どんな種類の建築パースがあるの?
-
外観建築パース
住宅やマンションやアパートのような建物の外側を中心に製作したCGがこれにあたります。
建物の顔とも言える外観のデザインを決めたり、設計されたデザインを描いたりと建築関係の方々に色々と使われてるようです。 -
内観建築パース
店舗やホールのような内側の空間を制作してあるCGのことを指します。室内空間なのでライティングと呼ばれる照明の設定がとても難しく何度も試行錯誤して作られます。その分、鏡面反射等も多くレンタリングが楽しいという側面もあります。 -
ショット建築パース
部分的なショットを描きます。外観の一部分や内観の小さいスペースなどが多いようです。 -
手描きの建築パース
CGソフトとは無縁のフリーハンドで仕上げるアナログな建築パースです。これにおいてはソフトがどうと議論する余地は全く有りませんが、最近ではCGソフトで手描きのような建築パースに加工してしまう技術も出てきているようです。
目指す目的で建築パースのソフトは変わる?
- 様々なアプリケーションやシステムの開発が進む中で、建築パースのクオリティもまた著しい進歩を遂げてきています。住宅等の内観においてはもはや写真とも見間違える建築パースも多く、どこを見て区別すれば良いのかも分からないこともしばしば。それに比べると外観はまだまだ改善されるべき点が多く内観との差は歴然です。
- 「みなさんは建築パースの制作する時にどのようなソフトを使っていますか?」
- 何をどのように使うかによって完成図は大きく異なります。色々なソフトを試し自分が使いやすく感覚的に相性が合うものを選ぶことはとても大切です。しかしその選んだソフトを極めた先を見据えることもまた大切なことです。
- 「ビギナークラス」、「ミドルクラス」、「トップクラス」
- 結局はどのレベルの建築パースを必要としているかによって使うソフトも限られてくる訳です。写真のようにリアルにしたい、簡単にシミュレーションしたい、といった用途次第ということです。
建築パースの制作に使用されるソフトは何!?
建築パースの制作が楽になるソフト一覧
-
レタッチソフト「Photoshop」
誰もが知っているアドビの写真加工ソフト。
レンダリングだけでは手が届かない部分を意図も簡単に制作することができる。
建築パースのテクスチャを作成する時にも大活躍。 -
3DCGソフト「Shade」
これだけ安い価格でこれだけの機能を備えたソフトは他にはない。建築パース初心者に一番されている。
大域照明などの細やかな設定にも配慮されている。 -
3DCGソフト「3ds Max」
プロの建築パース制作者がこぞって使いたがる超本格派のCGソフト。数えきれない程の設定がありとても難解だが、使いこなせた時の仕上がり品質はすごい!
-
3DCADソフト「Vectorworks」
3Dのモデリングをする際に用いられるCADソフト。シンプルな操作性で格安とも言えるコストパフォーマンス。
-
レンダリングソフト「V-Ray」
様々な3DCGソフトと連携してハイクオリティなレンダリングを行うことができる。写真のような建築パースを制作するためには避けては通れない道である。ただ対応状況はあまり良いとは言えない。
建築パースの制作者が気になるソフト
-
間取り&3D住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」
誰でも簡単に3Dの簡易的な建築パースを作成することができる。プロのクリエイターが使うことはないが、このようなソフトの進化はとても脅威である。
-
3D立体モデル作成ソフト「イエスマイハウス」
平面レベルで間取りを描くだけで立体に立ち上がる建築パースの簡単作成。3Dデータも豊富で風水にも対応している住宅購入者目線での間取りソフトと言える。
-
3DCGソフト「CINEMA 4D」
学生無料ライセンスを導入したことで、若い世代を中心にユーザーが増えつつある。対応のV-Rayの出現によってミドルクラスからトップクラスへと変化してきている。
-
3DCGソフト「Google SketchUp」
マウスのドラッグで直感的にモデリングができる無料の3Dソフト。Google Earthというソフト上での未知の可能性は建築パース業界でも注目される所である。
-
3次元建築設計システム「ARCHITREND Z」
平面図から立体モデルデータが自動生成されるオールインワン建築設計専用CAD。企業単位での利用に強く、多くのシェアを獲得している。
新着情報
建築パースの描き方と作業工程。
1、CADによるモデリング作業(建築パースで最初に行われる制作行程)
- 各階の平面図に落ちている外壁のラインをなぞる。
- 作成した外壁のラインに高さを加えて3D化する。
- 同様に基礎部分も立ち上げる。
- バルコニーがあれば同じように高さを入れる。
- 屋根伏図をもとに屋根のラインをなぞる。
- 屋根ツールを用いて共に立面図などを見ながら3D化する。
- それぞれのパーツをきっちりと重ね合わせる。
- この状態で大枠の形状が出来上がっています。
- 立面図や平面図を参考にしながら窓を入れていく。
- 玄関ポーチも立ち上げて3D化する。
- 外構がある場合は建物を制作した様に完成させる。
- これで建物のモデリングが完成します。
2、マッピング、レンダリング作業(建築パースの制作で一番難しいとされる行程)
- モデリングしたデータを取り込む。
- 各部材のテクスチャデータを作る。
- 作成したテクスチャをそれぞれの箇所にマッピングする。
- 照明を配置してライティング作業をする。
- 解像度などを設定して、レンダリングする。
3、レタッチ作業(建築パースの仕上げの行程)
- レンダリングした画像の明るさやコントラストを調整する。
- 樹木や植栽や遠景や人物などの追加するものを合成する。
- 必要に応じて建築パースをトリミングする。
- 全てのレイヤを統合して一枚の画像にしたら完成です。
