上ッ原から三沢双竜氷瀑見物(奥鬼怒)

date 2013/1/13 快晴
コース 上栗山〜上ッ原〜1450M下降点〜熊穴沢出合〜三沢双竜滝(往復)
実働 往き:5h10m、帰り:3h25m、計:8h35m。
概要 好条件に恵まれ、見事な双竜氷瀑を見物。
メンバー ふたちゃん、のじやん、渡辺さん、あっきーさん、すうじい
行程 →:作業道・踏跡、\\:藪漕ぎ・踏跡不明、:溯行、**:アイゼン、=:車
【1月13日】 快晴
自宅2:10=4:30龍王峡駐車場4:40=5:20上栗山・林道終点5:40→\\\\6:50ススキ原7:00\\8:15 1450M下降点8:35**熊穴沢出合9:25**10:00左岸笹台地10:05**11:25双竜滝12:45**13:45熊穴沢出合14:00**15:05 1450M下降点15:25\\16:05ススキ原16:10\\\\→16:50上栗山・林道終点17:10=17:15開運の湯(入浴)18:40=22:15自宅
使用装備 登山靴、ヘルメット、ストック、アイゼン、ピッケル、GPS、コンデジ、E-P2、ED9-18mmF4-5.6、保温水筒
(共同装備:8mmx30mザイル、スリング、カラビナ)
不用装備 ツェルト、スズランテープ、8mmx30mザイル
記録  三沢左岸の上ッ原(うわっぱら)から熊穴沢出合へと下降する雪爺ルートを利用し、好条件に恵まれ三沢双竜氷瀑を堪能することが出来た。

【1月13日】 快晴
 例によって、龍王峡駐車場に集合し、上栗山の林道終点へと向かう。途中、殆ど雪は無い。

 真っ暗な中、ヘッドライトを装着して、山道を辿る。コンクリート建造物先から作業道に入るが、すぐに不明瞭となり、目印も見失って、いつものように杉林の急斜面を適当に登って、尾根沿いの道形へと合流する。この道形を辿って登って行くと、やがて上ッ原の平坦地形の一角に乗る。そろそろヘッドライトを消しても、歩けそうだ。

 平坦地形の林の中は、背の低い笹で、雪が少し積もっている。獣のトレースらしき所を適当に辿り、やがて上のススキ原に到達する。雪は精々踝から深いところでも臑程度で、ラッセルと言うほどでもない。ここで小休し、樹林帯の目印を参考に、三沢側へのトラバースを開始する。

 窪状を横断し、目印を辿って、斜めに三沢側へと進む。この辺り、暗くなったら、まず迷うであろう。三沢側へと到達し、崖縁の踏跡を辿り、緩やかに登って行く。林道終点から二時間半ほどで、1450M下降点に至る。急下降に備え、お腹を満たしておこう。地面は凍結しているので、ここでアイゼンを装着する。

 雪爺下降ルートの踏跡と目印を辿り、岩棚を経てトラバース気味に下って行く。浅窪状に入り、大岩の間をすり抜けて、右手の下降尾根に乗る。この尾根、時折急傾斜になったり、大木が生えていたりする。崖になる手前で、右手に分岐する枝尾根へと乗り、右へとトラバース気味に下降ルンゼに入る。

 下降ルンゼに入った所で、立木を利用して30mザイルを固定しておく。ルンゼ下部のトヨナメ状涸棚は、凍結してはいなかった。ルンゼ下の斜面を下り、右手に熊穴沢を見下ろしながら、出合へと下降する。

 荒れた熊穴沢出合で小休止の後、尾根末端を乗越す場所に、細引を固定し、三沢左岸沿いに進む。岩の隙間の雪が深くて、苦労しつつ、ルートを捜す。しばらく進むと、左岸大崩壊壁手前で、左岸段丘に登る踏跡がある。前回付けた目印を辿って、疎林と笹の段丘に乗る。

 崖沿いに進めば、やがて左岸枝沢沿いに登るようになる。適度に登った所で、左岸枝沢へとトラバース気味に下降し、枝沢を渡る。前回確認した平坦地へと、一旦緩やかに下り、踏跡のある尾根に合流する。これを辿って登り、やがて尾根を離れ、三沢沿いへと下降する。

 ここからは三沢左岸沿いを辿り、靴を濡らさぬように進む。そろそろ見える頃だ、と思ってからが長い。両側から切り立った断崖が迫り、ついに双竜がその白い姿を現す。期待通り、いやそれ以上の完全凍結だ。安全地帯に荷を下ろし、撮影準備に入る。

 慎重に右岸側をヘツリ、雪のバンド状を登ってテラスに立つ。一頻り撮影後、斜面を下り、滝前へと前進する。滝前の雪斜面は、崩落氷塊の上に新雪が積もったものである。超危険地帯であることは、間違いない。

 復路のことを考えると、あまり長居も出来ない。後ろ髪を引かれつつも、引き揚げ開始する。三沢に降り立った場所から左岸段丘に乗り、小尾根のトレースを下降する。例の平坦地を経て、左岸枝沢徒渉点へ少し登り返す。枝沢左岸斜面をトラバース気味に登ると、再び三沢左岸段丘に乗る。雪にトレースが残っているので、ルートは明瞭だ。

 笹の生えた左岸段丘を、崩壊崖縁沿いに下って行くと、やがて段丘取付点で、斜面を下降する。ここまで来れば、熊穴沢出合は近い。熊穴沢出合で小休後、急な斜面を登って下降ルンゼに入る。固定ザイルを回収して、ルンゼを抜け、例の下降尾根に乗る。

 既に、相当脚に来ているため、下降尾根から右手の大岩のある窪状に入る頃から、脚がピクピク攣りそうになる。やっとのことで、最後の急斜面トラバースを斜上して、1450M下降点に至る。当然ここで、休憩を入れる。保温水筒のコーヒーが旨い。

 ここからは、上ッ原の三沢側崖縁沿いの、緩やかな下りが続く。トレースを辿って、快適に飛ばす。暗くなる前に、少しでも距離を稼いでおこう。ススキ原へのトラバースでも、トレースがあれば簡単だ。窪状を横断して、無事上のススキ原に至る。鬼怒川側崖縁沿いの踏跡に出て、ひたすら先を急ぐ。

 上ッ原末端の痩せ尾根に出て、これを下降して行く。正解作業道の入口の木には、青いテープが巻いてあった。作業道を右へ、樹林急斜面を斜めに下降する。今回はヘッドライトを点灯せずに、なんとか無事、山道に出て、林道終点の車に戻る。

 今回も、開運の湯で入浴し、帰途に就く。

アルバム

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その1:
往路
熊穴沢 熊穴沢出合 左岸枝沢へ下降 雪の平坦地
その2:
三沢双竜氷瀑
双竜氷瀑 双竜氷瀑 双竜氷瀑 双竜氷瀑
その3:
三沢双竜氷瀑つづき
双竜氷瀑 双竜氷瀑 双竜氷瀑 左竜氷瀑 右竜氷瀑
その4:
復路
ルンゼ状を登る 1060.3三等三角点

MR681。 上栗山上ッ原スノーハイク(奥鬼怒)'12-02

MR684。 上ッ原から三沢双竜滝見物(奥鬼怒)'12-06

MR691。上ッ原から三沢双竜氷瀑偵察(奥鬼怒)'12-11

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