すっかり日が落ちて涼しくなった21時過ぎに
出発し、途中で買出しをして、21:40分に
苫小牧東港に到着。ライダー多くてびっくり。
みんな何処を走ってきたのだろうか・・・?上陸
するときと違ってやっぱり寂しかった。勿論1人
っていうのもあったけど、もうこれでしばらく来れ
ないのかーとか、いろいろ考えちゃってね。


 乗船時間の23時まで、焼酎をラッパで飲み
ながらブラブラして過ごし、乗船してからは甲板
で北海道に別れを告げて、1:00頃就寝。


 今日の走行距離・・・560km

出航を待つターミナルで

 熊石から国道277号で八雲へ出て、国道5号で長万部へ向かう。国道277号の雲石峠までは、予想
外のワインディングコースだったが、ガスで前が殆ど見えず、そろそろと走っていたので楽しめず残念。晴れて
いれば、気持ちよいワインディングを楽しめたに違いない。
 八雲からの国道5号は、幹線国道だけあって整備はされているけど、交通量も多く、ハミ禁区間ばかりで、
時間ばかり掛かってしまう。しばらく走ると右手は原生地帯の草原の向こうに海が見えて気分良し。


 15時、長万部駅前の「かにめし本舗かなや」さんに到着。さっそく「かにめし大盛」を注文する。



 4:00頃に蚊の泣く音で目が覚めるが、2度寝して5:30分起床。4時に起きたときには既に外は明る
かった。今日はとうとう最終日だ。どこまで走れるか分からないけど、大いに楽しもう。
 ダラダラ過ごして8時に出発。海水浴場のキャンプ場で朝から天気が良いせいか、ファミリーでたくさん。


 出発してすぐの場所にある、ジュウボウ岬(西の河原)が気になって仕方ないので、望遠鏡のある展望
台に登って覗いてみると、は!って感じの風景が。ただの小屋が建ってるだけ?国道229号を南下する。

 岩内を過ぎ工事箇所が多くなってきたので、ペースが落ちる。腹減ったなー、と思った頃に寿都のコ
ンビニで朝飯。走っているうちに曇ってきてしまった。雨だけは降らないで!と思う。

 話をしていたら今度は長岡のゴールドウイングのおじさんライダーも合流。一気にツーリング談義に花が咲い
た。車同士ではなかなか出来ない体験だ。しばらくして、携帯電池も電気をたくさん食って満腹になったような
ので、熊石町の「熊の湯」に向けて出発。国道229号は一部区間を除いては、海を見ながら走れるシーサ
イドラインで気持ちがいいです。

 そのコンビニで札幌在住の学生さんライダーに
話しかけられた。俺と同じ、ZZR−250に乗っ
ていた。大した会話もなかったけど、俺が1100
に乗っていたから、気になったんだろうな。途中ま
でなんとなく一緒に走った。


 寿都を過ぎてしばらく走ると弁慶岬に到着。
面白そうな名前だったから、一休みする。別に
何があるわけでもないが、名前のとおり、大き
な弁慶の像
が立っている。義経と弁慶で有名な
あの弁慶にまつわる伝説があったりする。
 曇っていたので写真だけ撮って出発する。


 いくつかの集落を通り過ぎ、11:30分瀬棚
到着。12:25分に元和台道の駅に到着する。

雷電国道は海を見ながら走れる気持ちよい国道

 ここですっかり無くなっていた携帯電話の充電
をこっそりやらせてもらい、その間に一休みする。
そうこうしていると、札幌から来たというSLの兄
ちゃんと話をする。
 なんでも昨日の夜は道南のどこかのキャンプ場
まで札幌から走った初日の夜だったが、荷物を開
けたらテントのポールがないことに気がついて、仕
方ないから、キャンプ場の隅っこでテントをツェル
トみたいに被って寝たらしい。それだけでも凄い
が、頭を見るとなんとドカヘル(工事用のヘルメ
ット)!これにもびっくり。「ポリに止められないの
?」って聞いたら、意外と止められたことはないと
いう。むしろ荷物(過積載っぽい)で注意されちゃ
んですよ、と話してくれた。いろんな面で豪快だ
ったが、キャンプツーリングはまだ経験が浅いよう
だった。

「東洋のグランドキャニオン」の異名を持つ、鮪ノ岬。

 何故道の駅「ルート229元和台」まで走ってきたかというと、その北にある「鮪ノ岬」がなんでも「東洋のグ
ランドキャニオン」と呼ばれているとのことだったので、どんなもんか見たかったのもあった。歩いていくのが面倒
だったので、手前のパーキングから写真だけ撮りました。マップにも載ってない情報(昔のマップにはちゃんと紹
介されていた)でしたが・・・。


 道の駅からは北上する。熊石の熊の湯へ行く頃にはすっかり今にも降り出しそうな曇天になってしまった。
今から熊が出そうな場所へ行こうというのに・・・。
 熊の湯へは案内看板も出ていて、ダートもなく、途中から狭い道路を登っていくと大きな駐車場があり、源
泉が見えるので、バイクを置いて河原へ下って行くとあります。


 階段を下りていくと脱衣所があり、さらに下に
下りると川沿いに湯船がある。勿論混浴露天
だ。でもこの日はあいにく俺一人だけ・・・。
 早速素っ裸になって湯船に手をつけてみるが、
熱くて入れたもんじゃない。幸いにも水が引いて
あるので、自分好みの湯温まで薄めて入る。


 もう最高だった!誰も居なかったのが幸いした
ようだ。しかし天気が悪くて今にも熊が出てきそう
な感じだったので、10分くらいで出てしまった。


 そろそろ腹も減ってきていたので、長万部の
「カニめし」
を目指して出発。

熊石町「熊の湯」でのショット。水を埋めてもどこかの温泉のように怒鳴られることはない。

 出てきたかにめしはものすごい量。いくら大食い
の俺でも食いきれるかどうか不安だった。
 それに俺の大嫌いなしいたけのかけらが4つも
乗っている。しいたけは勿論外してからカニの実
をたっぷり乗せた飯を口に含む。
 うまーい。カニってこんなに甘かったのかな?味
付けの部分できっと特殊な味付けをしているに
違いない。最後まで飽きることなく、なんとか完
食できた。もう腹いっぱいだ。普通盛にしておけ
ばよかったと後悔。


 今日は北海道最後の日ということもあり、行
きたい場所には行っておこう!ということで、次
は世界に2箇所しかないラジウム温泉である、
「二股ラジウム温泉」へ向かう。

長万部駅前「かなや」さんのかにめし。身がたくさんでおいしかった。

 長万部まで戻り国道37号を洞爺方面へ。
こちらの国道の方が交通量が多くてまた時間
ばかりが掛かって、二股ラジウム温泉から1時
間かかってようやく、虻田町の西山火口群の
入り口に到着。おじさんに聞いたら、「火口ま
では歩いて30分くらい掛かる」と教えられ、そ
んな時間も無いからというと、展望台があるか
らと言われたので展望台へ。ここから見る景色
はきっと爆発当時は地獄絵図に見えていたに
違いない。


 生活の場である道路や工場、住宅が溶岩
ですっかり覆われていて跡形もないばかりか、
噴煙も上がっていてびっくり。時間があるかた
は、是非散策コースを歩かれることを勧めます。

洞爺湖西山火群の噴煙。まだ生きている火山は不気味。

 長万部からの国道5号は、ニセコ方面経由で札幌へ繋がっているため、ここからは車の交通量も少なく、
ローカルな国道になった。しばらくして道道を左折し、山の中をドンドン入っていくこと10分くらいで、二股
ラジウム温泉に到着した。長万部では気温が23℃もあって晴れ間も出ていたのに、温泉に着いたらまたま
たガスの中だ。


 入浴料が1,000円と高めだが、いいお湯だった。どちらかというと湯治客向けの温泉旅館といった感じ。
内風呂と混浴露天風呂があり、露天風呂にはおばあさんが2人、乳も丸出しで風呂に入っていた。複雑
…。30分くらいお湯を楽しむ。


 洞爺からはもう暗くなってきたので高速に乗って一気に苫小牧東港まで向かう、が途中の苫小牧でどうし
ても食っておきたいものがあった。札幌では「スープカレー」だが、苫小牧では「カレーラーメン」なんだと
市内のラーメン屋さんには殆どの店で「カレーラーメン」もメニューとしてあるらしい。ということで、市内を適当
に走るが何処がいいのか、予習を忘れたので、ガソリンスタンドに立ち寄り、給油している兄ちゃんに聞くと、


「『らまだ』しか旨いと思いませんよ、場所は・・・」と大体の場所を教えてくれた。地元の若者が言うのだから、
信用して間違いなさそうだ。ということで「らまだ」に向かうと教えてもらったとおりにあった。
 店は繁盛していて、地元のファミリーやお年よりも居るところを見ると、まず間違いなさげ。早速カレーラーメ
ン(840円)を注文する

 味はスープカレーにラーメンのダシ汁を加えて麺を入れた感じ。最初は「うまいのかな?」と疑っていたけど、
これがなかなかイケル味だった。
 

 実はこの「らまだ」に寄る前に、市内でラーメンも完食しており、明らかに食いすぎた。でももうこれで北海道
で食う飯は最後なんだ、とちょっと自分に言い訳。