少数民族のマーケットではお土産になりそうな商品を探すのも楽しいだろう。ミャオ族の若い娘と一緒にカラフルな民族衣装を選んだり、銀色の首飾りや耳飾を買うのも良いだろう。いずれも高額なものではなく、思い出の品として最適だ。


【牛角塞】

山全体が棚田に覆われて巨大な水晶の塊のように見える

装飾品

子供服

幼い女の子

ハニ族の民族衣装

バナナ売りの娘

恋人同士?

ふわふわ帽子

屋上にて

かわいい帽子

美しい民族衣装

イ族のおばちゃん

収穫されたサトウキビ

元陽の市場入口

夕日に染まる元陽「新街」

元陽は少数民族の宝庫で、ハニ族、イ族、ミャオ族などが居住する。色鮮やかな民族衣装の着用率が高く、町を歩いている人が何族に属するか、服装を見れば一目瞭然である。元陽周辺の町村では干支曜日という暦に従って持ち回り市場が開かれている。干支曜日は子丑寅・・・というように12日毎に一巡するもので、牛角塞(←ちょっと漢字が違うが)の市場などがオススメ。詳細は友人のホームページを参照。

【少数民族】


民俗村内部の様子

チンコウは雲海と棚田の撮影スポット

シダの生える丘陵から撮影

静かな光景

谷間から雲が湧く

歩いて朝日を見に行った

チンコウは竹冠に「青」と目鼻口の「口」という二文字で表記する。元陽から最も近い場所にある棚田鑑賞ポイントで徒歩1時間程度。ゆるい上り坂が続く。アクセスは「勝村」「多依樹」「夏娘」「猛品」「緑春」などへ向かうミニバン、中型バスで途中下車。お土産物屋が並んでいる広場前が下車ポイントだが、それより手前のカープにある棚田も美しい(棚田の中に電柱が立っていて人間臭さがあるのも面白い)。

入場料を払って民俗村に入ると、きのこ型をした民家が並んでいる。壁には牛の糞を丸めて貼ったものなどが見られるが、そこで生活しているハニ族が観光客に対してフレンドリーであるという訳でもない。

民俗村の入口を無視して道路沿いに進むと左手に「チンコウ」と刻んだ石碑が建っていて、少し視界が悪いが景色はまあまあ。それより更に進むと左手にシダが生えた丘陵がある。そこから棚田と民家が一体化したようなチンコウの全景を捉えることができるうえ、坂道を下っていくと民俗村の中に入れる。

民俗村入口からシダの丘(情報ノートではB地点)までは徒歩30分ほど。

Cチンコウ民俗村


アップで撮影すると迫力ある

展望台から棚田までの距離は遠い

午後は逆光になる

バーターは元陽から「多依樹」「勝村」「夏娘」行きミニバン、またはバスで所要50分、7元。「覇」は中国語では土編に「貝」という略字になる。ガイドブック「地球の歩き方」に写真が載っている宿泊所が左手に見えたら下車して細い舗装道路を進むとコンクリートで作られた小さな展望台に出る。しかし、棚田に対して角度が悪く、良いアングルとは言い難い。

そこで展望台手前で右へ逸れて赤土の未舗装道路を進む。せせらぎを跨いで右手に溜め池と棚田が見えた辺りで丘へ登る小路を左折する。シダの生い茂る丘陵地帯には人が歩いて踏み固めた細い道が幾筋もあり、端まで出ると右へ傾斜する棚田が良く見える。

猛品と並んで夕日に染まる棚田の撮影ポイントだが、勝村から元陽へ向かうミニバンの最終が夕方5時半ごろなので注意が必要。

B覇達


芸術的な光景

独特の棚田風景

太陽の当たり具合によって表情が変化する

崖の上にある第二展望台

猛品の棚田全景

迫り出す棚田

元陽から猛品・擧枝花(パンジーフォア)方面へ向かうミニバン、または箇旧・蒙自から出る「緑春」行き中型バスに途中乗車して、猛品で下車。所要35〜40分、7元。運転手に「猛品梯田」と筆談で伝えておけば間違いなく降りるポイントを教えてくれるはず(中国語で棚田は「梯田」と書く)。道路沿いにコンクリートの展望台では、お土産を抱えた少数民族が手ぐすね引いて客を待っている。

展望台からは遥か眼下に毛細血管のような棚田が見える。細か過ぎて、ちょっと吐き気がする光景だ。しばらくすると物売りが「もっと近くで棚田が見える場所まで案内しましょうか?」と声を掛けてくるだろう。ガイド料として20元ほど要求されるが、情報ノートの地図を参考にすれば迷うことなく第三の展望台に行ける。

「老虎祖(←本当は示す編の部分が口)」と呼ばれるそこからは、より良いアングルから棚田を撮影することができる。なお、猛品は夕日に照らされる棚田の撮影ポイントとして有名だが、夕方6時にはバスが無いため、ヒッチハイクか中国人観光客のチャーターしたミニバンに便乗させてもらうことになる。

A猛品

一段の高さは1メートル以上ある

正面の山の向こうから朝日が昇る

龍の鱗のように棚田が伸びている


元陽の棚田はいくつかの鑑賞ポイントに分れており、写真や雑誌などで紹介されている場所は主に次の4つ(カッコ内は元陽からの距離)。棚田に水が張ってある時期は11月から4月頃までで、田植えが始まる5月上旬あたりまでが見頃としてはギリギリになるだろう。しかし、冬は霧が出ることが多く、12月に10日連続で観光出来なかった友人がいる。

@多依樹・・・(27キロ)
A猛品・・・(18キロ)
B覇達・・・(16キロ)
Cチンコウ民俗村・・・(6キロ)


そして、いずれも元陽からバスやミニバンを利用して簡単に訪れることが出来る。以下、それぞれのアクセスを紹介する。



@多依樹


元陽から「多依樹」行きミニバンで所要1時間(棚田ポイントは終点より2キロほど手前)、7〜8元。または「夏娘」行きバスで途中下車。下車ポイントは進行方向の右側に「天然居旅館」が見えた後、小さな村を通過するので、その辺り。

景観点は2ヶ所あり、一つは天然居旅館と白玉蘭温飽村と刻んだ小さな石碑の中間に棚田利用規約のようなものを書いた屋根付きの白壁があり、その正面にある小道を進むと展望台に出る。もう一つは「天然居旅館」から1キロほど多依樹村方面へ進んだ右カーブ周辺。そこから眼下に鏡のような圧巻の棚田が広がっている。


朝日に染まる棚田の写真はここから撮影したもので、元陽からはミニバスをチャーター(夕日も含めて150元)する以外にも、天然居旅館(シングル20元)を利用する方法がある。なお、後者の場合、周辺に食堂が無いのでカップラーメンなどを持参すると良い。12月〜1月は濃霧が多く、また、晴れても上空に雲がなければ棚田は赤く染まらない。棚田が赤く染まるのは、朝焼けを浴びて染まった雲が水面に映るからで、太陽光線が棚田に直接影響を与えるわけではない。

【棚田へのアクセス】

屋根の上を跨いで渡る道路

町には階段が多い

斜面に沿って並ぶ「新街」の町が朝日に染まる

店先におかずが並ぶ

ぶっかけ飯(2元)

日本の干し柿と同じ味だった

何故か焼豆腐が大人気

ラーメンが美味かった

熱々の米線

朝食はこれで決まり!

黒蜜を掛けたきな粉餅

甘味も充実している

棚田で収穫された米かな?

食堂で少数民族と相席

田舎とは思えないほど充実している。グループで食事をする場合は政府招待所を出て真っ直ぐ進んで左手にある「老四川飯店」がオススメ。日本人の利用が多く、オーナーも親切。他には2元で量が多いぶっかけ飯、焼豆腐、米線、きな粉餅などが味わえる。

【食事】

ドミトリーのある4階の廊下

ホテルの外観

「元陽県人民政府招待所」の入口


中心部にある「棚田広場」に隣接する政府招待所に10元のドミトリー(4人部屋)あり。トイレ・シャワーは共同で部屋の鍵は服務員が管理している。他にも旅社はあるが、設備や料金を考えると政府招待所の宿泊を勧める。

【宿泊】

ビザの延長は出来ない。どうしても延長する必要がある場合は箇旧や蒙自まで行くことになるだろう。中国銀行がないため、T/Cは使用できない。ATMは政府招待所のすぐ前にある銀行で使用可能らしい。

【ビザ査証・銀行】

鏡面のように美しい棚田

元陽は雲南省にある小さな町である。昆明からの距離は330キロ。高速バスは82元で所要7〜8時間ほど。元陽は「南沙」と「新街」に分かれており、棚田があるのは後者である。前者は行政機関が集まったエリアで見所はない。行政機関はかつて新街にあが、大規模な土砂災害に遭って移転したという話である。「南沙」から「新街」までは急な山道を登ること約1時間。「新街」のバスターミナルは2007年に移転したため、別記の情報ノートの位置とは少し違うが、現地で確認すれば問題はない。元陽「新街」バスターミナルの時刻表などはこちら

【元陽の概略】

【2004年4月24日】

凄過ぎて何が何なのかわからない。とにかくすごい光景が眼下に展開している。一面、銀の鏡である。よくもまあ・・・と呟いたきり、あとは絶句。こんなもの、どうやって作ったんだ?人間の営みの長い年月をかけて自然に出来たものだとしたら、人間、捨てたもんじゃないなと思う。

向こうの丘、全部棚田。細かすぎて一体何なのかよくわからない。水晶の固まりみたいだ。こんな素晴らしいものが見られるなんて思わなかった。

元陽の棚田と少数民族マーケット

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