
1日前の品川女子学院の説明会はかんかん照りの真夏日でしたが、きょうは台風が接近しているということで、うってかわってどんよりとして、時おり雨のぱらつくお天気となりました。
晃華学園前のバス停から、去年ちょっと殺気立ったお母さまたちに囲まれて歩いた道をしばらく歩き、校門をくぐります。ガードマンさんに来客のしるしのピンクのリボンをいただいて中高の校舎の方に向かって行くと、雨降りのため右手の広いグラウンドに晃華学園小学校の児童たちの姿を見ることもなく、すこしさびしい感じです。
去年の保護者対象学校説明会は校舎に入ってすぐの聖堂で行われましたが、今回は塾対象ですので、校舎のずっと奥の方にある視聴覚教室?が会場でした。まがりくねった通路を進んで行くと、あちこちに生徒のげたばこが目につきます。どれも上履きがびしっと整然と並べられているのは好印象です^.^
説明会はシスターでらっしゃる広野校長先生のお話からはじまりました。はじめに、日本はさまざまな問題を抱えていますが、教育は21世紀の日本の最大の問題のひとつですとおっしゃって、ゆとり教育の問題点についてお話しなさいました。
つづいて、カトリック学校の精神についてご説明になりました。神の愛を世界に広げることによってまわりの人たちの苦しみをやわらげる、というお話で、塾対象説明会ということで簡潔なお話でした。実はわたしは去年の説明会で、シスター広野校長先生の大ファンになってしまいましたので、お話が短かったのはちょっと残念でしたけど、しかたないですね(^^;;
次に、晃華学園にとって最大のニュースである新校舎の建築についてのご説明がありました。いよいよ今年度中の着工を目指されるとのことで、カトリック学校らしさを表現する学校にしたいとのことでした^.^
完成予想図のイラストがOHPで紹介されましたけど、中高の校舎は4層になるようでした。特徴的なのは、屋上が平らではなくて、民家の屋根のような傾斜のついたものであることでした。そのため、メディアライブラリーなどが作られる予定の最上階の4階は断面が5角形となり、天井がとても高い解放感のある空間になるようです。
また、その屋根の傾斜を利用して雨水をためて利用したりなど、できるだけ自然の力を利用した「ローテクエコロジー」を採用したいとのことでした。
そのほか、芝生の中庭を残したり、自然光が入りやすい構造にするなど、いつでも自然と触れ合えるような環境が目指されるようです。また、ろうかをとても広くとり、机やいすを配置して、生徒たちが語らったり自習したりするコーナーがあちこちに設けられるようです。
お友だちと語らう場所、先生とふれあう場所をできるだけ増やしたいとのお考えからの設計だそうでした。この廊下の完成予想図は、なんとなく恵泉女学園の新校舎みたいな感じだと思いました^.^
体育館はバスケットコートが2面とれる大きなものになり、可動式のいすがせり出してくる構造で、講堂としては1000名収容できるそうでした。体育館の下には小体育館と、540名収容の小ホールが作られるそうです。
全体の配置としては、お御堂を中心に校舎などがコの字型にならべられるようです。これはお御堂を学園のシンボルとするということと、「学校は第二の家庭でなければならない」とのお考えのもと、家庭的な雰囲気を作り出すためのようです。
2学期には、もう少しくわしい設計図ができるとのことでしたから、保護者対象の説明会では、もっと具体的な説明がなされると思います^.^
つづいて、授業料減免の規定についてのご説明がありました。長引く不況のせいで、私立がいいとわかっていても私立進学を不安に思われるご家庭が増えているようですが、万一家庭状況の急変があった際に適用されるそうです^.^ これはとても良心的な制度だと思います^.^
次に、学習指導担当の先生から大学進学実績についてのご説明がありました。ことしの142名の卒業生および浪人生の中から、東大4名(うち現役3名)をはじめとして国公立大学に27名の合格者を出しています。興味深かったのは、上智大に10名合格したものの、じっさいに進学した生徒は1名だけだったというお話でした。
本校では年々上智大学を受ける生徒が減っているようです。4〜5年周期で人気校が変わるとのことで、近年では上智に変わりICU(国際基督教大学)を志望する生徒が増えているそうでした。
つづいて教頭先生より平成15年度の中学入試についてのご説明がありました。入試要項に大きな変更はないとのことです。重要なこととして、繰り上げ合格者を出す場合、第1回、第2回試験の同時出願者に優先的に順位をつけるという制度があります。
点数にして5〜10点分くらいは有利になるとのことですから、第一志望の方は、かならず2回分同時出願なさったほうがよさそうです。ちなみに、今年の入試では、出願者の87パーセントもが同時出願されていたようです。ことしは11点分ぐらい、前年は9点分、そのまた前年は5点分有利になったそうでした。
また、去年のJR中央線三鷹駅からの直通バスの開通により、三鷹市からの受験生が急増したようです^.^ ただし、そのほかの中央線沿線の市部からの受験生はそれほど増加しなかったそうでした(^^;; 中央線では、高円寺にある宿命のライバル光塩女子学園の存在がやはり大きいということでしょうか・・・?(^^;;
説明会が終わっての感想は、新校舎建築などの明るいニュースがあるのに、どことなく暗く沈んだ感じの説明会だったなあ・・・というものでした(^^;; 去年の保護者対象説明会ではぜんぜん感じなかったことですから、すこし気になった点でした。
また、残念なことに校舎見学はありませんでした。試験休みの期間なのか、生徒もほとんどおらず、校舎はがらーんとしていました。ろうかのすみに固まって立っている中3か高校生ぐらいの子たちがいましたけど、あいかわらずスカートがものすごく短い子がいました(^^;;
バス停までの道は中1か中2ぐらいの子たちの集団といっしょになりました。声高におしゃべりしたりということはないのですけど、道幅いっぱいに広がって歩いているのは感心できません(^^;;
また、バスのなかは半分以上が晃華の生徒で、かなり混みあっていたんですけど、おしゃべりの声が充満しているのはしかたないとして、優先席を中学生が端から端までぜんぶ占領してすわっていたのも感心できない点でした。わたしなどはいまだに、たとえ立っている人がいなくても優先席にはすわれないのですが・・・。
そんなわけで、ちょっと生徒指導は甘いのではないかな〜という気がしました(^^;; 自由で締めつけが少ないのがこの学校の魅力なのだとは思いますけど、そのこととマナーとは別なことだと思えますので・・・。
とはいえ、白百合や光塩を堅苦しいと感じるかたがたにとっては、すぐれた大学進学実績ともあいまって、とても魅力的な学校ではないかと思います。新校舎の着工により、ますます人気が上がるのではないでしょうか・・・?^.^
JRで行くか京王線で行くか迷ったんですけど、京王線を選び、晃華学園に行ってきました。
つつじが丘の駅からバス停はとてもわかりやすく、迷わずに乗ることができました。いつもながら京王バスの運転手さんはとっても感じがいいです。晃華学園前バス停からはしばらく歩くんですけど、大勢のお母さまたちがお降りになって、おしゃべりしながら学園に歩いて行かれます。
途中まで歩いたところで、別のバス停からいらっしゃったと思われるお母さまたちの一団と合流するような感じになりました。そのため、学園に向かう人たちは一気にかなりの人数の集団になりました。
すると、いままでのおしゃべりがやんで、なんとなくひんやりとした空気が流れはじめました。この感覚は・・・もしや・・・殺気??(^^;
考えてみれば、こうして同じ学校の学校説明会に向かうということは、入試ではライバルになる子のお母さまたちということですからね〜〜(^^;; 大勢で歩いているのに話し声はほとんどせず、カツカツとヒールの音だけが鳴り響きます(^^;;
あとで考えてみたら、都心の学校でしたら、ほかの人がおおぜい歩いていますから、こんな感覚はないんだと思います。でも、ここはなにしろ人通りがほとんどなく、晃華学園に向かう集団だけが歩いているので、こういう雰囲気になったんだろうな〜〜とか思い当たりました(^^;;
息詰まるような気分で学校にたどり着くと、キャンパスがとても広いことにびっくりしました。説明会は講堂ではなく、礼拝堂で行われました。入り口でパンフレットのほか、くまのプーさんのボールペンをいただきました^.^ わ〜い\(^O^)/ とってもうれしいです〜〜^.^
聖堂はステンドグラスとかのない質素なもので、天井がとても高いです。4人がけの固い木のいすに座って待っていると、BGMに「シェルブールの雨傘」が流れています。聖堂独特の威圧感みたいなものがなく、とってもいい感じだと思いました。
やがて濃紺の修道衣をお召しの、シスターでらっしゃる校長先生がお話をお始めになりました。お話はカトリックの教義を中心としたものでした。といっても、いままでこんなにわかりやすい教義の説明を聞いたことがない、と思えるほど平易なお言葉で、とても理解しやすいようにお話なさったので、宗教色のようなものをかえって感じないのがふしぎでした。
自分の持っている能力や才能は、所有物ではなく、神から預かったものなのだから、それを持たない人のために差し出し、使うべきものだ・・・。
実際には、「もともと素質や努力する力は神からタダでもらったもの。だからタダで与えるべき」というように、とてもわかりやすい言葉もとりまぜてお話になりました。きっと、信者でないかたにも、カトリックの奉仕の精神というものが、よく伝わったのではないかと思います。構造改革やアメリカの同時テロ事件などにも言及され、本当にすばらしいお話だと思いました。
このあとの先生がたのお話もふくめ、同じカトリック校ということで白百合、光塩の説明会と比較すると、白百合の特徴が「格調高さ」、光塩の特徴が「親しみやすさ」であるとするなら、晃華の説明会の特徴は「わかりやすさ」という言葉で言い表わすことができるのではないかと思いました。
その後、生徒指導、進路、学校生活のお話があったのち、最後に教頭先生より入試についてのお話がありました。ちなみに、教頭先生のお声や話し方は、まるで声優さんのようで、とてもすてきだったです。
教頭先生からは、まず各科目ごとの出題予定について、かなり具体的にお話がありました。ここまでお話してしまっていいの?と思えるぐらい、ばんばん単元名とかが出てきます(^^;; その他の出願状況のお話などもふくめ、説明会にわざわざ足をお運びになった受験生のお母さまたちにとっては、来てよかった・・・と思えるお話だったのではないかと思えます。
願書も無料配布ですし、願書についての説明、留学した場合の復学の対処など、全体にお話がとてもていねいで、とても親切な学校だと感じました。いままでわたしが出席した学校説明会の中でも、好感度では最高レベルではないかと思います。
交通の便がすこし悪いこともありますし、いまはまだそれほど名前を知られていませんけど、大学進学実績もすばらしいですから、うかうかしていると白百合や光塩もその座をおびやかされてしまうのではないかなあ・・・などとちょっと考えたりしました。
そのあと、校舎案内がありました。10名ぐらいの少人数で回る形式です。校舎がたくさんあって、何度か屋外に出たり入ったりするので、屋外もスリッパで歩いていいとのことでした。「スリッパ委員会」という生徒たちが浄めているスリッパ、というお話でしたので、ちょっと悪いような気がしました。
きょうは期末試験の日ということで、あいにく授業を見ることができませんでした。ですけど、試験のあと、まだ大勢残っていたので、生徒を見ることができました。その生徒たちの様子は・・・
どっひゃ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!(@o@;; みんなスカートが短い・・・!!(@@) ひざ上20センチぐらいの短さで、太もも丸出しにしてる〜〜!!(@@) なかには、流行りの毛糸のショートパンツの裾が、スカートの下にはみ出している子もいます(@@)
また、屋外を歩く高校生の髪を見ると、茶髪っぽい・・・ではなくて、茶髪そのものです(@@) まっ茶っ茶です(@@)
それは、いまどき町を歩く高校生で、こういう姿は珍しくもなんともないですけど・・・。昭和38年の創立ということですから、歴史が浅いせいかもしれませんけど、よもやカトリック校でこんな生徒たちを見るとは夢にも思いませんでした(@@) 驚愕でした(@@)
こちらの校長先生が光塩出身でらっしゃるとちらっとお聞きしたことがあるので、名にしおう光塩流の指導かな?と予想していたら、まったくはずれでした(@@)
ただ、もちろんきちんとひざ丈のスカートをはいている子もいたことは付け加えておきます(^^;; う〜〜ん、それにしても、時代の流れということで、しかたがないんでしょうか・・・(^^;;
教室とか廊下は、ぴかぴかで、汚れはほとんどありませんでした。机といすも、糸でも張ったように・・・とはいきませんけど、びしっと並べられています。全面ガラス張りで、採光性がとてもよく、光があふれるような教室が多かったです。
説明会で、校舎を建て替えるというお話があったんですけど、いったいどこを建て替えるんだろう・・・?と、ふしぎに思えるぐらいきれいな校舎でした。ちなみに、立て替え工事中も仮校舎は使わないとのことでした。また、立て替えのための寄付金はいっさい取らないそうで、とても好感が持てました^.^
校庭は土のグラウンドで、女子校としては広く、それとは別に広い芝生の中庭があるのがとってもうらやましかったです。環境は、ほんとにすばらしいな〜〜とか思いました。
生徒たちの服装はちょっと・・・と思えましたけど、とっても楽しそうで、先生とも親密そうでした。カトリック女子校の高い進学実績と宗教教育に魅力は感じるけれど、校則がきびしいのはいやだし、おしゃれもしたい・・・。そんな人にはとってもお勧めの学校ではないかと思います。