朝日に染まる頂上山荘(右側)

頂上から見た頂上山荘。ダッシュ
すれば10秒かからない!

夏でも寒い御嶽山には炬燵が・・・

九合目半・覚明堂(噴火後、2015年に廃業)


収容人数100名

山小屋の正面に覚明行者を祀った霊神場があり、鳥居が立つ。山の斜面に建っており、東側の眺望が拓けている。ここからでも美しい御来光を拝むことができる。


九合目・石室山荘(噴火後、風呂は中止)


TEL:090−8873−9761
収容人数100名


「一万尺展望風呂」が名物。水が豊富な御嶽山では幾つかの山小屋で入浴可能だが、一番最初に入浴サービスを始めたのが石室山荘である。元祖だけあって風呂場から黒沢口登山道を眼下に見下ろす眺めは最高。

宿泊客は信者が多く、館内には神棚や奉納旗、賽銭箱などが置かれ神々しい雰囲気が漂っている。



八合目・女人堂


TEL:090−8329−1385
収容人数120名

七合目から森林を歩くこと1時間、天気が良ければ、ここから御嶽山の雄姿を拝むことができる。女人堂の前身は黒沢口登山道を整備する時の基地であり、御嶽山で最も古い歴史を持つ山小屋である。

10月上旬に迎える紅葉は見事!

八合目・女人堂のHPはこちら
紅葉シーズンに宿泊した感想を紹介したHPはこちら



七合目・行場山荘


TEL:0264−46−2836
収容人数80名


ロープウェーイ終点から徒歩わずか5分で周囲を深い森に囲まれた行場山荘に到着する。歴史を感じさせる木造建築で、きちんと手入れされており、雰囲気が良い。

ここでは名物の力もちを召し上がって欲しい。腹拵えを済ませると、ここから本格的な登山道がスタートする。




御嶽山の山小屋ガイド



御嶽山には以下、5本の登山道があります。

@、王滝口
A、黒沢口
B、飛騨口
C、開田口
D、チャオ高原スキー場

そのうち、アクセスが便利なのは@(田の原駐車場がある)、A(ロープウェーイが利用できる)、B(地元自治体の援助で登山道が整備されており、濁河(にごりご)温泉がある)で、宿泊可能な山小屋はこの3本の登山道にあります。

なお、Cはアプローチが長く、熊笹が生い茂るなど不明瞭であるため、地元の人も敬遠するようなルートです。また、Dは段差がきつく、登山道もあまり整備されていません。途中、継子岳に出ますが、剣ヶ峰までは一番遠いルートとなっています。

それでは、以下、登山道別に山小屋を紹介します。



【黒沢口】・・・1782年(天明2年)、尾張の覚明行者によって開かれたルート。


六合目・中の湯(長期休業を経て2017年解体)

収容人数100名。

ロープウェーイの開業により、6合目から登山する人は減少したが、下山後に入浴する乳白色の温泉は魅力十分!10畳の浴場に2畳の木製の湯船が据わる、味わいたっぷりの温泉。時間制で男女入れ替え。

営業期間は7月から8月下旬まで。平日は休みの場合があるので事前に電話で確認して下さい。


剣ヶ峰・頂上山荘(噴火後、2017年に解体)


収容人数50名


標高3067メートルの頂上直下、御嶽山で一番高い場所にある山小屋。頂上へ続く83段の石段の右側にある。

収容人数は混雑時でも100人を上回ることはなく、宿泊客は入浴可能。

御嶽山の山小屋の屋根に大きな岩石が乗っているのを不思議に思った方も多いでしょう。これはかつて伊勢湾台風によって甚大な被害を受けた教訓からだという話である。


日本最高所の湖近く・二ノ池本館(2019年、OPEN予定)


TEL:090−7000−5780(夏季期間)
収容人数100名


日本で一番高い場所にある高山湖である二の池の正面にあり、絶好のロケーション。広間からは透明度の高い二の池と万年雪を望み、混雑時以外はお風呂を用意。

頂上までは徒歩30分程度、高山植物が咲き誇る三の池や四の池まで足を伸ばすことも可能。週末以外はあまり混雑しない穴場的スポット。


賽の河原近く・二の池新館(噴火後、休業中)


収容人数150名

「本館」と「新館」どちらも「二の池」という名前が付いていることから間違われやすいが経営は全く違う。場所が近いため、区別するために名付けられたもので、山小屋の設備の新旧を意味する訳ではない。

小屋の中では写真展が開催されており、御嶽山の魅力ある表情を納めた写真を見ることが出来る。ホームページは
こちら


【王滝口】・・・黒沢口の開拓から10年後の1792(寛政4年)、江戸の普寛行者によって開かれたルート。

王滝頂上山荘(噴火後、休業中)


収容人数120名


王滝口は宿泊可能な山小屋が2つしか無い。ここは登り始めてから2時間で到着する。すぐ上には御岳神社があり、境内を出ると急に風が強くなるので注意。ここから緩やかな八丁タルミを経て、剣が峰頂上までは荒々しい岩石剥き出しの斜面を30分登る。


剣ヶ峰山荘(噴火後、休業中)


収容人数83名


07年シーズン、これまでの個人経営から株式会社へ経営移行した。食事や部屋、布団などを改善して宿泊客の便宜を図るよう努めている。

王滝口には八合目と九合目に石室(いしむろ)と呼ばれる避難小屋があるが、この山小屋ももともとはそうした小さな避難所のひとつだったという。


【飛騨口】・・・黒沢口、王滝口の登山道を開く際、獣や蛇、魔物などを飛騨口へ閉じ込めたという伝説が残っており、これま
                で利用者は少なかった。しかし、近年は登山道が整備され、五の池小屋の人気と相俟って登山者が急増中。



飛騨頂上・五の池小屋(新館増築により収容人数が倍増)


TEL:090−7612−2458
収容人数100名



2000年に改装オープンした御嶽山で一番新しい山小屋。人柄の良い主人と自家製味噌を使った夕食など、心温まる雰囲気が人気でリピーターが多い。ヘリコプターを使って屎尿処理するなど、環境問題にも積極的に取り組んでいる。

2011年に新館を増築、今までよりゆったりと滞在出来るようになった。

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現役時代の中の湯
何度も気持ちの良い湯船に
浸からせてもらいました!
長い歴史の重みを感じる行場
小屋
登山道から見える看板
秋の紅葉と女人堂
標高2800メートルに位置する
館内を登山道が通っている
噴火前の覚明堂
御来光と夕日のスポット
湖畔に建つ二ノ池本館
収容人数が多い二の池新館
手作りの可愛いお土産
登山道から見上げる位置に建つ
剣ヶ峰山荘(手前)と頂上山荘
朝日に染まる剣ヶ峰山荘
きな粉と小豆の2種類から選べる
名物「力餅」
温かみある五の池小屋の看板