安達太良山系 安達太良山・鉄山

   安達太良山登頂及び沼尻温泉源泉秘湯探訪
   平成18年8月27日(日)日帰り
   飯島孝夫、水越健夫

記 録
  水戸5:00==東北道矢吹IC==磐越道猪苗代IC==8:00沼尻スキー場上部駐車場
  登山口8:15−−−10:05船明神山−−−10:45安達太良山頂11:00−−−11:40鉄山−−−12:10胎内岩12:45−−−13:25沼尻温泉源泉14:20−−−15:00登山口==(母成ライン)==磐梯熱海IC==矢吹IC===19:00水戸着

  安達太良山は、これまで我々のごく身近な山として、季節を問わず様々なルートで楽ししましてくれた山である。今回は、安達太良山西側の沼尻登山口から登り、沼ノ平上部の外輪山を一周するコースであり、下山途中の沼尻温泉源泉入湯が今回の山行の目的であった。山行前夜に水越さんから嬉しい同行の申し出があり2人で行くことになった。

 沼尻スキー場上部の駐車場に車を置き、登山道を登り始めしばらく緩い登りを行くと白糸の滝展望台に着く。更にスキー場ゲレンデの脇を少し登ると左に湯ノ花採種場へ下る道との分岐に出る。

 樹林帯の急斜面を障子ヶ岩に向かって一気に登ると、左側に切れ落ちた障子ヶ岩に達する。晴れていれば沼ノ平が一望できるであろうが、あいにくガスっていてかすかにしか望むことが出来ない。しばらく岩峰群を進むといったん下り、船明神山とのコルの小さな池のほとりに出る。この辺り初夏はお花畑になるであろう。

 船明神山の登りにかかり岩場を巻ながら登っていく。廻りはガスの中で景色は見ることは出来ない。ペンキマークを頼りに登っていくと船明神の祠の前に出て頂上である。祠をお参りし、一旦下りると石筵(いしむしろ)への分岐点に出る。ここは、2000年5月に石筵から和尚山を経て安達太良山に登った際に下山したルートであったが、その時は船明神山の頂上は踏まないで下ってしまったので今回が初めての山頂であった。

 主稜線の牛ノ首に出ると一気に人が増え、今までの静かな山とは一変してしまった。安達太良山頂にも大勢の登山者が休んでおり、景色も望めないことから記念撮影をし、腹ごしらえをして早々に下山にかかった。

 くろがね小屋の屋根が遙か下に望まれる馬ノ背から鉄山の登りにかかり頂上にはまた多 くの人達が休んでいた。昨年の舞木さん退職記念山行ではここでジュージューやりながらビールで乾杯したのを懐かしく思いだした。

 鉄山避難小屋から主稜線を離れ胎内岩に向かう、途中のシャクナゲの塔には飛行機のプロペラが2本左右対称に設置されておりどのような意味があるのか不明である。胎内岩にはここからすぐに着いた。南米ギアナ高地のテーブルマウンテンを思わせる岩峰群のすば らしい景観は、これまで安達太良山の一部にこのような所があるとは思ってもみなかった。

 この岩の上でフリークライミングの確保をしている若者がいたので声を掛けると茨城か ら来たとのことなので、小倉君の名を告げると下にいるとのことである。しばし待つと懐かしい顔が岩の下から現れた。最近の小倉君はクライミングの世界に身を投じ毎週のようにを仲間とここに来ていると言う。実は今回の山行を思い立ったのは彼から見せられた秘湯の写真からであった。しばし歓談し、源泉の入湯ポイントなどを聞いて下山にかかった。

 硫黄沢の畔にたどり着くと沢の中の至る所に入湯出来そうなところがある。源泉と沢の冷水が混ざり合い適度な温度になっており、何組かの先着者達が楽しんでいた。小倉君から聞いた入湯ポイントは湯ノ花採取小屋から少し下り登山道から影になった所の2段の滝である。衣服を脱ぎ捨てドボンと飛び込むと泉質といい、温度といい最高。硫黄分豊富な白濁の湯は今まで味わったことの無いような最高の気分にさせてくれた。後先考えず自然の打たせ湯に身を投じてしまい体中硫黄の臭いがこびりつき2,3日抜けなかった。

 水越さんが持参してくれた凍らせたビールが丁度良い具合に解け、至極の味わいを楽しま せてくれた。
 温泉で身も心も温まり良い気持ちで駐車場に着き、又の訪れを思いつつ一路帰水した。
  なお、この温泉の入湯時期は9月ぐらいまでが最適で、その後は寒くなるので適さない とのことである。
            
       
 
 
 
 
 
 
 
 
      胎内岩を拳じる