三百名山完登記念登山報告書

  1.山域・山名   箱根山・神山(1,438m)
  2.目 的     三百名山完登記念登山
  3.日 時     平成18年9月30日(土)
  4.メンバー    檜山外33名の仲間

5.記 録
 日本三百名山の最後の山として大切にとっておいた山が、箱根・神山である。行動時間的に手頃であり、またロケーションもまずまずであるという理由からだ。
 当日は嬉しいことに、山仲間、友人や家族33名が同行してくれることになった。感謝の気持ちで一杯だった。しかし、期待は裏切られた。曇り空の天気で肝心の富士山が望めず、コース的にも結構な登りとアップダウンがあった。それでも、頂上でのセレモニーは盛大に和やかに盛り上がった。そして、素晴らしい贈り物もあった。菊池特製の記念の額、宮本先輩の手作りの記念の額、そして、圧巻は佐藤手書きの記念の横断幕と三百名山の全山名前入りの記念のペナントである。涙が出るほど嬉しい至福の時だった。忘れられない一日となった。

○9/30(土)  
  農業総合センター5:00---- (常磐道・首都高)--- 御殿場IC8:45----早雲山駅登山口9:20---- 10:40神山・駒ヶ岳分岐----11:35冠ヶ岳----11:50神山12:35----13:40駒ヶ岳(大宴会)----15:00 駒ヶ岳ロープウェー----17:15土肥温泉・湯茶寮マルト

 農業センターに集合し、常南交通バスで定刻通りの5時に出発する。車内で御礼の挨拶などのセレモニーなどを行い、首都高も順調に抜けて、海老名SAで朝食などを摂って、一路登山口のある早雲山駅へ。

  共同食などの荷物を振り分け、記念写真を撮って出発した。記念の額を担ぐ菊池の姿が勇ましい。天気はどんより曇り空。ルートは樹林の中に緩やかな登りが続いていた。風もないうえ湿気があり、直ぐに汗が出てきた。30数名の団体での行動は思い思いのペースで行動・休憩した。休憩の度に賑やかな声が響く。団体の線は長く延び、いつの間にか殿近くを占めていた。

途中で硫黄の臭いがした。クマザサが出てくるとようやく登りも終わり、少しのトラバースで神山と駒への分岐に出た。相変わらず天気はどんよりとしていて蒸し暑い。汗で眼鏡が曇るほどだ。

 分岐から一端高度を下げると、今は通行禁止となっている大涌谷へのルートに合流した。ここから大涌谷の蒸気が見えた。緩やかな登りを忠実に辿ると冠ヶ岳の分岐に出た。折角なので、往復することにした。立派な祠を過ぎると視界の効かない冠ヶ岳に立った。分岐から10分弱度であった。

 分岐に戻り神山を目指す。神山まで5分の標識があり、行く手に大きな盛り上がりが見えた。5分は表示違反ではなどと言い合いながら最後の登りに歩を進めた。

 神山山頂には、同行してくれた仲間が笑顔と拍手で迎えてくれた。素晴らしい仲間の手を合わせたトンネルを潜って念願の神山の一等三角点を踏んだ。胸が熱くなった。既に持ち上げた記念の額やペナントが設置され、舞台は出来上がっていた。

 後は乾杯のみ。ビールなどをなみなみついて声高らかにカンパ〜イの声が湧き上がった。次々と記念写真を撮って、短くも長い山頂での至福の時があった。(この時間、山頂を占有してしまい、他の登山者に迷惑を掛けてしまったのは申し訳なかった。また、雨谷、舞木両先輩が駒ヶ岳に直行しており、山頂でこの喜びを共有できなかったことはちょっぴり残念だった。)

 駒を目指して頂上を去る時は来た。笑いの中で下りが始まった。道は一部ぬかるんでいるうえ、時々深く抉られた下り道となった。滑らないよう慎重に行く。(頂上ビールが効いた者もいた。)鞍部に出て休憩とした。

  鞍部の直ぐ上は樹林も切れて見晴らしが良い。ここで先行者と合流して駒を目指した。 樹林も消えて草付きの斜面となり、やがて右側に古びたロープウェー駅舎が見えると、神社の建つ駒ヶ岳の頂上だった。

神社に参拝して、これまでの山行の無事に感謝した。駅舎近くの丘に手を振る二人が見えた。両先輩だった。

 両先輩の待つ宴会場に全員到着し、雨谷先輩の音頭で既定の大宴会が始まった。笑いと拍手の中で盛大に盛り上がり、寒さなど忘れてしまうほどだ。時々ガスが切れると芦ノ湖も見えた。持ち上げた食料、飲料をすべて平らげて、ようやく宴は終了となった。軽やかな(?)足取りとなって、ロープウェー駅に着き、霞んでいる富士山を微かに確かめながら山麓駅に待つバスに乗った。

 土肥温泉での祝賀会は、想像通りの盛り上がりとなった。二人(真理子と知事)からの祝電披露が一層気分を盛り上げた。一生忘れられない、たくさんの人たちに改めて借りを作った一日となった。
                                  (記:檜山)