過去日記  リンク(※2012.5.17 ■追加)   【 おしらせ 2007.11】


  • 3.25(土曜) ・今日はなんだか



     昨日。単発バイト。行きの電車内では、仕事だと思うと緊張するので「わくわく遠足ダイエット」と言い聞かせる(前回、仕事後には1キロ減っていた)。脳内BGMはシュガーベイブの「今日はなんだか」。集合場所につくと、男子の中にハンサムなハーフらしき美男子がいた。女子五名&男子五名らしい。送迎バスで現場に着いて仕事に入る。今日の現場は二回目。物流倉庫で商品のピッキング。商品ケースが流れてくると、取るべき商品の棚のランプが光る。小走りに近い早歩きでで商品をとってきて、箱の中へ入れる。ぐずぐずしていると後の箱が混んできて黄色ランプが点滅、警報がぴーぴーと鳴る。

     昼休み。喫煙室で一服していると、けさ一緒に来た会社の女の子にライター借りてもいいですか?と声をかけられた。初めてですか?と訊かれ、二回目ですと答えると、わたし今日初めてなんですという。じっと見つめてくる彼女の黒目が緑色。コンタクトをしているのかな。喫煙室をでると、その子があわててついてくる。まさか、この昼休み中ずっと一緒に……??更衣室でベンチに座り、パン(ヤマザキのランチパック/ツナマヨ)を食べる。その間、彼女が話し掛けてくる。「このまえまで塗装業をしてたんですけど……(中略)今日は友達と来たんだけど現場が別々になっちゃって」「それは寂しいですね……でも帰りはまた一緒ですよ」パンを食べ終え「このまえは翌日、筋肉痛で動けなかったけど」と笑う。帰りの送迎バスの説明をして、「午後はあっというまですよ」と微笑む。あと十分くらいですね……トイレに寄ってから戻りましょう、と促し、昼休憩を終える。

     午後は一時から七時半まで。三時と五時に十分休憩。商品箱はときおり途切れながら果てしなく流れてくる。合間に商品棚の補充。包装箱やカッターで指を切りそうで怖い。 夕方になると柱の時計ばかり見てしまう。あと四時間、あと二時間……。七時になり、ポッケからサクマのいちごみるくをひとつ、口に入れる。あー甘い……ヨレヨレのわたしに小さな幸せ。あと三十分……。 ようやく終了時間。支度をして倉庫出口で送迎バスを待つ。海風なのか、風が冷たく凍えそう。バスに乗り込むと、通路をはさんで隣の席にハンサムなハーフの美男子。サクマのいちご飴を口に入れ、ホッとした気持ちで景色を眺める。美男子さんはと横目でみると、唇の皮をむしりながらスマホを見ている。頭蓋骨がずるいなぁ、と思う。白人の頭は縦長で、どんな髪型でもかっこよくみえる。男子テニスのノバク・ジョコビッチもすごく縦長だ。バスが駅に到着。電車で帰宅。 一服して、体重を計るとやはり1キロ減っている。やったぁ。 とりあえず天蕎麦をすする。熱々のおつゆが冷えた体にしみこむしみこむ……。

     25日、土曜。 チケットがとれた。お祝いに「今日はなんだか」を聴こう。






  • 3.19(日曜) ・ジャッキー・チェン



     前回の「骨っぽい人が食べるところが好き」に、松重豊も追加。

     友人とジャッキーチェンの話になった。「(ウッちゃんナンちゃんの)ウッちゃんてジャッキーチェンの物真似してたよね。ウッちゃんもジャッキー好きなのかな?あー、ジャッキーの映画観たいな…」というと、「昔はよくテレビでやってたけどなあ、「酔拳」とか」と友人。

     ハリウッドに進出してからはあまり知らないけれど、「プロジェクトA」以前のものはほとんど観た。 中3のときジャッキーチェンのファンになり、スクリーンやロードショーという雑誌をみたり、映画館へも見に行った。「プロジェクトA」「五福星」「スパルタンX」といった新作は普通の映画館で友達と、それより前の「酔拳」「蛇拳」「木人拳」など初期のものは名画座で一人で観た。

     名画座は二本立てで800円くらいだったので、中学生のお小遣いでも観ることができた。客層は、新作は女の人も多く来ていて、名画座のほうは母親付き添いの男児や男性がほとんどだった。 当時はインターネットなど無いから、映画館に電話して道筋を聞いて行った。飯田橋の名画座とか。今のわたしには考えられないことだけど、そんな知らない街までよく頑張って行ったものだと思う。ちなみに、電車の乗りかたを覚えたのも、これがきっかけ。

     映画館につくと、まずコーラとポテトチップスを買い、空いてる席につく。 初期の作品はジャッキーが師匠に拳法を教わり(ときには敵討ちのため)悪者たちをやっつける、というどれも似たような内容だけど、それでも面白かった。最後はジャッキーが勝つと決まってるのにハラハラドキドキした。ジャッキーが闘う場面では館内のあちこちから「ジャッキー!」「頑張れー!」と、男児たちの歓声が聞こえた。 夢中で観て食べて、映画が終わると満足してセーターの胸元に散ったポテトチップスの屑をはらい落として立ち上がる。まるで自分が悪者たちを成敗したかのようにスッキリして映画館を後にする。そんな日々だった。ちなみに、名画座のポテトチップスは聞いたことのないメーカーで映画館それぞれに味が違った。

     そういえば、ジャッキーが食卓に突っ伏すようにしてガツガツ食べるところも見ていて楽しかった。なんていうか、彼の生命力そのものな感じで。 初期の作品は映画一本を2、3日で撮っていたと本で読んだ。だから、ジャッキーは撮影の合間にもあんなふうにガツガツと食べているのかなあ、と想像して微笑ましかった。









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