パインアップル (ボゴール・スナックパイン)
Bogor


 沖縄県におけるパインアップルの主要品種は加工用(缶詰用)・生食用のどちらにも利用できるN67-10であり、平成2年4月にパイナップル缶詰等の輸入自由化までは加工用果実中心の生産が行われていた。

 しかし、パイナップル缶詰等の輸入自由化に伴う外国産の競合や需要の低迷等の影響を受け、加工用パインアップルの生産が低迷し、沖縄産パインアップルは一部生食用品種への転換が余儀なくされた。
 

ボゴールの果実

 ボゴールについては、生食用パインアップルへの転換以前に海外より導入された系統であるが、以前は葉に鋭い棘があることや、果実の大きさがN67-10と較べて小さいこと、果肉中の空隙が大きいこと、果汁量が少ないこと等の理由から、甘味が強く、香り高い等食味は評価されていたものの、あまり普及していなかった。

収穫されたボゴールの果実

 しかし、生食用パインアップルへの転換の際に食味の良いボゴールは脚光を浴びることとなった。
ボゴールの「果肉中の空隙が大きく、果汁量が少ない」という従来欠点とされていた特徴を、「小果を手でちぎって食べられるスナック感覚のパインアップル=スナックパイン」と前向きに受け止めた販売戦略が消費者に大きく受け入れられたからである。

ちぎられたボゴールの小果

 ボゴールの食べ方は、従来通り果肉を果皮から包丁で切り離して食べても良いが、手でちぎって食べたいという方は、まずは果実を包丁を用いて縦でも横でも良いので果肉が見える様に切り、小果の1つを指で力強くつまみ引っ張って下さい。
小果のちぎり方


 ちぎれた小果は果肉の部分だけ食べ、果皮は残します。
 こうして食べると果皮と芯だけが残ることとなりますが、美味しいボゴールは芯まで甘いので、芯はスライスかスティック状に細く切り食べてみて下さい。


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