ポケットモンスタースペシャル 2巻
シナリオ・日下秀憲 作画・真斗
小学館・「小学四年生」「小学五年生」「小学六年生」連載
1998年1月25日刊行


第15話〜第27話


初代ポケットモンスターを原作とした旅も中盤へ。レッドはタマムシシティで、一人の少女(にはあまり見えない)に、 自分のバトルを褒めちぎられた上でインチキアイテムを6000円で買わされてしまう。怒りと疲労のレッドだったが、 再度街頭でその少女に会い、なんとかカビゴンを使って彼女を気絶させて金を取り返すが、今度は大事なトレーナー バッジをとられてしまう。これがなければポケモンリーグに近道で出場できないのだ。

この少女はブルーと言い、レッドと同年齢にもかかわらず、色気を武器にして窃盗などをしつつも、そのかたわら優れた ポケモントレーナーとして、ロケット団の陰謀に迫ろうとする謎の美少女だった。彼女に接触することで、レッドはさらに、 ロケット団の野望に近づくこととなる。


ロケット団がブルーを追っている事に気づいたレッドは彼らに変装してブルーからバッジを取り戻そうとする。その先のアジトで 彼は、謎のポケモンを目にする。そこでは科学者とロケット団員がなにやら「ミュウ」とかなにやら話し合いをしていた……。

そして、ロケット団が「東16ポイント」でブルーを包囲するが、彼女はミュウというポケモンの細胞の情報が入っているディスクを なかなか奪わせない。しびれをきらし、ディスクを攻撃しないようにロケット団は攻撃するが、なかなかうまくいかず、そのうち ケンタロスを使ってブルーに直接攻撃しようとする。ロケット団に変装したレッドがなんとか助けるが、ディスクは敵側にわたってしまう。 しかし………。

この話の最後は、ブルーとレッドがミュウをつかまえようとするのだが、ロケット団の邪魔もあり、結局つかまえることはできなかった、 というものだが、レッドはもちろん、読者の意表をつくブルーの行き届いた策略は、かなり凄いものがある。やはり、このマンガは 良いシナリオライターに良い漫画家、という名作だと思う。しかも、明らかに1巻より2巻の方が面白いのである。


この巻ではその他、サンダース、ブースター、シャワーズ全部に自由に変身できるようにロケット団に改造させられたイーブィの話と 同じくロケット団によってひどい目にあったギャラドスの話、(このイーブィとギャラドスは仲間となる)その他サカキが初登場 したりする。挿話のような、サファリパークの話も交えながらも、事態は確実にレッドやグリーンといったポケモントレーナーと ロケット団の対決となっていき、ヤマブキシティへと話は移りつつ、この巻は終了する。

はっきりいってあまりにも有名で、しかも面白い話で、今でも絶対新刊書店にあるはずなので……。


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