中野文庫 法令等の作成について

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 このページは、当文庫で提供している詔勅、法律、政令及び勅令などの法令やこれに準ずるものについて、その作成に当たってのルールをご紹介しています。基本的には、「法令作成の常識」(林修三著、日本評論社、昭和39年)によっています。
 
文庫で掲載の条文は、法令全書や官報に掲載されている法令の原文どおりではなく、一部省略や修正を行っています。


漢字・数字の表記

 名前や法令を含め全てのコンテンツに含まれる漢字は、現代の字体による。表記に関しては、表記等についてにルールを掲載している。

 法令に使用されている数字については、法令自体がアラビア数字を用いない限り、横書きに直しても漢数字を用いる。


題名・件名

 昭和23年以前、特に戦前の法令には、一般的に言う法令名(題名=「某法」)のついていない法令が多数存在する。この場合、公布文に引用されている件名(例えば「某ニ関スル件」)を題名として扱い、両者を区別しない。

 具体的には、位階令は題名であり、国葬令は題名でなく件名でしかない(条文で引用する場合は「国葬令」ではなく「大正十五年勅令第三百二十四号」という。)が、両者を厳密に区分する意義は極めて少ないので、題名と同様に扱う。従って、検索の便も考慮し、「位階令(大正15年勅令第325号)」、「国葬令(大正15年勅令第324号)」という書き方に統一する。


公布文・制定文・目次[再訂]

 法令の公布に当たって、当該法令の前に記されている「某法を公布する。」のような公布文、ならびに法律の目的や趣旨を記したものや、政令等の冒頭に記されている「内閣は、某法(平成某年某月某日)第某条の規定に基づき、この政令を制定する。」のような制定文は基本的に省略し、掲載するほうが読者にとって良いと制作者が判断した場合のみ掲載する。

 目次はすべて省略する。


章などの書き方

 「章」は4文字目から書き始める。すなわち前3文字分をあける。章名と標題の間は1文字分あける。

 「章」を細分した「節」は5文字目から書き始め、そのほかは章に準ずる。以下、「款」「目」もさらに1文字ずつ下げて書き始める。

 「章」をまとめる「編」は3文字目から書き始める。


条・項・号

 条名は、漢数字を用いる。条と条の間は、改行する。

 第2項以下、項を区切るときは、戦前戦後の法令を問わず、まずアラビア数字で「2」などの項番号を書き、そのあと1文字分あける。第1項には「1」の項番号はふらない。ただし、本則を条にわけず複数の項にわける場合は、「1」の項番号をふる。

 号数は、漢数字を用いる。「号」は2文字目から書き始める。「号」を細分してイロハなどとする場合は、さらに1文字分さげる。

 なお、法令が縦書きの場合、条文に先だって右につけられている「(目的)」のような見出しは、2文字目から書き始める。条名の下につけられているものはそのとおりとする。


附則・別表

 附則は、法令の改正規定を除き、出来得る限り経過規定を含め掲載する。ただし、単に施行の日を定めるものは省略する場合がある。

 法令において「附則」は4文字目から書き始めるのが通例であるが、文庫では3文字目すなわち前2文字分あけるにとどめる。

 法令本則の項番号のふり方にかかわらず、附則については戦前戦後のものを問わず、第1項からアラビア数字で項番号をふる。

 条文末尾に設けられる別表および別記などは基本的に省略し、掲載するほうが読者にとって良いと制作者が判断した場合のみ掲載する。


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