12 月 
12月1日(日)    S先生

 風邪をひいたみたい。S先生
 なんとなく体がだるいし、咳もでる。
 自主トレは、歩行器で中央ロビーまでの1往復で終わりにした。
 
 今日からK先生の替わりに、S先生が担当医になった。
 S先生は、K先生と同期の研修医で、私とは同郷(たぶん)の女医さん。

 整形の女医さんは(内科の先生と違って)化粧気ないけれど、かっこいい。
 ヘタすると男の先生より潔いかも、、、
 そのテキパキとした処置や患者さんへの対応ぶりは、見てて気持ちがいい。

 看護師さんもいいなぁ〜、先生もいいなぁ〜、いいなぁ〜仕事している女性!
 食っちゃ寝、食っちゃ寝の怠惰な生活を送っている私には、眩しすぎる・・・

 りょうちゃんが久し振りに来た。
 息子が2日からドイツに行くので、お嫁さんがお父さんと実家に帰るついでに、病院に寄ってくれたのだ。
 息子が無事に帰ってきますように。。。

 また、夜眠れない・・・

12月2日(月)   風邪

 完全に風邪をひいてしまった。
 薬を出してもらう。

 リハのM先生に、「ここに来て、風邪をひくなんて・・・」と言われたけれど、
 本人が一番堪えていますよ、、、

 「足がだいぶ太くなってきたね」って先生に誉められた。
 やっと筋肉がついてきたのかな?
 棒のような足だったのが、肉がついて少し丸くなってきたような気がする。

12月3日(火)
 
 教授回診
 「退院に向けて、リハビリに励んでます」と、教授に病棟担当医のY先生が私の事を言っていた。
 ということは、先生方の方で退院のメドがついてきたことなのかな?
 
 リハビリで、車椅子にM先生を乗せて歩行練習をした。

 先生は恥ずかしそうだったけれど、カラの車椅子を押すより私は、しっかり歩ける。
 確かに先生が車椅子に乗って、患者さんが押してる光景は奇妙かもしれない。

12月4日(水)

 どうも具合が悪いので、入浴も中止した。
 リハも、歩行練習無しで、自主トレのみで帰ってきた・・・

 首の消毒に、毎日来ているNさん。
 毎日、必ず病棟に寄ってくれて、顔見知りの患者さんの所に顔を出してくれる。
 顔は強面だけれど、みんなにとても親切。
 わたしなんぞ、図々しく買物までお願いしちゃった、ありがとうです。

12月5日(木)

 風邪は、まだよくならない。
 
 退院前に、家でちゃんと生活できるかの試験外泊を、リハのM先生に勧められた。
 お風呂とか不便な所をチェックして、事前に改善するためだそうだ。

 今日は、看護師さんに車椅子に乗ってもらって、リハ室から帰ってきた。
 その光景がおかしいらしく、やっぱりみんなが見ている。
 看護師さんは、「これはリハビリだからね、イジメじゃないから」と言いながら、乗っていた。

12月6日(金)

 今日は、歩行器でリハ室まで行った。
 母が一緒だったので、怖くなかった。

 風邪であまり歩行練習をしてなかったので、歩きの調子は良くない。
 維持ではなく、後退しちゃってる。
 
 M先生に「いつになったら歩行器を使わずに6西まで帰れる?」って聞いたら、
 今日の帰りは、自主歩行でB1のリハ室から6階西病棟まで行く事になった。

 もちろん先生についてきてもらってだけれど、びっこひきひきのひっど〜い歩き方!
 気持ちが、がっくぅ〜〜んと落ち込んだ・・・

 もう日にちがないのに、いまだにこんな調子。
 一体いつになったらまともに歩けるようになるのだろう?

12月7日(土)

 昨日のブルーな気持ちを引きずってしまってる。
 帰りたい病、発病。
 なぁ〜〜んにもする気が起きない・・・
 帰りたい、帰りたい。。。

 昨日の血液検査の結果を、S先生に聞きに行った。
 CRPが前より、少し上がったらしい。
 心配のない数値だし、肝臓の方も大丈夫って言うけれど、どういう風に大丈夫か教えてほしい。

 病棟担当医のY先生が回ってきた。
 Y先生が来ると、患者さんの大移動(退院・転院)が始まる。
 私もいつ退院する?って聞かれたけれど、反対にこっちが聞きたい。
 
 Y先生は、私の足の手術にも立ち会ってくれた先生で、先生も静岡県人だった。
 しかも隣町で、先生のお父様は私の高校の先輩だった、びっくり!!

 世の中、狭いよねぇ〜

12月8日(日)    うれしい言葉

 風邪は大分良くなってきたけれど、まだ少し鼻水と咳が出る。

 長く入院していると、時々感情がコントロールできなくなる。
 そういう私も例外じゃないんだけれど、、、

 リウマチで体の不自由なおばあちゃんが、廊下で泣いていた。
 「くよくよしないで、前向きに考えないとダメだよ」という看護師さんの励ましの言葉が、
 逆効果にでてしまったらしい。
 言葉って難しいなぁ・・・

 看護師さんが
 「31日のコンサートに連れていってくれる人がいなかったら、私が車を出して連れて行くよ。
  それで○○さんが頑張れるなら、、」と言ってくれた。
 他にも
 「大丈夫だよ、行けるよ。一緒に行ってあげるから」と言ってくれる看護師さんがいた。

 びっくりしちゃった!
 そんな風に言ってくれるなんて・・・
 
 31日のコンサートは、70%くらい諦めていた。
 自分で車の運転もできないし、車椅子で行くには人のお世話にならないと不可能。
 そんな人に迷惑かけてまで行っていいんだろうか、しかも年末。

 そう考えて、チケットは誰かに譲ろうか、、、と思っていた。
 行っていいのかなぁ・・・

12月9日(月)

 今日も、凹んでる1日。
 朝からとってもブルーで、リハに行った時にはもう限界だった。

 M先生の「目からなんか溢れてる」の一言で、涙が溢れでちゃった。
 先生のイジワル!!

 早くちゃんと歩きたい!
 私の足をいますぐ治してほしい!!


 I先生に退院の件を話したら、
 「5回も手術したし、筋肉も切っているんだから、普通の人みたいにそんなに簡単には歩けないよ。
  現状でも万々歳だよ」って言われ、あとはリハビリ次第とのこと、、、
 ほんとうに歩けるようになるだろうか?
 いくらやってもダメなんじゃないの??

 退院したプラス志向のSさんに電話をして、元気をもらった。

12月10日(火)

 頭が痛い、、、
 
 階段の練習をやった時、股関節の痛みが気になっていたのだけれど、
 今日のリハでは、痛みが増してホントに歩くのが辛かった。
 日曜日と昨日、歩き過ぎたせいなのかな?

 M先生、3人の患者さんを同時に見るのは大変だと思うけれど、最近どうしたんだろ?
 お願いした首のホットパックは忘れるし、『言ってる事、聞いてる?』と思う時もある。
 長い入院生活の感動のファイナルを、先生と迎えようと思っているのになぁ(勝手に)・・・

 すごく迷ったけれど、31日の事を友達に頼んだ。
 断られたら仕方ないと諦めていたけれど、OKのメールが来た!

 やったぁ〜、ほんとにカウントダウン行けるんだぁ!!

12月11日(水)   クリスマスコンサート

 足首、左股関節が痛いので、リハビリ以外は歩行練習禁止になってしまった。。。
 今日はM先生、ホットパックを忘れなかった。

 退院したTさんが、来た。
 長い距離は、まだ車椅子を利用してると言っていた。
 やはり退院してもよくなるのは、だいぶ月日がかかりそうだ。

 ≪第2内科受診≫
 先生は、まだよく私の事を把握してない。
 引き継ぎして数ヶ月しか経ってないから仕方ないけれど、今回も両膝を触診した。
 何の手術で入院しているのか、カルテを見てください、先生!

 リウマトレックスを増やす話を、今日もされたけれど、
 感染症で入院してるとわかったら、これ以上今は使えないと言われた。

 免疫力を抑える抗リウマチ剤だから、菌の疑いがあるうち(菌に対しても抵抗力が無くなる)は
 危険という話なのだ。
 前の受診の時も、薬の量を増やす話が出てたのに、そんな事は言わなかった・・・

 夕食の時、大口あけてパンを食べていたら、リハ先生
 ちょうど通りかかったリハのM先生とT先生に笑わてしまった。
 2個あまってたから、先生方にプレゼント!クリスマスコンサート
 
 今日は、病院のクリスマスコンサートがある日。
 先生方は、患者さんを誘いに来たのだ。

 あとから私達も行ったけれど、
 コーラスとか演奏とかの良い子モードってどうも苦手。
 そこにいる患者さんを見ている方が面白かった。
 
 今日は、たっちゃん2歳のお誕生日。
 おめでとう!!
 元気で素直な子に育ってほしい。

12月12日(木)   

 だいぶ股関節、足首の痛みは和らいだけれど、どうしてちゃんと歩けないんだろう・・・

 リハ室で、患者さんから面白い話を聞いちゃった。
 ある患者さんが、K先生に本気で惚れちゃった話!

 急に真っ赤な口紅をつけだしたあの人は、そういう事だったんだ〜!

 白衣の先生や看護師さんは、患者さんにとっては特別な存在だからわかるけれど、もうびっくり!
 イケメンのM先生なんか問題じゃないくらいK先生が、ステキでいいって言ってるそうだ。

 そう言えば、K先生は看護師さんにも、そこそこ人気があるものなぁ。。。
 みんな、元気だな。

12月13日(金)

 リハビリのM先生が、土・日・月と滋賀の方にシッティングバレーの試合に行くというので、
 来週の月曜日は、リハビリはお休みだって言われた。

 他の患者さんには、ちゃんと代わりの先生をお願いしているのに、
 私は、もう自主トレと歩く時の付き添いだけだから、お休みにするんだって!

 ちょっとぉ〜、なんでよぉ〜〜!
 退院前の大事な時じゃないの?先生??

 M先生のメガネかけた顔を見せてもらった。
 牛乳ビンの蓋のようなメガネ!
 かけるとぜんぜ〜ん違う人!!

 病院ではイケメンの先生が、うちに帰ったら渦巻きメガネでゲームやってるの(ゲーム好きだって)?
 白馬に乗った王子様と眼鏡かけたオタッキーな青年が、同一人物なんてドラマみたい。
 先生ファンの女の子には想像つかないだろうな、面白い!

12月14日(土)    退院前の試験外泊

 入院以来、始めての外泊。
 今度はちゃんと娘に迎えに来てもらって、家に帰った。
 想像以上に、外は寒い! 家も寒かった!!
 
 今回は、家の中を伝い歩きで移動できた。
 前回よりもすごい前進!
 でも、足がやっぱり痛くなってしまう。

 段差のあって前回は入れなかった入浴にも、挑戦してみた。
 浴槽の縁が高くて入るのが、なかなかうまくいかない。
 掴まりたいところに手摺はないし、床もすべるわで一人で入ることが出来なかった。

 入院前はちゃんと入れたのになぁ。。。
 母に助けてもらってなんとか入ったけれど、再挑戦はもうしばらくしたくない・・・
 退院したら一人で入れるようになるんだろうか?


 夕飯は、すき焼き♪
 美味しくって食べ過ぎちゃったっ!
 「すき焼き食べたい、食べたい!」って言っていたK先生を思い出す。

 先生、いいお肉だったから、すごく美味しかったよぉ〜〜

 たっちゃんとたくさん遊べて楽しかった。
 ふてくされると、下を向いて固まってしまうたつき。
 いつまでもやっているので、「バナナ食べない?」と誘惑しても、全然動かない。
 (自分で溜息ついてるよ)

 終いには可笑しくなったのか、下を向いたまま一人で笑っている。
 ひょうきん者のたっちゃん、大きくなったら吉本に行く?
 
 久し振りに自分のベットに寝たけれど、掛布団が異常に重たくて、寝返りを打つのも一苦労だった。
 しかもトイレに行くのに、たった7mあるかないかの距離がすごく遠く感じた。
 途中に椅子を置いてもらって、休みながら、やっとたどりついた。

 家で寝る夜は、ちゃんと暗いし、静か。

12月15日(日)

 今日は、美容院に行った。
 今のうちに行っておかないと、31日のカウントダウンライブに間に合わないもの。

 さすが日曜日は混んでいて、3時間以上かかってしまったけれど、前みたいに疲れなかった。
 またまたお世話になってしまいました、ありがとうNさん。
 
 ラーメンも食べたいと思ったけれど、欲張って無理しちゃいけないので、
 母の手作りのうどんを食べて、病院に戻った。

 病院に戻ったら、その暖かさに改めて感激!
 夏用の羽根布団1枚で、じゅうぶんだもの(病院の布団は重たいので、入院時はいつも持参してる)。
 だけど、やっぱり家がいいな、もう退院しよう!

 さすがに疲れて、夜は10時前に寝てしまった。
 
12月16日(月)    退院決定

 今日は、ちょっと疲れモード・・・

 午前中、S先生に22日に退院したい旨を伝えたら、
 午後には、他の先生にも伝わっていて、「退院出来そうでよかったね」と言われた。
 
 K先生も顔を出してくれた。
 久し振りに見るK先生は、すっきりした顔をしていた。
 麻酔科は早く帰れるからだって、よかったね!
 退院前にまた顔を出すよって言ってくれた。

 S先生から、I先生は「リハビリの出来次第で、退院していいよ」って言っていたと聞いた。
 階段の上がり降りもちゃんと出来ての話らしいけれど、22日までには、大丈夫! 出来てるよ!!
 もう決めちゃったし、みんなに言っちゃったもの。

 夕方、I先生が来た。
 しぶしぶの22日退院承諾という感じ。
 なんかさぁ、、、
 「おぉ、いいよ」って、もっと簡単に言ってくれると思ってたのに。。。

 「コンサートは大丈夫?」って聞いたら、「まだ諦めてなかったの?」と、言われちゃった。
 
12月17日(火)     延びた退院

 リハビリで、先生に22日に退院すると伝えた。
 大丈夫かどうか聞いたら、したいならできるけど・・・って言う。

 えっ、先生も来週退院するでしょ?って、言ってたじゃない?!
 
 「退院するなら、リハ室5周(実際は4周)は一人歩きをしないと」と言われ、やらされた。
 さらに、病棟でも歩行器無しで、、、と言う。
 「そんな、出来ないよ〜」って言ったら、それくらい出来ないと退院は無理!と言われてしまった。

 ショック、ショック、ショック〜〜!!

 また飛び出してきた膝の糸を抜いてもらおうと、S先生のところに行ったら、
 今のリハビリの状況や自分の歩行状態を聞かれたので、
 「時々、膝が抜けて、一人で歩くのはまだちょっと不安定だけれど、家で練習するから大丈夫です」と
 答えたら、
 「22日の退院は、そんなんじゃ無理じゃない?」と言われてしまった。

 が〜ん、が〜ん、がぁ〜ん、、、
 すごいショックで涙が出てしまった。

 「無理して退院しても、危ないよ。ここでしっかり歩けるようにしてからにしたら?
 その方が安心して、31日もライブに参加できるでしょ?」と先生。

 だめだよ!22日に退院しないとライブ行けない!!

 あとでI先生も来て、結局、退院は28日という事になってしまった・・・

12月18日(水)

 リハビリに行ったら、M先生に「今日は休むかと思った」と言われた。
 昨日の話が、もう伝わっていたのだ。

 休まないよ! だって、早く帰りたいもの!!

 「I先生は言うだけだけれど、延ばされた1週間のリハをするのは俺だよね」って、そうですよ。
 私の退院は、先生にかかっています!!

 今日は歩き方を変えた。
 そしたら安定した歩きが出来た。

 もっと早く教えてくれたら、22日に退院できたんじゃないのぉ〜?

 障害物をまたぐ練習もした。
 首のホットパックは、忘れられていた。。。

 お見舞いに来たリウ友さん達に、退院の事と31日の事を話したら、「無茶だ、アホだ!」と言われた。
 (でも、行く!)

 今日は、奥バスに入れてもらった。
 こっちは普通のお風呂で、手摺もあるし、座りながら着替えられる場所もある。

 浴槽に入る時、ちょっと滑って怖かったけど、
 これならもう看護師さんのお世話にならなくても、一人で大丈夫そう。

12月19日(木)   階段練習

 リハビリで、私が歩行しているところをビデオに撮った。

 M先生が、来週の火曜日の勉強会で発表する資料にするらしい。
 撮ったビデオを見せてもらって、ホントに歩けるようになったんだ!と、改めて感激した。
 先生、ありがとう。
 
 リハ室の段の高い方の階段に、挑戦。
 通常の階段の高さなんだけど、怖い!
 階段は、やっぱり一段一段の上がり降りしか出来そうにないなぁ・・・

 一日一日と、歩きが楽になってるような気がする。
 (やはり、先生方のいう事を聞いてよかったかも。。。)

 退院前に、もう1回、家に帰ろうかなと(先生の勧めもあって)母に言ったら、
 「人の世話になって帰るんだから、考えなさい! もう来なくていいよ」と、
 言われてしまった。

 おっしゃることは分かりますが、つめたいじゃん。。。

12月20日(金)

 M先生に、編集したビデオを見せてもらった。

 そのファイルをほしいと言ったら、CD-Rに書き込みしてくれるって!
 ほんとに? ありがとう、優しい先生!
 (ただし、私がデジカメで撮った看護師さんの写真と交換という条件つき)

 今日は、足の測定をした。
 なんと、足が85度まで曲がるようになっていた。

 当初の予定では、70度が限度と言われていたから、すごくうれしい誤算!
 その他の数値も、すこぶるイイ!!

 先生は、「すごい俺!」って言った。
 私は、「すごい私!」って思った。
 よくぞ、ここまで。。。 やったネ、先生♪

 最後に、リハ室から出て、病院の階段に挑戦した。
 高い!見上げて、ため息、、、
 でも武道館の階段は、もっと高いんだっ!!
 頑張っちゃうもんね〜♪♪

 一人で奥バスに入った。
 シャンプー剤や石鹸を落としたりで大変だったけれど、達成感はあった。
 人の世話にならずに入れるのは、うれしい。

 夕方、廊下でI先生にばったり会った。
 「退院はいつ?」ってわざと言うので、「28日にしました!」って答えたら、笑っていた。

 今日の血液検査の結果、CRPが0.8に下がっていた!
 「よかったね」って先生は、肩をたたいてくれた。
 先生・・・

12月21日(土)

 朝から天気が悪く、外は雪模様。
 午後には雨に変ったけれど、寒い一日。

 廊下をトコトコ行くたっちゃんを、私の足では追いかけられず、通りかかった先生に助けを求めた。
 先生が脅かすとまた固まってしまい、何を言おうと立ったままの静止モード。
 こいつ、面白すぎ!

 退院まじかなので、お世話になった7西に移動した看護師さんと3階のカフェテリアでお茶した。私服の看護師さん
 今時、稀に見る奥手の女の子。

 悪い虫がつかなければいいんだけれど、、、
 私服姿が、メチャ可愛かった。

 K先生がきてくれた。
 (手術を受ける患者さんに麻酔の説明に来ていたんだろう)

 私の手術が成功したのは、使用した抗生物質がぴったり合って、
 菌がMRSとかの強い菌に変化しないで、いなくなった事だと言われた。

 もちろん、ボスのI先生の力も大だけれど、
 ホントに難しく大変な手術だったという話をしてくれた。
 自分も勉強になったと、言っていた。

 先生に歩行器無しで歩いて見せたら、きれいに歩けているって喜んでくれた。
 リハのM先生の「すごい俺!」っていう得意げな顔が浮かんだ。

 K先生とも長い付き合いになるのかな?

 「今度はいつ頃、入院する?俺が診てあげるから」って、先生、ず〜〜〜っと先だよ!

 りっぱなお医者さんにならなくてもいいから、先生の方こそ体を大事にしなくちゃね。
 頭にきたこともあったけれど、先生には本当に感謝してる。
 部署が変わっても、こうやって顔出してくれるし、ありがとうございました。

 でも、いくら先生が欲しがっても、バイオはあげないよ。


12月22日(日)

 昨日、今日と朝の検温が36度台。
 自分の体の調子が、なんとなくわかったような気がする。

 退院して、ちょっと体調が変っても、あせらず対処出来ると思う??夜勤明け

 退院まで、あと6日。
 やりたいことがいっぱいあるけれど、しばらくは大人しくしていなくっちゃ。
 もう入院生活は、ノーサンキュです。

 でも、親しくなった看護師さんや先生と会えなくなるのは、寂しいな。

 右足の膝が、少し痛い。
 ここにきて、何?
 夜も痛くて、何度も目が覚めた・・・

12月23日(月)

 S先生に、足を診てもらった。
 「何ヶ月も動かさなかったし、5回も手術したのだから、少しくらい痛いのは当然。
  赤く腫れてきたら、教えて」と言われた。

 退院したら、疑問に思ってもすぐ聞けないから、不安だ。看護師さん2
 でも、28日が待ち遠しい♪
看護師さん1
 今日は、自主トレ。
 西病棟の廊下を、歩行器で往復した。

 もしも転んでしまったら退院が夢と消えてしまうので、
 慎重に歩く練習をした。
 よろけても大丈夫なように、廊下の端の方で練習。

 看護師さんから歩き方がきれいになったねと言われた。

12月24日(火)

 3日振りのリハビリ。

 今日は、リハ室を出て、病院の1Fの正面玄関まで歩いた。
 ここの病院はデカイから、かなりな距離になる。

 M先生が後ろからついて来ていてくれたけれど、人がいっぱいで怖かった。
 家に帰ってからも、しばらくは外に出れないなぁ。。。

 帰りは、1階からB1までの階段を降りることに挑戦!
 階段は、降りる方がツライ。

12月25日(水)

 右足が痛い。
 足の甲と膝が痛くなってしまった。
 
 今日のリハビリは、外に行くとM先生。

 急に言われても、外は真冬ですよぉ〜!
 パジャマじゃ行けないし、それに今日はお風呂の日だから、湯冷めしてしまうよっ!!
 ので、外歩きは明日に、、、という事になり、リハ室を3周歩いて終了。

 今日はクリスマスということで、おやつにケーキが出た。
 しかも、手作りのいちごケーキ♪
 整形の病棟だけでも50人位の患者さんがいるのに、どうやって作ったんだろう?

 病院食を食べるのもあと何日かだ。
 くっさ〜い魚とぐちゃぐちゃの煮込み野菜以外は、けっこう美味しかったけれど、
 入院8ヶ月の間によく出たかぶと厚揚げは、しばらく食べたくない。。。

 今日のいちごのケーキは、美味しかったな〜

12月26日(木)

 足が今になって痛くなり腫れているので、すごい心配。

 S先生に診てもらったら、歩き過ぎで腫れたんだろうって言われた。
 けれど、急遽、血液検査をする事になった。
 ヤダ、不安。。。

 M先生、今日は外の歩行練習というので、厚いパジャマに着替えて、セーターまで持っていったのに、
 途中で「やっぱやめよう」って言う。

 「風邪をひいても困るし」って言うけれど、先生が風邪ひいてるんじゃないの?

 「かわりに何しようかな?」と言っていたけれど、
 結局、今日がリハビリ最後だというのに、リハ室を3周して終わりになっちゃった。。。

 何、これ〜〜?!

 そ〜んなにいっぱい仕事かかえているの、先生?(年末だから仕方ないか)
 消化不良で、もやもやして帰る私。。。
 
 リハビリの帰りにエレベーターで、K先生に会った。
 すごい疲れた顔してた。
 忙しいんだって、、、(こちらも?)

 K先生もM先生も、自由な学生生活から一変してのお勤めだから、大変なのかもしれないね。
 お勤めしたら、ベテランも新人も関係なく、患者にとって先生は先生だし、
 最初の1年は仕事・勉強!、仕事・勉強!としてかないと、人の命にかかわる仕事だから余計だよねぇ〜

 でも、いいなぁ〜、若い先生達。
 寝る間を惜しんで仕事できる健康な体があるんだもの。。。

 夕方、I先生が来て、血液検査の結果と足を診てくれた。
 CRPは0.8と良好。

 足の甲は、炎症を起こしているので、歩き過ぎないようにと言われた。
 そして、31日のコンサートは車椅子使用、車の運転は当分だめ!と念を押され、
 「家に帰っても、歩き過ぎないように。
  普通の人と違う足なのだから、何時間もデパートを歩くなんて馬鹿なことをしないように!」と、
 言われてしまった。

 でも、28日の退院は大丈夫だって、やったぁ〜!
 
 I先生、明日から温泉に行っちゃうというので、最後の挨拶をした。

 外来でも会えるからって言われたけれど、そういうもんじゃない。
 でも、こういう時って、照れもあってなかなかうまく言えない。
 面と向かっては、「ありがとうございました」と言うのが、精一杯だった。

 「I先生のおかげで足を切らずに、歩けるようになりました。
  先生にはなんてお礼をいったらいいかわかりません。
  本当に、本当に、ありがとうございました。」と心の中で言って、頭を下げた。

 お世話になった看護師さんにお礼を言っていたら、感極まって涙が出てきてしまった。
 初めての入院じゃないし、もっとクールにお別れできると思っていたのに・・・
 
12月27日(金)

 やはり退院となると不安感があるのか、昨夜は眠れなかった。
 家に帰って大丈夫だろうか?

 今日のリハは、午前中に変更になった。
 年末なので、午後からはリハビリ室の大掃除をするそうだ。
 すごい混雑で、自主トレもそこそこに、測定(曲がる角度とか歩く早さ)をして終了した。
 
 看護師さんから、M先生に私が本当に退院できるか、問い合わせがあったそうだ。
 病棟で、まだ歩行器使ってるのが多いからかもしれないけれど、これ以上、退院を延ばしても同じだと思う。

 M先生、機嫌悪そう・・・

 夕方、退院後の自主トレのメニューとメモリースティックを持って、M先生が訪ねてきた。
 約束していた先生のプレゼンのコピーをインストールしてもらった。
 ありがとう、M先生。

 「他の患者さんには丁寧に説明したのに、、、」って自分で言いながら、退院後の計画の説明を
 飛ばし気味の先生。
 お疲れなのに、余計な事をお願いしちゃったかしら?

 先生には言いたい事言ってきちゃったし、反省しております、私。
 長い時間を共有してきたから、ついつい甘えていたのかもしれない。
 ごめんねM先生。
 
 看護師さん達と記念の写真を撮る。看護婦さん5
 娘みたいな年頃の人達ばかりなのに、仲良くしてくれてありがとう。
 会えなくなるの、寂しいよ〜

看護婦さん4


看護婦さん3











 夜に、K先生が、麻酔科の飲み会を抜け出して来てくれた。
 ついに、約束のディズニーのマジックハンドを渡す日が来たんだ。(そういうグッズが好きなんだって)

 K先生とも長い付き合いだから、同じ時を過ごした同志みたいな感じだ。
 うれしいような寂しいような複雑な気持ち。

 K先生、本当に長い間お世話になりました、ありがとうございました。

 リウマチを持っているので、また入院する時がくるかもしれないけれど、
 その時は、注射の上手なお医者さんになっててよねぇ〜
 でも、今の性格は変わらないでほしい。

 そういえば、退院の時泣いてくれるって言ったけれど、先生、泣かなかった。

12月28日(土)     退院

 いよいよ退院。
 朝から落ち着かない。

 看護師さんがお別れを言っていたら、泣き出しちゃった。
 今日は泣かないぞと思っていたのに、私もつられて泣いてしまった。

 入院生活がこんなに長くならなければ、看護師さんと最後に抱き合って泣くなんてなかったかもしれない。
 いろんな事があったからね・・・
 こんな私の為に、泣いてくれてありがとう。
 
 ほんとうに看護師さんたちにはよくしてもらった。
 手の不自由な私の髪をきれいにしてくれたり(時々、キャンディキャンディして遊ばれた)、
 お風呂も、ちゃんと週3回入れてくれた。

 なかなか一人立ちできない私のお世話は、大変だったと思う。
 泣いてる時も話を聞いてくれたし、怒ってる時も、ふてくされている時も、話を聞いてくれた。
 ほんとうに、みんなありがとう。
 
 一緒に過ごした患者さん達に、挨拶して回った。
 やっと私が見送られる番だ!

 思い出がいっぱいの、6階整形西病棟、バイバイ!


12月29日(日)

 なんか変な感じ。
 長い入院生活だったので、自分の家の方が、人んちみたい。

 夕方になったら、右足がパンパンに腫れ上がってしまった。
 入院中は、足首から先が腫れていたのに、足全体に広がっちゃった!!

 31日は、行けなくなっちゃうのかな、、、
 昨日けっこう歩いたし、今日もずっと起きていたからかな?

 心配なので、早く寝た。

12月30日(月)

 朝起きると、だいぶ足はしぼんでる、よかった。

 入院中は、すぐ先生とか看護師さんに診てもらえたからよかったけれど、家に帰ったらそうはいかない。

 心配。。。

 明日は無理かなぁ?
 病院に逆戻りしたくないし、、、どうしよう・・・

 看護師さんに、状況報告がてら、明日の件をメールしたら、
 「大丈夫だよ。勇気を出して、フミヤさんのPOWERを貰って来て!」と、
 背中を押すメールが返ってきた。
  その一言で、勇気百倍!!

 フミヤさん、待っててネェ〜。

 明日は、本当に待ち焦がれたフミヤさんとのデート♪

12月31日(火)    カウントダウンライブ

 1年ぶりの友達との再会。
 なのに、すぐ会話が弾む摩訶不思議な関係。

 送り迎えしてもらったり、車椅子を押したりと面倒くさいのに、ホントにありがとうね。
CDL
 武道館でフミヤさんがステージに現れたときは、身震いがした。
 先生から、おとなしくと言われていたので座ってはいたけれど、
 心も体も一緒になって、は・じ・け・た!

 ・・・・・、3、2、1と、カウントダウンしてる時、
 クサイけれど、ほんとに先生や看護師さん達の顔が浮かんだ。

 みんなのお陰で来れたよ、ここに!
 フミヤさんと一緒に2003年を迎えられた!!

 ありがとう〜って大きな声で言って、涙、ボロボロこぼした!
 (すごい盛り上がりだから、誰も人の事は気にしないし、聞こえてないから平気)

 久し振りのビールは、美味しかったで〜す♪♪
 
 長い入院生活後のライブは、ちょっと堪えたけれど、無事、終わった。

 今年の1月の誕生日に、フミヤさんから
 『愛がたくさんの一年になりますように!』というバースディカードを貰ったけれど、
 本当に、いっぱいもらった一年だった気がする。




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