昨日「明日の朝も峠(知床峠)攻めよう!」って約束していたから、5:10分起床。ほんとうはそのまま
バイクに乗って攻めに行きたいところだが、団体行動なので勝手な行動はせずに、おとなしく・・・。
 それにしても、今日はいままでの中で最高の朝だ。暑くなりそうな強い日差しの差し込むキャンプ場。


 モーニングコーヒーを沸かして、朝飯は後回しにして、7:30分、出発。まだ俺たちだけのスペシャル・
ステージのはずだ。


知床峠に向かう途中で、海に向かってダイブしそうな道路を走る。

 写真も撮りたいし、みんなと一緒にステージを
駆け上がりたいし・・・と悩みながら走りつつも、結
局は前者を選んで、気に入った場所でカメラで撮
影しながら登る。
 攻めるところは攻めて、減速するところは減速し
てって感じで。ほかの3人はあっというまに走り去っ
ていったのだった。


 登るに連れて、昨日と同様、国後最高峰の爺
爺岳を始め、歯舞諸島までくっきり見える。勿論、
目の前の羅臼岳の雄姿もはっきり。こんな気分が
いいロードは全国見渡してもそうそうあるもんじゃ
ないです。
 10分くらい、知床峠からの眺望を楽しんだ後、
昨日と同様、一気に羅臼の町まで下ってコンビニ
で朝飯をほうばった。
 今日の格言:「早起きはたくさん得することだらけ」


 そのまま南下するのもつまらんので、久々に相泊方面へ。こっちには、「相泊温泉」「セセキ温泉」という
2つの露天風呂がある。特に面白いのはセセキ温泉だが・・・。
 途中、物凄い濃霧に悩まされながら走ること約25分、ようやくセセキ温泉に到着。しかし満潮時刻と
重なって、見事に沈没している。残念!相泊温泉の前も通り過ぎたが「まぁいいか」と思い、やめてしまった。
 

この先には人家も道路もない。相泊にて。

 それにしても道路は濃霧で全然前が見えない
くらいなのに、上を見ると真っ青な空が広がって
いるのは不思議な気分。こういう自然環境もきっ
と、世界遺産に登録される理由の要因にもなって
いるのだろう。


 お決まりのように、道道736号、知床公園線
の終点まで走って記念撮影。有名な「熊の宿」
はライダーハウスも兼ねていて、とど肉が食えると
いう評判の店だが、まだ営業していないようだっ
た。昔に一度だけ食ったことがあったな。


 またガスの中を羅臼市街まで戻る。途中、セセ
キ温泉の駐車場で立ち尽くしているライダーを発
見。彼は引き潮になるまで待っていたのだろうか?


 羅臼市街を過ぎて国道335号に入っても相変わらず霧の中。おまけに羅臼峠の手前くらいから、最後尾
を走っていた俺が、薫別のあたりまで軽トラにあおられた。あきらかに威嚇攻撃をされていた。こっちもライダー
の意地で引き離したいのだが、あいにく北海道へ上陸する前に、会社の交通安全に対する規定が厳しくなり
「40km以上のスピードオーバーで捕まったもの」に対してもかなりの厳罰が下されることになったのだ。上陸
する前に先輩から「スピード違反で捕まるなよー」と釘刺されたばっかりだし・・・。


 まずネズミ捕りをやっているとは考えにくいが、万が一捕まったら・・と臆病に考えるとどうしても軽トラを引き
離すことができない。1○○km(○の数字はご想像にお任せします)でこっちが離そうとすると、ちゃんと付い
てきて、スロットルを緩めて「早く抜かせやー」って思っても、前には絶対行かないし・・・。
 そうこうしているうちにようやく軽トラのプレッシャーから開放され、薫別を過ぎたあたりでようやく青空が見え
てきた。

ひたすらまっすぐな道が縦横無尽にある開陽台周辺。
開陽台に来てうれしそうなさのくん。

 忠類側を渡り、国道244号へ入ると一面牧草
地帯が広がっている。気分爽快。思わずバイクを
止めて写真を撮ってしまう。


 目指すはライダーの聖地、開陽台だ。ほかの3人
はもちろん初めての場所。どんな反応を示すか、
見ものだな。
 碁盤状に走っている道路を駆け抜け、開陽台
への最後の坂道を登っていく。一面の景色でなん
とも言えない気分。見えている大地が全部自分の
世界に感じてしまう。330°の大草原。


 駐車場にライダー3人+裏のキャンプ場にテント
が4,5張。意外に少ない、と思っていたのも束の
間、俺たちがちょっと居る間に何台ものバイクがこ
こ目指してやってきていて、あっという間に駐車場
がバイクで埋まってしまった。


 何度来てもいい気分になる開陽台と別れ、途中
でここにしかないオリジナルフラッグがもらえる、川北
のホクレンに立ち寄って、再び国道335号へ。


 すぐに野付半島へ向かう道道に入り、両側海の
道をひたすらまっすぐに向かい、野付半島の先端
へ、途中での素晴らしい景色に言葉を失う。


湿地帯にさくいろいろな花々が綺麗。

 日本の風景とは思えないほどの、素晴らしい
景色を堪能しながら
快走し、12:50分に先端
のビジターセンターに到着。ここで腹ごしらえをす
る。初めて海鮮もの丼である「うに丼(2,600
円)を注文する。しかし味はイマイチ。やっぱり本
場で食わなきゃな・・・。


 生うに丼とは書いてあったけど、色は変色して
るし、味も新鮮味がまったく消えうせている。おま
けにこっちより遅く席に着いた客の方に先に注文
聞いてるし。何度呼んでもちっとも注文取に来て
くれないし、時間の無駄だった。


 ここで、しばしみんなと別れ、もう一つの期待、
「生さんま丼」を目指して納沙布へ向かう。


 13:40分に野付半島を出発。国道335号をひたすら南下し、国道の両側に広がる牧草&湿原地帯を
みながら走り、1時間後に国道44号道の駅「スワン44ねむろ」に到着。釧路に18時ね!なんて約束したが、
これじゃ、かなり厳しい。寒いのも我慢して走り、15:30分、とうとう本土最東端の納沙布岬に到着。車が
数台だけでバイクの数0と寂しい。

本土最東端、納沙布岬で記念撮影。残念ながら北方領土は見えず。

 まずは記念撮影して、すぐ隣にある「北方領土
博物館(だったかな?)」へ。一応ここに来たから
には少しは北方領土についてお勉強しなくては。
 時間がないのでサラッと見学し、いよいよお目
当ての「生サンマ丼」を食わせる、鈴木食堂さん
へ。ここは本土最東端にある食堂でもある。


 早速「生サンマ丼(1,400円でホット、鉄砲汁
つき)」を注文。その間に店主の若い(と言っても
俺と同じくらいだが)主人や、おばちゃんがいろいろ
話しかけてくれて会話が弾んだ。
 で、肝心の生サンマ丼は絶品。サンマというと
細かい骨が多いイメージだが、全然そんなことは
なくって、ほんとに旨かった!お勧めの丼ですよ。
会話も弾んで、ついつい長居し、16:30分出発。


 途中のノッカマップ岬付近の牧草地帯の写真を撮りつつ、急ぎ釧路へ。このまま行けば、途中で夕陽を
見ることが出来る、と思っていたら、段々雲が出てきて、夕陽は見れずじまい。
 日が落ちて寒くなってきたのも我慢して、19時すぎにようやく幣舞橋に到着。今夜は市内のライダーハウス、
「銀鱗荘」に宿泊するのだ。

釧路の象徴といえば、MOO!と霧と幣舞橋。
釧路ラーメンは魚介系しょうゆスープでちぢれ麺。

 先に到着していた3人と街中で居酒屋で合流し、
久々に暖かい部屋の中での宴会に。しかし。長距
離を走ってかなり疲れていたにもかかわらず、酒が旨
くてついつい深酒してしまった。


 締めに最近道内でブームになりつつある、「釧路
ラーメン」で締めて宿に帰った。
 釧路ラーメンはしょうゆ味のあっさり系。普段は
こってり系が大好きな俺だが、しこたま飲んだ後な
らこれくらいで充分。魚介系のスープが旨い。


 すっかり泥酔したまま宿に帰って、ドボン。よほど
疲れていたんだな。


 今日の走行距離・・・492km