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施設名 : 浜村温泉館 気多(けた)の湯 (入浴日:2009.3.3)
鳥取市は中国地方の北東部、県の北部に位置する県庁所在地で人口は約20万人、山陰地方唯一の特例市だが人口密度は全国の県庁所在地の中で最も低い。
江戸時代は池田氏の治める鳥取藩32万5千石の城下町として栄えた。
池田氏は織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3代に仕えた英傑・池田輝政を祖とする一族で、播磨国姫路の他、備前国岡山・因幡国鳥取城等を合わせて九十二万国を有し「姫路宰相百万石」と称された。
さらに徳川家との縁組で家格を引き上げ、明治維新まで繁栄した。
鳥取市は世界最大級の液晶工場を擁するなど、山陰随一の工業都市でもある一方で、日本一の鳥取砂丘や白兎海岸などの豊かな自然に恵まれた都市である。
因みに鳥取砂丘は東西16km、南北2.4kmにわたって広がり、海浜砂丘としては世界最大級である。
特産品としては、松葉ガニ・白イカ・もさエビ・岩ガキ・20世紀ナシ・砂丘ラッキョウなどがある。
天然記念物 鳥取砂丘は想像していた以上に大きかった。
県の東部に点在する5つの温泉を「いなば温泉郷」と称している。
岩井・鳥取・吉岡・浜村・鹿野の5つの温泉、小規模で地味な温泉群だが、温泉隙好きには魅力的なラインアップである。
JR山陰本線浜村駅からすぐの浜村温泉は、旅館2軒・若干の民宿と共同浴場を含む日帰り施設3軒だけの小さな温泉地だ。
日本海がすぐ近くなので、夏の海水浴シーズンには多くの観光客で賑わう。
開湯は約500年前、小さいながらも山陰屈指の湯量を誇り、幾つかのジモセン(地元専用共同浴場)があり、さらに温泉プールが各所に設けられているそうだ。
また、浜村温泉は有名な民謡「貝殻節」発祥の地として知られる。
貝殻節は、大変な重労働だった帆立貝(実際にはイタヤ貝)漁の苦労を歌っている。
市営の日帰り温泉施設・浜村温泉館 気多の湯
浜村温泉の2ヶ所の宿、昔ながらの共同浴湯そして市営の気多の湯・・・どこに立ち寄ろうかと車を走らせている最中に大きな建物の気多の湯が現れた
ここは以前町営だったが気高町が鳥取市と合併したことにより、市営となった日帰り施設だ。
浴室が2ヶ所あり、入場料を支払うときにどちらにするか聞かれた。
事前に調べていなかったので、どちらを薦めますか?と聞いた所、階段がありますが展望大浴場の方が人気があります、とのことだったので、そちらの入場券を購入した(420円)。
なるほど階段がきつい。途中まで数えていたが7〜80段あっただろう。
浴室はかなり広く、前方に日本海を見渡せ、20人くらいが一度に入れるかなり大きな風呂がある。
浴槽は2つに仕切られ、左側が熱く、右側がやや温めに設定されている。
かなり広い浴槽は2つに仕切られ、左側が熱い。湯船の縁は檜造り。
この階段を登る。かなりきつい。
温い湯だった露天風呂とサウナもある。
浜村温泉の温泉は、集中管理されて配湯され、温度は52.8℃、泉質は無色無臭のナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉で、若干のキュキュ感があった。
風呂は循環・掛け流し併用のようで、かなりの温泉が注がれ、同時に湯が縁から贅沢に流れ出ていた。
定休日は第一水曜日、無料かどうか未確認だが休憩所や食事処もあった。
駐車場は玄関前に30台ほど停められるスペースがある。
いなば温泉郷の一つで、旅館2軒と日帰り施設3軒だけの小さな温泉だが、湯量豊かな浜村温泉の市営温泉施設・気多の湯に立ち寄った。