総合テレビ:2007年1月5日(金)午後10時00分〜「空師(そらし)〜大樹と生きる仕事人〜」
写真  「空師(そらし)」という仕事をご存知だろうか。高さ20mを超える高い木に登って、枝おろしや伐採をする職人を“空師”と呼ぶのだ。木よりも高い建物がなかった昔、空に一番近い所で仕事をすることから生まれたと言う。しかし、危険が伴い、熟練を要するこの仕事に後継者は少なく、職人の数が年々減っている。
 熊倉純一さん(33)は、数少ない空師の中でもとりわけ若く、腕も良い。誰でもが出来ない職人に憧れ、中学を出てすぐに親方に弟子入りした。
 独立してから今年で5年。舞い込む仕事は、周りをビルに囲まれ取り残されたケヤキ、家の建て替えの邪魔になった巨木など。日が陰ることや落ち葉が迷惑になるなど、人の生活の都合で伐採されることが多い。
 熊倉さんは、息の合った二人の弟子と共に現場に出向く。そして命綱を腰に巻いて、スルスルと木に登り、腰に吊るしたチェーンソーで枝を次々に伐り落として行く。伐採された巨木は再び材木となって人のために使われるが、その材木の価値を決めるのも熊倉さんの腕にかかっている。毎日が緊張の連続だ。秋から冬にかけて木の水分が少なくなる季節が空師の稼ぎ時だ。
 若き空師・熊倉さんが、巨木と向かい合う姿に密着。その姿を通じて、人と自然との共生を見つめる。
再放送のお知らせ
空師〜大樹と生きる仕事人〜
再放送 1月9日(火)午前0時00分〜(1月8日 月曜深夜)

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