10:30分起床。2等寝台のため、周囲を気にすることなくぐっすり寝れた。2等部屋
(所謂”タコ部屋)も捨てがたい魅力があるが、こっちもなかなかいいもんだ。
 今夜は上陸してどこか安宿に泊まるだけだ。気になるのは向こうの天候だ。敦賀ま
で大雨に降られたから、もう雨はこりごり。


 特にやることもないから、デッキに出て海を眺めたり、マップを見て予習したり。昼に
なって分かったが、フェリー内がガラ空き状態だ。2等寝台部屋も定員が20名くらいの
筈だが、俺の部屋は俺たちを含めて8人くらいしか居ない。上下の寝台を占有して使え
たのはラッキーだ。


 売店を覗くと、新日本海フェリーオリジ
ナルカップ麺が山のように積まれている

単なる売れ残りなのか、人気があるので、
多量に入荷しているのかは食ってみない
とわからない。帰りのフェリーで食おう。し
かし190円とはなかなか高い料金設定だ。
よほど味に自信があるのかな・・・?


 夕方に甲板に出てみるとTシャツ1枚で
はこごえてしまうほど寒い。そのうち館内
放送で「苫小牧の気温は14℃、天気は雨、
15分ほど接岸が遅れる
」とのアナウンス。


 接岸も遅れ、それに伴って下船も大幅に遅れる。大体のフェリーがバイクは一番
最後の下船と決まっている。20:40分になって、掃除のおばさま達が「お疲れさま
で〜す」と船員に挨拶しながら乗船していくのを横目で見ながら
下船のアナウンス
を待つ。疲れているのは俺たちさ。ようやく下船。待ちに待った北海道だ。

新日本海フェリーの2等寝台のようす

 あいにく館内放送のとおり、霧雨が降って
いる。これ以上土砂降りにならないうちに宿
に逃げなくては・・・。初日の教訓を生かして
今度は最初から合羽を着て出発する。


 今夜は苫小牧市内にある、24時間スー
パー銭湯の『いといの湯』
に泊まることにす
る。トータル2,000円くらいで一晩凌げて、
風呂まであるのだから充分だ。
 宿に行く前に、腹ごしらえをすべく、苫小
枚名物”カレーラーメン”を探しに苫小牧駅
前の飲み屋街をうろうろしているうちに、『味
の珍来』さん
を発見。店構えは立派ではな
いが、いかにもラーメン屋という雰囲気が漂
っている。


 店内に入ると地元のおっちゃんたちが2,3
人居る。これは期待できそうだ。早速二人で
カレーラーメンを注文。
 出てきたものは、カレーの匂いがプンプン
していて、ちぢれ中麺だ。はっきり言って旨
かった。丸山さんも満足げ。ついでに、お店
のおばさんにスーパー銭湯の場所を聞いた
ところ、先に食っていた地元のおっちゃんが、
『(国道)36号を東に行くと右側にあるよ』と
丁寧に教えてくれた・・・

苫小牧東港上陸記念に1枚
苫小牧駅前「味の珍来」のカレーラーメン(670円)

 店を出るとさっきより雨足が強くなっている。早く銭湯に逃げよう!ということで、
雨の中をかなり無茶して東へ急ぐ。走ること10分、ようやく教えられた銭湯を見つ
て一安心。しかし・・・何か違うな・・・。24時間営業の文字がない。不審に思いつ
つカウンターのお姉さんに聞くと、「ここは24時間営業ではありません。宿泊もでき
ません。すみません」とのお返事
。場所を改めて聞くと、苫小牧駅を挟んだ反対側、
つまり西のほうだという。ちなみにここは『なごみの湯』でした。俺が名前を調べて
おけばこんなことにはならなかったのに・・・。丸山さんに申し訳なく平謝り。


 また土砂降りの中、来た道を戻る。既にブーツも手袋もグッショリ濡れて気持ち
悪い。初日と同じだな。20分くらい走ってようやく22:40分『いといの湯』に到着。
もぅぐったりだ。でもようやく安堵感を覚える。風呂に入りすっきりしてから丸山さん
と乾杯。明日の天気も怪しいが、まずは上陸できたことを喜び合いながら、0:00
分過ぎ、就寝。


今日の走行距離・・・47km