日記文学研究誌 バックナンバー (非売品)

第十九号 2017年7月刊行 NEW

シンポジウム『藤原頼通の時代と文化世界』を開催して   横溝博

藤原頼通の文化世界                   和田律子

             ―文化発信と知の共有の基層―

和歌宰領者としての頼通                 加藤静子

             ―和歌六人党藤原範永という視座から―

頼通時代の後宮文化                   高橋由記

             ―『四条宮下野集』と皇后寛子―

作り物語の〈時代〉                   有馬義貴

             ―『狭衣物語』成立の背景―

『建礼門院右京大夫集』の『讃岐典侍日記』受容      小林賢太

             ―序跋・巻末追記を中心に―

 

第十八号 2016年6月刊行 

シンポジウム「『建礼門院右京大夫集』を読み直す」について   久保貴子

中世文学における『建礼門院右京大夫集』の位置          三角洋一

―中世日記紀行文学の文体のバラエティにおいて

『建礼門院右京大夫集』と和歌文学                     谷 知子

―題詠歌三三〜四〇番の検討

『建礼門院右京大夫集』と日記文学                   今関敏子

『建礼門院右京大夫集』と物語文学                    大倉比呂志

冴ゆる夜の「鴨」                                    副島和泉

―『和泉式部日記』宮邸入り直前の起伏

『紫式部日記』における舞楽                          佐藤有貴

―寛弘五年十月十六日条における唐楽と高麗楽 

『更級日記』における「あらましごと」                       桜井宏徳

―物語との関わりをめぐって

【研究ノート】『紫式部日記』における御五十日の日次の問題     深澤 瞳 

 

第十七号  2015年6月刊行 

『蜻蛉日記』上巻における登子・□(付+心)子関連記事と道綱母

                  ―「五の宮」への言及をめぐって―

                                       庄司敏子

『蜻蛉日記』中巻の「桃の節句」と「小弓」の記事について

                  ―安和の変の直前に書かれたこと―

                                      斎藤菜穂子

『更級日記』における主家賛美の欠如

                  ―女房日記の踏襲と逸脱―

                                       大塚誠也

第十六号  2014年6月刊行  

『更級日記』の一基底 ―藤原長家をめぐって―          大塚誠也

『更級日記』における頼通―「殿」という呼称をめぐって―     富沢祥子                    

 

第十五号   2013年10月刊行

《昔の香》よりは《今の声》が 

―『和泉式部日記』始発部分の贈答歌の解をめぐって―     小谷野純一

三条西家本『和泉式部日記』の引用辞「など」

―贈答の開始と終息―                          山下太郎

研究ノート

『讃岐典侍日記』解釈小論 ―作者は天皇に何を勧めたのか―                   

                                        家永香織

 

第十四号  2012年10月刊行

『蜻蛉日記』上巻における時姫との贈答歌についての一考察

 ―「真菰草」と端午の節句との関わり―         斎藤菜穂子

『とはずがたり』巻二の「傾城」と二条

 ―遁世をめぐって―                  高木 周

『和泉式部日記』の「はじまり」をどう読むか

 ―「發觜瓩法廚硫鮗瓩函崕」の心が描く世界―     近藤みゆき

シンポジウム

『和泉式部日記』シンポジウム討論・質疑の部       近藤みゆき

                            武田早苗

                            金井利浩

                            秋澤 亙

 

第十三号 2010年7月刊行

シンポジウム「『和泉式部日記』〈読み〉の最先端」について         秋澤 亙

【基調講演】

挽歌の詠出から日記の形成へ                                  宮崎莊平

歌文融合とは何であったか

 ―『和泉式部日記』の新たな〈読み〉の可能性をさぐる―               金井利浩

『和泉式部日記』冒頭部から「待たましも」歌までを読む                 武田早苗

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『民経記』の交情記事について                                         小野泰央

和泉式部の逸脱 ―紫式部日記「けしからぬかた」考―                 山下太郎

 

第十二号 2010年6月刊行

『蜻蛉日記』上巻の道綱母長歌の構造                     斎藤菜穂子

  ―書陵部本を生かした読解から―

『和泉式部日記』における引歌 「見ても歎く」・「塩焼衣」をめぐって      松島毅

  ―原歌の批判的検討から場面読解へ ―  

『讃岐典侍日記』下巻跋文考 ―「法門の道」をめぐって―          中村成里

 

第十一号 2009年3月刊行 

シンポジウム「もう一つの千年紀 ―『更級日記』と孝標女をめぐって」

(基調講演)

『更級日記』 に学んだことと今考えていること                  三角洋一

物語作者としての孝標女                              久下裕利  

『更級日記』の校注をめぐって ―冒頭部「生ひ出でたる人」から―     原岡文子

シンポジウムを終えて

  ―「頼通文化世界の一員としての孝標女」との関連で―         和田律子

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『土左日記』の亡児哀傷表現―漢詩の受容と新たな展開          赤堀加苗

応永本『和泉式部物語』の特質―五月雨の贈答を端緒として        渡辺開紀

 

第十号 2008年3月刊行 

『蜻蛉日記』の私家集との近さ ―和歌から二字下げ表現に着目して―  斎藤菜穂子

兼家の求婚 ―「まめ」「まめやか」の羅列に着目して―            山本真理子

兼家の「さかさまごと」 ―道綱母の心情変容の裏付けとして―        内野信子

『讃岐典侍日記』再出仕の喜び ―「わたくしの忌日」段を基軸に―     一之瀬朗

『建礼門院右京大夫集』における俊成九十賀記について                        野崎順子

   ―「物のゆゑ」の解釈を中心に―          

 

第九号 2007年3月刊行 

『宮滝御幸記』の叙述と和歌表現                中村佳文

『蜻蛉日記』鳴滝参籠出立事情について―侍女への心情の問題を中心に―

                                    本橋杏子

語ることへの傾き―『紫式部日記』書簡体部分をめぐって―

                                    小谷野純一

『讃岐典侍日記』における堀河帝崩御の情景         高野祥子

『うたたね』における夢―時空認識と虚構―          今関敏子

 

第八号  2006年3月刊行

『蜻蛉日記』の「ためし」―「思ひやる」時空間の歴史性―    石坂妙子

『蜻蛉日記』上巻前半部の成立試論                斎藤菜穂子

讃岐典侍の透視する眼差し―『讃岐典侍日記』の表現をめぐって―

                                      阿部絵里香

空華日用工夫略集の詩論について                 小野泰央 

 

第七号  2005年3月刊行 

『蜻蛉日記』試論―「ものはかなし」から「あさまし」へ―      内野信子

『蜻蛉日記』上巻の「人の心」と「頼む」―和歌の伝統に拠る兼家の不実の強調―

                                       小山香織

蜻蛉日記における「書く」の入れ子構造―私家集との比較から―

                                       斎藤菜穂子

『和泉式部日記』における連鎖的現象―「女」の帥宮に対する愛の深化をめぐって―

                                       大倉比呂志

『十六夜日記』「鎌倉滞在記」考―安嘉門院女房としての視座―

                                       久保貴子

 

第六号  2004年3月刊行

『入唐求法巡礼行記』重複記事を巡って               濱田寛

『更級日記』「荻の葉」段の笛吹く人をめぐって           和田律子

『とはずがたり』小考―北山准后九十賀宴推定指図付・筆者の装束―

                                       寺尾美子

『とはずがたり』小考―精神の軌跡と夢―              今関敏子

正広の旅―日記と歌集とのあわい―                 佐藤智広

 

第五号  2003年3月刊行

『蜻蛉日記』における「雨」「のどか」をめぐって―天禄三年春の「雨」に見る道綱母の心情の安定―

                                        内野信子

蜻蛉日記上巻における「をば」の存在意義              斎藤菜穂子

「露の心」試解―『蜻蛉日記』の贈答歌―               平野美樹

台記と漢籍―文に融合する引用について―             小野泰央

(研究ノート)

そりゃ聞えませぬ                             岩佐美代子

 

第四号  2002年3月刊行

日記文芸的な、ひそやかに日記文芸的な―「五月五日」と「十月十日」と―

                                        金井利浩

『更級日記』の構成―冒頭部と終結部をめぐって―         今関敏子

『讃岐典侍日記』行尊の参内について                 一之瀬朗

(研究ノート)

保胤「池亭記」と「侍中群要」―「日記文学事典」補遺私案―    石原昭平

 

第三号  2001年3月刊行

『土佐日記』境界を旅しつづける<旅の物語>―精神の荒野を漂泊する己が身の闇の物語―

                                        諸岡重明

『蜻蛉日記』紡がれる文脈―「母の死」後日章段の位置付けをめぐって―

                                        渡辺久寿

『成尋阿闍梨母集』における「独りごつ」をめぐって          上村希

 

第二号  2000年3月刊行

『土佐日記』旅の終わりの山崎をめぐっての一考察―西国から山城国へ国境を越える―

                                        諸岡重明

歌を囲むことば―『土佐日記』から『蜻蛉日記』へ―         川村裕子

『和泉式部日記』試解―<唐突さ>・<座りの悪さ>を越えて―    五十嵐正貴

『更級日記』「あさみどり」歌に関する一考察―孝標女の和歌の詠作と心象風景―

                                        岡部すみれ

 

創刊号  1999年4月刊行

『入唐求法巡禮行記』における「行記」としての位相         濱田寛

「宿訪はむ例」考―『蜻蛉日記』の<物語>性―            平野美樹

『紫式部日記』の服飾描写と視線                    福家俊幸

『紫式部日記』「十一日の暁」の段の特性               沼田晃一

『讃岐典侍日記』の長子像―「代弁する他者」の果たした役割― 望月正秀

『成尋阿闍梨母集』における<景物>をめぐって―冒頭記事を核にして―

                                       宮崎公光衣

『信生法師集』前半部小考―日記・紀行としての回想の特質―  今関敏子

日記する<女>の視座―『無名草子』を起点として―         石坂妙子

(研究ノート)

『更級日記』の「いほ」                           長澤聡子

 

                                               

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