火打山、妙高山


日程:918日〜919
メンバー:中野、北条、一家、興津、八城、菅谷、相良
コース及び記録

918日(日)晴れ

筑西合庁4:00=(上信越道)=笹ヶ峰9:05〜高谷池ヒュッテ12:30〜火打山13:48〜高谷池ヒュッテ15:20(幕営)

 筑西合庁4:00に集合した。登山口となる妙高山麓国民休暇村の駐車場はたくさんの車でいっぱいであったが、駐車場のはずれに4台ほど駐車できそうなスペースがあった。舗装はされていないようだが、駐車しても問題なさそうであった。

登山口は駐車場の裏手から始まっており、遊歩道と一部重なっているようであった。ログハウス調のゲートをくぐると木道が鬱蒼とした樹林の中にのびていた。傾斜の緩やかな木道を進むと、黒沢川を鉄橋で越えた。ここから登山道は急登となり、胸突き八丁の登りが始まった。樹林帯の中で風通しが悪いので、暑さに辟易しながら登ったが、休憩しているとすぐに体温が元に戻り、山は秋の雰囲気につつまれているように感じた。

傾斜が緩み、登山道が木道に変わると、富士見平の分岐であった。さらに進むと木道がなくなり、足場がやや悪く所々ぬかるんだ登山道を進むようになった。登山道は黒沢岳の山腹をトラバースするようにつけられているようであった。樹林の間から高谷池ヒュッテの三角屋根が見え、近いように感じるがなかなか近づかなかった。樹林帯が切れると湿原が広がっており、登山道は木道になり、高谷池ヒュッテが間近に見えた。

以前、山スキーで来た時には、雪で埋まっていたので、周りに何もなかったが、今の小屋は低木で取り囲まれていて、降雪期とは違った雰囲気があった。小屋には「本日満室」と書かれた看板があり、小屋の前のベンチは登山者でごったがえしていた。テン場は小屋の近くの水場のそばであったが、煮沸しないと飲めないとの注意書きが水場に立てられていた。なお、新設されたバイオトイレは大変きれいだが、使用済みの紙は各自お持ち帰りとのことであった(中野氏談)。


 さっそく幕営場所を確保し、テント設営をし、火打山を目指すこととなった。最初は湿原の中の整備された傾斜のない木道を進んだ。山スキーで来た時には、木道の左側の湿地帯の上を滑ったようであった。天狗の庭を過ぎて、木道が登山道に変わった辺りから、傾斜がきつくなり、息を切らせつつ登るようになった。

頂上らしきものは見えるものの、なかなかたどりつかない。前回山スキーで来たときも、最後の登りはとてもきつかったのを思い出した(
GPSログによると、最初は木道の左側を進み、最後の登りは登山道に沿って登り、山頂から天狗の庭方向に滑ったようだった)。傾斜がゆるみ、なだらかな稜線を進むが、再び急登となり、登り詰めると頂上であった。

残念ながら、ガスのため遠くの展望は利かなかった。山スキーで来たときに、山頂から日本海を望むことができたので、今回は残念であった。山頂では、ビール、ウィンナーなどでささやかな宴となった。同じ山に季節を変えて登るのも良いものだと思った。

高谷池ヒュッテのテント場に戻り、盛大なお月見会となった。最初天気は良く、青空が見えていたが、だんだんと雲が多くなってきた。夕刻に満月が昇ってきたが、登ってすぐに雲の中に入ってしまった。深夜未明に再び天候が回復して、初名月を拝めた人もいたようであった。その後、天気は悪化し、深夜二時頃から風雨が強くなってきた。


  天狗の庭                                 高谷地テンでの宴会


919日(月)雨のち晴れ










  高谷地ヒュッテとテントサイト








高谷池ヒュッテ6:05〜黒沢ヒュッテ7:07〜妙高山9:20〜黒沢ヒュッテ11:23〜富士見平14:10〜笹ヶ峰14:10


 4:00に起床し、朝食をとり、テントを撤収し、出発した。雨の中、滑りやすい木道を進んだ。すぐに木道は登山道に変わり、左側が切れ落ちた稜線を進むようになった。樹林の中の登山道を進み、茶臼山を越えると、黒沢池が見え、やがてドーム状の建造物が見えてきた。クマ笹の中の登山道を下ると、黒沢ヒュッテであった。妙高山の外輪山の登りは、雨でぬかるんだ登山道をえんえん登っていった。

傾斜がゆるみ、大倉乗越で外輪山を越えると、今度は急勾配の下りとなった。下りきると、左手に長助池を見ながら、外輪山をやや下るようにトラバースして進んだ。下り勾配の登山道が登りに転じるあたりに、沢があり水場となっているようで、旨い水が流れていた。大倉池への分岐を過ぎると、登山道の傾斜がきつくなった。途中風雨が強くなり、どしゃぶりの中を登るようになったが、樹林帯のため直接風雨に晒されなかったのでありがたかった。急登の登山道を上りきると妙高山の稜線となり、開けた場所に出た。山頂はさらに先で、わずかのアップダウンを超えると、祠が奉られた山頂に到着した。雨は小雨になりつつあったが、ガスにため展望は利かなかった。

 もと来た道を戻ったが、外輪山の登り返しがけっこうきつかった。また、外輪山の下りはぬかるんでいたので、つるつる滑りながらの下山となった。黒谷池ヒュッテに戻る頃、雨は止んでいた。黒谷池ヒュッテからしばらく木道が整備された湿地帯の中を進んだ。湿地の植物は赤く色づきはじめ、秋の気配がすぐそこまで来ているようであった。黒沢岳の山麓をトラバースする辺りで、登山道は樹林の中を小アップダウンし、先日通過した富士見平の分岐で笹ヶ峰からの道と合流した。

天気は完全に回復し、晴れ間が見えていた。富士見平から下るにつれ、だんだんと暑さがぶりかえしてきた。黒沢川の鉄橋を越え、登山道が木道になったあたりで、中野さんがキノコ(チタケ)採取に精を出していた。帰りの高速道路は軽い自然渋滞があったが、
22時前には筑西合庁に着くことができた。2日目は雨にたたられたが、なかなか楽しい山行であったと思う。

                                                     (記録:相良)