甲斐駒ヶ岳(2,966m)

目 的  黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳
日 時  平成19年9月7日(金)〜8日(日)
メンバー 檜山 隆(単独)

記 録  那珂市〜竹宇駒ヶ岳神社 往復約580km
今回の山行は6月30日以来である。7,8月が白内障などの手術のため千日回峰登山を中断したからだ。台風9号の一過で好天が約束されるため、急遽計画した。
夜行登山であったが、雲海が素晴らしく、八ヶ岳はガスのため見えなかったが、北岳と仙丈岳、鳳凰三山や富士山の眺望には恵まれた。満足して終えることが出来た。

○9月7日〜8日  起床=0:20 天気=晴れ
  那珂市 19:00 ---(常磐道・首都高・中央道)-----須玉IC----22:10駐車場(820m)0:55----2:10鉄柱道標---- 2:55刃渡り----3:18刀利天狗----3:48五合目避難小屋3:55--- 4:30七丈小屋(2,380m)4:45---- 5:20八合目---- 6:25甲斐駒ヶ岳7:00---7:40八合目---8:00七丈小屋8:10----8:40五合目小屋8:45----9:05刀利天狗----9:15刃渡り---- 9:50横手分岐---- 10:40竹宇駒ヶ岳神社・駐車尾白の湯11:50----須玉IC----(中央道・首都高・常磐道)---- 16:10那珂市

 自宅を夜7時に出て登山口の竹宇駒ヶ岳神社を目指す。首都高,中央道とも順調に流れ、22時過ぎに到着した。今回は車の中で入山祝いをしてから仮眠を取った。
 予定時間の0時20分に起床し、ヘッドランプの明かりの下出発する。空には満天の星が瞬いていた。竹宇神社でいつもの様に安全登山を祈念して尾白川の橋を渡り本格的な登山が始まった。尾白渓谷への分岐を過ぎて、段々と高度を上げてゆく。今回も深く抉られた道は昨日の雨でシットリとしていた。

 最初の関門、横手への分岐を過ぎて、見覚えのある立派な金属製の道標に出た。ここから急な道を大きく登ると仏像や仏塔が安置された平らな尾根に出た。ここからが八丁坂の登りだ。忠実に高度を稼ぎ樹林が切れて刃渡りの岩場に出た。ここで初めて小休止した。頭上は開けて満天の星だ。漆黒の闇に街明かりが際だつ。少し登り階段や梯子が出てくると一群の石像物のある刀利天狗に着いた。先を急ぐ。

 ここからは黒戸山をトラバース気味に登って行く。登りが下りのトラバースとなり、水の流れる登山道を下り切ると五合目鞍部に出た。小屋に取り毀されていた。昼間なら見えるはずの緑濃い盛り上がりは、漆黒の闇の中に溶け込んでいた。一旦鞍部の底まで下り、器用に壁に付けられた梯子を登り出す。二つの盛り上がりを登ると七丈小屋である。小休止の後、頂上を目指す。

 直ぐ上のテント場を過ぎて夏道を忠実に辿る。登りだしてから辺りが明るくなり、雲海を割って朝日が輝きだした。八合目ピークに着いた時には、夜は完全に明けていた。ここから見える頂上はまだ遠く感じる。三つの峰を越えたところが頂上だ。

 岩の詰まったルンゼ状の急斜面やしっかりと踏み跡がつけられた岩肌を登り、巨大な岩の傍をすり抜けながら高度を上げて行くと、小さな社と石像物や道標の建つピークに着いた。ここから頂上は一投足である。

 三角点を踏んでいつもの眺望に満足した。ただし、八ヶ岳だけは濃いガスの中だった。ビールを飲みながら誰もいない、独り占めの頂上で至福の時に浸った。急遽の思い立ちであったが、登れたことに満足して下山に掛かった。

 ルンゼ状の急斜面で若いカップルに会う。トレイル登山のようだ。七丈小屋で管理人さんに声を掛けたが、不在のようだ。(荷揚げしている管理人に刃渡りで再会した。)下山中に20人を超える登山者に会った。その中にトレイル登山者4人組がいた。

 辛い下りを終えて駒神社に登頂の御礼を述べ、いつもの「尾白の湯」に入り、汗を流した。前回同様、満足感が胸一杯に拡がった。中央道、首都高とも渋滞もなく順調に走れた。予定時間より1時間も早く家に着いた。