巨大娘がやってきた

作者

おちんちんさん

匿名希望さん

NEW2

			巨大娘がとうとうやってきた。
バストは人間のサイズにしても110センチメートルはありそうだ 
         
たたかう
まほう
にげる
アイテム 
         
にげる
 「こびと」は逃げ出した。しかし巨大娘は一またぎで「こびと」を追い越した。
「こびと」の目の前を巨大娘の足がふさいだ。
         
         
たたかう
まほう
にげる
アイテム
のぼる
はなす 
         
 などと言う展開ではまどろっこしいので、話しを進めよう。1人めの「こびと」は
もちろん、彼女の足もとのこびとたちはなすすべも無く彼女を見上げるだけだった。
更に彼女の発した一言が、こびと達の混乱を更に増長させることとなった。
「芦原口雄介さ〜ん。」
 彼女の呼びかける声は、街の隅々まで響き渡った。
「芦原口雄介か、でも同姓同名だけでもこの街には何人もいるかもしれない。」
 こびとの1人がつぶやいた。そばの1人が、
「でもこんな苗字、余り無いぞ。」
「あのー、芦原口雄介さんご存知なんですか?」
 その2人のこびとを巨大娘は見下ろしていた。
「し、知りませ〜ん。」
「命ばかりはお助けを〜(T_T)」
 2人のこびとはその場から逃げ出した。二人を見失った巨大娘は再び声を出した。
「私立東南東高校2年、ラグビー部の芦原口雄介さ〜ん。」
 その声は私立東南東高校へ届いた。校内では、
「え〜!?巨大娘が。芦原口先輩の名を?」
「芦原口雄介と言えば、あいつだ。」
「ちょっと待て、どういう事だ?」
 芦原口雄介本人はいきなり自分の名前を呼ばれ、訳がわからないでいた。ふと校舎の
外を見ると、巨大なバストを揺らしながら、巨大娘が学校に近づいてくるのが見えた。
「おい芦原口、どこへいく?」
 本能的に身の危険を感じた芦原口雄介は、クラスメートが止めるのも聞かずに、
その場から逃げ出した。 
         
(そりゃあのこはかわいい、しかも胸もでかい(;´Д`)ハァハァ が、何だ
あのでかさは……)
 そんな事を考えながら雄介は必死で校庭を逃げるため全速力で校庭を走っていた。
だが、突然彼の行く手を天空から降りてきたような巨大な手が阻んだ。
「うわっ!」
 雄介はよけきれず巨大な手にぶつかった。更に彼はそこから逃げようと思った
ときにはもう遅かった。巨大な手は彼を包み込むように逃げ道を塞ぎ、雄介は巨大な
手に捕らえられてしまった。
「苦しい、放せ!」
 激しく持ち上げられた雄介は今度は突然ほうりだされた。
         
-ぷよーん-
         
 その直後彼がほうりだされたところは柔らかかったので、けがどころか痛みすら
感じなかった。
「もしかしてここは……。」
 雄介は立ちあがるのすら難しいくらい柔らかい所でなんとか体を起こした。そこは
巨大娘の胸のうえだ。
「あなたが、雄介君ね。」
 上の方から声がする。声のしたほうを向くと巨大な女性の顔が覗きこんでいる。
「きゃー、かわいい。」
 その直後、雄介の足元が激しく動き彼は倒れこみ、胸の谷間に落ち込んでしまった。
「あっごメーン。大丈夫?」
 しかし雄介は問いに答えるどころか、両側から巨大な肉の塊にはさまれ、身動きが
取れないでいた。それでもなんとか右腕だけは動かす事はできたため、必死で肉の塊を
たたきつづけた。 
「わぁー、くすぐったーい。」
 巨大娘は小さな雄介を抱きしめるように巨大な胸を寄せた。
(うぎゃー、くるーしい、潰れる!!) 
両側から巨大な肉の塊が雄介の体の自由を急激に奪う。ますます呼吸も困難になる。
雄介は巨大な肉の塊の間からやっと頭を出している状態だ。
(う……あ……)
 声すらほとんど出せない状態で、雄介は体全体の力を使い、両側の肉隗を
押し返そうとした。 
「雄介く〜ん。」
 巨大娘は、雄介を覗き込む。だが彼女のちょっとした動きでも彼にとって
ものすごい衝撃として伝わる。
「どうしたの雄介君。」
 もちろん、そんな状況の中雄介が返答できるはずもなかった。 
「はあ……はあ……。」
 雄介を両側から押さえつける力が弱まった。巨大娘が雄介の様子に気付いて力を
弱めてくれたようだ。雄介は何とか巨大な肉隗の間から這い出した。
「だいじょうぶ?」
 雄介の上からものすごい声が響く。雄介は、
「大丈夫なわけあるか〜!氏ぬかと思ったんだぞー。」
「ご免ね〜。雄介君。」
 再び彼女は小さな雄介を抱きしめるように巨大な胸を寄せた。
「ぎゃぁぁぁー」
 再び巨大な肉の塊が雄介の両側から襲ってきた。 
 が、今回は再び迫り来る肉隗の恐怖に叫び声を上げたものの、雄介は巨大娘の
胸の上をはうように何とかはさまれることなく逃げる事ができた。何度も危険な
目に遭わされた雄介は巨大娘に尋ねた。
「ちょっと聞きたい事があるんだ。お前……。」
 が、言いだしたものの反応によっては彼女がちょっと体を動かせば再び
胸の谷間に落ち込んでしまい下手をすれば圧死、もちろん場合によっては
転落死しかねない。だがそれに備えようとも柔らかくてなだらかな巨大娘の肌の上、
つかまる場所などあるはずもなかった。雄介はしばらく考えた。
「質問の前に俺を安全な所へ移動させてくれ。」
「わかったわ。雄介君。」
 巨大娘が答えた。 
 巨大娘は隆を手のひらにの上に乗せると、そのまま街の中心部へと向かった。
もちろん彼女は更に人の多い所へ向かっていったため、彼女の足もとのこびとたちは
突然の巨大娘の襲来にパニックになって逃げ惑う者、下から見とれる者、
持っていたケータイで写真をとる者などなど反応はさまざまだった。
「ええっと、ここでいいかな。」
 巨大娘は隆をビルの屋上へと降ろそうとしたが、既にそこには沢山の
見学者が集まっていた。隆は、
「おいこら〜っ、こんな所へ降ろすな〜。」 
「えーっ、それじゃどうすればいいの?」
 巨大娘は隆でなく雄介(3.4.8行上で名前を他の作品の登場人物と間違えて居たorz)
再び持ち上げた。そのとき雄介を握る力加減が少し強くなっただけだったが、
それでも雄介は苦しくてほとんどなにも話せなくなってしまった。
「ねえ〜、雄介君、答えてよ〜。私どうしたらいいの?」
「苦……し……うやあっ!」
 隆……しまったΣ(゚Д゚;また間違えた雄介は巨大娘の手から解放されると
再び胸の上に降ろされた。雄介は再び谷間に落ち込んで潰されないようにと
その場で両腕で巨大な胸を抱え込むようにしっかりふんばった。雄介は、
「もういい。とにかくなるだけ動かないでくれ。」
「わかった……デモなんかくすぐったい……。」 
 雄介は、巨大娘の胸にしがみつきながら話した。
「やっと質問ができる。いったいなんで俺のところなんかに会いに来たんだ?」
「えエーっ、私のこと覚えてないノー。」
 巨大娘は驚いたように言った。胸にしっかりしがみついていた雄介だったが
そのときの彼女の動きで弾き飛ばされた。
「わーっ」
 胸の谷間でなく外側にとばされた雄介は、タンクトップ状の服にしがみつき、
落下を免れた。
 雄介は巨大娘の服にしがみつきながら、
「とにかく動くナー、いいというまで。」
「そんなー、無理だよー。」
「ちゃんとした理由を聞くまで、命が幾つあっても足りないんだよ。」
「ひどーい!!」
 彼女の動きで、巨大バストが揺れ、やっとの事で服にしがみついていた雄介だったが
あっきりその震動で弾き飛ばされてしまった。雄介は、
「うわああっ!!もうだめだぁぁぁ」
 死をも覚悟した雄介だったが、巨大娘の両手にキャッチされ、無傷だった。雄介は
これ以上こっちから質問して驚かせる事はやめようと思った。巨大娘は自分の手の上に
いる雄介に向かって話した。
「ねえ雄介、ホントに私のこと覚えてないの?さゆりだよ。」
 その名前を聞いて雄介は、有る事を思いだした。 
         
 あれは雄介が幼稚園のときだった。確かそんな名前の女の子がいた。一歩間違えば
大変な事になりかねないのは今までにいくつも体験ずみだ。雄介は慎重に
言葉を選んで、
「そう言えば、いた。間違いない。でも君みたいな巨人じゃなかった。いや、
 そこまで大きくなかった。と思う。」
 さゆりと名乗った巨大娘、いや巨大さゆりは、
「あの時の約束、覚えてる?」
「約束ってまさか……。」
         
         
「ねーさゆり、ゆうすけくんのおよめさんになっていい?」
「だめだよ。」
「どうして?」
「おっきくならないといけないんだよ。いまじゃだめだよ。」
「このくらい?」
「いーや、このくらい。」
「そんなにむりだよぉ。」
「じゃ、だめだよ。」
「でもおおきくなったら、けっこんしてくれるよね。」
「うーんとおおきくなったらね。ちょっとじゃだめだよ。」
「じゃ、かいじゅうくらいおおきくなったら、けっこんしてくれるよね。」
「うん。」
         
         
 雄介の脳裏に、当時の会話が鮮明によみがえった。さゆりは言った。
「だから結婚できるように。怪獣くらい大きくなったのよ。大変だったんだから。」
「あのときはなぁー。」
「そんなー。私の努力はどうなるのよ。」
「そうじゃなくてー。」
「ねー、新婚旅行どこにする?式場はある程度決めてるんだけど、やっぱり教会だね。
 あ、神前結婚もいいかも。」
「物には順序という物が……。」
「しまった、そうね。雄介の両親に会いに行かないと、一緒にいこ。」
「ちょっとま……うわっ!」
 巨大さゆりは、雄介を片手で握り、歩き始めた。
「あ、そうだ雄介のうちどこだっけ、雄介ー。」
 雄介は巨大さゆりの手の中で、気絶していた。
         
-一応、おしまい- 
         
         
駄目駄メニューX