会長ごあいさつ

長崎山岳会 会長 田尻 忍

 当会は平成22年に創立70周年を迎えました。
70年間の山行は、先鋭的な登山や初登攀を目指すものではなく、身の丈にあった登山を目指してきました。
その内容は、長崎近郊のハイキングや九州の山、夏の北アルプス等、無雪期が中心ですが、近年(ここ12年)ではスイス、カナダのハイキングや70周年を記念したネパールエベレスト街道のトレッキング等も行っています。
無論会員の年齢や、目標とする山や登山スタイルの違いもあり、より高みを目指す会員はロッククライミングや冬の大山、積雪期の北アルプスと、実績を残しています。
このように山登りの範囲は、ハイキングから冬山、更に海外トレッキンと幅広いものとなっています。
我々の会が目指す一つの理念として、山での無事故であり安全登山があります。
創立より70年間、安全登山の理念は先輩諸氏より現在まで引き継がれ、大きな怪我や死亡事故等は起きておりません。
これは山岳会として、なにものにも増して誇れるものであります。
これを裏付けるため、岩場での基本動作、ロープさばき、ハイキングレスキュー等の研修会を行っています。
これは具体的な例として、夏山の剣岳や、槍ヶ岳より穂高岳へのキレット越え等を、安全に登り通過する為にも必要な技術です。
各人のレベルや山への思い、そして目標を持ち、色々な山行を通して、これからの人生に活力と彩りを見つけてもらえれば幸いです。
たくさんの仲間が増える事を歓迎いたします。