沖縄に来て3日目、俺たちは泊港から渡嘉敷島に向けて出発した。
 泊港を10:00出航、渡嘉敷島に11:10分に到着する、フェリー「とかしき」に乗った。船中は殆どが若い観光客で、シュノーケリングやダイビング目当ての客が多かった。

 港に到着すると、待合所には宿の送迎バスが何台も止まっていた。
定期バスが無い以上、我々観光客の足はこのような送迎バスしかないのだ。
 俺たちはテント泊まりのつもりだったから、バスが無いんじゃないか?なんて思ったりもしたが心配ご無用で、500円くらいで村内の渡嘉敷か阿波連へ連れて行ってくれた。


 バスの車窓から見える景色は殆どが原始林だったが、時折見える海は本州と全然違ってとても輝いて見えた。

 俺たちは阿波連にあるキャンプ場に入った、と言ってもみんなが往来する通りのすぐ横に入口があるという、なんとも質素な作りのキャンプ場だった。大体、阿波連の集落自体が、民家十数戸くらいしかないような小さな集落で、殆どが観光業で成り立っているような感じだった。

 
キャンプ場も安く利用でき、中にはシャワー室があり、24時間使用可能というありがたいキャンプ場だったが、場内はうっそうとしていてまさにジャングルの中でのキャンプだった。

 


 

渡嘉敷島の手前にある無人島?

ジャングル同様のキャンプ場

ビーチは意外と空いていた

向こう岸の島には行ってはいけない

見事な夕陽

カメラって面白いですね

寺さん(右)とアサコ

ほんとに綺麗な海でした

 テントを張り終えると早速海に出てシュノーケリングを楽しんだ。海の家が数軒あったが、どこも料金は一緒で、3点セットで1日1,000円だった。
 珊瑚は殆ど死んでいたが、魚たちは元気に泳ぎまわり、中に潜って魚たちと戯れるのは楽しい経験だった

 暫くすると、那覇の安宿で見かけた女の子、アサコと偶然出あった。暫く話をしてから、一緒にシュノーケリングを楽しんだ。話をしてみるとなかなか楽しい奴だった。夕方まで4人で一緒に遊んでから晩飯の買出しに行き、支度をしていると今度は隣のテントの住人、寺さんに出会った。自称「永遠の21歳」の旅人寺さんは、バイクで沖縄に来ていると言っていた。
 こうして夜になる頃、夕陽が綺麗だろうということで5人で近くの展望台に登って夕陽を眺めた。あれほど賑やかだった海が静かに波の音だけを立てているのが印象的だった。

 その後は一転して5人で酒盛りだ。勿論ビールは「オリオンビール」、焼酎は「久米島の久米仙」、料理は「豚肉の角煮」だった。調味料は適当に入れてやっつけたが意外美味かった。
 
知らないもの同士での旅での会話はほんとに楽しい。アサコはアメリカの大学に通っていて、今は日本でいう春休み(米国は9月が新学期)中で、休暇を利用して遊びに来ていた。寺さんはあと1ヶ月くらいは自由気ままに沖縄を回ると行っていた。ちなみにバイクはTDM850だったっけ?

 翌朝は12:00のフェリーで那覇に帰ることになっていたが、連泊したい気分だった。帰り際にアサコと寺さんが見送りに来てくれた。バスが10:00に阿波連を出発、二人はずっと手を振って見送ってくれた。寺さん、アサコ、いい思い出を本当にありがとう!!

渡嘉敷島の旅行記