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カエデチョウ科
Estrildidae
 この仲間は驚くほど羽色が多様である。地味なものから赤、青、緑、黄色または複数の色の組み合わせを持つ種類もいる。ほとんどの種類が社会性があり繁殖期以外は群れをつくり、時には大きな混群をつくることもある。
 飼い鳥として人気もあり、ジュウシマツやベニスズメもこの仲間である。しかし、年間ヨーロッパだけで750万羽もの野性個体を輸入しており、途中で死亡する個体も多い。それほどの輸入が必要なのかはなはだ疑問である。


撮影地:エチオピア・メケレ

イッコウチョウ 英名:Cut-throat Finch 学名:AAmadina fasciata
スズメ目 カエデチョウ科
全長11cm
 西アフリカから東アフリカ、南部アフリカまでの熱帯雨林、砂漠を除く広い地域に分布し、乾燥した疎林にすむ。オスは英名の通り耳から喉にかけて赤い筋が入り、背中は褐色で、腹部にウロコ状の模様が入る。メスは頭部が薄い褐色で他はオスと同じである。


撮影地:ボツワナ・セントラルカラハリ動物保護区

オオイッコウチョウ 英名:Red-headed Finch 学名:Amadina erythrocephala
スズメ目 カエデチョウ科
全長13cm
 南アフリカ、ナミビア、ボツワナ、アンゴラ南部の乾燥した草原や疎林にすむ。オスのみ赤い頭で、背中は褐色で、腹部にウロコ状の模様が入る。メスは頭部が薄い褐色で他はオスと同じである。


撮影地:ボツワナ・チョベ国立公園(オス)


撮影地:タンザニア・セルー動物保護区(メス)

ニシキスズメ 英名:Melba Finch (Green-winged Pytilia) 学名:Pytilia melba
スズメ目 カエデチョウ科
全長12cm
 サハラ以南に広く分布し、乾燥した草原や疎林にすむ。複雑な配色で、青灰色の頭にウグイス色の背で腹部は白地に褐色の横縞が入り、尾羽は赤い。オスのみ顔が赤く、全体的に上品な美しさをもつカエデチョウである。


撮影地:エチオピア・メケレ(オス)


撮影地:エチオピア・メケレ(メス)

コウギョクチョウ 英名:Red-billed Firefinch 学名:Lagonosticta senegala
スズメ目 カエデチョウ科
全長10cm
 サハラ以南の熱帯雨林と砂漠を除く広い範囲に分布し、水辺近くの疎林やブッシュにすむ。全身が赤く、翼は茶色がかかり、腹部に白い斑紋が入る。メスは紅色が薄くなり地味になる。コウギョクチョウの仲間は似た種類が多いが、赤いクチバシで区別ができる。日本にベニスズメとして輸入されるうちの一種で、ロッジの庭や市街地でも見られるので、ロッジの周りを散策する際などに地面で採食している姿を観察できるので、是非探して欲しい。しかし、スズメよりも小さいので車でのサファリでは観察は困難である。


撮影地:ボツワナ・オカバンゴデルタ

ハシジロコウギョクチョウ 英名:Jameson's Firefinch 学名:Lagonosticta rhodopareia
スズメ目 カエデチョウ科
全長10cm
 東アフリカから南部アフリカに分布し、乾燥した疎林やブッシュにすむ。ピンクがかった赤で、頭部から翼は茶色がかかり、腹部に白い斑紋が入る。クチバシは黒い。メスは紅色が薄くなり地味になり、他種との識別はより困難になるので、つがいのオスを探した方がよい。この個体はロッジ庭に縄張りを持っていたので、簡単に撮影できた。


撮影地:ボツワナ・オカバンゴデルタ

チャイロコウギョクチョウ(仮称) 英名:Brown Firefinch 学名:Lagonosticta nitidula
スズメ目 カエデチョウ科
全長10cm
 まだ正式な和名の無いコウギョクチョウの仲間で、アンゴラ南東部からザンビア西部及びルアングアバレー、ボツワナ北部アフリカに分布し、内陸の葦原や近隣のブッシュにすむ。顔から胸にかけて紅色がかかるのみで、他は灰褐色で、腹部に白い斑紋が入る。クチバシは赤い。メスは紅色が薄くなり地味になる。オカバンゴのロッジの庭園などで、見られることがある。


撮影地:ケニア・マサイマラ国立保護区

カゲロウチョウ 英名:African Firefinch 学名:Lagonosticta rubricata
スズメ目 カエデチョウ科
全長10cm
 サハラ以南の熱帯雨林と砂漠を除く広い範囲に分布し、疎林やブッシュにすむ。コウギョクチョウによく似るがクチバシは黒から青である。


撮影地:ボツワナ・クワンド

フナシセイキチョウ 英名:Blue Waxbill (Blue-breasted Cordonbleu) 学名:Uraeginthus angolensis
スズメ目 カエデチョウ科
全長13cm
 タンザニア及びコンゴ民主共和国南部から南アフリカ東部まで分布し、乾燥した疎林やサバンナのブッシュにすむ。顔から腹部と尾羽が淡い水色で、頭から背中、翼が薄い茶色である。メスはやや腹部が白い。上品なブルーが印象に残る可愛い小鳥である。


撮影地:エチオピア・ランガノ湖(オス)


撮影地:エチオピア・メケレ(メス)

セイキチョウ 英名:Red-cheeked Cordonbleu 学名:Uraeginthus bengalus
スズメ目 カエデチョウ科
全長13cm
 西アフリカのサヘル地帯から東アフリカ、ザンビアに分布し、森林の林縁から半砂漠、集落や農耕地まで様々な環境にすむ。頭部から背中は褐色で、顔から腹部までと、尾羽は淡い上品な水色で、腹部には茶色が入る。オスは頬のあたりが赤く、アクセントとなっている。メスは腹部には茶色の部分が多いこと以外はオスと同じである。東アフリカのセイキチョウ3種の内で最も一般的である。


撮影地:タンザニア・ミクミ国立公園

ルリガシラセイキチョウ 英名:Blue-capped Cordonbleu 学名:Uraeginthus cyanocephalus
スズメ目 カエデチョウ科
全長13cm
 エチオピア南部からケニア、タンザニア中部まで分布し、乾燥した場所を好み、サバンナから半砂漠にすむ。オスは鮮やかな水色が頭部から背中及び顔から腹部までと尾羽に入り、腹部の下部には茶色が入る。また、赤いクチバシもアクセントとなっている。メスは頭部から背中は褐色となっている。


撮影地:ケニア・マサイマラ国立保護区

ムラサキトキワスズメ 英名:Purple Grenadier 学名:Uraeginthus ianthinogaster
スズメ目 カエデチョウ科
全長14cm
 東アフリカに分布し、乾燥したサバンナのブッシュにすむ。クチバシが赤、顔が紫、胸は茶色、腹部は紫、翼は濃い茶色、腰は濃い青、尾羽は黒と様々な色に分かれる美しい鳥である。メスは薄い茶色で翼は茶色である。


撮影地:ボツワナ・セントラルカラハリ動物保護区

トキワスズメ 英名:Violet-eard Grenadier 学名:Uraeginthus granatina
スズメ目 カエデチョウ科
全長15cm
 南部アフリカ西部のサバンナやアカシアのブッシュに棲む。羽色は明るい茶色で赤いアイルングとクチバシが可愛らしく、頬は紫で、腰は濃い青、尾羽は黒と様々な色に分かれる美しい鳥である。


撮影地:ケニア・ナクル湖国立公園

ヒガシキバラカエデチョウ 英名:Yellow-bellied Waxbill(East African Swee) 学名:Estrilda quartinia
スズメ目 カエデチョウ科
全長9〜10cm
 アフリカ大陸東部のエチオピアからジンバブエとアンゴラ南西部に分布し、森林の林縁部やプランテーションにすむ。クチバシの下部が赤で、頭部から胸は灰色、背中と翼はオリーブからウグイス色、腰から尾羽の根元が赤で、先端部は黒い。名前の黄色は下腹部のの方が濃く、メスは淡い。


撮影地:ウガンダ・クイーンエリザベス国立公園

チャムネカエデチョウ 英名:Fawn-breasted Waxbill 学名:Estrilda paludicola
スズメ目 カエデチョウ科
全長11cm
 中央アフリカからウガンダ、タンザニア西部まで分布し、水辺近くの丈の高いサバンナやブッシュにすむ。頭部は灰色、背中と翼は明るい褐色、腰から尾羽の根元が赤で、先端部は黒い。名前の茶色は胸から始まるが下腹部の方が濃い。


撮影地:ガボン・ロアンゴ国立公園(イゲラ)

ホウコウチョウ 英名:Orange-cheeked Waxbill 学名:Estrilda melpoda
スズメ目 カエデチョウ科
全長11cm
 西〜中央アフリカの林縁部や、草の丈が高いサバンナのブッシュ、プランテーションなどに棲む。クチバシは赤く、眼の周辺から頬までがオレンジで、背中は緑がかった褐色で、頭部から腹部は灰色がかかる。また、尾羽の根元は赤い。ロッジの庭や近くの集落などを散策している時に見られるが、小さい上に動きが早いので、撮影は難しい。


撮影地:ボツワナ・セントラルカラハリ動物保護区

ホオグロカエデチョウ 英名:Black-cheeked Waxbill 学名:Estrilda erythronotos
スズメ目 カエデチョウ科
全長12cm
 南部アフリカ西部とタンザニア、ウガンダの乾燥したサバンナや茂ったブッシュに棲む。淡い灰黒色の頭、背中、胸で、頬は黒い。翼の先は白黒の縞で尾羽は黒い。腹部と腰は紫がかった茶色でなかなか珍しい色で美しい。

撮影地:ボツワナ・クワンド

オナガカエデチョウ 英名:Common Waxbill 学名:Estrilda astrild
スズメ目 カエデチョウ科
全長10cm
 サハラ以南に広く分布し、湿潤な草の丈が高いサバンナのブッシュにすむ。クチバシと眼の周辺が帯状に赤く、背中は灰色がかった褐色で、腹部は白く赤みがかかる。ロッジの庭などを散策している時に見ることが多いが、小さい上に動きが早いので、撮影は難しい。


撮影地:カメルーン・リボンゴ

ハゴロモシチホウ 英名:Bronze Mannikin 学名:Spermestes cucullatus
スズメ目 カエデチョウ科
全長9cm
 サハラ以南から南アフリカ東部までの砂漠地帯を除く広い地域に分布し、草原や林縁にすむ小型のフィンチである。頭と喉は黒色で、背中と翼は黒褐色でである。筆者の経験では乾燥したエリアよりか湿ったエリアで見られる感じがする。しかし、小型でブッシュの間を移動するので、撮影は困難である。

撮影地:エチオピア・アワシュ国立公園

アフリカギンバシ 英名:African Silverbill 学名:Spermestes cantans
スズメ目 カエデチョウ科
全長10cm
 サハラ以南のサヘル地帯から東アフリカまでの、サバンナや乾燥した疎林、集落にすむ小型のフィンチである。頭は淡褐色、背中と翼は灰褐色、尾羽は黒で、腹部は白い。

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