キリマンジャロ登山開始

8/10
 8:30コロバスロッジ======10:30マチャメ・ゲート12:05------16:00中間点------19:30マチャメ・キャンプ  22:00夕食  22:55就寝

 朝、ガイドが迎えにきた。自己紹介などしながら荷物を車のルーフに積んで出発。今日の運転手は陽気なスピード狂だ。抜かれることは大嫌いらしく、120km以上出してのカーチョイスだ。

途中のバザーで肉や燃料を仕入れてマチャメゲートへ。最後の登りはどろどろの悪路、先行の車はスタックしているが、我々のドライバーはナイスドライブで登りきった。

 ゲートは大混雑だ。登山者は全て白人、日本人は我々だけだ。後で聞いたところでは登山者は350人、ポーターは900人に上るだろうということだった。

受付で時間がかかる。一応の受付が終了した段階で、コックとともに先に出発するが、ガイド達はこの後、ポーターに担がせる荷物の重量で指摘を受け、ポーターを1名追加することになった。

 ここで我々のメンバーを紹介する。ガイド1人、ポーター6人である。
ガイド;アガスティ(August)、サブガイド:ペータ(Perte)、コック;アリ(Ari)
ポーター;ジョペ(Cherpe)、ジェマ(Juma)、オスワディ(Oswadtle)、ジャクソニィ(Jacson)

登山道は、鬱蒼としたレインフォレストの中、平坦で歩きやすい道である、と思ったらとんでもない、どろどろの悪路となった。延々と続く泥道に嫌気がさしてきた頃、夕暮れ前の樹間から夕日に輝くキリマンジャロが見える。歓声が上がりカメラが並んだ。

暗くなりライトを点けての登りとなったが、樹林を抜けると月明かりでライトも要らないほどだ。樹林帯を抜け乾いた道になってくると間もなくマチャメキャンプに到着だ。我パーティは、ポーターがだいぶ遅れて到着したので、かなり遅い夕食になってしまった。
 夜中に起きるとキリマンジャロにオリオン座がかかっていた。日本で見る星座と上下が逆であり、改めて南半球に来たことを実感した。


マチャメ・ゲート                               ごった返す人と車


出発を前にして                                   ドロドロの登山路

8/11
 6:30起床 8:30出発-------14:37シーラ・キャンプ  18:40就寝

 下界は雲の中だが、我々は雲海の上に出たので快晴だ。はじめは尾根上のところを登る。今日もポーター達が遅れているようだ。ガイドはポレポレといってゆっくりと登る。休憩ポイントでは1時間以上も休むが、それでもポーター達は追いついてこない。今日は暖かなので昼寝をする。

やがて標高は3700m、一面のお花畑の中の道となる。ただ、水が少ないのでカラカラに乾いたドライフラワーのような白い花が多い。峠に登り少し下るとシーラ・キャンプだ。ここは大平原の中という感じでとても気持のいいところだ。下方にシーラ・リッジが聳え、その左には遥かにメルー山が聳えている。

水場に行ってみる。ちょろちょろと水が出ているが水量は少ない。下流は汚そうなので最上流部で水を汲む。
夕方、ガスが晴れキリマンジャロが夕日に輝きだした。


 マチャメキャンプを出発                            お花畑の中の登山路


 シーラキャンプ                                 夕日に染まるキリマンジャロ 

8/12 
  6:30起床 8:30出発-------11:45(4390m)ラバタワー分岐-------14:45バランコ・キャンプ 19:05就寝

 今日も快晴。今日はテントサイトに霜が降りていた。朝日にシーラリッジがモルゲンロートン輝いてとてもきれいだ。今日もポレポレで登る。万年雪が朝日に輝き、遠かったキリマンジャロが大きく迫ってくる。峠の少し手前の眺めのいいところでのんびりとランチタイムだ。少し風が冷たいが食後には昼寝をする。

 ここから少し登ると本日の最高地点4400mの峠となる。ここからのキリマンジャロは壁が迫ってきて圧巻である。高度の影響か、少し頭が重いが、今日のテントサイトはここから下ったところのバランコキャンプだ。大きなキリマンジャリカツリーの間を下るとバランコキャンプに到着。

バランコキャンプはキリマンジャロが壁のように迫る大きな扇状地の中にある。小川が何本も流れ湿原もある桃源郷のようなところだ。キリマンジャリカツリーの脇にテントを張る。小川に行き顔を洗ったりした後、のんびりと過ごすが、顔を洗った後に日焼け止めを塗り忘れた飯島さんは、真っ赤に日焼けし大変なことになった。やはり紫外線量は相当なものなのだろう。
 夕食後、ガイドが来て、日本人は小食だ、ジャパニーズ・ベイビー、などと言う。日本人は体格からしても小食のようだ。

 ここで他のガイドなどを紹介しよう。
ザカイオ;41歳、中堅ガイド、信頼もある。子ども2人
アルーシャ;上半身裸で歩く元気者。南アフリカの女性7人組をガイドし、一緒に歌を歌いながら登っていた。
コールマン;日本語の単語を口ずさむ気のいいやつ。「もしもしコールマン」とあだ名をつけた。
アロン;カーボーイハットを被っている。
アマーニ;短パン、白シャツ、赤スパッツのスタイルのいいやつ。


 シーラキャンプを出発                            今日の最高地点4400m


 キリマンジャリカツリーを抜けて                         バランコキャンプ

8/13 
 6:00起床 8:10出発-------9:50峠------11:50カランガ・バレー-----12:20カランガハット------15:50バラフ・キャンプ   18:50就寝

 快晴。今日は最初から岩棚の中の急な登りだ。しかし、下から見上げたほどには辛い登りではない。登山道もしっかりしており危険な箇所は無い。途中で大休止を取りながら登り切るとキリマンジャロが圧倒的に迫る峠だ。日が射しキリマンジャロの雪がとてもきれいだ。

キリマンジャロを左手に見ながら進むと最後の水場となるカランガバレーに到着。ここもテントサイトとしては素晴らしい所だが、我々はここでは泊まらず、水を汲んで最終キャンプのバラフキャンプまで担ぎ上げることになる。美味しい水を補給しカランガハットまで登り昼食とする。ここもキリマンジャロの絶好のビューポイントなのだが、少しガスがかかり残念だ。

ここからは単調なのぼりで最終キャンプのバラフキャンプに到着。バラフキャンプは岩場の中のテントサイトで場所の確保が大変なところだ。幸い高度の影響も無いようだ。食欲も普段どうりだが小便が近くなったようだ。寒さはそれほど厳しくない。早めに寝て明日に備える。明日のアタックは我々の他にガイドとサブガイドの4人である。


 朝から壁を登る。                              カランガハットから


 バラフキャンプへと                              明日のアタックを前にして
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