神社仏閣大工雛形、社寺彫刻。作品集、鼻・懸魚等の各部名称図を掲載。


作品紹介
芸術の寺社彫刻
花江の絵画

寺社彫刻各部説明
寺社彫刻各部名称と説明
木鼻の分類
懸魚の役割と形状
虹梁について
蟇股の歴史
木鼻の種類と取付例

施工例
松山市「伊豫豆比命(椿)神社」
鹿児島市「伊佐智佐神社」
四国霊場八十八ヵ寺

業務関連
彫刻依頼時における虹梁の前工程
懸魚作成時における材木の前工程
見積り、輸送、梱包の概要


西本彫刻所
〒71-8017
愛媛県松山市西長戸町327-5
TEL:FAX(089)927-6533

寺社等の建築物に付属する彫刻。柱に直接彫刻を施すものや彫ったものを取り付けるなど工法は様々、その初期のものは単純で弧線から成るものであったが、時代の流れにより装飾にも重点が置かれるとデザインの幅も広がり室町、桃山時代では文様の題材も豊富となって装飾的に華々しいものとなった。そして優れた装飾をするべく専門の彫刻家まで出現し、特に目に触れるところに設けられていた部分には傑作が多い。このような豪華な装飾は限られた寺院・神社にしかなかったが、江戸時代を通じて徐々に一般にも広まり、ごく普通の寺社においても建て替えの際に彫刻などの装飾が用いられるようになった。意匠的に見てバリエーション、完成度等考慮して建築の技術を含め世界に誇れる分野だと思います。

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私共も寺社彫刻に携わっておりますが、特にデザインの研究、製作、時代考証には力を入れております。又、業務において一番時間を要するのも、やはりデザインであり調査、研究する過程において様々な発見やアイデアが浮かぶ事もあります。そういったとき改めて日本文化の意匠の奥深さを実感します。サイトの内容は主に神社仏閣に付属する彫刻の作業なのですが、一般の住宅に施す彫刻もおこなっています。寺社用の彫刻では木鼻類については「唐草」「波」等の普通のものから「獅子」「獏」「象鼻」等があり寸法は大小様々です。又、木鼻類は特に使う用途が多いので時代に合わせたたくさんの種類を用意しています。

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寺社、一般に関わらず多いのが懸魚と持送りであり、これもまた沢山の意匠があり、柱に直接彫刻を施す虹梁への彫刻は西本彫刻所においては最もバリエーション豊かな分野であり意匠の作成・研究・調査には特に力を入れています。個人的に寺社彫刻のデザインとしては、あまり派手なものや極端に手間を要するものよりも、総合的なバランスを重視した方が建築物の完成度も高まるかと思います。総合的なバランスと重量感そして神秘性(これについては好みの問題ですが)が大切なような気がします。彫刻所としては一番のメインは「彫り」よりもなんといってもデザインなんですね、つまり「下絵」ですが、彫ってる時間よりも書いたり調査したりするほうが時間を費やしてるかもしれませんね。

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撮影に関しては専門的な事は熟知していませんが私が特に重視しているのは角度です。撮影する角度によってかなり良く見えます。私も寺社の彫刻を見る時は様々な角度から見ますが、作業の参考にする角度、素人から見た角度、解っている人に見せたい角度、解ってない人に見せたい角度、それぞれ見る人に適した角度(私個人も含めてですが)があります。サイトに掲載している写真は寺社建築に携わる者、素人、寺社の業務に関連する人、がすべて綺麗だなと思う角度を選んだつもりです。

平成二十三年十月吉日 西本和志

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