【 富士ラビット旧館(指定登録文化財)改築 】
《 昔の富士ラビット 》
《 ラビットホール》
【 富士ラビット旧館(指定登録文化財)改築 】
『 施主様のコメント 』

富士ラビット本館

 建物は3階建で、旧「日光社」社屋として大正12年に建てられました。
当時はT型フォードの輸入代理店、及びタクシー業を行っていましたが、戦後、主としてスクーター販売(ラビットスクーター)を始めた建物でした。
 古い建物で、正面上部は日光を型取ったデザインを入れ、両袖にマリア像、中央部には天使の像、下部にはタイヤをデザインしたステンドガラス等があり、面白い外観をしているが使い勝手が悪く、最近まであまり利用していませんでした。

 解体して新しい建物を建てるか再利用するか迷っていた所、市の
推薦で国の登録文化財となり「活用しながら保存する」という点で
考えが一致したので、今回改修することに決めました。
 改修計画は、外部を当初の姿に復元し、内部は1階を貸店舗
2階をラビットサロン、3階を住居として改修することに決め
NEO建築設計室に設計をお願いしました。
技術指導については京都府教育庁文化財保護課に行って頂きま
した。

 外部は当時の写真を基に外壁、窓等を確認し、又、仕様材料・
色等は細かな分析をしながら当初の姿に復元してもらいました。
内部は構造補強をしていただき、間仕切及び天井の一部を残し
又、古い材料を出来る限り残し、現代に合う使いやすい間取りに
変更しました。
大正ロマン風の雰囲気にまとまり、生まれ変わった事に満足し
ています。

粂田 幸一郎