平成15年度春山合宿報告  北アルプス 白馬岳 

1.期 間  平成15年4月25日(金)〜29日(火)(夜行3泊4日)
2.山 域  北アルプス 白馬岳(猿倉台地BC)
3.目 的  (1)パーティーシップの確立
        (2)新人による春山の踏破
4.参加者  檜山 隆、舞木善郎、加藤智司、宮本 昂、関谷銃造、菊池みち子,矢田和寛


関谷さん特製のリヤカー                                猿倉小屋の前で     

5.行動の記録
 今回のコースは、猿倉台地をBCとし双子尾根、子蓮華尾根の2つの尾根からそれぞれ白馬の山頂を目指すというものである。

○4/25(金)雨のちくもり 
県立中央病院2:00 =====(〜北関東自動車道・関越自動車道・上信越自動車道〜)=====

○4/26(土)くもり
二股発電所7:35------ 猿倉荘9:40------10:35猿倉台地BC12:20------13:05小日向のコル------ 13:35猿倉台地BC 

この日は猿倉台地までの短い行程であり、余裕を持って行動できた。二股の駐車場につくと予想通り道は通行止めになっており、ここからは徒歩で進むことになっていた。しかし、親切な道路工事の人のおかげで、車で荷物を猿倉荘の手前まで運ぶことができた。

その後、関谷さんが作った台車の活躍や親切な作業員にも助けられ9時40分時には猿倉荘に到着した。そこから一汗かいたところで猿倉台地に着いた。ここはこれから3日間BCになるところである。ここで明日からのアタックの成功を願いつつ乾杯をした。

明日のコースの下見をすることになったのだが、加藤さん、舞木さん、檜山さん、矢田で小日向のコルまで行った。休憩してまもなくガスってきたので早々に下山した。


楽しいBC                             

○4/27(日)くもりのち晴れ
猿倉台地BC5:00 ------5:59小日向のコル-------7:40樺平------8:15(関谷さん9:20)銅板-------   10:20ジャンクションピーク-------- 11:30杓子岳山頂------- 13:45白馬岳山頂14:20----- 16:30猿倉台地BC

朝は小雨が降っていていた。しかし、少したつと雨も上がり予定通り5時にBCを出発できた。小日向のコルから痩せ尾根を慎重に歩き、樺平に到着。この頃には天気もすっかり青空になっていた。広々として気持ちが良いところだ。ここから少し登ったところに銅版があった。

ここは以前山岳部の先輩が亡くなった場所ということで、皆それぞれに挨拶をしていた。休憩をしてジャンクションピークに向かった。ここから山の地肌が目立つようになり、崩れやすいガレ場もでてきた。危険な箇所ではザイルを使いながら慎重に登っていった。最後の岩場を登り、11時半に杓子の頂上に出た。

景色は最高である。ここでの氷も最高だった。ここからは夏道を歩き、約1時間で白馬頂上に着いた。帰りは大雪渓を下った。BCに着くと宮本さんと関谷さんが夕食の準備をしてくれていた。
この日の行動時間はだいたい12時間だった。

  核心部の登り

○4/28(月)晴れ
猿倉台地BC5:05------11:20(〜12:00)稜線------- 12:50子蓮華山-------13:40三国境------ 15:05白馬岳-------15:20白馬山荘15:30-------17:10猿倉台地BC
(関谷さん BCから大雪渓を登り、11:30に白馬頂上着)

この日は朝からいい天気だった。白馬大雪渓を横切り、子蓮華尾根から稜線に出て白馬岳を目指す。子蓮華尾根へのルートは昨日大雪渓を下るときに下調べをしておいた。BCを5時に出発し、大雪渓を通り、稜線へのアッタクとなった。ここで、関谷さん、宮本さんと別れた。急な登りが続く。

昨日の朝方雨が降ったためか、雪がシャーベット状になっており、アイゼンが刺さりにくい。一歩一歩慎重に登り、ようやく岩肌が見える休憩ポイントについた。ここから子蓮華尾根まではもうすぐに見える。(実際は思ったより長かった。)ただ、今まで以上に急登であり、階段を造るように慎重に登っていった。

尾根の稜線に着いたが、どうやら今年は雪が少ないのか、ここからガレ場を歩くことになった。アイゼンをつけての岩場は歩きにくい。歩きにくいガレ場を何とか登り、稜線への最後の登りまで来た。ここから稜線までは雪上を歩けそうだ。まずは加藤さんが稜線にでた。(11:20)

そして最後はザイルを確保していた桧山さんが12時丁度に稜線に出た。ここからの眺めは最高である。ここから稜線歩きになり、アイゼンをはずし子蓮華山、三国境まで順調に来た。しかし、だんだん菊池さんのペースが落ちてきた。昨日の長丁場と体調が良くなかったためであろう。白馬の手前でBCまで行くのは無理と判断し、菊池さんと舞木さんが白馬山荘に泊まることとなった。

白馬岳に登頂し、菊池さんと舞木さんに別れを告げ他のメンバーは大雪渓を下りBCに戻った。BCでは昨日に続き関谷さんと宮本さんが夕食の準備をしてくれていた。その時、関谷さんは別れてから大雪渓を登り、白馬岳登頂をしたことを聞いた。この日も12時間を越す長い一日となった。

 27日の頂上(右と比較してください)                   28日の頂上

○4/29(火)晴れ
出発準備7:50 テン場撤収9:55------- 10:05猿倉荘10:40-------11:20二股発電所 =======19:30中央病院・解散

最終日も天気は良好である。BC組みは撤収準備をして菊池さんと舞木さんを待つことにした。途中で舞木さんと携帯がつながり(昨晩連絡を試みたがつながらなかった)、菊池さんの元気そうな声を聞いて一安心した。最後は加藤さんと矢田で迎えにいき、9:10にBCに合流した。

その後猿倉荘まで下り、そこから二股までは関谷さんの手作り台車が活躍した。
帰りは温泉に入り、乾杯をして今回の合宿は無事終了した。

最後になってしまいましたが、今回の合宿を行うにあたり、小和瀬さん、林さん、飯島さん、中野さん、長谷川さん、今村さん、渡辺(和)さん、北条さん、相良さんから寄付をいただきました。ありがとうございました。