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一部
葛温泉 温宿かじか (長野県)

葛温泉は大町市の西方、七倉ダムによって堰き止められた高瀬川が再び流れ出した渓流沿いに3軒の宿が点在している。
そのためそれぞれが秘湯の一軒宿の雰囲気を有している。
「仙人閣」「温宿かじか」そして「高瀬館」だ。

温泉湧出量は豊富で、1分間当たり1500リットルを越えているため、10km以上離れた木崎温泉や大町温泉郷にも配湯している。

葛温泉の由来は、桃山時代、飢饉で食べるものが無くなった里の人が、葛の根を求めて山に分け入った時に温泉を発見したからだそうだ。
神がかった温泉の発見伝承が多い中、僧侶でも動物でもない、はなはだ人間臭い由来を持つ。


標高が1080m、北アルプスの登山口として山岳人に愛されてきた葛温泉だが、今も多くの登山者が四季を通じて利用している。

温泉名 : 葛(くず)温泉
所在地 : 大町市 

施設名 : 温宿(おんじゅく)かじか (入浴日:2009年8月26日)

大町市は長野県の北西部、松本平の北、標高700mに位置する。

「北アルプス一番街」と言われるように、西側一帯の市域には標高3000m級の槍ヶ岳をはじめ野口五郎岳・鳥帽子岳・大天井岳・五龍岳・鹿島槍ヶ岳などの雄峰が連なっている。

山麓には鹿島槍スキー場・爺ヶ岳スキー場など、豪雪地帯に相応しい雄大なスキー場が多数ある。

山に囲まれた盆地を、槍ヶ岳に源を発する高瀬川が南北に縦断していて、その渓流沿いには湯量豊富な秘湯・葛温泉が湯煙を上げている。

また大町市は、日本一の大峡谷・黒部を貫く立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口として有名である。
日本一険しい大峡谷に建設された黒四ダムは、、作業員延べ人数は1000万人を超え、工事期間中の殉職者は171人にも及んだ難工事だった。

槍ヶ岳や燕岳に源を発する高瀬川沿いに旅館3軒が点在する秘湯・葛温泉。湯量豊富で大町温泉郷などに配湯しているほどだ。宿泊する高瀬館にチェックインする前に3軒で最も料金が高く、部屋数僅か6室の「温宿かじか」に立ち寄った。

槍ヶ岳を源とする高瀬川

たった3軒の宿が高瀬川沿いに点在しているので、何れも秘湯の一軒宿の趣がある。
3軒の宿の中程にあるかじかだが、ここだけが高瀬川の対岸にある。

少し古いガイドブックには「河鹿荘」で掲載されている大町観光の草分け的存在だった宿だ。


葛温泉の3軒の宿はどこも小型だが、「温宿かじか」はその中でも部屋数が際立って少ないわずか6室の宿だ。
その分、宿泊料金は少し高くて、2名1室で22,000円(4人で19,000円)の設定になっている。

インターネットの口コミを見ると、日帰りのコメントが多く、宿泊の場合の評価は定かではないが、外観と館内に入った雰囲気は女性が好む宿ではないかと思われる。

日帰り入浴は、他の2軒の宿と同様に積極的に受け入れていて、宿のHPを見ると、「外来入浴とご昼食」のI項目があり詳しく記述されている。

屋根尽きの回廊を通って玄関へ。
渓谷を見下ろす所にデッキチェアが。
浴室前の湯上がり処
高野槙と十和田石(多分)で造られている浴室・浴槽は重厚、その上,壁から天井に至るまで木造、照明が抑えられて薄暗くなっているので、ゆったりした気分で入浴出来る。
周囲を白樺林で囲まれた屋根付きの(半)露天風呂はとても爽やか。掛け流しのようで、やや温め、大量の白い湯の華が舞っていた。
爽快な屋根付きの半露天風呂。
外来入浴時間は午前10時〜午後3時までで予約は不要、料金は大人800円。

昼食は、午前11時30分〜午後1時30分まで、(もり蕎麦は630円、とろろ蕎麦840円)、喫茶は入浴時間内ならコーヒー・ジュース等が飲める。
住 所 長野県大町市高瀬渓谷蔦温泉
電 話 0261−22−1311
交通機関 長野自動車道豊科ICから国道147号線等(北アルプスパノラマロード)で大町方面へ36km
JR大糸線信濃大町駅からタクシーで25分
施 設(日帰り用) 食事処(昼食11:30〜13:30 喫茶10時〜15時)・ロビー・駐車場(20台)
宿 泊 6室 2人1室 22,000円(2010年8月現在 最新・詳細情報は下記のHP参照)
泉 質 単純温泉(pH7.2 92.4℃)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 午前10時〜午後3時(予約不要)
定休日 毎月第2第4水曜日(但し8月と10月は営業)、年末年始(12/29−1/4)
入浴料金 大人 800円
入浴施設 内湯 :男女各1 、露天風呂:男女各1(宿泊者24時間入浴可)
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー(貴重品はフロントへ)
観光スポット 黒部アルペンルート(黒部峡谷・黒四ダム)・国宝/仁科神明宮・大町エネルギー博物館・アルプス温泉博物館・塩の道博物館・スキー・周辺登山/トレッキング
白馬山麓植物園白馬ブルーベリー農園・松川河川公園(白馬三山の眺望)白馬ハーブガーデン、美術館巡り(ラフォーレ白馬美術館)(三枝美術館)(安曇野ちひろ美術館)
お土産・食事 国道147号線沿い・大町温泉周辺
近くの温泉 大町温泉郷白馬八方温泉小谷温泉、中房温泉、有明温泉
大町市HP
観光協会HP
温泉紹介HP
かじかHP
http://www.city.omachi.nagano.jp/
http://www.kanko-omachi.gr.jp/
http://www.kanko-omachi.gr.jp/play/onsen/index.html
http://www3.ocn.ne.jp/~kajika/index.html