毛勝山山スキー登山報告書

1.期 間   平成13年5月25日(金)〜5月27日(日)(1泊2日)
2.山 域   片貝山荘BCからの毛勝山(2,414m)(剣岳北方稜線の山)
3.参加者
   檜山 隆 中野一正 菊池一弘

5.行動報告
○5/25(金) 部室18:30集合
水戸20:00 ───(常磐道・外環道・関越道・上信越道・北陸道)───── 
部室に集合し、2日分の食料を買い出しして出発。

○5/26(土)  起床:4:30   天気:曇り
─────2:00片貝山荘(795m)  (仮眠)5:1───5:35林道除雪終点(915m)6:25────
───7:00最終堰堤(1,120m)7:13────7:43下部の大二俣(1,335m)─── 8:10二股(1,560m)────     8:47スキー着脱(1,755m)(檜山)─── 11:00稜線(2,425m)11:05───11:19毛勝山(2,441m)12:33───
稜線(2,420m)12:45─────13:24最終堰堤(1,100m)13:37────14:03林道除雪終点(930m)─── 
── 14:17片貝山荘 (750m)(無料宿泊施設)


今期初めての二百名山への登山である。前々から二人には毛勝山の山スキー登山は声をかけてあったが、快く付き合ってくれて、有り難かった。

   部室に集合し、2日分の食料を買い出して出発する。茨城南ICから高速道を乗り継いで行く。魚津ICで降りて、コンビニへ。ここから、片貝川沿いに上って行く。猫又谷への道を右に見送り、第四発電所を過ぎる。20km程で、今回のベースとなる片貝山荘に着いた。車が1台。直ぐ側に駐車し、山荘へ。電気がつく上、部屋には絨毯も敷いてある。直ぐに眠りについた。

   目覚めると、意に反してどんより曇り空。車で山荘から林道を上って行く。10分ほどで終点へ。既に車が7〜8台駐車されていた。(まさか、多くは山菜取りで、毛勝山ではないだろうと勝手に思っていたら、全て毛勝山であった。高年登山者が多いため、スキーよりアイゼン登山者が圧倒的に多い。)出発時に雨がぱらついてきた。

   朝飯を終えて出発する。雪の詰まった林道を辿り、最終堰堤は、右側から乗越した。ここからの毛勝谷は、傾斜もなく、広い大きな谷で、先行者が小さく見えた。ここからシール登行となった。この後、東京からの山スキー7人組とほぼ同じ行程で登った。大きな二俣までは、緩やかな斜面で、シール登行で楽に登れたが、下部斜面は、デブリと石ころだらけの斜面の上に、雨で雪面が窄状のデコボコ状態であった。(しかし、滑降したときには、気にするような斜面ではなかった。)

   大二俣を左に入ると、谷は狭くなり、傾斜も増してきた。右側の斜面からタイヤほどの石が猛スピードで落ちていった。あまりの大きさとその速さに畏怖の念を覚えた。(その後も小さな落石は、頻繁に起きていた。)

   だんだんシール登行がきつくなり、始めに檜山がアイゼンへ転向した。(1,750m付近)菊池は1,800m。本日体調が悪いと言っていた中野が、頑張って1,950m付近までシール登行した。アイゼンに変えて、順調に登ってようやく二人に追いついた。上部を見ると、ガスが掛かっている。最後の小さな二俣を右に入り、草付きで大休止とした。上から、アイゼンのおじさんが降りてきて、ここからは1ピッチで稜線だという。俄然力が湧いてきた。

   稜線が見えてからが意外と遠い。ようやく、ハイマツ帯を横切って、雪の詰まった稜線に着いた。右に釜谷、猫又の山。左に少し登ると、毛勝山であった。頂上付近には、先行者の高年登山者がいた。地肌が露出している頂上に立ち立派な道標とともに、写真に収まった。今年初の二百名山の頂上であった。改めて、同行の二人に感謝した。
 頂上近くの気持ちの良い雪面で大休止とした。ビールを傾け、ベーコンを焼く。いつものご馳走だけど、本当に旨い。最初はその姿を見せなかった剣の雄姿もだんだんと大きく見え、後立山連峰の山々(爺から白馬)もその存在を誇示していた。(目の前の素晴らしい斜面に取り憑かれた中野は、当然のごとく奇声とともに1分間の天国を味わって、10分の地獄登りを満喫していた。 
 
  いよいよ滑降である。降下地点までの稜線の斜面で足を慣らして、大滑降に入った。初めの栄誉を檜山が受けた。斜面はきつかったが、思ったほどではなかった。これを始めに三人三様で思い思いに滑りを満喫していた。時々集合しては、笑いを飛ばした。デブリと石ころを避けながら滑降して行った。スキーの板が泣いていたが、この斜面の状態では仕方がなかった。

    最終堰堤について、滑降は終了。何故か呆気なかった。見上げれば、緩やかな斜面が上に延びていた。今更ながらに満足した。

   後は、片貝山荘での大宴会のみである。足取りは軽やか。(途中でこれから登る3人の高年登山者に会い、どこにテントを張るのだろうと不思議に思た。)
    本日のメーンエベントを終えての大宴会である。(内容は想像のとおり。)それにしても片貝山荘は素晴らしい。また来たい山荘であった。

  
日曜日は、雨が落ちていた。これを幸いに猫又谷は、次回のための偵察とした。記録によれば毛勝谷のほうが斜度がキツイとなっているが、偵察からは、猫又谷のほうが狭い上に立って見えた。

     偵察をしていると、これから出掛けるパーティーが来た。山スキー、ショートスキー、アイゼンといろんな出立ちのパーティーであった。行けるところまでと言いながら出発していった。ちょっと惜しかったかな?とチョッピリ反省した。                                                   (檜山 記)