白砂山、岩菅山、笠ヶ岳、横手山登山及び秘湯探索ツアー

 水越企画の秋山第一弾は、飯島さんが行けなくなり、鈴木君と2人で9月9日から10日にかけて、200名山2つ(白砂山、岩菅山)、300名山2つ(笠ヶ岳、横手山)と野湯2つ(尻焼温泉、常布の滝下温泉)に行ってきました。


  メンバー 水越、鈴木
  日時    9月9-10日

9月9日(土)

水戸3:00===8:00登山口8:25----11:50白砂山12:35---15:45登山口16:00==16:30尻焼温泉17:20===19:30志賀高原スキー場駐車場泊21:00就寝

関東の天気が悪いとの予報により、当初計画2日目の谷川方面の仙ノ倉山を志賀高原の岩菅山に変更した。水戸市役所赤塚出張所を3時集合出発。渋川市から六合村を抜け野反湖の北側駐車場まで240km、5時間かかった。

9日の白砂山(往復6時間30分)は、天気予報のとおり朝は濃霧、笹が刈り払われた登山道を登る。標高差は約600mほどであり2時間くらいかと思っていたが、アップダウンがあり思ったより時間がかかる。

 鈴木君は、2リッターの水を97kgの巨体に流し込むが、休むたびに首に巻いたタオルを絞るとコップ1杯以上の汗がでる。私が33kgの重荷を背負っているのと同じ。諸先輩方の涙ぐましい命をかけた減量の話をしても、本人いたって無頓着。玉の汗が噴き出す額を拭いもせず笑顔で、また水をがぶ飲みする。

 登山道周辺には、既にドクツルタケ等のキノコも出始めていた。中間地点となる水場への分岐から野反湖が見えるかと思われたが何も見えず。稜線に出てからは時々ガスが切れ白砂山や周りの山々が見えるときもあった。

 山頂で記念撮影したが、スプレーで殴り書きされた山頂名の看板には、情けなくなってしまった。山頂だけは、ずっとガスの中で、埼玉からきた年配の方としばし話をしながら待ったが、下山するまで、期待した展望は得られなかった。下山をはじめると稜線からガスが消えていき、佐武流山などが確認できた。頂上の1人を入れ下山までに5組の登山者のみ、静かな山である。


下山後、初夏のような日差しの中で汗だくになった体を、20年ぶりとなる尻焼温泉の河原の無料混浴露天風呂へ沈める。水着を着た若い女性が何人も入っておりました。

参考:尻焼温泉
 この温泉は、河原の中からわき出している。降雨後の上流からの増水や雪解け時の冷たい水など時期や天候によって入れない場合がある。川の上の道路から丸見えで、以前から脱衣場もなく、女性は水着ではいる人が多い。
 また、最近できたらしい(?)小屋がけした4,5人入れる湯船が1つできていた。4軒ほどの温泉宿があり、温泉手前200mに駐車場ができていた。無料の温浴露天風呂である。コケがついた岩の上が、滑りやすく、女性がお尻から落ちていった。深い所は160cmほどある。下流に行くほどぬるくなる。なお、痔には、いいらしい。

草津のコンビニでビールと食料を調達し、夜のうちに草津から志賀高原に抜け、岩菅山登山口近くのスキー場の駐車場にてテント泊。雲ひとつない夜空に月が輝いていた。

9月10日(日)
4:30駐車場5:20==岩菅山登山口5:40---6:50中間地点—8:00岩菅山8:30—9:45登山口==10:30笠ヶ岳登山口10:40---10:55笠ヶ岳11:00---11:08登山口==11:40渋峠—12:10横手山---12:30渋峠==13:40芳ケ平登山道入口---14:40滝への分岐—15:00常布の滝—15:30滝下温泉17:15—-17:30分岐----18:1 0芳ケ平登山道入口

10日午前中に岩菅山、笠ヶ岳、横手山の3つを登る。
岩菅山は、一等三角点百名山でもあり、すばらしい展望の山であった。快晴で、岩菅山(往復3時間35分)からは富士山、槍ヶ岳をはじめとした北アルプスの稜線、昨日登った白砂山などのパノラマが快晴の中に広がっていた。白砂山より南には雲海が広がっており、昨日と同じ天気のようで転身は正解であった。下山までに3組にしか会わなかった。下山後、カーナビに次の山をセットしながら移動。雲が、わき始めてきた。

笠ヶ岳(往復20分)手軽に登れる展望の山であり、横手山方面からの姿が美しい山である。山頂からは、岩菅山方面は雲の中になり、横手山が正面に見えていたが、鈴木君が上がってくる前にガスがかかりはじめる。この峠を西に下ると七味温泉などの高山温泉郷となるが、野湯を求めて草津方面に戻るため次回のお楽しみとした。

次の日本一高い所にあるパン屋のある横手山にリフトを使わず登る。(往復50分)リフト代は渋峠より往復700円。笠ヶ岳が眼下に見える。観光客であふれる横手山は、スキー場そのものであるが、こちらも展望の山である。

白根山付近は200台近くの車と喧噪の世界であり、パスして、今回のメインテーマである温泉探索に向かう。今回の目玉の温泉は、秘湯マニアは有名で、名前を聞くと「情婦のタキの舌の温泉」と聞き違え妙な連想と勘違いを起こしそうであるが、「常布の滝の下の温泉」である。草津高原ゴルフ場手前の芳ケ平、渋峠方面の登山道を1時間半上ったところ、途中より常布の滝へのルート(上級者向けとの表示)分岐があり、20分ほどで滝まで行ける。

なお、滝への道は、ロープが張ってあるが、温泉へのルートを示すものはなにもない。温泉はその途中(1340m付近)を沢に下りていく。落差7,8mの小滝の左下の巨石の下の洞窟状になった所に、目指す温泉がある。

 日本の滝100選の常布の滝(落差70mこちらも一見の価値あり)の下流にある野湯で、登山道より渓流の下りること4回目にして、ついに発見。1時間半も入湯してしまった。滝からの冷水を食い止める石積みに先人たちの苦労が偲ばれる。3人では少し狭い湯船(今回は、ちょうど2人がベスト?)で、冷凍枝豆を袋ごと源泉で解凍し、滝の冷たいしぶきを浴びながら40度前後のまさに適温の至福の時を過ごしたのであった。

 なお、強酸性のため滝のしぶきが目に入るとチカチカする。鍋焼きうどんで体を温め、名残惜しい温泉に別れを告げたのは、17時15分。登山道を20分ほど登り返し分岐に、あとは暗くなった道を、雷鳴が響く中、18時10分車に戻った。この温泉で雷雨にあったら大変なことになる。なお、この上流と下流にも野湯があるらしい。再調査を行いたい思いを胸に、23時10分水戸着(往復約600km)。文責:水越


*なお、登山道手前の道を上がっていくと林道に行けるらしいが、この林道は崩壊しており通行止めとなっている。崩壊先で、登山道と合流するようです。