私にできた各種のしこり

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2014年5月23日 私にできた各種のしこり


 
 2014/05/23 
   
私にできた各種のしこり
2014年5月23日(金) 25:28 私に出来た各種のしこり
■ いろいろなしこりの形
私が経験したいろいろのしこり(しこりの各種形状など)


リンパ腫の一般的な症状として体のリンパ節が脹れてきます。手で触れる範囲にしこりができる(表在しこり)ことが多いのですが、患者さんによっては表在しこりがない状態で、腹部や胸部に20cmを超える大きなしこりができることがあります。胸腹部に出来たリンパ腫腫瘍による自覚症状は、それ自体によって起こることはまれです。腸壁や胃壁、肝臓にできることもあります。その場合には、その臓器がしこりに圧迫されるなど、物理的な影響を受けるために症状が出てきますし、しこりが神経を巻き込んだり圧迫することで痛みなどの症状が出るこきもあります。リンパ節は頭の中にもありますし、足にもあります。そういうリンパ節にしこりができることもあります。

手でさわれる所では、首や脇の下、鎖骨周辺、足の付け根など、リンパ節の密集したところにしこりができる場合が多いのです。まれなことですが、そのしこりが炎症を起こす場合があり、その場合には痛みが伴うこともあります。そうでなければ、しこり自体から痛みが出ることはほとんどないでしょう。
脇の下の肌に直接「そらまめ」をはさんでいるとどうなるでしょう。肌に違和感を感じるだけでなく、異物をはさんだ感覚がします。しこりが出来て、ある程度の大きさになるとそのような「違和感」をしこりが出来た場所に感じることがあります。私は、それをある患者さんとのメール交換で「こりこり感」と話していました。これは患者本人でないとわからない感覚です。一般的な表在しこりは周囲の細胞との識別がはっきりしていることが多いです。しこりを指先で触って軽く動かせば、しこりは皮下の筋肉などに固定されていないので動きます。しかし、それは多くの場合であって、違う場合もあります。リンパ腫には濾胞性のほかに多くの分類がありますから、他のリンパ腫はちがうかもしれません。

入浴時に体の隅々まで自分の手で触診しようと決めることがあります。でも、いざ風呂に入るとその触診ができません。自分で触るのが恐いのです。この気持ちも、患者本人でないとわかりにくいでしょう。
それでも恐いのを我慢して触る時があります。
私がこれまでに経験したいろいろなしこりについて書いておきます。



A.最初
生検をして告知を受けた時から5年前後前に、首に出来たしこりに気付きました。
痛くも痒くもなく、しこりは1cm〜2cmほどだったと思います。
生検をして告知を受けた時から3年前後前に、会社で健康診断がありました。
そこで首にできているしこりを医師に話して確認してもらいました。
「心配なら、一度病院で診てもらって下さい」といわれたのですが、送られてきた健康診断の報告書に「要請検」等は何も書かれていなかったのでそのままにしていました。首にできたしこりはそのころ「年単位で進行する」状態だったのでしょう。急激にしこりの数が増えたり大きくなることはありませんでした。
生検をして告知を受けた時から3ヶ月ほど前には、首と脇の下にたくさんのしこりが出来ており、新たに、足の付け根にしこりができているのに気がつきました。
正月に、背中の粉瘤が大きく脹れて膿み、強い痛みが出たので、正月明け一番に開いている病院に行き処置を受けました。そのとき医師にしこりの話しをして、生検を受け、濾胞性リンパ腫の告知を受けました。


B.告知を受けてから入院まで
首にできたしこりの生検を受けるとき、手術をしている医師に別の医師が、「じゅずつなぎか?」と聞くと、手術をしている医師は「それほどでもありませんよ」といいました。
私はそのとき、首に出来ているしこりは「じゅずつなぎに近い」と思っていました。すでに、しこりで首を絞められているような圧迫感、息苦しさを感じていたのです。


C.入院前に足の付け根のしこりは隆々としてきました。
しこりの数が増えていましたが、この時期にはぽよっとしたしこりから、手で触っても勢いがある、生き生きとしたしこりが多くなりました。
初回治療を受けるための病院を決めるのに時間がかかったのですが、ようやく入院治療をすることに決めた病院で入院前に受診をしたとき、足の付け根に出来ているしこりを確認した医師は「濾胞性リンパ腫は、すぐに治療を始めずに経過観察という治療法もあるんだけど、これだけしこりが隆々としてきたら、もう治療の時期だね。」といいました。足の付け根に出来たしこりは長辺が6cmほどでしたが、はちきれんばかりに隆々としてきました。その変化は、とても「年単位で進む」という状態ではありませんでした。


D.入院時のしこり
しこりができていたのは首回りに多数、両側鎖骨周辺、両脇の下、両足の付け根、体内では腹部大動脈周辺に3cm前後のしこりが数個できていました。



E.あごの下(図のA)、首の上部に5mm前後のしこりが今もあります。
教授に、「軟骨かもしれないね。」といわれたものです。
これが、病気が進んだ時には5cmくらいまで大きくなって、二重あごの状態になるのです。気功師に1時間ほど気功をしてもらったことがあるのですが、一度も直接さわっていないのに、このあごの下のしこりが、魚に例えると身が全部落ちて骨だけのようになったのです。気功の前後に、そのしこりを手で触ると、明らかに形状が変わりました。
今も魚の身がついた状態で5mm前後のそれがあります。

両耳の真ん中に、両側から指先で挟むと5mmほどの軟骨(図のB)があるのですが、これもリンパ腫が進む(体のどこかにしこりが増えてくる)と、大きくなるのです。今触ると、明らかにしこりではなくて軟骨です。



F.今まで書いたしこりは、しこりとそうでない部分の境界線がはっきりしているものばかりなのですが、右首の真中で、縦に太い筋を中心にしたところに、問題のないところと境界がはっきりしないなだらかな明らかなふくらみがあります。これもリンパ腫が進むと大きくなります。それは告知を受けたときからずっと今もあるのですが、今はなんとか確認できる程度の大きさまで小さくなっています。
教授他医師皆さんに触診していただきましたが、それが何なのか、結論は出ませんでした。



G.右側のあご骨すぐ下にある唾液腺。そこに3cm×1cmくらいで、さわるとリンパ腫のしこりと同じ感触のものが今もあります。唾液腺が詰まっているためでしょうと医師にいわれました。


H.首の付け根まわりに、左に5つ、右に2つ。1mmから3mmくらいのつぶがありますが、過去に出来たしこりのかすでしょうといわれました。
足の付け根にしこりが何度か出来ましたが、今はしこりの痕が洗濯板のようになっています。


I.脇の下にある筋肉の付け根を巻くような感じでしこりらしきものになったことがあります。手で触ると、しこりが巻いているというよりも、筋肉の付け根がパイプのように太くなっている感じです。左右の明らかな違いからしこりと判断しました。。


J.左脇の下と足の付け根の両側で、筋肉の上をはうように硬くゴム板のようなしこりが広がっていくのを経験しました。一般的なリンパ腫の表在しこりの形とまったく違う板状です。
脇の下も、そうなっていたことがあるかもしれません。
普通のしこりではなくて、筋肉の上を硬いゴム板(しこり)が広がっていくのです。

「がん診療画像レファレンスデータベース」に、
「低悪性度B細胞性リンパ腫の組織学的特徴と鑑別診断」が書かれています。
ネットでそれを見るのは、ここをクリックです。
そこに以下の記述があります。
「grade 3bはシート状に大型細胞が増生するもの」
それが、私が経験した「ゴム板上に広がるしこり」のことかもしれません。


K.お腹の表面
左の腰骨からへその方向に三分の一ほど離れたところに、ある日突然3cmほどのしこりが出来ました。何もないお腹の上にぽこっとしこりができたら驚くというか、エイリアンのようで恐くなりましたが、笑うしかありませんでした。でも、それは1ヶ月ほどで自然消滅しました。



L.背中の肩甲骨(けんこうこつ)の下
左肩甲骨の背骨側の下に、ある日突然3cmほどのしこりが出来ました。それは1ヶ月ほどで自然消滅しました。



M.左耳の前、耳から2cmほど離れたところに100円玉ほどでボタンのような形状のしこりが出来ました。それから1ヶ月ほどして、同じものが今度は右耳の前にできました。2ヶ月ほどして左のしこりが自然消滅し、それから1ヶ月ほどして左耳の前にできていたしこりも自然消滅しました。


N.左足の付け根にしこりが出来ていたのですが、ある日気がついたらその周辺5cmほどが赤くなっていました。その明くる日には赤くなっている皮膚で長いほうが20cmほどあって驚きました。中心にあるしこりを触ると軽い痛みがありました。病院に行くしかないと困っていると、すぐに治まりました。


N.腰が痛い
ある日、車を30分ほど運転していたら腰が痛くなるのに気付きました。
その30分がだんだん短くなっていき、痛みも酷くなりました。
一番酷いときは15分ほど運転したら車を降りるなどして休まないと持たないほど痛みが強くなりました。1ヶ月ほどでその痛みは消えましたが、何度か経験してきたぎっくり腰とは違うもので、腰のどこかにできたしこりが影響したものと思っています。


O.再発するたびに、一番活動的なしこりの中心となる場所が変わる
告知を受ける前は首回りにしこりが多発しました。
最初の再発では右足の付け根、
次の再発では左脇の下、
その次の再発では左足の付け根、
その次の再発では、表在しこりがどこにも出ていなくて、胸に大きなしこりが出来て気管支を圧迫し、息をするのもしんどい状態でした。


P.2回目の再発時だったと思いますが、手で触れる範囲に出来ているしこりの数を数えたら32個ありました。できたしこりどれもが一様に大きくなるのではなくて、近接したしこりのグループで大きくなるスピードが違ったり勢いが違ったりして、その近接したグループの中でも、より活動的なしこりと、大きさや勢いに変化がみられないしこりがありました。


P.胸に大きなしこりが出来る

上の画像は、フィルムを後ろから照らして、それをデジカメで撮ったCT画像です。
左中央の黒いのが肝臓で、肝臓から続いて右にある黒いのが心臓、肝臓の右上にあるのが気管支を圧迫しているしこりです。
このときはPETは撮っていません。


表在しこりがない状態で安心していたとき、
2004年6月にしんどくなって咳が出たり痰が出るようになりました。
心配で体中さわるのですが、どこにもしこりはありません。そうしているとsIL-2Rが上がって来ました。微熱も出てきて、毎朝目やにが出て目が開けられないほどでした。胸部レントゲンを撮ると大きなしこりがあって、それに気管支が圧迫されて細くなっており、酸素量が不足しているので息苦しささえ感じるほどでした。手でさわれるのは、首まわり、両脇の下、両足の付け根が中心ですが、これまでの何度かの再発ではいつもそのどこかに明らかなしこりの増大があったのです。それも、再発のたびに違う部位を中心にいくつかの大きなしこりができ、他の部位にもしこりの増大が確認できるというものでした。ベッドに横になって、両手でグーチョキを10回繰り返しただけで息が上がってぜえぜえいいました。酸素不足です。このときの再発では、自分の手でさわれる範囲の体には何もしこりがないのに、体内(胸部に大きなしこりと腹部内に小さなしこり)に大きなしこりが出来ているという事を始めて経験しました。
これまでは、再発してリンパ腫が進行すると風邪症状が出ていました。
はなが出て痰が出て咳き込むというもので、酷いときは腫瘍熱による微熱も出ましたが、一番酷いときには毎日目やにが出て、朝起きると目が開かず、体もしんどくなりました。ですから、今でも風邪を引くとリンパ腫の悪化ではないかとびくびくするのです。



治療が奏効し、その確認のために撮ったPET画像です。
青い丸印があるのは、このとき唯一明確に集積したものです。気管支付近の集積は淡いものでした。この時はすでに各種症状は消えていました。すでに効果が得られているものの、まだ治療途中だったので、治療を継続することになりました。

その治療が終わって、それから今まで7年間、再発はありません。



Only one day (1日だけ、履歴に残さない当日日記)
この日記では記述に色分けをしています。
通常の日記は紺色で書いています。
持病の事を書くときは紫色で書いています。

履歴に残さない当日日記から引用するときには緑色で書いています。

私のここのホームページURLアドレスは、
http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/4541/
でしたが、ジオシティさんのシステム変更
http://www.geocities.jp/nagalelumamani/
が正式なアドレスになりました。このURLでうまく動かないカウンターが気になられたら、上に書いた新しいアドレスに入ってください。もちろん古いURLでもそのまま閲覧できるようになっています。

ここに私が書いていることで、治療に関することは、あくまでもリンパ腫の患者である私個人の場合です。ホジキン病や、非ホジキンでも濾胞性や瀰漫性の違いだけでなく個々の患者さんによる違いが大きなものだと聞いています。読んでいただいて思われることがありましたら、主治医の先生に相談されることをお勧めします。