粟ヶ岳(1,293m)登山報告書
1.期 日  平成14年6月2日(日)
2.メンバー
   檜山、飯島、菊池(一)、菊池(み)

3.登山報告の山
 粟ヶ岳(1,293m)日本三百名山
粟ヶ岳は、新潟県の川内山塊の最高峰で、山頂は3つの峰(北峰、中ノ峰、粟ヶ岳)
から成っている。4月29日に山開き、11月3日に山じまいが、山麓の市の加茂山  岳会主催で開催されている。(この加茂山岳会は、今年創立72年という伝統ある山  岳会である。)山開き後の5月中旬から6月下旬まで中腹から頂上にかけてヒメサユ  リが開花し、粟ヶ岳が一番賑やかな時期となる。
4.行動報告
那珂町ジャスコ4:25発────── 8:00中央登山道口(200m)8:25────9:05三合目(495m)───── 10:07五合目・栃木平(735m)10:15───── 10:50砥沢ノ峰・粟ヶ岳ヒュッテ(1,049m)11:10──────11:55粟ヶ岳13:05─────── 3:45粟ヶ岳ヒュッテ 13:50───── 14:40三合目───────15:05登山口─────────20:30檜山宅
 粟ヶ岳は、3年前の鳥甲山を登ったとき、たまたま新潟の夫婦を車に乗せたときに ぜひ登ってくださいと言われた山であった。そのときも、ヒメサユリの咲く山と聞いていた。今回、日帰り登山を飯島に持ちかけ、菊池(一)の復帰プレ山行と菊池(み)のストレス解消山行(?)を計画した。

常磐道、磐越道を走る。綺麗なキャンプ場を過ぎ、予定した時間どおりの約3時間半ほどで登山口へ。しかし、登山口に着いて驚いた。たくさんの車、そう50台以上はあるだろう。大分先に駐車する羽目になった。作業に来た地元のおじさんに聞いたら、日曜日ごとに、この盛況だという。

山ノ神を祀った社にぬかずき、本日の登山の無事を祈る。堰堤を渡って右岸へ。直ぐに中央登山道のNO1(一合目)の標識がある登山口である。(標識は、ここから頂上のNO10まで整備されていた。)
杉林の急坂を登り、緩やかになると二合目の標識。しかし菊池が苦しそう。(何故か、先導が悪いと一蹴される。)道が削られた急坂を登り切ると分岐のある三合目。 木製ベンチがあり、後ろを振り返ると加茂市の街が見えた。

ここからも、急坂は続く。大きな砂利の詰まった道を越えるあたりで、スコップやトウガなど持った叔父さんの一団が、道が流れる土砂で削られないように、塩ビの樋を埋めて補修しているのだ。結構な相当の年配である。ご苦労様の声をかけて行く。 遅れ気味の菊池に声をかけてくれる、優しい叔父さんたちであった。

四合目で休む間に話が弾み(この時、加茂山岳会は今年72周年で、粟ヶ岳には毎年1度清掃登山に登ると聞いた。今日は女性軍は先行して、避難小屋でケンチンを作って待っているという。)水戸からわざわざ登りに来たと聞いて、責任者らしき叔父さんがザックの中から、山開きに配布した「粟ヶ岳記念バッチ」を我々に呉れたのには感激した。(これも菊池のおかげ!)まして五合目では、グレープフルーツまで頂いてしまった。(これには、菊池(み)が一番発憤し、この後は登るペースが早くなった。)

第2ベンチの大栃平からは、展望が一気に開けて、粟ヶ岳の三峯が。そして、雪を引いた守門岳が見えた。
再び急な道となり、3連続のアルミ梯子を越える。先行して岩場の基で休んでいる加茂山岳会に、協和町の小玉スイカをあげて先を急いだ。(この先から、小屋近くまでのルート沿いに、目的の花「ヒメサユリ」が咲いていた。)

岩場に掛かるクサリ場を過ぎると、前面の一番右奥に頂上が拡がる六合目である。ここから一度急降下し、また急坂を登って短いクサリ場を登り切り、水場の標識を過ぎて登って行くと、右手から別の登山道と合流した。ここから直ぐで七合目のヒュッテに着いた。中は小綺麗で、2階になっていた。ここまでに、小さな綺麗な花がたくさん咲いていた。

もう頂上は指呼の中。我々の意気も上がる。ここからはやせ尾根で、笹に覆われた道となった。北峰を過ぎ、笹原の緩やかな道を辿ると中峰である。ここから頂上は一投足であった。(あれだけの車の割には、下山者が少ないなあ〜と思っていたら、案の定、頂上は人でいっぱい)二等三角点をしっかり踏んで、笹藪の僅かなスペースに安息の地を得た。(頂上直下の雪の上の斜面には、カタクリが群落を成し、ショウジョウバカマも咲いていた。)

頂上には、加茂山岳会の創立60周年記念の展望盤があり、周囲の山々を同定した。 飯豊は一部が雲に隠されていた。磐梯、燧も雲の中。しかし、守門と浅草岳は、雪を引いていた。 いつもの頂上儀式が始まった。本日はこれに飯島推奨の「シャカシャカ」が付いて、菊池は超ご機嫌。頂上直下の雪で冷やした小玉スイカをほおばり、満足して下山することにした。

下山は楽々にして、しかも早い。(遅れてたは飯島か。)ヒメサユリの可憐さを再認識し、満ち足りた気分で登山口に着いた。

下山後は、磐越道安田インター近くの温泉施設で、気持ち良く汗を流し、菊池の好意で、生ビールをご相伴することが出来た。(これからは菊池の日程を聞いてから、計画をたてる必要があるという声が挙がった。)
粟ヶ岳は評判に違わない良い山だった。