山域 岩木山(1,625m) 白神岳(1,235m
   日時 平成13年11月15日(木)から18日() (登山は16,17日)
2. メンバー 単独 
. 目的 百名山(96座目)登頂と山スキー事前調査(東北山スキー100コースでは八甲田山を含め5つ星クラスが並ぶ 本の表紙写真は白神岳である いつかは実現させたい5月の青森山スキー合宿のために)

11月15日(木)晴れ後曇り 気温5度からー1度
 

 八戸12:30===16:30三内丸山遺跡17:00==18:30弘前城址公園19:30===19:50百沢温泉

前日は青森市内でも初雪となり、前泊した酸ヶ湯と十和田市を結ぶ峠も通行止めとなった。水戸から八戸までは車で約8時間。(高速代11,400円)十和田市での視察後、同行者を八戸駅まで送り、青森市三内丸山遺跡、弘前城経由で岩木山の麓へ。懐かしい感じの百沢温泉(300円)で温まり、スキー場の駐車場が今夜の宿。定宿となったパジェロの中でテレビの天気予報を見ながら湯上がりのビールを2本。週末にかけて津軽地方はすっきりしない空模様である。21時就寝。

11月16日(金)曇り一時雪のち雨 気温5度からー9度

 4:50起床 百沢スキー場駐車場6:40----7:30姥石7:40----8:40焼止りヒュッテ8:50---9:30錫杖清水---10:20種蒔苗代---10:40鳳明ヒュッテ----11:00岩木山頂 避難小屋12:00----14:10駐車場====17:50黄金崎不老不死温泉======19:00十二湖駐車場21:30就寝

5時前に起床したが外は真っ暗。星も見えるが正面の岩木山の上部にはガスがかかっている。登山道は下の岩木山神社からスキー場のコースを登り山道に入る。スキー場上部には、おとといの雪が白く残っていた。

13年前の3月下旬このコースから山スキーで頂上へと計画したが、翌日車の仮眠から目覚めると周りは中学生スキー大会の大混雑で涙をのんで八甲田に回った記憶がある。

岩木山スカイラインもすでに冬季閉鎖となり、駐車場には他の車もなく今日の登山者は私一人らしい。熊出没注意の大きな看板が登山道に出ていた。 

カラ松の黄葉が残っている以外、木々は落葉している。姥石付近から雪が出てきた。姥石上部からだんだん雪が深くなり10から20cmとなる。途中から野ウサギの足跡の他に大きな足跡があるではないか。ザックからラジオを取り出し音量を最大にして、左手で掲げながら進む。ラジオでは白神ラインが本日から通行止め、また午後雪になるという。

焼止りヒュッテから沢を登るため積雪は30cm、多いところはでは膝下50cm。スノシューは車に積んできたが、八甲田の状態を見ていたので、積雪は20cm以下だろうと判断置いてきてしまった。ぺースが遅くなり、唯一の水場の錫杖清水から上部はさらに深くなり、ガスにもまかれ始める。沢沿いから山側に上がったりしても50cm以上あった。一瞬ガスが晴れ、鳳明ヒュッテまでのルートと真っ白に雪化粧した山容全体が見えた。1時間のコースタイムの倍、2時間かけて鳳明ヒュッテにたどり着く。

ここから上部は岩の稜線上で滑りやすいものの10cm程の積雪であった。ただ、木々にも岩にも20cm以上のエビの尻尾ができており日本海からの西風が猛烈に吹いていた。山頂も真っ白。ガスの中であったが、時々、ガスが晴れ日本側の海岸線と白い線となって蛇行する岩木スカイラインがみえた。写真を撮り、岩木山神社奥宮にお参りし、山頂避難小屋でカップ麺をすすりやっと一息つく。小屋は平屋のプレハブ風で厳冬期には埋まってしまうのかもしれない。下山する頃にはさらに風が強くなりガスも濃くなっていたが、自分のトレースを辿りあっという間に下山。しかし、雪の下の沢水で軽登山靴の防水効果はなくなり、指先が痛い。

焼止りヒュッテ標高1000m付近下は日が射しており暑いくらいだ。しばらく下山すると自分が付けたトレースの脇になんと熊の足跡があった。新聞記事にならないように再びラジオを片手に駆け下りた。ラジオからは、のどかな津軽弁の馬鹿話とアフガニスタンの首都カブールからのタリバン撤退のニュースが流れていた。

日本海へ沈む夕日を見ながら温泉に入るため、黄金崎不老不死温泉に向かう。目指すは新館ではなく旧館の方で、旧館で300円払えば海岸の露天風呂と旧館のお風呂の両方に入れる。しかし、十分間に合うと思っていたが、岩木山から3時間以上かかってしまい日没となってしまった。混浴にはなっているが実際には若い女の子と遭遇するのは奇跡であるが、暗くなるのを待って入る人もおり、また、ご一緒してしまった。

ここから白神登山口まではコンビニ等がない。唯一、十二湖入口に小さなコンビニがあるのみ。きれいなログハウス風トイレのある十二湖駐車場で就寝。夜半に雨が強くなる。

11月17日(土)雨のち曇り 気温8度から-1

 5:30起床7:00====8:00白神岳登山口8:30------9:50マテ山分岐10:00----11:20稜線----11:40白神岳山頂?11:50避難小屋12:40----14:10最後の水場14:20----15:30登山口========能代経由 秋田自動車道19:20昭和・秋田IC===============25:10水戸

 明け方も雨。止むのを待って遅く出発。登山口の手前で大きな駐車場と休憩所を整備中。登山口のノートに記入。今日も一人だけ。昨日の岩木山の雪で軽登山靴が濡れたままなので長靴で登る。天気予報では午後には寒気が入りまた雪になるという。800m付近から昨日の雨が重い雪になって登山道の笹をつぶしている。稜線から南下し、立派なトイレときれいな避難小屋の先に頂上があったが、ガスでなにも見えない。以前、秋田側の二つ森からみた延々続くブナ林の先にみえたあの岩木山をもう一度眺めたかったのだが残念。

下山する途中でガスが晴れ始め、樹氷で白くなった木々の先に日本海が見えた。雪が消えたブナ林帯の下の青森ヒバ林帯あたりから日が射し始め、僅かに残った楓類の最後の紅葉を楽しみながら、次回の計画は紅葉真っ盛りの10月か、日本海に向かって滑り込むような新緑の4,5月頃の山スキーかなと思いを巡らせた。

(鳥海山から白神岳、岩木山、八甲田山という7から10日間コースである)

参考:秋田から水戸までの高速料金10,900円 120km/h以上で6時間かかった