鳥海山・飯豊山


目 的
         鳥海山湯ノ台コースと飯豊山石転び沢のスキー滑降

日 時         平成18年6月3日()〜4日(日)

メンバー       北條・檜山・水越・菊池


記 録
 

 6/3() 常陸大宮土木2時集合       天気:晴れ

常陸大宮2:00-----大子-----矢吹IC-----(東北・山形道)---- 酒田みなとIC-----7:40湯ノ台牧場-----7:50林道積雪の終点8:35-----10:05河原宿小屋上10:30-------11:25ハイマツ-----退横断・雪渓-----12:30雪渓最上部-----12:40主稜線13:10----雪渓最上部13:25-----13:45大休止(細い雪渓下)14:15-----15:00林道終点15:25----(山形道)-----20:00飯豊町道の駅(テント)

 

 

 常陸大宮土木に2時集合し出発。今回は水越車の初デビューだ。途中の大子土木で菊池を拾って、一路鳥海山を目指す。

  いつもの湯ノ台牧場から、鳥海山を眺めた。水越の一声は「今年は雪が少ない。繋がっていないよ。」以前撮った写真との比較の結果だった。林道を辿って行くと、車が5〜6台駐車されていた。

雪が詰まっており、ここでアウト。強引に車を走らせて、バックするときに側溝に落。水越の顔が青くなった?ゴメン。無事脱出し、用意をしてからスキーを担いで林道を歩く。例年だと、直ぐに沢にルートを採るところだが、今年はやはり少なかった。

  適当に雪が詰まったところで、沢にルートを採った。シールを効かせてどんどん登る。広い斜面に出たが、その斜面に大きな亀裂が走っていた。(水越の話では初めて見たという。)滝ノ小屋を左に見送りながら、なお上を目指す。先行者が一人見えた。

  いつもの斜面に取り付く手前に、ハイマツ帯の左側を登ってゆくと、河原宿小屋の上に出た。大休止して上を見ると、滑降して降りてくるパーティーが見えた。更に上を目指してシールを滑らす。ここから二手に別れてしまった。

檜山を除いて三人は、そのまま大斜面を登り、夏道を辿って外輪山の一角に出た。檜山は、ハイマツ帯の雪を拾って横断し、いつもの雪渓にルートを採った。天気は上々で、余裕を持って登る。

 斜度がきつくなり、最上部手前50mからはスキーを担いだ。スキーをデポして、主稜線に向かう。草付きには、ショウジョウバカマが咲いていた。

  主稜線で、水越達を待った。鳥海山の新山と神社が見える。三人に合流して後、また、雪渓に戻る。待ちに待った滑降の用意をする。出だしは急ではあるが、ほど良い斜面でもある。最初に滑降する。天気は上々、雪質も良い。思い思いのシュプールを斜面に刻んだ。

満足の声
が上がった。登山者が三人ほど登ってくる側を滑り抜けていった。広い斜面に出て、大休止とした。ビールが渇いた喉にしみ込んで格別旨い。

  ここからは、道路まで、途中の亀裂に気を付けて緩やかな斜面を滑り込んでいく。

 樹林の混んだところで、横転して左肩を強打したトラブルはあったが、無事駐車地点に着いて、鳥海山の山スキーを終了した。満足のいくスキーだった。

 飯豊の石転び沢に転進する。途中酒田市内で食料を買い出してから向かう。山形道に乗り、長井市や南陽市を経由して、飯豊町の道の駅にテントを張った。路上生活者に負けないいつものパターンで宴会は盛り上がった。(みんな、ら行は巧く言えたかな?)

                                                                  (檜山:記)

 

 

 


6/4
()  起床:4:00   天気:晴れ

道の駅4:30-----5:30飯豊林道ゲート6:00----6:15温身平----6:40堰堤ダム-----7:05うまい水-----7:30雪渓末端----8:20石転び沢出合----11:00〜11:30主稜線(北股小屋)11:05-------11:20北股岳-----11:30主稜線11:45------12:35石転び沢末端13:15-----14:30 〜15:05ゲート15:25----(梅花皮荘)--- 16:35楢口峠----22:00大宮土木(解散)

 

 

  飯豊林道ゲートに向かう。経験者である水越の案内で、スムーズに着いた。既に車は10台以上駐車されていた。用意をして出発となった。

  林道を歩いていると、自転車に乗った登山者が通り過ぎて行く。堰堤ダムまでは平坦で使えるようだ。温身平からは、飯豊の山の一角が見えた。烏帽子岳の前衛峰みたい。堰堤ダムには自転車が2台ほどあった。

  堰堤を過ぎると、本格的な登山道である。ルートは梅花皮沢に沿って付けられており、樹林が混んでくると何度も「ゴメンナサイ」と頭を下げながらルートを辿った。時々残雪の上を歩く。「うまい水」という標識が枝にぶら下がっている小さな沢で小休止とした。冷たくて旨い。

 ここから樹林の混んだルートを辿ると、雪渓末端に出た。目の前には大きな雪渓が長くのびていた。ここからはシールで登ったが、ほとんどの登山者は、スキーを担いで登っていた。門内沢から左に入る地点が、石転び沢の出合である。

先行者は既に上部に米粒程度に見え、我らの後、先にもたく
さんの登山者が登っていた。しかもスキーではなく、歩行での登山者も多い。広い沢筋には何カ所かに、落石とデブリがあり、雪崩への注意も必要だった。

  沢筋を忠実にひたすら登る。やがて傾斜が強くなって、歩行を余儀なくされた。前回は最後までスキーで登った水越でさえ、傾斜が相当強くなった地点で歩行に変えた。

  アイゼンがないので、一歩一歩蹴り込みながら慎重に登る。斜度が最大のところ(45度)から、トレースは斜行していた。何となくいやらしいところだ。しかし、ここを過ぎると斜度は落ち、正面に梅花皮小屋が見えてくると、稜線までは一投足だった。

  小屋は綺麗な小屋で、しかも水洗であった。稜線に立つと、飯豊山からの長い稜線から盛り上がった飯豊の最高峰「大日岳」が見えた。南斜面には、ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲが咲いていた。まだ後続が登ってこないので、一人27年ぶりの北股岳に登ることにした。

北股岳からは、飯豊山大きく構え、そこから長い稜線が大日岳へと続いていた。振り返
れば、門内岳へと続く主稜線が。記念写真を撮って、直ぐ下山した。三人の仲間は既に到着し、滑降の準備をしていた。


 本来ならここでビールを傾けるところだが、急斜面の滑降もあり、滑降を存分に楽しんだ後の楽しみにとっておくことになった。滑降に入る。気持ちの良い斜面が続いて奇声が飛んだ。

主役を度々入れ替えての動画撮影を敢行した。長い登りの苦労が、短い滑降の満足感に凝縮されていた。

  石転び沢出合でビールを傾けた。旨かった。よく見ると、ここから稜線に建つ梅花皮小屋が見えた。さぁ〜雪渓末端までの最後の滑降だ。気合いを入れて滑り出した。

 最後の滑降をいろいろ演出しながらもあっという間に終わってしまった。スキーを外し、ここからは「ゴメンナサイ街道」をひたすら行くのみだ。

  それぞれのペースで林道終点まで歩く。(時間的に30分程度の差が付いてしまった。)林道終点のゲートで記念写真を撮って、温泉施設の梅花皮荘に向かった。

梅花皮荘の大浴場からの景色は第一級だった。我々が登った石転び沢は見えなかったが、豊富な残雪を輝かせた飯豊山から御西岳への長い稜線が見えた。

そして、湯上がりの気分一新に、それ以上の、第一等の風景を目の当たりに出来た。楢口峠からの飯豊連山のである。全山が指呼の中だった。正面に数時間前に立った石転び沢から直立して見える稜線があった。全く素晴らしい。


(
ここには、50人以上が座れる青テントが張られていた。北條さんの送別山行候補地として挙げることにした。)懐かしき差岳は、存在感のあるドッシリとした山容を見せていた。

 素晴らしい景観に満足し、一路大宮を目指して車を走らせた。

                                                               (檜山:記)