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南相木村の滝(立岩の滝、千ケ滝、犬ころの滝、
おみかの滝、千ケ淵の滝)






立岩の滝(上段)
ちょっと凍りかかった姿だ。
岩盤が複雑。
たぶん、凍っていない時は
水流の表情が豊かだろう。



立岩の滝(下段)
下段のほうが大きく見えた。
こちらも実は凍っていない時のほうが綺麗かも。
分岐する水の流れが美しい。
左岸の上のほうからもつららができていた。



水流の上をふたのように氷が覆う。
透き通った氷で、温度が低そうだった。





千ケ滝
5メートルくらいの落差はありそうなのに、
ピタっと水の音がきこえない。
完全に凍りついているわけではないが、
水しぶきをあげる部分を
氷が覆い尽くしている。



千ケ滝の空間。
すぐ上に見えるのは旧道の橋。
その橋の向こう側にもう一つ橋がある。
滝つぼは広く、うっすらと凍っていた。



川面も凍っている。
あちこちにきれいな氷の絵画があった。





犬ころの滝
すみません、思いっきりまっぷたつの
コントラストで・・・。
1月半ばの午後1時半は、犬ころの滝はダメです(笑)
滝だけの写真よりも、
温泉施設と一緒のほうがこの滝らしいかも。



駐車場からすぐにこんな感じで見える。
幅の広さにびっくりする。



柔らかい氷が滝を覆っているだけなので、
意外と水音はする。
もっと寒くなるとカチっと凍るのかしらん。




おみかの滝
御三甕の滝と書く。
三つの釜があり、見えているのは中ん渕という
二番目の釜。落差は16メートル。
諏訪神社にあった案内看板によると、
着物がほしいばっかりに嫁が憎くなった姑が
不動様が見えると言ってこの滝に嫁を突き落したら
嫁が悲しんでどじょうに化けたので、
姑が霊を慰めるために滝を祀ったとか。
で、嫁のなまえがおみか。
姑、祟られたほうがいいだろう〜。
おみか、救われないだろ〜。



大きさ比較なんですが。
左の真ん中あたりに遊歩道の終点があって、
そこに子供が立っているんですが。
途中の窓からはこんなふうに見えます。



Y字なっている滝なのだが、
凍ってましたね〜。
この水流で凍るのか〜。
カチッて凍ることがあるんだろうか。





千ケ淵の滝
ワンアングルしかない。
しかし、思った以上に綺麗に撮れる。
夏場なんか、釜が緑になって
きっともっと美しいんだろうなぁ。
2013/1/13   立岩の滝(15M)、千ケ滝、犬ころの滝(10M)
           おみかの滝(24M)、千ケ淵の滝(10M)
                         長野県南相木村

北相木村の滝を見終わって、次は南相木村に向かうことにした。大鰭トンネルを抜けて、スポンと出た所が諏訪神社のごく近く。そこからおみかの滝が見下ろせる場所である。が、手元の資料では、おみかの滝はもうちょっと別の道にあって、こんな場所ではないはずだ。それもそのはず、おみかの滝を近くから見るには、下流のほうから回り込んで諏訪神社のずっと下の道に入るのである。
それがわからないもんだから、現在位置までわけがわからなくなって、とにかく一番わかりやすいだろう犬ころの滝を目指すことにした。
県道2号を南相木ダムに向かって走る。
ところで、この時点でもう正午を回っていて、かなり空腹だった。だが、バーナーで湯を沸かしてカップラーメンを食べられるような場所が全くない。
ヤバイなぁ、昼食難民か〜?どこかに公園でもないか〜?
そう思いながら走っていると、ほどなく、「立岩の滝」の看板が右側に見えた。あら、滝。
とりあえず少し先の路肩の広い場所に自動車を止める。
  
県道2号と看板。

    
  
一段目へ向かう遊歩道と二段目へ向かう遊歩道。
すぐに遊歩道になり、それほど下ることもなく南相木川本流が2段になって落ちる立岩の滝の横に出た。
2段といっても上段と下段がすべて一目で見通せる滝ではない。
みごとに分岐している上段の脇を階段で下って、下段に行くのだが、きっと下から全部見られるのだと思って見上げると、下段しか見えないのだ。微妙に川の流れがカーブしているのだろう。
もしかしたら、ずっと下流のほうに見えた民家からなら上下とも見通せるかもしれないけどな〜などと思いつつ、思ったよりもずっと立派な滝を見上げる。
どうやら水遊びできるような感じで遊歩道の終点は滝に向かって開けていたが、厳冬期の今はツルッツルに凍っていて、絶対に岩の上には立てない。
  
手すりから出たら川に転落必至。
滝は、上段も下段も半分くらい凍っていて、それがむしろ分岐瀑の美しさを垣間見せてくれていた。
この滝はきっと夏場も綺麗なんだろうなぁと予想できる。
そんなにいい滝じゃないだろうと勝手に思っていた立岩の滝がものすごく綺麗だったので、気をよくして、先に進むために自動車に戻った。
それにしても、腹減った。
どこかにごはんを食べられるスペースはないもんか。
期待していた犬ころの滝の近くの温泉施設はホントーに温泉施設だけで、外で休める場所はなかった。
犬ころの滝を後回しにして、とにかく南相木ダムまで行けば、ダムサイドにあずまやくらいあるだろう、と自動車を進めた。
県道をはずれると、道は極端に細くなり、冬季閉鎖されているんじゃないかと心配になったが、積雪はまったくなかったので、先に進むことができた。
ダムまではけっこうあるな〜、と思っている間に道の右手に「千ケ滝」の看板を発見。通り過ぎてしまったので、バックする形で橋のたもとに自動車を止めた。
滝そのものは見えなかったが、柵の向こう側になんだか座れそうなスペースをみつけることができた。あそこならお昼が食べられる。人通りもほとんどまったくないので、だれも咎めはしないだろう。
お昼の道具をもって、柵のほうに進んで行くと、あら、遊歩道があるじゃないの。
どうやら滝前まで行けるらしい。
どうせなら滝前ランチがいいので、そのまま道を下って行く。
  
上が車道。下がたぶん旧道の橋。

  
その橋の手前、下流側に看板と河原に下りる道。
遊歩道と言っても、河原まで降りられる程度のもので、河原に着いたらあとは自力で滝前まで行ってね、というものだった。
千ケ滝は、さっきの林道の橋と旧道のものとおぼしき橋の2つの橋の下に落ちていた。というより固まっていた。
見える限りでは、滝が完全に固まっている。
なるほど、橋の上から滝の存在が分からなかったのは、滝の音がしなかったからなのだ。ガッチリと水がふさがれて、ジャバとも音がしない。
  
旧道の橋から覗き込んで撮影。
滝のすぐそばまでは近づけなかったが、滝を見ることができる河原にちょうどよく岩などがあり、そこに腰かけてランチにすることができた。
滝好きには一番よいランチスペースだ。
腹も満たされて、ゆっくり滝を撮影しましょう、と思ったら、あらららら、私のカメラが動かない。ついさっきの立岩の滝まではちゃんと動いていたのに。
電池を取り出してみても、何をしてみても動かない。えーーーー。(あとで電気店に見てもらったら、SDカードのパーテーションが壊れたんだそうで、カメラの故障ではありませんでした)
仕方がない、ここから先はダンナのカメラだけで取材ということになる。
昼食をすませたので、南相木ダムに行く必要がなくなり、ここから犬ころの滝まで戻ることにした。行きしなに犬ころの滝に行くには温泉施設の第二駐車場に自動車を入れれば近いんだな、とみておいた。
駐車場に自動車を入れ、すぐ向かいの遊歩道に歩きだす。
  
ガードレールの切れ目から遊歩道。

  
すぐに滝が見える。
歩き出すというよりも、入り口に立った段階でうわっと声が出た。足元から対岸の温泉施設までけっこう距離があるのだが、その幅全部がガタンと落ちていて、ガタンと落ちている部分が全部凍っていた。
いや、完全に結氷しているわけではない。滝の上っ面を氷が覆っているという感じである。水は氷の下を音を立てて流れている。
いや、それにしてもデカい。予想をはるかに上回っていた。
遊歩道は滝ぞいに下に下っている。
今までどの滝に行くにも道は凍っていなかったが、この遊歩道はわずかに凍っていて、ちょっと滑りやすかった。
  
遊歩道の終点の滝見台。

  
その先の河原まで下りることができる。
どこから見ても温泉施設が視界に入ってしまう、という噂は聞いていたが、本当に建物の直下にある。で、建物よりもデカく感じる。
ただ、我々の行った時間がマズくて、ちょうど滝の下半分が日陰、上半分に直射日光が当たる感じになってしまった。
氷に日光が当たるものだから、まぶしくて仕方ない。あまりに強いコントラストで写真もマトモにならなかった。
私たちのすぐ後に若い女の子が2人で滝前まで来たが、すごいすごい、やばいやばい、を連呼していた。やっぱりこの幅広の滝が凍っている姿は、滝に興味がなさそうな女の子をも感動させるらしい。
やばいやばいと言いながら携帯で写真を撮っている女の子をあとに遊歩道を登る。
南相木村のHPにはあとはおみかの滝と一平の滝、不動の滝、千ケ淵の滝というのがあるのだが、おみかの滝は外せないとして道順的に最後に千ケ淵の滝を拾えればいいかな、という時間になっていた。
わかさぎ釣りやどをしている氷のはった立石湖を見ながら来た道を戻り、一番最初におみかの滝の看板を見つけた諏訪神社まで来た。が、そこでおみかの滝の滝下に行くにはもう少し下流から入ってくださいという看板をみつけた。ということで、もうちょっと下流がわに県道を進む。
と、それほど走らずに左側に小さな看板を発見。これまた小さな細い道に曲がれ、という。県道からかなり急角度で左に曲がって下に下る感じだ。
道は民家と畑の間を何度か曲がるが、ちゃんと案内が出ているので大丈夫。川沿いまで下り、川の脇をを少し上流方向に進むと行き止まりになる。そこに自動車をとめて、あとは徒歩だ。
ただ、行き止まりになる手前ほんの30メートルほど極端に細い道になるので、運転に自信のない人は細くなる手前のちょっと広い場所に自動車をとめておいたほうがいい。我々が言った時はその細い場所が凍結していて、川との境にガードレールもないために、ものすごく怖かった。
自動車を降りるといきなり階段を上る。で、川を渡る橋が右に曲がるとあるのだが、そちらには行かない。
左に曲がると小さなトンネルになって、そのトンネルをくぐるとおみかの滝に行けるらしい。
予備知識がなかったので、なんだか楽しい。
トンネルはけっこう長いらしいのだが、真っ暗。しかし、自動で照明がつくと書いてあったので、恐る恐る入ってみる。
パッと明るくなるでもなく、うそじゃ〜ん、明かりつかないじゃんっ、と思っていたらようやく照明が反応した。うそじゃありませんでした。
    
  
駐車スペースから先に見える橋へ。左手の自動照明のトンネル。
少し歩くと、右手にトンネルが分岐していて、そちらに行ってみると、窓状に穴があいていた。覗き込むと、あら、あれこそがおみかの滝じゃないですか。トンネルの窓から見えるなんて、遊び心があって楽しいったらない。
    
  
トンネル途中にある窓。トンネルの出口から先に続くのは、滝に近い滝見台と諏訪神社に登って行く遊歩道。
トンネルの終点まで行くとおみかの滝に一番近づけるのだが、そこまで行くと滝が滝つぼに到達する場所が見えない。むしろストレスだ。
滝全部を上から下まで見ようと思うと、滝の左岸がわ、つまりトンネルの入り口の向かいにある橋を渡って坂を登る遊歩道に行けばなんとかなるかもしれないが、我々はそっちには行かなかった。(ちなみに橋からはギリギリ滝の下半分が見える)
自動車まで戻る時に行きには感じなかったが階段が凍結していてかなり怖かった。我々はスパイク付き長靴だったので多少は安全だったがちょうど滝を見に来ていた親子連れはたぶん降りるのに苦労するだろうなぁ。
おみかの滝をあとに、自動車を県道に進める途中で、さっき犬ころの滝でヤバイを連発していた女の子2人組とすれ違った。おやまあ、もしや滝にハマった?それとも、もともと滝好き?滝好きが増えるのは嬉しいことだ。
さて、最後は千ケ淵の滝に行って、今回の滝めぐりを終了しよう。
ちょっと自動車を戻して、ふれあい図書館方向に右折する。川を左手に見て快適に進む道だ。が、すぐに千ケ淵の滝のはずだけど、滝が出できそうな地形じゃないんだけど。
などと思いながら、注意深く進んで行くと、ちょっと岩っぽい塊が川と道路の間に出現したその場所に千ケ淵の滝、と看板が立っていた。
  
小さい看板なので、見落とさないように。
げ、駐車スペースがない。
仕方がないので、やや広い路肩に自動車をとめた。で、滝は?
看板から見下ろす形で滝が見える。も、ホントーにそのポイントしかない。滝自体は釜が連続していて、最後にストンと落ちるかなり綺麗な滝なのだが、近づけないし見下ろすだけだし。自動車も路駐だし、さっさと撮影して終了。
途中、ちょうどさいの神(どんと焼き、南相木では「かあがり」と呼ぶのだとウィキに書いてあった)の準備をしていたので、立ち寄って見学。この地方ではだるまを吊るすんだ〜。杉のいい匂いがしていて、火がつけられたらすごいだろうなぁと感じた。
  
みどりの竹と杉と赤いダルマ。小正月の行事。
あとは新潟に戻るだけだが、途中諏訪神社の前を通るので、滝見所からのおみかの滝も見てみることにした。
諏訪神社のそばの彫刻広場の奥に滝見所があり、そこからおみかの滝が見下ろせる。滝全体が見られるかもしれないと思ったが、結局雑木の向こう側の中途半端な滝しか見えなかった。これを見るくらいなら、少し細い道を通るのを面倒くさがらずにトンネルを抜けて滝を見たほうがずっと楽しい。
  
彫刻広場の滝見所からは雑木に阻まれる。
これにて2013年の滝初めは終了だ。
1月には珍しく暖かい日だったし、予想以上に素晴らしい滝だらけだった北相木村南相木村に感謝。
新潟に入ったら雪がドッサリ降っていたってことはないだろうな、と心配していたから、それもなく、とても順調に帰宅できた。(あ、いや、トンネルで故障車があって小一時間渋滞にハマったけど)
今年を占う滝初めが収穫の多いものだったので、2013年はきっとよい滝めぐりができそうである。
交通
新潟から行くと、一番近いICは、上信越自動車道の佐久IC。ICをおりて右折して国道141号バイパスに出る。あとは清里方面に向かってしばらく走る。国道299号線の交差点を過ぎて、もう少し走ると、小海駅に向かう馬流という信号になる。ここで左の橋を渡って、県道2号に入る。トンネルをぬけて、道なりに進んで行く。しばらく走ると北相木村に入る県道124号が左に分けるがそのまま県道2号を進む。南相木村に入って一番手前にあるのがおみかの滝であるが、この滝の入り口はたぶんわかりづらい。祝平の集落のバス停の真ん前にある小路に右折で入る形である。そこに入ってしまえばあとは案内がある。見落とした場合は、南相木小学校の向かいあたりにある諏訪神社におみかの滝の言われの書いた看板と案内図があるので、それをじっくり見よう。
滝までは階段とトンネルがあるが、冬季は凍結しているので注意。
さらに南相木川をさかのぼる形で県道2号を走るとほどなく立岩の滝の看板がある。看板を通り越して少しすると路肩が広くなっているのでそこに駐車して遊歩道で滝前に。5分も下らないで滝だ。
さらに県道2号を進み、南相木ダム方向に行くと、温泉施設滝見の湯がある。大きな建物なので見落とさない。この第二駐車場のすぐそばに犬ころの滝へ下る遊歩道がある。ここも冬季は凍結するので注意。滝は道路からでも楽々見下ろせる。もちろん、温泉施設からでも見えるらしい。
さらにさらに南相木ダム方面に進み、道が細くなって左手を流れていた川を橋で渡るあたりに千ケ滝がある。橋のたもとに小さな看板があるので見落とさないように。滝は橋の真下。やや下流に河原に出られる道もある。
千ケ淵の滝は南相木村の村役場の少し先で県道472に左折して入り、ふれあい図書館などを通り越してさらに先に進み、坂を上って右にカーブするあたりの右側に小さな看板が出ている。その真下。駐車スペースがないので、路駐になる。


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