DVDオーサリングのヒント
DVDAuthorGUI Tips and Ideas

1.美しい字幕を作成するには?(テキスト字幕編)

2.美しい字幕を作成するには?(SUP字幕編)

3.メニュー作成のテクニック(サムネールとモーションメニュー)

 【オーサリングのヒント−2】 美しい字幕を作成するには?(SUP字幕編)


 字幕はテキスト形式で入力しても、かなりきれいな物ができることが、【その1】でおわかりいただけたと思いますが、
 人間は欲望の動物です。もっと幅広い表現を求めたくなります。たとえば太字イタリックアンダーライン異なる
  フォント
サイズの混在、表示位置の途中変更など、市販のDVDの字幕でやっているようなことを自分でもしてみたい
 ですね。

 そこで、DVDAuthorGUI1.004では、かねてから強く要望のあった、SUP字幕読み込み機能を追加しました。Liquid217と
 何度も議論を交わし、実験を重ねてようやく完成した、渾身のバージョン・アップです。以下にSubtitleCreatorでのSUP
 字幕作成とその使用方法をまとめておきますので、ぜひご活用され、表現力に富んだ字幕の作成をしてみてください!

@SubtitleCreatorでSUP字幕を作成する

 
Set font colors(字幕色の設定)でBackground(背景),Text(文字),Outline(輪郭),Anti-alias(アンチエイリアス−境界)の色をそれぞれ設定します。基本的には初期設定のままでOKです。Transp.(透明)にチェックを入れると、指定した部分が透明になります。通常は背景色を透明に設定します。
Position the subtitles(字幕の位置調整)でHorizontal(水平位置),Vertical(垂直位置),Width(幅),Lines(行数)を決めます。初期設定では、行数は2ですが、私は3に設定しています。

SubtitleCreatorを起動してテキストを入力中の画面です。本来はきれいなお姉さんの画像が現れますが、ここでも我が家のアイドルに登場願っています。

テキストの入力が終了したら、FileメニューのSave SUPで、SUP字幕として保存します。

 

  メニュー概説
File(ファイル) Formatting(字幕のフォーマット) Settings(設定)

「ファイル」メニューでは、字幕テキスト(SRTまたはSUB)を読み込んだり、DVDのIFOファイルを開き、字幕の色情報や画像フォーマット(PAL/NTSC)を読み取ります。字幕ファイルが分割されている場合は複数のファイルを読み込みます。
Load background(背景画像の読み込み)で、背景画像を変更できます。
Express mode(お急ぎモード)では、字幕、IFO、SUP字幕(同期のため)の一連の読み込みを素早く行えます。

字幕の表示フォーマットに関する設定を行います。フォント、輪郭の太さ、強制改行などの設定をあらかじめ設定されたプロフィール(SubtitleCreatorProfiles.xmlに記されている)から読み込むことができます。また、ここでVertical Alignment(字幕の垂直位置)や、黄色い長方形で表示される字幕ウィンドゥ内の表示位置、輪郭やアンチエイリアスを変更できます。

Video formatを必ずNTSCにセットしましょう(初期設定はPAL)。
Background picture settings(背景画の設定)で、背景画の表示アスペクト比を設定できます。
Show actual outputを選択すると、アンチエイリアスを解除し、実際の表示を確認できます。
Apply changes to all subtitlesにチェックを入れておくと、一つの字幕のフォーマットの変更を全体に反映します。
Highlight too long subtitlesで、字幕が長すぎる場合、その行をハイライト表示します。

Synchronize(同期) Tool(ツール)

表示時間の移動、フレームレートの変更などができます。また、編集中の字幕を、オリジナルのSUPに同期させることが可能です。同期中に表示する行は、毎行、2行ごと、5行ごと、10行ごとから選択できます

Manipulate SUP(SUP字幕の操作)では、SUP字幕を読み込み、表示位置や色の変更ができます。
Auto-adjust SUP position(SUP字幕の表示位置の自動調整)で、オリジナルのSUPの表示位置を、編集中の字幕の表示位置に自動的に合わせられます。
DVD Authoring Wizardで、メニューなしの字幕入りDVDを作成できます。ただし、PgcDemuxとMuxManのインストールが必要です。

  注 意!

FormattingメニューのChange Fontで、必ず日本語フォントを指定し、文字セットも「日本語」を選択しておいてください。

 

  確認と調整 ToolメニューのManipulate SUPから、SUP字幕操作画面に切り替えます。

Open SUPで、先ほど作成して保存したSUP字幕を読み込み、表示を確認しましょう。色や位置がおかしかったり、表示が一部欠けていたりする場合は、調整してもう一度作り直しましょう。

 

ADVDAuthorGUIでオーサリングする

いよいよDVDAuthorGUIでSUP字幕入りDVDをオーサリングします。
SUP形式の字幕は、以下の手順で読み込みます。
(事前に作成したSUP形式の字幕を準備してください)

1. [エクストラ]−[字幕の追加と編集]とメニュー内を進みます。
2. [字幕の追加]ボタンをクリックします。
3. 字幕ファイルを選択する画面が現れます。下部の「ファイルの種類」タブの矢印をクリックし、"binary subpicture format (*.sup)"を選択します。
4. SUP形式の字幕を選んで読み込みます。

次に「字幕のオプション」で字幕の色を指定します。

DVDの字幕の色は、Background(背景)、Text(文字)、Outline(輪郭)、Antialias(アンチエイリアス)の4つの色から構成されています。
背景は通常、透明と決まっていますので、DVDAuthorGUIでは背景色の入力を省略しています。

字幕色の指定は、「色コードを入力する」方法と「Ifoファイルから字幕情報を取得する」方法があります。

「色コードを入力する」
1. 3つの色をそれぞれ6桁のコードで入力します。
字幕作成作業で特に必要となるのはだいたい決まっていますので、以下の4色程度を覚えておけば、便利だと思います。

 白(FFFFFF) − 文字の色に使用
 黒(000000) − 輪郭の色に使用
 グレイ(808080)またはシルバー(C0C0C0) − アンチエイリアスの色に使用

 SubtitleCreatorで作成したSUPを読み込む場合、「字幕色1」が文字、「字幕色2」が輪郭、「字幕色3」がアンチエイリアスです。

2. FFFFFF、000000、808080(またはC0C0C0)と順にテキストボックスに入力します。

3. [OK]をクリックして、字幕入力画面を終了させます。

代表的なカラーコード

aqua
#00FFFF
black
#000000
blue
#0000FF
fuchsia
#FF00FF
gray
#808080
green
#008000
lime
#00FF00
maroon
#800000
navy
#000080
olive
#808000
purple
#800080
red
#FF0000
silver
#C0C0C0
teal
#008080
white
#FFFFFF
yellow
#FFFF00

 
[参考]カラーコード一覧
http://www.geocities.jp/nabe3net2004/dvdauthorgui/colorcode.html

「字幕色1」〜「字幕色3」のどれが文字、輪郭、アンチエイリアスのどれに割り当てられてているかは、作成に使用したツールにより
異なる場合があります。SubtitleCreator以外のツールの割り当てについては、ここに追加書き込みをしたいと思います。
皆さんからの情報もお待ちしています。


「Ifoファイルから字幕情報を取得する」
既成のDVDから抜き出したSUP字幕を使用する場合は、そのDVDのIfoファイルから色情報を取得すれば、コードを入力する手間が省けます。

[ifoから色情報を取得]をクリックし、元のDVDのIfoファイルを指定するだけです。
ここで注意しなければならないのは、字幕が入っていたタイトルと同名のIfoを選択しなければならないと言うことです。
通常はVTS_01_x.VOBが映画本編ですので、VIDEO_TSフォルダ内のVTS_01_0.IFOを選択します。
もちろん該当の字幕がVTS_04_x.VOBに収録されていた場合は、VTS_04_0.IFOを選択します。

後は通常通りオーサリングをして、終了すれば表現豊かなSUP字幕と、オリジナルのメニューが入った、あなただけのDVDが完成します!!