東京女学館中学校・高等学校


記念祭 2003年11月9日

渋谷駅からのバス乗り場は、学校説明会の時とちがって行列は少なかったです。でも、バスの乗客のほとんどは、東京女学館の記念祭が目的と思える、小学生の女の子をつれた親子連れか、スーツ姿の女性の方たちでした。

バスから降り、、正門から入って細長い水色のシンプルなチケットを差し出すと、受け付けの生徒が素早く半券を切ってくれます。ですから、入り口はまったく行列にならず、スムーズに入場することができました^.^

校内に入っての第一印象は、「うわあ、スカートの短い子がけっこういるなあ・・・」ということでした(^^;; かなりぎりぎりまで短くしている子もいます(^^;; 駅の階段などでは気をつけるのでしょうが、校内ということで油断があるのか、その短いスカートを押さえることもせず階段を上っていく子も大勢います(^^;; もちろん下にスパッツとかショートパンツをはいているのでしょうが、他校の男子生徒もかなりいるので、ちょっとひやひやします(^^;;

男子生徒というと、ちょっと不思議に思ったのは、詰め襟の学生服やブレザーなど、制服で来ている子の比率がとても高かったことです。ヒップホップ系?というのか、私服で来ている子ももちろんいましたが、ひょっとして他校の男子生徒にチケットを渡す際は、制服で来るようにと伝える決まりでもあるのかもしれません。

わたしは男子校の制服はほとんどわからないのですが、唯一、特徴のある学生服の巣鴨の子だけはわかりました。むむっ、硬派な学校かと思っていたら、なかなかやるな、巣鴨(笑)

体育館などでおこなわれる演劇関係の発表が楽しみなのですが、まずは各階の教室での発表から見て回ることにしました。きょう、東京女学館に来ることの楽しみの一つとして、このホームページに載せている『中学受験小説 ありす』の「ありす」ちゃんのモデルとなった子をさがして会ってみたいということがあります^.^

その子はわたしが以前家庭教師センターにいたころに教えていた子なのですが、その後わたしは家庭教師センターをやめて独立しましたし、その子はお引っ越ししてしまったしで、まったく連絡が取れなくなってしまっているからです(^^;;

そんなわけで、教室一つ一つをのぞいて歩いてみました。普通教室では研究発表系の物が多く、なかなかの力作ぞろいです。残念ながら純粋な展示系は閑散としていて、参加型のイベントのあるところが人気のようで、人が集まっています。

ありすちゃんの入りそうなクラブということで推理して、1階の生物部の発表も見に行ってみました。「豚の目玉の解剖」などというちょっと恐ろしげな発表もあったようですが、わたしの訪問した時間はちょうど発表の合間だったようで、残念ながら展示物を見ることができただけでした(^^;

教室を出る時、白衣を着たかわいい中学生が「ありがとうございました」と言ってくれたのが、とっても感じよかったです^.^

つづいてコンピューター部に向かいます。校舎は7階建て、コンピューター部の発表は5階ですが、エレベーターがあるのがありがたいところです。室内に入ると、オレンジ色のiMacなどが並んでいて、自由にパソコンを使っていいようでした。女学館の訪問の記念に、このホームページの掲示板に書き込んでみようと思ったのですが、残念ながらネットには接続されていませんでした(^^;;

その他いろいろな教室を見てまわったのですが、残念ながらありすちゃんを発見することはできませんでした(/_;) やはり2千名近くの同じ制服を着た子の中から一人を見つけるというのは、『ウォーリーをさがせ』よりもむずかしく、ほとんど不可能のようです(/_;) ほかの学校の説明会の校舎見学でも、じっと座っている授業でさえ、あらかじめどの教室の何列目の何番目に座っているかを聞いていないと教え子を見つけるのは至難の技ですから、しかたのないことですが・・・(/_;)

一番どきどきしたのは校庭でのソフトボールの試合を見ている時でした。背番号8番の子の後ろ姿が、髪の質や髪型といい、体型といい、小学生だったありすちゃんが高校生になったら、きっとこんな感じにちがいない・・・と思えたからです。でも、振り返ったら、とてもかわいいということは共通しているものの、ちがう子でした。しくしく・・・(/_;)

このソフトボールの試合は頌栄女子学院を招待してのものでしたが、すごくおもしろく、盛り上がっていました^.^ 各階のテラス?ほか、校庭が見えるところには、どこも鈴なりになってお客さまが観戦していたほどです。最後まで見ることはできませんでしたが、途中まででは大差で東京女学館が勝っていました。

東京女学館のソフトボール部はとてもよく練習しているようで、このボールは取れないだろう・・・とか、これはファーストに送っても間にあわないだろう・・・と思えるような場面でも、しっかりとアウトにしていました^.^ それにしても、女学館の、紺色に赤の文字のジャージはとってもかわいいですね^.^

演劇関係では、第3体育館でおこなわれた、高校と中学のESSのミュージカルを見ました。女学館ではクラブ活動は中学と高校で分かれているようで、発表も別々です。中高が分かれているメリットとして、中1や中2でも活躍できるということがあげられます。

中学のESSの発表では、小学生とあまり変わらないような、かわいらしい中1の演技を見ることができました^.^ 中学の発表は立ち見が出るほどの超満員でしたが、観客席に大勢いた小学生のみなさんには、とても親しみが持てたものだったのではないでしょうか・・・?^.^

小雨が降り出したので、3時すぎには記念祭を後にしました。記念祭の感想ですが、説明会で感じられる「プライドの高い、堅苦しい学校」というイメージとちがい、とてもおおらかなところのある学校なんだなあ・・・と感じました^.^

大股を開いて座っていたり、立てひざで座っていたりと、悪くいうといかにも女子校的なお行儀の悪い生徒も大勢目につきましたが、お客さまが展示の教室から出る時に「ありがとうございました」とお礼を言ったり、エレベーターできちんと「何階ですか?」と聞いてボタンを押したり、降りる時にちゃんとお客さまを先に通したりと、きちんとしたしつけ教育もおこなわれていると感じました^.^

また、クラブ活動の盛んさには目を見張りました(@@) 講堂、第1、第2、第3体育館、校庭と、4か所もで同時にステージの発表や体育系のクラブの試合が行われているのはおどろきでした。

全体として、古めかしいところのない、「今どき」の学校と言ってもいい雰囲気だと感じました^.^

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学校説明会 2003年10月8日

昨年の教訓をもとに、東京女学館の説明会には、今年は少し早めに行こう・・・と思っていたのですが、早起きしたのに支度にぐずぐずしてしまって、渋谷駅に着いたのはちょうど10時ごろでした。

説明会開始まで30分あるから、まだ余裕かな・・・? などと思っていたのですが、JR南口から出て、あぜんとして立ちすくんでしまいました。女学館に行くための日赤病院行きのバス乗り場に、50メートルにも達しようという、とてつもなく長い行列ができていたからです(@@)

並んでらっしゃるのは、年令や服装からみて、どうやら90パーセント以上は東京女学館の説明会に行くかたがたのようです。去年をはるかに超えるこの行列に、こんどの女学館の入試は、大変な人気になるのではないかなあ・・・と思わされました。

バスはつぎつぎとやってきますが、電車とちがって小銭を用意し忘れたかたがいらっしゃったりして、乗り込むのも容易ではありません(^^; バスの後ろのドアも開けて、バス会社の係の方が臨時に料金を徴収して後ろのドアからも乗れるようになさっているのですが、それでもなかなか発車できません(^^;

けっきょく行列に並びはじめてからバスが動くまでで10分以上かかりました(^^; バスはぎゅうぎゅう詰めです。一台のバスに何人の人が乗れるのかわかりませんが、観光バスが全員座って1クラス分40名以上乗れるわけですから、立っている人がほとんどのこの状態では、おそらく80名近い人が乗っているのではないでしょうか・・・?

そのバスが何台も何台も連なって東京女学館に向かっているのですから、いったい何人のかたが説明会に出席なさるのか、見当もつかないほどです。バスが着き、ぴかぴかにワックスがけされた校内に入ると、すぐに会場の講堂の一階席は満員になり、二階席もかなりの人で埋まりました。

はじめに、校長先生のお話がありました。まず本校の歴史のお話があり、創立115年の「伝統ある学校でございます」とのご説明がありました。

しかしながら、「こうした、いわば老舗意識、ブランド意識、こういったもので今の少子化、経済状況で生き延びることは不可能」と考えてらっしゃるようで、伝統だけにたよった運営をなさるおつもりはないようです^.^

安いものの方が売れるように思えますが、「それ以上に質の良さ」が求められており、「その学校がどういう方針で教育しているのか。しようとしているのか」を評価していただきたいとのことでした。

つづいて建学の精神などについてのご説明がありました。くり返し強調なさっていたのは、「品性」という言葉です。品性や優美という言葉は死語になりつつありますが、それらを具現する姿として、東京女学館の生徒たちを育てていきたいとのことでした。

それに続くご説明は、まさに本校ならではと言えるものでした。「学校がそのようなことを実現するには、ご家庭の協力が不可欠」であり、「入学試験は学校と子どものマッチングを計るためのひとつの営みと考えていますが、保護者の皆様も、やはりマッチングを計るための努力をすべきだ」「少しでも違和感を感じるなら、本校を受験しないほうがお子さまのためであると考えますが、いかがでしょうか」

このあたりは、本校のプライドの高さを示す、真骨頂とも言うべきところでしょう。乱暴な言い方をするならば、本校の方針に合わない子は受けなくてけっこうです、とおっしゃっているようなものですから・・・。

ですが、「おや?」と思えたのは、去年にくらべると、言い回しとか口調をずいぶんソフトにしてらっしゃるように感じられたことでした。これは、今年から校長先生が替わられたことと関係があるのかも知れないなあ・・・などと思ったりしました。

校長先生のお話に続いて、来年度から新設される国際学級の担当の先生よりご説明がありました。国際学級は、中1の6クラスのうち1クラス設けられます。一クラスあたり約30〜40名の予定です。

国際学級には3つの特色があります。一つ目は、帰国生をふくみ、日本の学校でありながら「多文化空間」であること。二つ目は、教育の評価もちがったやり方でおこなわれること。三つ目は、入試の方法です。

国際学級は、「帰国生をなじませるためのクラスとはちがう」とのことで、英語が習熟度別であるほか、英語を使って英語以外の教科の授業も行われるようです。具体的には、中1から実技教科は英語でおこなわれ、高2からは他教科も英語での授業になるそうです。

語学教育のほか、異文化相互理解、リーダーシップ教育にも重点が置かれるようです。教育方法としては、「もっと生徒参加型」とし、レポートやエッセイの作成があるようです。評価についても、「次の学習の指針となる評価」がなされるようです。

帰国生約10名、一般生約10名、付属小学校からの内部進学約10名という組み合わせになり、帰国生については英語入試となります。選考は面接または面接+作文となりますが、帰国生のみは面接が2回おこなわれます。

「学力試験は行わないが、その知識を生かす思考力・チャレンジ精神を見たい」とのことです。どのような入試になるか、今のところはわかりませんが、受験希望者に対しては事前相談を行っているそうです。

続いて学園紹介ビデオの上映があったのち、教頭先生より、学校生活および入学試験についてのご説明がありました。学校生活について強調されていたのは、やはり「品性」という言葉でした。伝統を引き継ぎながら、「高い品性をそなえ、人と社会に貢献する女性」を育てていきたいとのことでした。

入試については、国際学級が1クラスできることと、1クラスあたりの人数を42名から40名に引き下げることにより、一般入試の定員は130名となります。面接は、1回目入試が本人のみ3分、2回目入試は保護者同伴で10分となります。

面接では、「東京女学館をどのようにご理解いただいているのか」「東京女学館の教育にどのように期待するのか」が問われ、「よく理解し、東京女学館の教育に賛同できるかた。こういうかたをお迎えしたい」とのことでした。

なお、去年の説明会では、初の2回目入試についてすごく神経質な感じのご説明があり、あくまで東京女学館第一志望のかたしか受けていただきたくない・・・というような空気すら感じたのですが、ことしはそのような感じのお話はありませんでした。

資料を見てみますと、平成15年入試では、2科4科合計で、1回目387名、2回目501名もの応募者がありました。単純に引き算すると、2回目の応募者の方が114名も多いですから、第一志望のかただけに2回目入試を受けてほしいというのは、実情に合わなかった・・・ということでしょうか。

こんどの入試はサンデーショックの年にあたり、1回目、2回目とも東洋英和や立教女学院などとの併願も可能になりますので、ますます応募者が増えそうな気もします。

次に、各教科の担当の先生から入試についてのコメントがありました。なお、先生方のお話しになったコメントは、それぞれ配付された説明会資料にも載せられてありました。説明会で一語一句もらさずメモを取るというのはけっこうたいへんですから、これはとても親切なことだと思いました^.^

1時間強という、ちょうどいい時間の説明会が終わり、つづいてグループごとに案内の先生がついての校舎見学がありました。参加者が非常に多いため、きょうは短縮ルートになるというご説明があり、普通教室は中1しか見ることができませんでした(/_;)

ろうかは感心するほどぴかぴかに磨かれており、壁の汚れもあまりありません。中1の授業態度はとてもよく、大勢の見学者が通りすぎていくのに、そちらの方を見る生徒はどのクラスにも一人もいません。私語もまったくないクラスがほとんどでした^.^

高学年の生徒はほとんど見ることができませんでしたが、校庭で中3か高校生ぐらいのクラスが体育の授業をしていました。日光の下で見れば、茶髪は一目瞭然でわかりますが、茶髪の生徒は一人もいませんでした^.^

高校の授業が見られなかったので、ことしも『中学受験小説 ありす』の主人公のモデルとなった子を見つけられないのは残念なことでした(^^;

説明会が終わって、とにかく来場者数の多さが一番印象に残りました。ミッションショックの来年の入試は倍率が上がりそうな感じですし、国際学級などの取り組みもあったり、説明会が全体にソフトムードになったりと、再来年以降も人気が高まっていくのではないかな・・・と思わされました。

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学校説明会 訪問日時:2002年9月21日

このホームページに『中学受験小説 ありす』というわたしのへたな小説があるんですけど、主人公の「森野ありす」ちゃんにはモデルの女の子がいます。小柄でしたけど、ものすごくおてんばな子で、それこそ男子とけんかしてとび蹴りをするような子です。ありすの外見などはこの子をイメージして書きました^.^

おてんばな割には学力はとても高く、受験勉強を始めたのが比較的おそかったのにぐんぐんと成績をのばし、首都圏統一模試でですが2科目総合偏差値で80を突破したことがあります(@@) 将来の夢はお医者さまでしたが、この子ならきっとなれる・・・と思ったものでした。

ただ、受験勉強をずっと2科目でしてきたため、ご三家白百合などは受験できず、東京女学館と、もう一校さらに偏差値が上の某校を受験し、軽々と合格しました。そして、ふつうであれば偏差値が上のほうの某校に進学しそうなものですが、合格のあと、ご両親がわたしのところにご相談に見えました。

「じつは、娘をどちらに進学させるか迷っています」

お父さまがそうおっしゃったので、すぐにピンと来ました。偏差値がより高い某校に進学させたいのであれば、何もご相談にいらっしゃる必要はないはずです。女学館に行かせたいと思ってらっしゃるんだなと思い、こうお答えしました。

「そうですねえ・・・。偏差値とか大学進学実績は某校の方が上ですが、学校の『格』ということでは、女学館を選ばれたほうが・・・」

すると、お父さまは我が意を得たりとばかり破顔され、

「親の考えといっしょですね!!」とおっしゃって、すぐに女学館への入学をお決めになりました。

これほどさように、東京女学館という学校は、偏差値などに左右されない価値を持つ学校であると言えると思います。明治21年、華族の子女のための学校として宮内庁管轄のもと創立されたといいますから、ことしで114年もの歴史を持つ名門中の名門です。

ちなみに、ありすのモデルの子は受験終了後、めでたく合格退会となってわたしのところを巣立っていったのですが、中学入学後、半年ぐらいたって駅でばったりと会ったことがあります。

「あっ、先生、おひさしぶりです〜」

白いセーラーに身を包んだその子は、両手をきちんと前にそろえて、ていねいにおじぎをし、ごあいさつしてくれました。その品のある口ぶりといい、これがほんの半年前まで男子にとび蹴りしていたおてんばさんと同一人物なのだろうか・・・と目を丸くしたものでした。さすが女学館、うわさにたがわぬ教育だなあ・・・と、しみじみ思ったものです。

さて、きょうの東京女学館の学校説明会は土曜日ですから、生徒はあまりいないかもしれません。でも、ひょっとしたらその子にあえるかも・・・と思って、わくわくとすごく楽しみにして出かけました^.^

バスがとても苦手なわたしは、広大な渋谷のバス乗り場ではたして目的のバスに乗れるかどうかとっても心配だったんですけど、JRの東口から出ると、すぐ目の前に女の子ばかりの親子連れの長い行列ができていました。その行列の中に「渋谷の白鳥」こと白いセーラーを着た生徒もまじっています。これはまちがいない・・・と思って、迷うことなく正しいバス乗り場を選ぶことができました。

きょうの学校説明会のために増発でもされたのでしょうか。日赤病院行きのバスがじゅずつなぎになってあとからあとからやって来ます。それでも行列がなかなかなくならないところはさすが人気校で、これはそうとう出席者が多そう・・・と思わされました。

乗り込んだぎゅうぎゅう詰めのバスの乗客のほとんどが東京女学館前で下車し、校内に入ります。正門からすぐのところにある校舎は瀟酒というのか、とてもおしゃれなデザインです。校舎の床はおどろくほどぴかぴかに光っています。ただ、平成10年の改築といいますからまだ新しい校舎であるせいか、白百合や東洋英和の校舎で感じられるオーラというか凄味のようなものは感じられず、「普通の学校」という感じであるのにはすこしほっとさせられます。

ガラス張りのおそろしく広い図書室を左手に見つつ講堂に入ると、すこし小振りな講堂は開始10分前だというのにほぼ満員になっていました。ステージの壁は落ち着いた感じの板張りで、はしのほうにグランドピアノが置かれています。

開始時刻になると、スピーカーで流されていた軽音楽がやみ、生徒がしずしずと登場してピアノ演奏を始めました。サティでしょうか?(ちがうかも^^;;) ちょっとミスタッチがあったのはご愛嬌で、演奏が終わると出席者から拍手がわき起こりました^.^

つづいて壇上に立たれた校長先生は、すこし悩んだんですが、とおっしゃって、「受験生が大勢いらしているので、お嬢さんがたにわかるようなことばでお話したい」と、平易なことばでご説明をお始めになりました。

会場を見回すと、土曜日ということもあって、たしかに子どもの数がとても多いです。小学3、4年生ぐらいの子や、中にはどう見ても幼稚園児か1年生ぐらいの子までいます。去年の跡見の説明会もおんなじような感じでしたが、お子さんがまだ低学年のうちから女学館ひとすじで、毎年説明会にいらっしゃるかたが多いのでしょうか・・・?

校長先生はご自分の経歴などを語られたのち、「たくさん物事をおぼえたら立派な人、いい人になれるとみんな信じている。しかし、それを本当かなと思うようになってしまった」とおっしゃり、コンピューターの進歩の例などをおあげになりつつ、どんなにたくさん覚えて計算が速くてもあまり意味はない。「じゃあ一体何が大切なのかを考えなければならない。みなさんを中心に考えていかなければならない」というふうなお話をなさいました。

また、女学館の改革についてもふれられ、国際社会で活躍できる女性を養成するために「英語をかなり重視していきたい」とのべられました。また、ひとりひとりをよりよく見ることができるようにするためか、「できるだけ生徒さんを少なくしていきたい」とのことで、生徒の数もクラス定員も減らすことを発表されました。

また、「勉強は楽しい時にやるのが一番効果がある」とのことで、「楽しくこの学校で過ごしてもらいたい」とおっしゃいました。

さて、続いていよいよ、改革の目玉とも言える新設の2回目試験のお話となりました。今度の入試からはじまる2回目試験は、1回目試験とくらべて2つちがった点があります。1つめは、1回目試験の面接は受験生本人だけなのに、2回目は保護者同伴面接になるということです。ふたつめは、2回目試験のみ作文が課せられるということです。

校長先生は「2回目は特にどうしてこの学校に入りたかったかを聞きたい」とおっしゃっていましたが、のちほどの副校長先生のお話とも総合して考えると、保護者同伴面接も作文も志望動機について特にくわしく聞かれるもののようです。ですから、東京女学館のこの2回目試験は、一般的な2回目試験とはすこし性格が異なるもののようです。

すなわち、2回目試験の新設は、あくまで東京女学館第一志望の子に2回のチャンスを与えるためのものであり、他校の滑り止めのためのものではない、ということなのではないでしょうか。お話をお聞きしていて、少なくともわたしにはそうとらえられました。このあたりは女学館のプライドを感じさせられるところです。

また、「みなさんが中心といっても、ゆずれないことがある」とのことで、たとえば制服を着て来ること。そして「髪を茶色に染めたい、だめです」とのことでした。このあたりは100年をこえる歴史を持つ東京女学館という学校の文化であり、そういう決まりをよく理解して入って来てほしいとのことでした。

さらに「最初から『こういう学校ですけど、いいですか』と言っているのに、まちがえて入らないほうがいい」とか「守らない人にはそれなりの責任をとってもらう」などのお言葉もありましたから、しつけ、決まり、規則などには厳しいといえます。

それにしても強気も強気、こんな強気な説明会は、今まで訪問した中では白百合以外では聞いたことがありません。聞いていてすがすがしいというか、気持ちのいい感じでした。

校長先生のお話のあとは、学園紹介のビデオが上映されました。新中1のういういしい入学式の映像のあと、さまざまな学園生活が紹介されたんですけど、どの子も明るくて元気がいいなあ・・・という印象でした。中には廊下をぱたぱたと走っている子の映像もあります。

深窓の令嬢、といった感じは少しもなくて、校長先生のおっしゃるような「楽しい学校生活」を送っているという感じです^.^ わたしの生徒のおてんばさんが入学したのは大正解だったかもしれないなあ・・・と思いました^.^

その後、副校長先生や教科担当の先生がたからのお話があり、つづいて待望の校舎見学がありました^.^ 見学開始の段取りみたいなのがあまりよくない感じで、後ろのほうに座ってしまったわたしは15分以上待たされました(^^;; せっかちさんは早めに会場に行って前のほうの席をおとりになることをお勧めします。

グループ別に分かれた校舎見学だったんですけど、グループどおしの順路がぶつかり、大混雑になることも多かったです。

本校は完全週休二日制なので、ざんねんながら土曜日のきょうは生徒はほとんどいませんでした(/_;) でも、すれちがう生徒がひとりの例外もなく、全員「こんにちはー」とごあいさつしてくれるのはとても感じがよかったです^.^

見学していて感心したのは、調理室のガスレンジが一点の汚れもなくきれいにおそうじされていたことでした^.^ また、普通教室で見学できたのは中1の空き教室だけでしたが、机やいすは見事にきちんと整頓されていました^.^

体育館ではクラブ活動なのか、まとまった数の生徒がいました。教え子がいないかな・・・とか思ってさがしたんですけど、残念ながらいませんでした(/_;) ただ、さがすために生徒たちひとりひとりを観察してわかったことは・・・

「茶髪、いるじゃん!!」ということでした(笑) でも、今のご時世ではどんなに厳しい学校にもたいてい茶髪の子はいましたし、しかたないかもしれませんね(^^;;

結局校舎見学が終了したのは12時半でしたから、待ち時間もふくめてまるまる1時間もかかったことになります。それだけじっくり、ていねいに学校を見させていただけたということからも、この学校のことをよく理解した上で志願してほしい・・・という気持ちが伝わって来るような気がしました。

それにしても、授業の様子を見れなかったのは残念でした(^^;; もしまた訪問することがあるとすれば、今度はかならず平日の説明会に来ようと思います。

校内で見かける大多数の生徒はとてもまじめそうでした。名門校としてのプライドに価値を見い出し、規則は多少厳しいながらも明るく楽しい学校生活を送りたいかたには最適の学校ではないかと思います^.^ 受けるなら学校のことをよく知ったうえで、第一志望として受験なさることをお勧めしたいです。


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