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このゲームの製作は横井軍平氏。

当時、多く発売していた推理ゲームの一つであり、同時期には山村美紗サスペンスシリーズや探偵神宮寺三郎シリーズなどが発売されている。

1989年には、続編である『ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女』が発売され、ファミコン探偵倶楽部はシリーズ化された。

ストーリー

物語は、倒れた主人公が天地という男性に救われるところから始まる。主人公は記憶を失っていたが、その後倒れた現場で橘あゆみに出会い、自分が探偵助手であること、綾城キクの死について調査を依頼されたことを知り、明神村の綾城家に向かう。

綾城は先祖代々の大地主であり、死者が蘇って綾城の財産を狙う者を殺すという言い伝えがある。

だが彼は知らなかった。これこそが、これから起こる連続殺人事件の引き金になろうとは…。

システム

コマンド選択式の当時としてはオーソドックスなスタイル。しかし、絶妙なストーリー展開のため評価は高い。ディスクカードのため、A、B面の入れ替えが一定の間隔で存在し、ディスクローディングで一時中断する事も多いが、一瞬ゲームの世界から解放されるため、逆に緊張感を高めている部分もある。

登場人物

主人公
空木探偵事務所で空木(うつぎ)探偵の助手を勤めている。今回の事件で依頼を受けた矢先に記憶喪失となるが、捜査を進めていくうちに自身の重大性を知ることになる。17歳。
橘 あゆみ(たちばな あゆみ)
主人公と同じく空木の助手をしており、主人公の捜査に色々と協力をする。前編と後編で顔立ちが違うが同一人物。17歳。
空木 俊介(うつぎ しゅんすけ)
探偵事務所の所長。38歳。今回は長期出張の理由でまったく姿を現さず、声も聞くことが出来ない。
田辺 善蔵(たなべ ぜんぞう)
綾城家の執事。78歳。綾城家のトップであるキクの死に疑問を感じ主人公にその調査を依頼をした。主人公に対しては何かと協力的。
天地(あまち)
倒れていた主人公を助けた人物。推理小説家を目指しているのか多くの小説本を持っている。一人暮らし。記憶をなくした主人公に世話を焼いてくれる。38歳。
綾城 キク(あやしろ キク)
心不全で亡くなった綾城家の長。綾城商事の会長でもあった。享年78。生前はかなりのヘビースモーカーだったが、これは家族すべてに共通している。
綾城 完治(あやしろ かんじ)
綾城商事の社長で分家筋の長男。キク同様かなりのヘビースモーカーである。58歳。
春日 あずさ(かすが あずさ)
完治の妹で二郎の姉。春日家に嫁いでいたが、キクの死によって綾城家に移住する。40歳。
綾城 二郎(あやしろ じろう)
綾城商事の専務。完治、あずさの弟。兄の完治とは対立関係にあるも本人は否定する。39歳。
綾城 アキラ(あやしろ あきら)
完治の息子。完治が社長のせいか非常に金遣いがひどく、相当の遊び人である。キクの死に大きくかかわるであろう人物。23歳
綾城 香(あやしろ かおり)
完治の妻にして世界でも有名なファッションデザイナー。一人息子のアキラには痛く心配している。40歳。
綾城 ユリ(あやしろ ゆり)
キクの一人娘。現在は家を出て行方不明。その後、主人公は、ユリを深く知ることで大きな衝撃を受けることとなる。
綾城 和人(あやしろ かずと)
キクとは異母児にあたり、ユリの弟になる。こちらも行方がわからないが、法律の専門家になる勉強をしている。
神田(かんだ)
綾城商事の顧問弁護士でもある。キクがなくなると遺言書の作成に協力した。
山崎 茜(やまざき あかね)
綾城家のお手伝いさん。キクの死体を発見したのは彼女であるが、そのことに関してやや不可解な点もある。19歳。
熊田(くまだ)
明神村の唯一の医師で綾城家のかかりつけの医師。語尾には一部を除いて「じ」が「ぢ」になる。主人公と捜査を協力する機会が多い。63歳。
玄信(げんしん)
明神村にある神楽寺の住職。キクとは古くからの付き合いである。また主人公に明神村の伝説を話したりしている。87歳。
藤宮 雪子(ふじみや ゆきこ)
海上の崖に時々来る女性。理由は婚約者と会うためである。その婚約者には綾城と関係がある。
平吉(へいきち)
海上の崖の近くに住む老人。この崖についてある程度詳しい。平吉だからといって、某俳優の本名ではなく、本人とは全く関係ない。
大西 勝子(おおにし かつこ)
綾城ユリとは幼なじみで明神村に住んでいる。また良く綾城家に遊びに行っていた。
八束町のおばあちゃん(やつかちょうのおばあちゃん)
古くから八束町に住んでいる。高齢のせいでかなり物忘れが多いがユリのことについてはかなり知っている。80歳。
石野 麗子(いしの れいこ)
神田弁護士の秘書を勤めている。綺麗そうに見えるがかなり短気。
山本 元子(やまもと もとこ)
八束町の住人。最初は何の関係があるか知らないが、後に主人公との大きなかかわりを持っていることを知る。
山本 佐和子(やまもと さわこ)
元子の母。生前は孤児院を営んでいたが、ある事情で閉鎖する。そのショックで倒れこむ。