昨夜はビジネスホテル泊まりで楽をしたので、今日は少し頑張ってキャンプをしよう、ということで、鹿児島の
薩摩半島西海岸、吹上浜を目指す


 5:50分起床。そのまま身支度を整え、7:00分出発する。諫早干拓堤防を見にいく途中で朝飯。

干拓堤防の向こうに見える草っぱら。いつか農地になる日はくるのだろうか・・・

 遥か遠くに締切堤防が見えるが、ほかの構造物
は一切無く、写真のような原野が広がっている。
 地元の要望で干拓地として整備されているのだ
から、よそ者が文句を言うつもりは毛頭ないが、今
の世の中、何処も農業後継者が不足している時
代に、この干拓農地が、農地として活用される日
が来るのか、疑問に思ってしまった。
 それにしても本当に広い。また眺望もよく、北に
は多良岳、南には普賢岳がよーく見える。


 国見から国道389号に入り、雲仙を目指す。
グングン高度を上げていくと、有明海が光って見
えるのが気持ちよい。昨日に続いて天気が良くて
何よりだ。


 気持ちよい高原道路を走ると、小浜からの国
道57号に出る。しばらく走ると2004年にも走っ
た、仁田峠循環道路の入り口だ。この天気なら、
250円払ってもおつりがくるくらいに、素晴らしい
眺望が望めそうだ。


 仁田峠道路は、1車線の片側通行道路なの
で、対向車の心配をせずに走ることが出来る。
ワインディングというには少し物足りないが、途中
の展望台からの大パノラマは必見だ。


 展望台に着くと、案の定、素晴らしい景色が
飛び込んできた!

 

仁田循環道路は片側1車線のワインディングコース
仁田峠手前の展望台から見た普賢岳。迫力ありすぎ!

 目の前の雲仙・普賢岳は然り、南は天草の島々、東は島原湾を隔てて阿蘇の山々も見えたように感じた。
かみさんもこの大迫力+大展望の景色に圧倒された様子。写真を何枚も撮っていた。ついでに年賀状のツー
ショット写真も撮影してしまい、大満足。2006年の賀状の写真は決まりました。


 しばらく景色を楽しみ、仁田循環道路を一周して島原へ向かう。ぜひともかみさんに、島原名物「ろくべえ」
を食わせたいためだ。しかし天気がいいのはいいけど、すでに真夏だ。汗がしたたり落ちてくる。


 2004年と同じく、島原城内の茶店で「ろくべえ」を注文。450円。以前食ったときはとっても旨い食い物
だったと確信していたので、迷わずに二つ注文したのだが・・・。
 食ってみると・・・あれ!?なんかが以前と違うような・・・。うーん、おかしいと思い、かみさんにさりげなく聞い
てみたら・・・「どうも私たちの口にはあわないようね!」とさ。
 だし汁はうまいんだけど、サツマイモで出来ているという麺がプチプチ切れて、口ざわりもザラザラしている感じ
でどうも以前のろくべえと違ったのでした・・・。


 以前発見できなかった道路の真ん中に水路が通っている武家屋敷街を偶然発見し、情緒溢れる城下
町に思いをはせながら、島原をあとにする。


 国道57号の無料バイパスの終点からは、目の前に迫力の普賢岳が!本当は「道の駅 みずなし本陣ふ
かえ」に立ち寄って、普賢岳の災害をかみさんにも伝えたかったが・・・時間も無いのでスルーする。
 国道251を口之津へ。アップダウンが適度にあって楽しい道だ。左手には時々島原湾が見える。このあたり
も干潟があるのだろうか、港では結構海水が干上がっている光景を目にした。

 12:05分、口之津港着。フェリー待ちのマイカ
ーでごった返している。が、俺たちはバイクだから、
そんな渋滞一切関係なし!すぐに一番前の列に
並べるように指示される。
 こんなに車がたくさんでも、ライダーは俺たちだけ
とはそういうことなんだろうか?


 しばらくしてフェリーに乗船。天草の鬼池港まで
の30分の船旅だ。少し小休止。かみさんは早速
寝てしまった。30分後に鬼池港に到着。ここでは
何台かライダーが待っていた。
 国道324号から国道266号を走って、天草を
南北へ縦断する。時間があれば西海岸沿いを
のんびり走りたかったが・・・。

島原半島南端の口之津港で、フェリーを待つ。

 牛深まで殆どノンストップで走り抜ける。ここまで口にしたものは、朝飯と島原で食ったあのろくべえだけと
いうこともあり、さすがに腹が減っていた。14:20分に牛深港ターミナルに到着。ここはお土産などの観光
物産が充実している。時間があれば充分のんびりしたいところだ。


 フェリー出航は15:00分だが、20分前に乗船手続きをするというので、大急ぎでレストランへ。何気な
しにメニューを見ていると「たい茶漬け(890円)」の文字が!茶漬けなら早くできるだろうという予測もあり
二人で「たい茶漬け」を注文する。しかし店内はめちゃ混み!なかなか出てこなくて、しびれを切らしながら
待っているとようやく来た!
 時間も無いので、あまり味わい深く食うことはできなかったが、旨かった!とだけ言っておきます。ほんと、
熱いのを我慢して(俺猫舌なのに・・・)、時間が無くても完食しないと勿体無くって(俺たちビンボーだから)
、かきこんで食っていたのだった。


 牛深から鹿児島県の長島までも30分。陸路で走ることを思えばかなり重宝するフェリーだ。15:30分
鹿児島県の長島に上陸。ここからはほんとうに時間との勝負だ。でももうひとつ食いたいものがあったのだ。
 それは知る人ぞ知る「串木野ラーメン」。なんでもマグロでダシを取り、具も当然マグロの切り身というか
ら、ラーメン大好きの俺としては、聞き捨てならねぇってわけでさ。で、「まだ食べるの?」という呆れ顔のか
みさんを説得して?、串木野ラーメンを食うことに。


 しかし、その前に立ちはだかるのが国道3号線。当然といえば当然なんだろうけど、とにかく渋滞というか、
交通量が多くて、嫌になってしまう。フェリーを降りて阿久根まで50分走り、しばらく休憩する。
 串木野到着は17:20分、少し早めの晩飯だ。当然「串木野ラーメン(650円)」を注文する。


あっさりだけど、ちょっと辛味も効いている串木野ラーメン

 マグロの刺身(と言ってもレア状態になっている)
が3切れほど乗っている、見た目はごく普通のラー
メンだ。あとマグロのてんぷらも乗っていたな。
 スープは塩味の効いた、魚介系ダシで、辛味も
微妙にあってコクのあるスープでした。
なかなかの
お味でした。串木野に行った際には、市内に幾つ
か串木野ラーメンを食わせる店があるようなので、
探しみてはいかがでしょうか?


 ちなみに俺たちが食ったのは、市役所そばにある
「たなか屋」さんです。地元のお客も来ていたの
で、きっと旨い店なんでしょうね。
 なにはともあれ、また新しいラーメンの味を知った
俺は大満足だったのは言うまでも無い。

 先を急ぐ。このままでは吹上浜での夕陽が見れなくなってしまう!ということで、腹いっぱいの体を休める
間もないまま、16:50分出発。しばらく走って国道270号へ。30分くらいで吹上浜に到着。もっと砂浜
をイメージしていたけど、松林の中にキャンプ場はある。キャンプ場入り口まで行くと、山口ナンバーのライダ
ーさんたち4人が走り去ろうとしていたので、急いで話しかけてみると・・・、なんと!営業は夏の間だけで、
この時期は閉鎖とのこと。よくよく後から話を聞いたら、北朝鮮に拉致されている方のお一人が、このあたり
で拉致されているので、人っ気が少ない時期には営業しないのだそうだ。


 でもそのときにはまだそんな事情を知らなかったから、かみさんと「水さえあれば、いいキャンプ場っぽいし、
ここにしちゃうか!?」なんて話をしていたけど、なんとなく吹上浜キャンプ場はあきらめて、次を探すことに。


 次は吹上浜キャンプ場手前にあった、日吉町の「天神ヶ尾キャンプ場」を目指すことに。吹上浜からほん
の2,3kmだ。しかしキャンプ場入り口の交差点で、名古屋ナンバーのライダーさんにあったので、話を聞く
と「やってない」とのこと。

天神ヶ尾キャンプ場の砂浜から見た夕陽

 せっかく来たから見るだけ見ようということで、彼
と別れて天神ヶ尾キャンプ場へ。松林の中のキャ
ンプ場で、なかなかよさげ。おまけにトイレの電気
も水道も出た。もう薄暗くなっていたので、ここでも
いいやとも思ったが、誰も人が居ないのもなんとな
く寂しいというか、不気味な感じがしてやめてしま
う。


 結局吹上浜近辺の公園(国民宿舎があった
り、池があったりだからなんとかなるだろうと思い)
に適当にテントを張ればいいや、という意見に落ち
着いたので、買出しをしながら、吹上浜を目指し
た。すると、野球場や陸上競技場などの公園が
あって、道路っぱたに東屋があり、そこにテントが
張っているのを発見した。


 恐る恐る近づいてみると、さっき吹上浜であった
山口のライダー4人組さんだったので一安心し、
東屋の隅の場所を分けてもらって、一緒に宴会
することに。
 風呂に入りたいかみさんは先に歩いて10分くら
いの国民宿舎の温泉へ行き、皆さんが揃ったとこ
で宴会が始まった。


 歴史の話や、市町村合併の話など、予想外に
固い話で盛り上がって、結構ベロベロになってしま
い、23:00過ぎまで飲んでいたのだった。


 今日の走行距離・・・302km

吹上浜公園の東屋の一角にテントを張って宴会