一切経山

紅葉といで湯を楽しむ山歩き

平成16年11月6日(土)

メンバー  中野、一家、市村

天候:晴れ

協和4:00=======5:20矢板IC====二本松IC=======7:15仁田沼駐車場7:30------- 仙水沼----11:15浄土平-------12:15一切経山13:15---------17:00仁田沼駐車場

 職場旅行で福島県土湯温泉に行くことに決まったが、単なる観光旅行だけは絶対に避けたいという思いから、密かに中野さんと山歩きの計画をもくろんでいた。その結果、「土湯温泉から一切経山を登る」という秋の魅力満載のオプションが企てられた。
 通常、一切経山や吾妻小富士周辺を歩くときは、浄土平をベースにするらしいが、本日は、下山して土湯温泉の旅館に泊まるだけという日程なので、登山口を仁田沼に選び、1日中たっぷり山歩きを満喫することにした。

 登山口から20分程歩いたところにある男沼は、静粛で神秘的な沼で、取り囲む木々の紅葉も大変素晴らしいところであった。しかし、この沼からの分岐点を間違え、のっけから30分ほどタイムロスしてしまった。登山道は、樹林帯の中をトラバース気味に登っていく。紅葉はほとんど終わりで、落ち葉が堆積した道は大変滑りやすい。

 かなり歩いたなぁと思った頃、水量が豊富な一本の沢が現れた。登山道は対岸に続いているため、これを渡らないといけない。水量が少ない場所を探したのだが、長雨が続いた今秋のこと、増水気味のためか渡れそうで渡れる場所がない。そんなこんなで路頭に迷った結果、靴を脱いで裸足で渡ることになった。「ちべたぁ〜い」を連発、まさか晩秋の沢を裸足で歩くことになろうとは。地図を見ると「増水時徒渉不可」と書いてあるではないか。

 かなり時間をロスした。このままでは、夜の宴会時間までに下山できないかもしれないため、ピッチを上げた。それにしても浄土平は遠い。視界のきかない笹藪を延々と歩き続ける。笹藪をぬけると視界が開け、そこは浄土平だった。
 吾妻スカイラインを横切り、右手にレストハウスを眺めながら一切経山へ登った。山頂は風がかなり強かったのだが、眼下に見下ろす五色沼は本当に綺麗だった。

 恒例の焼き肉ジュージューをはじめたのだが、風が強く急激に体温が低下してせいか、次々に脚をつるハメになり、全員脚をつった状態というなんとも無様な宴会になってしまった。

 寒さのため、早々と片づけ、下山をはじめた。下りは往路を戻る、ということは否応なしに再び「地獄の沢歩き」が現れるのだ。下山の足取りは軽かったが、沢歩きはやっぱり冷たかった。こんなことでは冬のキタカマなんてとても歩けやしない。
 沢を渡ったあと、再び道を間違え、林道にでた。夕闇迫る林道を黙々と歩いていると中野さんの携帯が鳴った。部長からの電話で「もうすぐ宿に着くとのこと」。ヤバイ、こちらも急がなければ・・・。

 駐車場に着く頃には、すっかり日も暮れていた。のんびり歩くつもりだったのだが、なんだかんだで行動時間9時間としみじみした山歩きだった。
 
 下山後、土湯温泉「山水荘」の温泉にザブン。「極楽、ごくらくぅ」、料理も大変おいしかったし、足裏マッサージもよかった。

(記録:一家)