試乗してみよう!!

なんてブ厚いドア!! キャデラックやベンツSクラスも分厚いですが、RRも負けてはいません。優に20cm以上あるでしょうか、それにドアの内張りもクラッシュパッドの役割もこなせる(?)分厚いもの。もちろん表皮はコノリー社のツルッツルの革を贅沢に奢ってあったりします。んで、ドアの内張りの一番上には、重厚なウォールナットのパネルが乗っかっています。
こういうドアのクルマは、ひょっとして通常の安全対策以外に「防弾」仕様に改造しやすいということも考慮に入れて設計されているのではないのだろうか???と勘ぐってしまいたくなります(笑)。そういえば欧米にはキャデラックやベンツSクラス、RR等を専門に防弾仕様に改造するビジネスがあるとのことで、私も以前TVの番組で防弾ガラスを組み込んだベンツを見たことがあります。このベンツに装着されていた防弾ガラスは相当分厚い(4〜5cm厚!!)もので、上げ下げにも1分近くかかるとか言ってました(ま、開けることはナイんでしょうが)。
もちろん私のは防弾仕様ではありませんが、やたら重たいドアの開け閉めは、女性にはきついと思われます。体重の軽い人だと、降りようとしてドアを開けても押し戻されることがあります(笑)。ちょっといただけないのは、ドアを閉める時の音でしょうか。「ガッチャン」という事務所の金庫を閉めるような、ちょっと安っぽい音質です。この点、ベンツのSクラスは「ズドーン」いう重厚な音質で、堅牢なセルの中に包まれているという安心感につながります。





えー、これはいわゆるインパネです。さすがにショーファードリブンを意図してか、スピードメーターだけで、タコメーターは付いてません。ただ、マリナー・パークワード仕様とかの「リムジン」は別として、イギリス本国では、休日はオーナー自ら運転することも多いとのことです。いやホント運転席や助手席のシートもスゴイ贅沢な造りになってますもん。ピッカピカのウォールナットのパネルがイイ仕事してます。
ステアリングに生えているレバーは、左側の細いの(写真ではステアリングのスポークに隠れちゃってます ^-^;;)が「ウインカー、前照灯のロー/ハイビーム切替、ウィンドーウォッシャー」で、右側のが「シフトレバー、クルーズコンピュータのスイッチ」となっています。面白いのは、クラクションの音質が2種類あってスイッチで切替えて選択することが出来るんです。どうやら「通常の音量の音」と、「ハイウェイ用の大きな音」の2種類用意されているみたいです。当然私は大人しく街乗り用の「通常の音量の音」のクラクションを選択しています。
えっ!?「何か雰囲気が古いアメ車に似てる」ですって?? そーなんです。ギアボックスはGM製とのことなので、雰囲気が古いアメ車のフルサイズカーに似ているのはそのためだと思います。運転フィールも軽々フワフワで、「古いアメ車のセダンって、ひょっとしてこんな感じだったのかな?」と勝手な想像をしてます。
あ、念のため申し上げておきますと、ロールスロイスはイギリスの車です(カーキチの常識は一般人の非常識だったりするんですよ、これが。案外、周囲の人から「ねぇ、ところでロールスロイスってどこの国の車だっけ?」という質問が多いんです...)。






さて、やっぱりRRは後部座席ですかね。乗り込もうとして後ろのドアを開けるとこんな感じです。「では旦那様、お車のご用意が出来ておりますのでどうぞ」...なーんて、言われてみたいもんです(笑)。私も友人に運転してもらったりする以外は、後ろに座ることはめったにないですからねぇ。たまに高速のパーキングエリアでピクニックテーブルを使ってコーヒーを飲んでるくらいですね。ホントは紅茶の方がイイんでしょうけど。
私が乗っているこのモデルは「シルバー・スパー」と言って、「シルバー・スピリット」というモデルの後席の広いバージョンにあたります(ベンツのSEに対するSELという感じです)。よって後部座席のドアの大きさはスゴイです。




この写真でちらっと見えている天井も広大です。サンルーフは付いていませんが、広さの割には天井は低く、座高の高い私は(ほっといてんか!)座席の位置をあまり高くすると髪の毛がついてしまいます。もちろん天井も革張りなのはいうまでもありません(さすがにシートに使用されているモノほど、イイ材質の革ではナイようですが...)。






見よこの広大なレッグルーム!!(露出がマズくて後席座面が白くトンでしまってます。なんせ安物のデジカメなんで、細かい露出補正が出来ないんですワ) 相当足の長い人でも余裕で足組んで座れます。普通の人はシートに深く腰掛けると、前の足置きに足が届かなかったりします。ここに座ると思わずふんぞり返ってしまいたくなります(笑)。
Cピラーの内側にあるウォールナットに縁取られた小窓のようなものは、「鏡」です。これはロールスロイスの内装の伝統のようで、かなり古いモデルにも似たような装飾があります。
この写真では判り辛いですが、通常窓の上の取っ手の付いている位置に、革製のストラップ状の、文字どおり「吊り革」がついています。バネ仕掛けで普段は天井に貼りついていますが、なんかお洒落で好きです。
室内灯があちこちに間接照明的に配置されているので、暗くなってからのドア開放時の眺めは、すんげぇゴージャス!! さすがに私の安物のデジカメでは長時間露光とか出来ないので、そのうち愛機 Nikon F2 でちゃんと撮影してやろうと思ってます。






どうでしたか? 大旦那さんになった気分を味わって頂けたでしょうか? 下の写真は、最近もうちょっとだけ画素数の多い、別のデジカメで撮った夜景(笑)です。こういうクルマの「後部座席に乗せて貰って」パーティーに繰り出したいモノですなァ...。←自分で運転してるヤツの嘆き(笑)







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