐えられるなんて
どんな素材なんだろうと思った。が、正平はそれ以上に自分の足元で
巨人ケイの巨大な肩の筋肉の動きを感じていた。
  1. 「着いたぞ」ケイはある場所に着くと正平を下に降ろした。正平は、
  2. 分岐は存在しません

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Re:協力・質問:匿名希望@強制的…w 作
「もし…断るって言ったら?」
「あぁ…そういえば人間の肉は美味いって聞いたことあったな…
本当のとこはどうなんだろうな…」
「…わかった…」
どっちにせよ協力させるつもりだったらしい…
「じゃぁちょっとこっちへ来い!」
言い終わるより先に、ケイの手は正平の元へ伸びてきて
彼の体を掴んでいた。
ケイは正平を持ち上げると反対側の手で床下にあった
隠し扉を開き、そのまま飛び降りた。

ズゥゥゥゥゥン…

ケイが着地すると共に轟音が鳴り響いた。
正平は気絶していた。
  1. 「着いたぞ」ケイはある場所に着くと気絶したままの正平を下に降ろした。
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RE:地下・遺跡:NEW2 作
    「着いたぞ」
     ケイはある場所に着くと正平を下に降ろした。正平は、
    「こ……ここは……。」
     正平の目の前には、壮大な遺跡が広がっていた。それはケイのような
    巨人サイズではなく、正平の人間サイズのようだった。
    「おい、人間じゃないか。どうしてここに……。」
     ケイより一回り大きく、筋肉も発達した巨人が話しかけた。ケイは、
    「ジェイ、久しぶりだな。偶然知り合った。こっちの世界へ迷いこんできたんだ。」
    「フーン、ちょっとよく見せてくれ。」
     正平の目の前にジェイと呼ばれた巨人の手が近づいてくる。正平は、
    「うわっ」
     ジェイと呼ばれた巨人に掴まれた正平は、凄い力が彼の胸から下に掛かった。
    正平は必死で両手を巨人の指にたたきつけた。ジェイは手の中の小さな人間が
    苦しんでいるのがわかったのか、次の瞬間、巨人の握る力は弱くなった。
    「思ったよりタフだな。使えそうだ、ちょっとテストして良いか?」
     ちょっと待て、テストってなんだ?正平はいきなり不安になった。
  1.  「じゃあ、これを持ってくれ。」正平のはるか上からジェイの声がしたあと、突然丸太が降りてきた。
  2. 分岐は存在しません

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Re:質問・巨人の家:NEW2 作
    「着いたぞ」
     ケイはある場所に着くと気絶したままの正平を下に降ろした。
    「しょうがない奴だな。」
     ケイは自分の手の中の正平を、もう一方の手で、軽くつついてみた。
    「な……なんだ?」
     正平が気がつくと、そこは、青空が広がっていた。ケイは、
    「ここが、俺達が本来住む世界だ。お前に、ある物を手に入れて欲しい。」
     そう言ってケイは正平を手に持ったまま歩き始めた。そして、
    一軒の巨人サイズの家の前に着いた。それは石造りの立派な建物だった。
    「この家に住んでる、エヌという男が肌身離さず持っている、
    指輪を取ってきて欲しい。いやとは言わないだろうが……。」
    「ぐ……。」
     正平を握る、巨人ケイの手の力が強くなった。正平は必死で両手を
    巨人の指にたたきつけたり、両腕で巨人の指を押し退けようとした。
    が、まったくその力は弱まりそうにない。
    「あ……う……。」
     正平の顔が真っ赤になった。異常に気づいたケイは、握る力を弱めた。
    「死んだら意味がない。頼むぜ。」
  1.  正平は仕方なく、ケイに言われたとおりに、エヌと言う巨人の家へ侵入する事にした。
  2. 分岐は存在しません

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Re:巨人の家・侵入:NEW2 作
 正平は仕方なく、ケイに言われたとおりに、エヌと言う巨人の家へ
侵入する事にした。もし、言うことを聞かずに逃げたとしても、巨人の世界で
生きていく自信は無い。正平は元の世界に戻るためには仕方のないことだと、
自分自身に言い聞かせた。

「ここか……。」
 正平は難無くエヌの寝室に侵入する事が出来た。どうやって作ったのか、
ケイから正平が見るための寝室への地図をもらっていたし、家の中には正平の
通れる隙間はいくらでもあった。そのとき、

-ずーん、ずーん、ずーん-

 凄い振動が近づいてきた。正平はとっさに家具の陰に隠れ、様子をうかがった。
ドアを開け、この部屋の主、エヌが入ってきたのだ。

(で……でかい)

 エヌは、ケイよりも一回りも二回りも大きく感じた。筋肉のつき方も
半端じゃない。大巨人エヌは、正平に気づくことなく深い眠りについた。 
  1. (しまった…巨人がベッドに寝るなんて聞いてないぞ…これじゃ登れない…どうしたものか。)
  2. 分岐は存在しません

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Re:侵入・接近:長文ごめんなさい 作
    (しまった…巨人がベッドに寝るなんて聞いてないぞ…
    これじゃ昇れない…どうしたものか。)

    しばらく考えていると、突然
    巨人エヌの体が激しく動き出し、
    巨大なベッドから
    ドォォォォォォという轟音と共に
    転げ落ちた。

    (な…まずい…)
    正平は再び家具の陰に戻った。
    考え事をしながら無意識のうちに
    前へ出ていたのだ。

    (これで…近づく事はできるけど…相当寝相が悪いってことだよな…
    近づいてから寝返りでもうたれたら…)
    逃げようかとも思ったが、下手に迷うと厄介であるし、
    唯一知る道の出口ではケイが待っている。どれを選んでも命の危険がある。

    (仕方ないか…)
    正平はそっとエヌに近づいた。
    近づけば近づくほどその巨大さを
    実感する。足だけでも
    乗用車くらいの大きさがある。
    正平は足元から手に向けて歩いた。
    エヌの身体には凄い量の筋肉が
    しかもまんべんなく付いていて
    あちこちがボコボコと
    盛りあがっていた。

    (こんなヤツに捕まったらあいつらどころじゃなさそうだな…
    ひとたまりもな…いや、悪いことを想像するのはもうやめよう
    考えるだけ無駄だ。)
    正平は、エヌと呼ばれるこの大巨人の
    左手にたどりついた。
    「あたり」だったようだ。
    その30センチほどもの太さがある
    巨人の中指には赤く妖しく光る
    これまた巨大な石の付いた指輪が
    はめられていた。

    (これを取れば良いのか…こいつも落ちついているみたいだし
    今のうちだな。)
    正平は巨人エヌのはめている指輪に
    手をかけ、引っ張った。ずるずると
    指輪が太い指から抜けていく。
    30秒ほどしてやっと抜けきった。

    「やりぃ!」
    思わず正平は声を出していた。
    指輪は、流石にこの大きさだけあって
    かなり重い。それであっても、
    正平は小走りで出口へ向かった。
    寝室の壁にあった隙間と巨人のいた位置との
    丁度中間あたりにさしかかったとき、
    急に凄い力で押さえつけられ、倒れこんだ。
    それと同時に、後方から声が聞こえた。

    「何をしている…何のためにそれを持ち出そうとした?
    言え…このままひねりつぶされたくなければな!」
    これに答える事は困難を極めた。
    なにしろ、もともと凄い力をかけられていた上、
    さらに強い力で押さえられたからだ。
    「あああああっ…あ゛…あああ゛あ゛あ゛…
    う…ぁぁあ…くっ…け……ケイって…あ、うっ
    いう…ひと……うあぁぁぁ…に…とってこ…ぁぅ
    って…」
    言い終えると、上からの力は必要最低限のものとなっていた。
  1. 「そうか……やつか……。」正平は体を押さえつける力から解放された。
  2. 分岐は存在しません

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RE:接近・アルコール:NEW2 作
「そうか……やつか……。」

 正平は体を押さえつける力から解放された。彼は恐る恐る声のしたほうを
振り向いた。そこには巨大な岩山のような巨人エヌの姿があった。
今度は正平に巨人エヌの巨大な手が伸びてくる。

(このまま握りつぶされてしまうのか?)

 正平は足がすくんで動けなくなった。エヌは、

「おっと。これは返してもらう。」

 巨人エヌは正平が苦労して運んだ指輪をひょいと持ち上げ、元の指にはめた。
正平がほっとするのもつかの間、再び巨人エヌの巨大な手が伸びて来た。

「うわぁぁぁぁっ!」

 巨人エヌの恐ろしく太い指が正平の自由を奪った。正平の体に巨大な指が
大蛇のように次々と巻きつき、空高く持ち上げられた。正平の目の前には、
太もも、腹筋、大胸筋と、巨人エヌの筋肉が次々と飛びこんできた。

「くぅぅぅぅ。」

 正平は体をよじり、巨人エヌの恐ろしく太い指を両腕で必死に押し返そうと
したが、まったく動く気配は無い。巨人エヌは、

「心配するな。殺すつもりは無い。」

 正平は、巨人エヌの巨大な手から解放された。正平はあたりを見まわした。
いつのまにか巨人エヌの姿が見えない。

(逃げようか……)

 正平はそこから歩き始めた。が、それは不可能だった。すぐにこれ以上
進めない事に気がついたからだ。どうやら巨人エヌの部屋のテーブルの上に
移されたらしい。その高さはビルの何階分になるだろう。そのとき、
巨人エヌの声がした。

「何をしている。飛び降り自殺でもする気か?」
「あ……あの……。」

 正平は返答に困った。

「まあいい、とにかく飲め。」

 巨人エヌは、正平から見ればちょっとした建物くらいの巨大なビンと、
給水塔位の巨大なグラスを持ってきた。恐らく酒類だろう。正平は、

「アルコール類はちょっと……。」
「付き合いの悪い奴だな。まあいい。」

 巨人エヌはそう言うと、正平の前でグラスに注いだ酒を飲み始めた。

「まったく、あいつと来たら……。いくら自分が力でかなわないからって、
 こんな奴に盗ませようなんて。」
「そ、そうですよね。」

 正平は相槌を打った。巨人エヌはグラスに酒をついでは飲み干していく。
からだがどんどん赤くなり、筋肉が膨張し、血管が浮き出る。巨大な筋肉の
岩山が変化していく。巨人エヌはビンでもグラスでもなく、今度は正平に
手を伸ばしてきた。正平は、

「今度は何をするんですか!?」

 正平はまたもや巨人エヌの巨大な手に捉えられた。酔っているせいだろうか、
先ほどより強い力で正平はしめ付けられた。なんとか息をするのが精一杯だ。
正平は巨人エヌの巨大な手の中で、

「やめ……て……ころさ……。」
「そんな事しないといっただろ。俺の強さを見て欲しいだけだ。」
「それ……わか……。」
「いいから見ろ!」
「うわっ」

 正平は空中に放りだされたのかと思うと、柔らかいところに落下した。
正平は、思わずそこにしがみついた。そこは、巨人エヌの上腕部だった。

「この筋肉を見ろ。どうだ。あいつが、俺にかなうはずが無いだろう。」

-ぐううっ、ぐううっ-

 巨人エヌの上腕部の巨大な筋肉が不気味な音を立て、硬くなったり
柔らかくなったりする。正平は、振り落とされないように巨人エヌの
上腕部に必死でしがみついた。 
  1. 巨人エヌの上腕部にしがみついたまま動けない正平は、恐る恐るその横を見た。
  2. 分岐は存在しません

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RE:夢なのか?・ピンチ?:NEW2 作
    「うわぁぁぁっ!」

     正平は反射的によけた。

    「夢なのに、よける事は無かったなあ。」

     正平は、心臓をどきどきさせながら、あたりを見回した。どうやら自分は
    巨人の胴体と腕の間に来てしまったようだ。そう思ったときである、

    -ぐううっ-

     再び巨人の腕が動き、正平に迫ってきた。正平は、

    「やめろぉ!つぶされる!」

     正平は思いきり叫んだ。寝ているのに巨人はその叫びを聞き入れたように、
    その巨大な腕の動きが止まった。

    「危なかった……。リアルな夢だなぁ。」

     正平はそう言いながら、巨人の腕と胴体の間を巨人の手のほうに向かって
    歩き始めた。

    「これが巨人の手なのか、すげぇな……。」

     指の長さだけで自分の身長くらいはありそうだ。巨人は巨大な手のひらを
    上にして寝ていた。正平は、その上によじ登った。
  1. 正平は柔らかい足元を、バランスを崩さないように注意深く、手から上腕部、そして肩に向かって巨人の腕の上を歩いていった。
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RE:アルコール・また寝るの?:NEW2 作
    「うわーっ!」

     巨人エヌの上腕部にしがみついたまま動けない正平は、恐る恐るその横を見た。
    すると、巨人エヌの巨大な胸板が近づいていた。このままでは腕と胴体の間に
    はさまれて潰されてしまう。

    「やめろぉ!つぶされる!」

     正平は思いきり叫んだ。その叫びを聞き入れたのか、腕の動きが止まった。

    「助かった……。」

     巨人エヌは、正平を自分の腕につかまらせたまま、ベッドに腰掛けた。

    「わっ」

     そのショックでさえ、正平には振り落とされそうなショックだったが、
    なんとか持ちこたえた。酔った巨人エヌは正平のこと等忘れてしまったのか、
    そのまま仰向けに寝てしまった。

    「うわーっ!」

     正平は、エヌが腰掛けたショックには持ちこたえたものの、エヌがベッドに
    倒れこむようにベッドの上に横になったショックには耐えられず、
    弾き飛ばされてしまった。

    「ふう……いいかげんにしてクレよ……。」

     正平はなんとかベッドの端につかまり、落ちる事は免れた。巨人エヌは
    深い眠りに落ちてしまったのだろうか、いびきをかいている。寝相が悪い事は
    先刻承知済みだ。寝返りを打たれる前に、指輪を抜き取り、ケイの所へ
    持っていかなければならないだろう。 
  1. 「おーい、寝ているのかぁ?」正平は巨人エヌの耳元で大声で呼びかけた。
  2. 分岐は存在しません

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RE:遺跡・テスト:NEW2 作
「じゃあ、これを持ってくれ。」
 正平のはるか上からジェイの声がしたあと、突然丸太が降りてきた。
巨人にしてみれば、鉛筆ぐらいの棒だろうが、正平にしてみれば両手で抱えて、
やっと持ち上げられるかどうかと言う大きさだ。正平はよろけ、その棒(丸太)を
落としてしまった。
「そうか、こっちか。」
 ジェイはそう言うと、棒の倒れたほうを掘り始めた。
「凄いぞ。ケイ、ちょっと来てみろ。」
「なるほど。大したもんだ。」
「どう言う事です?」
 巨人たちの会話に、正平は上を見上げながら質問する、ジェイは、
「人間には人間自身も気がついていない、遺跡を見つけ出す能力があることに
 俺たちは気がついたんだ。そこで、君にもその能力があるかテストしてみたんだ。
 合格だ。」
 正平は、
「合格って、あの……。」
 そこへ再びあの丸太が正平のところへ降りてきた。 
  1. 「うわあっ!」正平は、丸太に当たりそうになったのをぎりぎりでよけた。
  2. 分岐は存在しません

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Re:更なる出会い・訪問者:NEW2 作

「そうだ、寝ている間に潰してしまったら大変だ。ここで寝てくれ。」
 ケイは正平の前に箱を出した来た。そこには寝られるように布が敷かれていた。
巨人ケイにとっては片手で持てる小さな箱だが、正平から見れば、ダブルベッド
くらいのサイズである。そのとき、

「ブイ、ケイ、お前たちのところに人間が来てるんだって?」
 ケイの兄の名は、ブイだと言う事が、正平は外からの呼びかけからわかった。
その声に答えたのはケイのほうだった。
「兄さん、エルが来てるよ。」
「久しぶりじゃないか。入ってもらえ。」

「わかった。」
 外からの声の主エルは向こうの扉を開け、入ってきた。その大きさは兄ブイでも
悠々入れそうな大きさに見えるが、その扉すら入りにくそうに体をかがめて
入ってきた。
  1. 「へえ、こいつか。よく見せてくれないか。」エルは珍しい客を覗き込んだ。
  2. 分岐は存在しません

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Re:ピンチ?・歩いてみる:NEW2 作
     正平は柔らかい足元を、バランスを崩さないように注意深く、手から上腕部、
    そして肩に向かって巨人の腕の上を歩いていった。正平は立ち止まり、回りを
    見まわしてみた。
    「凄い……。」
     正平の目の前には、巨人の巨大な胸板が広がっていた。そしてそれに
    つながる腹筋の六つの塊、更に巨大な筋肉の塊で構成されている太ももが見える。
    そのパノラマに見とれていた正平は、巨人の変化に気づかなかった。巨人は
    眠りが浅くなってきたのか、自分の体の上を動く何かに気づき始めていた。
    「うわっ!」
     突然、正平の歩いてきた腕の反対がわにある腕が動き出し、それにつながる
    手が正平に向かってきた。たちまち正平は巨人の肩に追い詰められ、その上に
    巨大な手が覆い被さった。
    「う……。」
     巨人の肩の上で、その肩と反対から伸びてきた手に押さえつけられて、
    動けなくなった。正平は何も出来ないまま巨大な手はゆっくりと閉じていく。
    巨人の指は正平の体に次々と回りこみ、正平の胸から下の自由を奪っていく。
    正平はそこから逃れようと、必死で体をよじり、巨人の指を押し返そうとした。
    だが、巨大な指は、動きそうに無かった。
  1. (もうだめだ)正平の意識が遠のいていく。
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RE:テスト・発掘の……:NEW2 作
    「うわあっ!」
     正平は、丸太に当たりそうになったのをぎりぎりでよけた。その丸太は、
    どーんとおおきな音をたて、正平のすぐ横で倒れた。
    「困るよ。ちゃんと持ってくれよ。」
     ジェイの声がはるか上から響く。正平は、
    「そんな事言われても……。」
     その時である。今度はケイの声が声がはるか上から響いた。
    「ちょっと来いよ。」
    「本当だ。触らせなくてもいいんだ。」
     それに答えるジェイの声。こうして、正平は否応無く遺跡発掘の手伝いを
    やらされたという。

    -END-
  1. 分岐は存在しません

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RE:歩いてみる・朝:NEW2 作
    (もうだめだ)
     正平の意識が遠のいていく。

    「正平。起きろ。」
     正平は、自分と同じ部屋に泊めていたゼンの声で目を覚ました。
    「正平、どうした。」
    「夢を見たんだ。巨人に会った。」
    「俺を泊めたからかな。」

     20XX年、地球環境は悪化の一途をたどっていた。それを見かねた
    宇宙人たちの助けを借り、地球人たちはスペースコロニーへの移住を
    余儀なくされた。そこには地球だけではなく、さまざまな星からの
    住人たちが集まっていた。正平の親友のゼンは、外見は地球人と
    ほとんど変わらない。唯一違うのは、身長だった。正平はゼンを
    手のひらに乗せ、部屋から出て行った

    -END-
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Re:また寝るの?・外れない:NEW2 作
「おーい、寝ているのかぁ?」
 正平は巨人エヌの耳元で大声で呼びかけた。折角寝た物を起こすのか?いや、
先ほどのように大声を上げたばっかり起こしてしまい大変な目に遭ったことを
考えると、熟睡したかどうか確認するほうがいいと正平は考えたのだ。
巨人エヌはいびきをかいて寝ている。今度はかなり深い眠りに入っているようだ。
「今度こそ、指輪を……。」
 こうして正平は巨人エヌの指輪をはめている手に近づいた。巨人エヌの
指輪をはめた手は大きく開かれていた。
「よし、いけるぞ。」
 正平は巨人エヌの手のひらに乗り、指輪を外そうとした。だが、指輪は動かない。
「さっきは簡単に外れたのに……。そうだ、お酒を飲んだときに……。」
 巨人エヌの体はお酒を飲んだときに血管が浮き上がり、筋肉が膨張していた。
もちろん指も例外ではなく、太くなっていた。
「酔いがさめるまで待つわけにも行かないし……。」
 そのときである。正平の乗っていたエヌの手がゆっくり閉じ始めた。 
  1. 「ま……まずい……。」正平は巨人エヌの手のひらから逃げようとした。
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Re:訪問者・登頂:NEW2 作
    「へえ、こいつか。よく見せてくれないか。」
     エルは珍しい客を覗き込んだ。
    「こんにちわ。」
     正平はエルを見上げながら話しかけた。エルは、
    「おい、俺が怖く無いのか?」
    「そんな、大きくて、凄いです。むしろかっこいいくらいです。」
    「いいこと言ってくれるねぇ。そうだ、俺の体に登ってみるか?」
     エルはそう言って、正平のほうに手を伸ばした。
    「面白そうだな、やってみなよ。」
     ブイはそう言って、正平を指で押し、エルの手のほうへ進ませようとした。
    「兄さん……、大丈夫かなぁ。そんな事して……。」
     ケイはそう言うと正平は、
    「大丈夫。危なくなったら、大声で叫ぶから。」
     正平はそう言ってエルの手のひらの上に飛び乗った。その先には巨大な筋肉が
    盛り上がり、急激に太く変化し、小山のように盛り上がった肩へと続いていた。
    正平は「巨人山」への登頂を開始した。
    (凄い……)
     ごつごつした巨大な筋肉の固まり、浮き上がる血管、正平は上るときの足場に
    困らなかった。しかしいたずら心を起こしたエルは腕に突然力を入れたり、
    緩めたりした。突然盛りあがり硬くなったり柔らかくなったりする足場にバランスを
    失いながらも、正平は登頂に成功した。正平は、
    「やった〜。ついに登りきったぞ。」
    「正平みたいなのがもっといれば、人間たちとの交流も進むかもしれない。
     こいつは、体は小さいが、我々の大きな希望となるかもしれない。」
     エルの肩の上で万歳をしている正平を見ながら、ブイは言った。

    - END -
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Re:外れない・飛びます:NEW2 作
    「ま……まずい……。」
     正平は巨人エヌの手のひらから逃げようとした。だが正平は不安定なそこで
    バランスを崩し、倒れこんだ。そこへ巨人エヌの恐ろしく太い指が襲いかかる。
    「わぁぁぁっ!」
     正平の体はエヌの手のひらの上でその手についてる指に押さえつけられた。
    残った四本の指も次々とそこから動けなくなった正平の体に襲いかかる。
    エヌ本人は寝ぼけているのか……熟睡しているはずなのだが……とにかく寝相の
    悪さは先刻承知済みだ。またもや、いやもう何度目だろう、巨人の巨大な手に
    わしづかみにされるのは……。しかし、その力は幸いにも正平に深刻なダメージを
    与えるような物ではなかった。
    「ううん、ううん」
     正平は全身の力を振り絞り、巨人エヌの手からの脱出を試みた。今回は何とか
    その指がわずかに動くようだ。正平は体をよじり汗だくになりなが自分の
    胴体以上はありそうな指を押し広げ、なんとか脱出に成功した。
    「ふう、助かった。」
     正平の目の前には軽く握られた巨人エヌの巨大なこぶしがあった。そこには
    目的の指輪がはまっている。
    「大変な目にあった……。今度は手の甲のほうだから、握りつぶされることは
    無いか……。」
     正平は丸太のようなエヌの指によじ登り、再び巨人エヌの指輪を取り外しに
    かかった。その時である。

    -ぽーん-

     突然エヌの手が勢いよく開き、正平は勢いよく弾き飛ばされ、開いていた窓
    から外へと飛び出した。その後、正平の姿を見たものは無いという。

    -END-
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