昔に比べて陸地の方に移動した、セセキ温泉
相泊温泉で入浴シーン
最果ての地にあるライダーハウス兼食堂『熊の穴』
中標津『すしロード』で、変り種のすし(キャビアのせ軍艦巻き)
開陽台へ向かう途中で
北19号の直線道路
展望台からの眺め。一面牧場だらけ。
別海の「新酪農村展望台」はおススメ穴場スポット
風連湖のダート
厚床と北太平洋シーサイドラインを結ぶ道道のダート
霧多布岬キャンプ場のようす

 5:30分起床。朝イチで知床峠までの往復ワインディングを楽しもうとしたが、あいにく霧雨で濃霧がか
かっている。早々に峠攻めを諦めて、それならばと、名所『熊の湯』へ朝風呂へ。と、入口まで行ってみ
ると・・・『清掃中のため、入れません』。がっくり・・・。でもここは知床半島。羅臼側にも露天風呂はあ
る。



 8:00分過ぎ、カワシマ君に別れを告げて出発。出発したときには相変わらず霧雨で路面も濡れていた
のに、羅臼の市街地へ下りたら雨が降った形跡さえない。


 羅臼市街から道道87号、知床公園羅臼線を走る。向かう先はセセキ温泉&相泊温泉だ。セセキ
は波打ち際の中に湯船があって、満潮時には水没してしまうワイルドな混浴露天風呂、一方相泊は、男
女別の浴槽になっていて、トタン張りの屋根がついている露天風呂だ。


 先に手間にあるセセキを攻める。も、ご立派な看板が!残念でもこれって満潮とか干潮の時間に
関係なく、管理人さんの都合で入浴時間が決められているような・・・。それに!昔と場所が違う!
前はもっと海の方まで歩いたぞ。
なんか風情が無くなってしまったな。(と言ったら管理人さんに悪い
か)
 丸山さんも「残念だなー」って感じ。まぁまぁ相泊だったら確実に入れます。でも丸山さんは、2度も入
浴する機会を奪われて、もう懲りた様子。相泊には俺だけが入った。だいぶ熱めで、10分くらい水を入れ
て入ったけどまだ熱くてヒーヒー言いながらの入浴だったが、いいお湯でした。


 せっかく相泊温泉まで走ってきたので、どうせなら
ということで、道道の終点まで走る。ここから先には
道路はない。まさに最果ての地に来てしまった。


 ここには、『熊の穴』という、まさに一番最果て
にある食堂兼ライダーハウスがある。
軽く朝飯を
食ったが、温泉ですっかりのぼせていたので、飯を食
うことに。


 ここで丸山さんは、お店の方にお願いして携帯の
充電をお願いした。快く承諾してくれたが、デジカメ
もこっそり充電していたのがばれて、おばちゃんに
「2個も(充電したの!?)!?」って嫌味言われて
いました。


 メニューを見て、迷いに迷った挙句、俺は『熊ラーメン(840円)』を、注文する。これは熊肉のチャー
シューが入っているラーメンで、熊肉の味は少しケモノの臭みがあってなんとも言えない味だった。ラー
メン自体はあっさり醤油味。
 ふと、新聞の切り抜きが壁に張られているのに気がつき目をやる。そこには最近の観光客のマ
ナーの悪さに、地元の皆さんのお怒りが頂点に達しているという記事だった。

思い当たる節のある方、気をつけましょう!!


 来た道を戻り、国道335号沿いの道の駅「らうす」で、職場の皆さんやら、家族やらに大量の土産を
購入する。これで文句を言われることはないだろう。11:05分出発。これから向かう南の空は晴れて
いる。ここで自由行動。今日のキャンプ地は、霧多布岬だ。


 そうだなーどうしようか。毎度お馴染みだけど、
標津の回転寿司『すしロード』に行って昼飯済ま
せてから、ライダーのメッカ、開陽台にでも行こ
うか。
その後は適当に走ろう。ということで、国道3
35号を南下する。天候が安定せず、ガスの中を走っ
たりしているうちに、『すしロード』に到着。


 ここは、ライダーに限ってサーモンの握りを2
個サービスしてくれる
、ありがたい回転寿司だ。た
くさんあるメニューから、財布と相談しながら思いつ
くまま注文する。ふと目に入った文字は・・・「鮭児
(けいじ)1個 1,000円」。幻と言われる鮭で

1万本に1本あるかないかと言われているらしい。
迷ったが、いつか金持ちになって食ってやる!と誓
い、今回はやめといた。
 俺が食っている間に、ライダーが7,8人も入って
きた。大賑わいだ。12:50分出発。晴れてきて暑
い。


 次は開陽台。なんだかんだ言ってほぼ毎年
行ってしまうのは何故だろう?
北19号線で写真
を取りまくってから
開陽台へ。
 あいにく曇っていて視界が悪かったのが残念だ。
展望台までは登らず、『北海道遺産』の記念碑か
ら写真を撮った。
 時間はたっぷりあるので久々の『からまつの湯』
に向かう。
このあたりの道路は何処も牧草地を貫
いていて、気分がすっきりする。


 『からまつの湯』へは、養老牛温泉からの道道を
走るが、来るたびに道路改良工事が進んでいて
あと2,3年もすれば秘湯では無くなってしまう、と
うくらいに、拡幅工事が進んでいた。
 温泉は、小さな川沿いにあって、勿論混浴露天。
俺が行ったときには、地元のおじさん2人とライダー
2人。ここは温めのお湯(勿論熱い場所もあるが)
が心地よい。でも入浴中の方がいる中で、写真を
撮る勇気がなくて残念。


 中標津へ向かう途中、思い思いに写真を撮りな
がら走る。こういう贅沢な時間も、一人ならではだ。


 中標津を過ぎて、別海にある「新酪農村展望台」へ向かう。道道8号沿いは相変わらず牧場だら
け。小さなアップダウンや集落を通り過ぎて、国道243号から農道へ。真っ青な空を見ながら直線道
路を走ると、古びた鉄骨づくりの展望台があった。ここも回りは全部牧場。地平線の果まで牧場と言っ
た感じだ。


 舗装されていない駐車場にバイクを慎重に進めて上を見上げると、意外に高い。銘板(要は説明の
板)があったので、読んでみると・・・ふむふむ、高さは10mで、製造元は農用地整備公団、つまり
国ということだな。記念に立てたのかどうかは知らないが、きっと見晴らしは最高に違いない!という
ことで、鉄骨の階段を登る。


 急な階段を登ったところで見たのは・・・ほぼ360度、牧場だけしか見えない景色。どこまでも
緑色と、防風林の色のコントラストが続いている。東の方を見れば国後も見えそうだったが、この日
はあいにく見えなかった。俺が到着したときには、誰も居なくて、出発するときに家族連れとライダー
が1人来ただけ。はっきり言って穴場だけど、いいスポットだと思う。

 今日の集合は、霧多布のキャンプ場に18時集合だ。余り時間は無いが、このまま直接向かうのは
早すぎるので、風連湖に立ち寄ることに。国道243号に出て、そのまま東進。国道244号を少し北
上してから、道道364号に入った。釧路から根室へ向かう途中で、何度か見たことはあるけど、じっくり
立ち寄ったことがなかったのだ。
 道道364号は別名『ハマナスロード』の愛称がある、片側1車線の道路だ。右手にオホーツクを見な
がら快走できる、開放的な道路だ。どうせなら一番先端まで走ることに。途中から、アスファルト舗装
がダートに変わり、道幅が段々狭くなって、しばらくノロノロ運転で走っていると、やがて行き止まりの
場所にたどり着いた。


 勿論、途中も人家は無く、ここにも寂しそうに立って
いる電柱とダートの道があるだけ。波の音も鳥の鳴き
声み聞こえず、静寂な世界が俺を包んでいた。天気が
いいのに、なんでこんな寂しい気分になってしまうの
か、不思議な感じだった。
 目の前の湖も、若干早い夕陽を浴びて、湖面が光っ
ていて
、なんとも言えない気分になった。ここは大勢
で来るのではなく、ソロで行くべき場所のような気がし
たのだ。


 帰り道、散々ダートを走ったせいか、後ろの荷物の
ゴムが緩み、気がついたらフラッグやら合羽やらを
散在してしまうハプニングに遭いながら、たまたま通り
かかってくれた、地元の青年漁師さんに助けてもらい、
無事に回収することができた。ありがとございました!


 あと集合時間まで1時間。国道244号を南下して国道44号に出ればすぐ到着できる。が、それじゃ
面白くないので、北太平洋シーサイドラインを走って向かうことにする。
 さほど時間は掛からずに、余裕で集合時間につけると思っていたが、厚床からの道道988号が
なんとダート。これは全く予想していなかったことだ。
それもさっきの風連湖のハマナスロードの
ダートと比べても、相当路面が掘れているし、道幅も狭いし、大きな石がゴロゴロしているし、もう最悪。
タイヤがパンクするんじゃないかと思ったくらい。


 それでも今更来た道をUターンするほどの技量も度量
もないから、突き進む。5kmばかりのダートを10分くら
い掛けて走ったが、エラく時間がかかった感じがして、
北太平洋シーサイドラインに合流したときは、肩も首も
バッキバキに凝っていた。


 道道142号、北太平洋シーサイドラインは、大きな
アップダウンを繰り返しながら、太平洋を望める道だ。
俺が走ったときは、夕暮れ時に、キリが発生してい
て、波もオホーツクとは一転して激しく、なかなか
絵になる光景だった
。しかし、キリが発生していたの
で、当然寒い。


 さっきのダートでの時間が影響して、結局10分遅れで、
霧多布市街地のコンビニに到着。休憩なし走ってきたし、気温が下がって寒かったので、缶コーヒー
でも飲もうと思ったのだ。ここで広島からのカップルライダーさんたちと、少し話をする。学生さんで、
免許を取って初めてのツーリングが北海道だって。羨ましい。
 そんな立ち話をしていたら、見たことあるバイクが入ってきた。そう、いうまでもなく丸山さんだ。多少
時間に遅れようが、無事に合流できたことを素直に喜びあう。ここで買出しも済ませて、今夜のキャン
プ場である、霧多布キャンプ場へ向かう。



 キャンプ場は、市街地の東にある霧多布岬の手前
にある、高台のキャンプ場だ。周りには何も無く、サ
イトは天然芝のフリーサイト。受付はするが、無料で
使用できるから人気が高い。案の定、ライダーがたく
さんいる。20台は軽く居ただろう。


 キャンプ場からバイクで2,3分のところに、『霧
多布温泉 ゆうゆ』という、立派な温泉銭湯がある
ので、
体の汗とアカを洗い流して上がると、またも広島
のカップルさんたちが居たので、「今夜どう?」と誘って
みるも、見事に撃沈された。まだ、二人で居る方が楽し
いのかな?若いから仕方ないか・・・


 キャンプ場に帰って夕餉の支度を始める。一つ飛んだ向かいのテントから、サンマの炭火焼の
においが漂ってきた。見れば30歳くらいの、岡崎朋美似のチャーミングな女性が一人でサ
ンマを焼いていた。
丸山さんと、「なかなかオツなことをやるもんだねぇ」などと話していたが、結
局話しかけるまでは行かず、20時過ぎには急に静まり返ったキャンプ場で、ボソボソ話をしながら
酒を飲み、22時に就寝。


 今日の走行距離・・・367km