
アーウィンの果実
沖縄県にマンゴーが導入されたのは明治中期以前であり、その後も導入され続けたが、庭先果樹の域を出なかった。マンゴーが経済果樹に発展しなかった理由は、開花期の1〜3月の長雨によるタンソ病の発生と低温により着果しなかったからである。施設栽培によりタンソ病が回避され着果に成功したのは、昭和51年頃である。
その頃、台湾では米国から導入した品種の中からヘーデン、アーウィン、キーツ等を普及に移し、栽培が盛んになりつつあった。施設栽培による着果と台湾での栽培ブームに刺激され、沖縄県のマンゴー栽培は急速に発展していった。
今日では、沖縄県のマンゴー栽培は沖縄島北部を中心に、沖縄島全域はもとより、宮古、八重山まで広く栽培されている。また九州での栽培も始まり、マンゴー栽培の先進地として注目を集めている。
