イノセント・ヴィーナス レビュー 1-12

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イノセント・ヴィーナス

01 / 02 / 03 / 04 / 05 / 06 / 07 / 08 / 09 / 10 / 11 / 最終話
第1話 奈落
2006/7/26

「本当に怖いヤツは、外からはわからない」

本当は丈よりも俺の方がずっと怖いんだよとでも言いたげな笑顔が怖い…

ハンマー・オブ・エデンハイパー・ハリケーンで80億人中50億人が死んだ地球は
環境が狂って先進諸国はことごとく氷に閉ざされて経済は破綻し、秩序は崩壊。
我らが日本はといえば、水系の災害が起きたらまず何よりも国土のほとんどが
有無を言わさずに沈んじゃうだろという予想に大きく反して
パワードアシスト技術を転用して経済を復興させ、攻め込んできたAU(アジア連合)を
破って不可侵条約を取り付け、繁栄を誇っているらしい。敵はもはや外にはなく
内部の叛乱分子掃除に忙しい。強くなったなぁ、日本。お父さんは嬉しいよ。

アバンで時代設定と背景の説明をしてくれるとはなんて親切なんだ!
最近はなんでも小難しいのが面白いと思ってるせいかありそうでない親切さ♪
おかげでロゴスとかレヴィナスとか「まずは単語の意味からコツコツと」
覚えなくて済むのですんなりと入っていけた。ってか初っ端から逃走劇で
アクションを見せてくれるのもいい。ヴィーナスと呼ばれる沙那は文句なく
可愛いし、彼女を庇う仁は男前で優しげだし、寡黙な丈はひたすら強いし…
劇場跡に隠れる3人にまとわりつくごらの身の軽い道化っぷりも面白い。

「トカレフはシングルアクションだ。次からはハンマーを起こしな」次なんかねーよ
権力者(ロゴス)のパーティに紛れ込んだレジスタンスの粛清の為に送り込まれた
特殊部隊「ファントム」は、リーダー格の大佐こそ少しはマトモそうだけど、
他の連中はどれもこれもサイコパスチックなヤバそうなヤツばかり。
実際軍でも嫌われ者らしく、今後彼らを率いるレニーという副司令曰く、普段は
無視するくせに都合が悪くなると声をかけてくる軍には不快感を隠せない様子。

「腐ったハラワタの臭いだ…」
逃走に大きなトラックが必要だったのはパワードスーツを運ぶ為だったらしい。
このパワードスーツ、ボトムズのスコープドッグのように人が乗れる手ごろな
大きさと無骨な外見に加えてローラーダッシュがすこぶる気に入った。

たった2人でごらもビックリの大部隊を蹴散らす彼らは何者なのか。
そして炎の中、「アイツ、怖い」と評した丈が涙を流す姿を沙那は見る。
沙那がなぜ追われるのか、仁と丈が何故彼女を庇って逃亡するのか。
ファントムとの対決も楽しみだし、もうちょっと様子見としよう。


第2話 凶気
2006/8/2

「なんか…喋ったら?」「………何を?」「え?」「…何を喋ればいいんだ?」

丈と沙那が二人きりで残された時の会話がやたら可愛かった。
かみ合わない会話、2人の間にそこはかとなく流れる緊張感。
ごらが…言いかけた丈にビックリして怒る沙那とか、仁には呆れるほど
ベタベタのくせに丈に対しては緊張感ありまくりという描写が細かい。

恐らく意図的なんだろうけど、仁ほどキャラがはっきりとしてない丈も、
単に沙那に冷たいわけでも興味がないわけでもなく、多分小さい女の子に
どう接すればいいのかわからないんだろうなと思わせるセリフがうまい。
会話の間にある「間」はこういうところに生かしてこそじゃないのか?

「無駄弾が多い…素人だな」
Aパートはレニーと対テロ特殊部隊ファントムのミッション。
ハッタリをきかせまくって交渉しつつ、相手の声紋のウェーブから心理状態を
読み取り、追い詰められた敵の状況を素早くプロファイリングして判断する
レニーはなかなか格好いい冒頭のバカップル女をやってたとは思えないよ豊口さん

交渉に時間をかけて、実際の作戦行動は素早くコンプリート。
青狼のカードや狂四郎のイレギュラーな行動とナイフなどに比べて、ビビる
メガネくんやツメの甘いリーダーなどテロリストの素人っぷりは憐れなほど。
つまりはその力量差を描こうとしたんだろうけど、短い時間でも見せようと
思えば見せられるものだなぁと感嘆した。このへんは演出の勝利ですな。

「一ヶ月前に風呂に入ったバッカだぞ!」
「うぁ、よるなっ!!」
こっちの同級生っぽい2人の会話もなんだか可愛い過ぎる。
2年前のコンビーフの缶詰に喜ぶきみの姿に青葉学園物語のボータンたちを
思い出したよコンビーフじゃなくてコーンスターチを盗んじゃう愛すべきマヌケども

ちゃっかりくっついてきたごらの誘導でトレーラーを走らせる丈と仁。
走りながら海を初めて見た沙那はその青さに歓声を上げ、反対に沙那が
乗ったことがあるという飛行機の話にとびつくごら。飛行機に乗れると
セレブなのか。私は飛行機が嫌いなので、何とか乗らずにどこへでも
一足飛びにいけないものかと思うがねやはりどこでもドアを待つしかない

「守って…守ってくれると思った…」
ごらは関係を聞き出そうとするけど、3人の因縁が全く描かれないので
彼らの間にどんないきさつがあって一緒にいるのかはまだわからない。
けったいな和風BGMにのって現れたメンツは、ごらの手引きで2人の
スーツを強奪に来た「倭寇」と呼ばれる海賊風テロリストのようだ。

それにしても着流しに海賊帽、腰には日本刀って…
なんだこの素敵ちゃんぽんなコスプレキャプテンは?

OPが非常にスタイリッシュ。
スピグラやNHKにようこそなどのGONZOテイストに似てる。
籠から飛び立つ白い翼を拡げた沙那もいいけど、りんごに
始まる道化の手の動きからマスクをかぶる仁に映っていく
動きに眼を奪われた。そして1話同様涙を流す丈の横顔。

2人の絆はもちろん、裏切りを描くような事があるんだろうか。
メカの動きもいいので、次回の丈のバトルにも期待しよう。


第3話 倭寇
2006/8/2

丈が戦っている間に逆方向へと逃げるはずが、結局は倭寇に逃げ道をふさがれ、
ヘリに掴まれて拿捕される仁と沙那。倭寇にとってはむしろ戦闘区域から離れて
くれて願ったり叶ったりだよな。海から武装船に狙われて逃げられるわけない。

「ファントムにいたんだろ?」

思いがけず「客人」として迎え入れられた二人の前に現れたのは
左前の着物に帯刀、キャプテンハットにゲソをくわえた司馬虎二。
しかし着物の襟が逆だと気づいた沙那がすごい…やっぱり姫?
なぜか虎二から「おりょう」と呼ばれる肉厚な美女ヒジンが
ナナじゃなくカリムの声をしたエルダさんにしか見えません。

仁に促されて恐る恐るチョコに手を出し、とろける表情の沙那。
司馬は仁があのパワードスーツ「グラディエイター」を持っているのは、
軍の人間、ファントムだろうと問い詰めるも、仁ものらくらと答えを濁す。

どうやらこのグラディエイターとやらは並の人間では扱えないらしく、
シミュレーションを行っていた兵士は突然動きが止まり、コクピットを
開けると、耳や鼻や口からダラダラと血を流してる。ありゃもうだめだな。
これはファントムにしか扱えない機体。
登戸博士が作った制御装置はブラックボックスと化していて解析不能…
ここで沙那の父親であろう名前が出てきて、「ヴィーナス」というコードも
出てきたという事は、沙那は取引材料なのか、それとも何かのキーなのか。

どうやら参謀たちにとってはファントムの司令ドレイクは目の上のたんこぶで
あるようだ。青狼のタロットによれば、出たカードは「月」でキーワードは
船、不安、「裏切り」だったけど、それが裏切り者である仁と丈を指すのか
それともどこかに電話して怪しげな視線を残したドレイクなのかは不明。

シミュレーションの失敗とは裏腹に、取り囲んだ強化スーツの兵を薙ぎ払い、
相手方の無骨なパワードスーツを破壊する丈だけど、もしかして不殺なのか?
よく動いてるんだけど、なんとなくツメが甘いというか止めがぬるいというか…
あと、前の戦闘では暗くてよく見えなかったけど、グラディエイターって
人間で言えば頭の部分がないんだね。ペイントの名前は自分で書いたのか?
戦闘が終わり、開いたコクピットの丈はあの時のように涙を流す。

「あの飛行機に乗っていたんだろ?」

沙那が乗っていた飛行機を上空からの飛び移りで急襲したのはファントム?
そして拉致ろうとした仲間を撃ち、笑顔を見せたのが前回沙那が回想した
仁との出会いのシーンだった。それにしてもSPは機内でもグラサンかよ。

ごらをグラディエイターの片手に荷物のようにぶら下げて仁と沙那を追う丈。
軍の襲撃失敗を知り、「ヴィーナス奪還」のため出撃したファントム。
結局あまり話は進展しなかったけど、全てを引き出したのが虎二だったなぁ。


第4話 襲来
2006/8/16

「この泣き虫ヤロー!」「泣き虫?」
どうやらグラディエイターから降りた丈の涙は感情的なものではないようだ。
いうなればコンタクトをはめててゴミが入った時の盛大な涙のようななんだその例えは

「さぁな。これを着るといつもそうなるだけだ」

軍艦を操る左前親分シバは元ファントムの副指令だったことが判明。
というか今さらながら前回参謀たちが話してた「内憂外患」の憂である
「サツマ」とか、シバが乗ってる「イシン(維新)」とか、次回予告の
トクラシュウゾウらしき人物の格好とか、ネーミングやセンスなどが
幕末をなぞってることがわかった。ホント、今さらですんません。

「仁!いや…てめぇ、丈だな!?」
沙那といいファントムといい仁は人気ですなぁ。
シバは丈の方にちょっと興味あったように見えたけど、
沙那を託したシバが信じたのは2人のうちのどっちだろう。

やけに簡単に侵入できたのでこれはもしかして丈がすごいというご都合主義
描写なのかと疑問に思ってたけど、単に警備網を開けてやってただけらしい。
その後の軍の襲撃をも予想してたらもっとよかったんだけどね。
ファントムの黒スーツを着た丈の攻撃を簡単に避けてたし、スティーヴンも
簡単に捕えてたけど、シバももともとは戦闘員として強化されてるのか?

それにしてもグラディエーターが水中を移動できるとは思わなかった。
いやいや、この後なんかさらに水面を高速移動してたからなぁ。
前回は質より量の連中と戦ってたし、人間相手では寸止めっぽかったので
イマイチだったけど、ファントムだと遠慮がないようなのでよかったかな。
それにしてもなぜ飛んだんだ狂死郎…迎え撃たれるだろう、あれじゃ…

「元気そうじゃねぇか、おりょう!」
イシンが圧壊した(と偽装された)時、まだ髪の短いレニーがショックを受けてた
事や、狙いを定めながらもニヤニヤ笑って手を振るシバを撃てないことから、
2人には何かしら男女の因縁があった模様。シバが「おりょう」と呼ぶ女は、
ヤツにとって彼女なのか、気に入った女なのか、認めた女なのか。

このまま一緒に行動するのかと思ったけど、結局シバに言われ、また彼らの
当初の目的でもある「ナンソウのトクラシュウゾウ」のもとに沙那を届ける
旅を続ける事になるごらもいるよ!どんな物語にも主人公以外にキーパーソンが
いるものだけど、この作品はシバとドレイクが何をするつもりなのかに
よって面白い方向に転がるかどうかが決まってきそう…ではあるんだけど、
そもそも1クールしかないしあまり余裕はないのでテンポを上げないとねぇ。

福山がキレてる電波系を演るとロシェットを思い出して懐かしい。GET RIDE!


第5話 連弾
2006/8/23

「仁…ちょっと…変…」

探してたトクラは沙那の爺さんだった。
そして沙那の父親は既に殺されているのだとか。

「なぜ外したんです?」
シバの狙撃をハズしたことで、スティーブから不審の目を向けられるレニー。
あーそりゃ昔の男とキミでは格が違ったってことだと思うよきっと残念!

「おまえ、行ったらどうだ、ごら」
帽子を取るとごらが思ったより可愛いのでビックリ。
ピアノが弾ける素敵ジェントルマンの仁に夢中の沙那とは裏腹に、ごらや
鼻息の荒い道場の連中には昼寝をぶっこいてる丈の方が気になるらしい。
そしてその丈はといえば相変わらずほとんど喋らず、仁だけを信じてる。
「仁がやるなら…俺もやる」
なんだか声が同じせいかおとなしいカルマンみたいだよ。

仁が沙那を助けたのは登戸博士が進めていた「バルカン・プロジェクト」に
秘密があるらしく、目的は政治家だった父を自殺に追い込んだ連中への復讐。
う〜ん、思ったより弱い理由なので、実は裏にもう1つ違う顔が隠れてる事を
期待したい。どうもOPの道化マスクといい、「一見よく見えるものが悪い」と
言った事といい、仁にはもう一癖隠れてる気がするし、そうであって欲しい。

「仁、弾けるんだ?」
たとえば連弾中におかしくなった沙那の言葉が聞こえなかったんじゃなく、
あの曲で沙那の覚醒を促す為に敢えて聞こえないフリをしてたとか…
ピアノの音がずれてるのは何か仕掛けがあるんだろうしね。
好青年っぽいが故についつい豹変しろと期待して疑ってしまう。
でも仁のファントムの制服姿はなかなか。丈もあれを着てたんだろうか。

「沙那、昨日の曲を弾いてくれるかな?」
私はピアノは弾けないが、沙那のピアノを弾く指の作画はすごかったな。
しかし隣から沙那の腕の下に仁の腕がするりと割り込むのはエロいよ。
連弾の最中に倒れた沙那。彼女の名を呼ぶ仁。次回は9/13…って遠いなぁ。


第6話 暴走
2006/9/13

本日の議題は「落とされた天狗岩がなんだか卑猥な点について」ウソウソ

ピアノの意図的な調律の狂いに気づいた仁は、なにやらデータを取ってる様子。
突然倒れた沙那が元気になったのも束の間、ファントムの強襲を受けて
迎撃隊が抜けたその脇から侵入されるセキュリティの甘さに笑った。

今までほとんど喋らなかった狂死郎があんなに喋るとは意外だった。
千倉部隊はグラディエーターに殲滅され、仁に沙那を託されたごらも青狼に
先回りされて絶体絶命。仁の投げたカッターを避けるごらが可笑しかった。
「仁!てめー、殺す気か!」
止められているであろうカードでだますあたり、ある意味丈より酷い。

それにしても司馬の再登場には驚いた。情報云々より、合流するならハナから
一緒に行動すればよかったんじゃないか?2クール作品ならともかく、この間
別れた(しかも目的地が千倉邸だし)ばかりなのにこの展開はなんだかなぁ…

リキの暴走は、ドレイクが無断で神経デヴァイスを上乗せしていたかららしい。
薩摩に向けて堂々と姿を見せ始めた司馬を撃つべく軍も大挙してやってくる。
それにしても今日は作画が安定しなくて、酷かったのは色。
いつもは真っ白な仁の顔の血色がやたらよくて笑った。
動画はきっとバラバラで受発注したんだろうね。
後半ではいつもみたいに白くなってたもん。

何気ないカットだったけど、むしろをかけられハエのたかる死体の中に、
自分に興味を示した元ロゴスの男のリストバンドを見る丈がよかった。


第7話 策謀
2006/9/20

連合艦隊の隙間をすり抜け、維新が逃げ込んだのは薩摩の半平市長の元。
けれどドレイクが独自に送り込んでいたファントムの情報により、桂は薩摩に
軍を派遣、しかも狂死郎が仕掛けた魚雷で薩摩からの先制攻撃を受けたと思った
軍は一斉に発砲を始め、一挙に戦乱状態へ。それにしても仮にも正規軍が
誰が送り込んだのか身元すらはっきりしない諜報員の情報を信じるなよ。

仁はピアノの調律をわざと狂わせ、再び沙那と連弾を始める。
弾かせる時はイヤがる沙那のご機嫌を取ったのに、沙那があの時のように
具合悪そうにしてもまだ弾かせ続けようとする仁を丈が止めようとしたら
乱暴に振り払ったり。何か焦ってるのか?珍しく丈も後に引かなかったけど。

結局また倒れた沙那を病院に連れて行く途中、2人は陽動だったスティーブと
青狼の襲撃を受け、降下してきたレニーにまんまと沙那を奪われてしまう。
青狼は髪の毛下ろすと美人だなぁ。でも服が青いからBLOOD+のカールみたい。

「ったく、せっかく溜めた垢落としやがってぇ」
ごらの垢が寒さよけなのは笑った。汚ねぇなおまえは。
一緒に風呂に入った丈の背中にある大きな傷に驚くごら。
私は腰のチラリズムコーフンビックリしましたけどねいやん、セクスィ〜♪


第8話 喪失
2006/9/27

「大好きだったよ…君も、沙那も。純粋で、聞き分けがよくて…愚かだ」

プレイルームの7人の子供たち。ただ1人の少女、沙那は「ヴィーナス」
リタリンを服用しているらしい彼らは、結婚できないのだという。
それは、つまり…

「俺はもう二度とあんなものは着たくねぇ!」
丈と共に沙那を助けに向かうため、維新には陽動を頼みたいという仁に、
おまえには何かが欠けていると罵倒する司馬。かつてファントムだった
司馬もまた、グラディエイターのパイロットだったのだそうだ。
アジア・ユニオンとの戦いの中で、右頬の傷を負った司馬は何を見たのか。
「沙那を頼む。おめぇが守れ」と司馬は丈に言う。
グラディエイターに乗って涙を流す丈の方がまだ信用できるのだとか。

その理由は「バルカンプロジェクト」にあった。
仁と丈がラボの一部を見ている間に司馬からヒジンに語られるムカつく事実は、
グラディエイターには冒頭の「セブンチルドレン」の男の子6人の神経組織が
埋め込まれ、それと搭乗者の脳神経がリンクすることで初めて動くのだという。
沙那と結婚したいと頬を染めていた「WATARU」のプラントがせつない。

あれに乗るたびにその子供たちの恐怖や悲しみの感情が流れ込んでくる…
司馬が言っていたのはこの残酷な事実だった。そして沙那はそんな次代の
グラディエイターのデヴァイスとしての「適合者」を生み出すための母体。
彼女を欲しがるのは軍ではなくファントムそのものだったということか。

久々にある程度広いスペースで見られたグラディエイター戦がカッコよかった。
しかしいくら何でもリキの動きはとうに人間の限界を超えている。
やがてドレイクは2人をある場所に誘い込み、リキごと電磁波の負荷をかけて
捕らえる。限界を突破したリキは哀れコクピット内で潰れたトマトに…

「登戸博士を殺したのは、おまえだということだよ」
捕らえた二人を前に、ドレイクが告げたのは思いがけない言葉。
それ以上に丈と沙那にとっては驚くべき言葉が耳に飛び込む。
「その通りだよ、ドレイク」
ほら見ろ。見かけと中身は大違いって本人も言ってたろう。

「なんだ、こっちの声は聞こえているのか…迂闊だったな」
驚きのあまり思考停止状態の沙那の目の前で、どういう事だと問い詰める丈。
仁にとって丈は扱いやすい人間兵器。御しやすく、操りやすい「道具」だった。
「今日は珍しく口数が多いな…」
友を抱きしめるように、耳元で囁くように。

「さよならだ…丈」

お喋りなヤツは嫌い…仁のナイフは丈の腹を貫く。倒れる丈。声もない沙那。
裏切りがあるとは思ってたけど、でもこれすらも仁の演技のひとつだとしたら…
いや、それとも最後はやはりバディとの一騎打ちになるんだろうか。


第9話 救済
2006/10/4

「あの時…助けてくれたの…あの時、ホントに助けてくれたの…」

おまえは も う 乗 換 え か !

早いよ!あれだけ仁仁仁♥言ってたくせに、仁が裏切ったら次は丈か!ごらもいるよ
丈の背中の傷を見て、救出の時に命をかけて守ってくれたのが仁ではなく
丈だったと知った沙那。だから何だよ?今度は丈にベッタリするつもり?
図に乗るのもほどほどにせーよ色ボケ小娘ちゃん。

司馬たちに救出された丈は予断を許さないながらも持ち直す。
この時司馬が医官に呼ばれてたから「運良く」急所がはずれてたなんて事に
なってたら面白いんだけど。つまり仁は丈を殺すつもりではなかった…
ただ単純に丈を裏切っただけじゃないってことならより面白いかなぁと。

半平が負傷しながらも脱出に成功したと聞いて、司馬は針路を種子島に向ける。
捕らえられたレニーが飛び出して囮になろうとしてたけど、その行動原理が
さっぱりわからないんだが。居場所がないから元彼の役に立ちたかったとか?
けれど既に動向が読まれ、維新も耐え切れず沈没。あ、あっけない…

一方ファントムでも、ドレイクのやり方に疑問を持ち始めているスティーブが
死亡フラグびんびん沙那と丈を助けに来た司馬を見逃したりと不穏な雰囲気。
グラディエイターも置いてきちゃったし、潜水艦は沈むし、主人公はどてっ腹に
穴開いてるし…なんだかかなり悲惨なことになってるのに面白くなってきたよ。


第10話 決意
2006/10/11

「人が求めるのは真実なんかじゃない。優しい嘘なんだよ、丈」

どうしても仁に会いたいとダダをこねる沙那と、裏切られた事に対して
まだもやもやしたものが残るらしい丈は2人で仁に会いに行く事にする。
自分の事を知りたいとか言ってたけど、沙那にはグラディエイターの
量産のための子供たちの「母体」以外にもまだ何か秘密があるのかな?

それにしても今回は仁の狂いっぷりが最高だった。
「君がそんなに面白い冗談を言う男だとは思わなかったよ」
いやぁ、私も君がそんな大口を開けてバカ笑いする男だとは思わなかったよ…

丈もいい加減「侵入しやすい=罠」だと学習しなさい。
しかもご丁寧に丈の黒いグラディエイターがそこに用意されてるなんて
「デヴァイスが載ってますよ〜危険ですよ〜罠ですよ〜」といわんばかり。
それしか生き残る道はなかったとはいえ、躊躇もなく飛び乗る丈がステキ。

仁は神経伝達スピードをMAXまで上げ、丈の脳細胞を締め上げていく。
苦しみのあまり暴れ始め、あたりかまわず乱射しまくる丈の作画もすごい。
「待ってろ沙那…俺が…俺が必ず、仁をおまえの元に…」
その時、闇と混沌の中から小さな人陰が手を差し伸べる。
沙那…その想いに答えるように、小さなワタルが丈を受け入れる。

搭載されたセブン・チルドレンの神経伝達細胞とシンクロした丈は
仁を悦びにうち振るわせるほど目覚しい適合率を見せ始める。
青狼やスティーヴが目視できないほどのスピードで動く丈。
そんな丈のシンクロ率の波形を、モニタにかじりついて
うっとりと見る仁の眼はなんだかもうイッちゃってるってば…

しかしスティーブの死は壮絶だったなぁ。
仁をその手に抱いた丈の活路を開くために仲間である狂死郎を
仕留めたスティーヴだけど、その丈の目の前で抹殺されてしまう。

ただ、丈や仁が軍と戦った時は普通の武器ではもう全く太刀打ちできなかった
あのスーツがなんであんな矢ごときでやられてしまうのかはわからんのだが…
まぁあれだって仮にもファントムの部隊だと思うので、対グラディエイター戦も
想定しているからこそ、最も有効な武器を開発しているという事なんだろうか。

しかしスティーブはまさしく弁慶の立ち往生とばかりに、ノドにも目玉にも
容赦なく矢が突き刺さってたなぁ。スティーブの残された眼に涙が浮かび、
瞳孔がゆっくり開いて事切れる瞬間まで、丁寧すぎる描写が秀逸だった。

丈に(正確にはグラディエイター)お姫様抱っこされた仁は沙那の元へ連れて行かれる。
それ見たことか、腹の傷がパックリ割れた丈がグラディエイターの
コクピットを出ると、ごらも沙那も丈が泣いていないことを知る。
流れてくる感情が絶望的な負から希望を見出したそれに変わったからなのか…
大きな謎だった涙の伏線がこういう形で解明され、解消されていくとはね。

半平と再会した司馬は、ようやく自分も陣頭指揮に待つ決意をした様子。
一方グラディエイターの情報をドレイクはフリーダムステイツに売っていた。
しかし国防相が黒幕だったというのは定石とはいえちょっと唐突な感じだ。
なんかもう裏切り者だらけで、最後まで誰がどう転ぶか気が抜けないよ。

そういえば昔の女レニーが戻った途端「おりょう」とは呼ばれなくなった
ヒジンもある意味司馬に裏切られてるよね。肘鉄くらいじゃ生ぬるいぜ!


第11話 美神
2006/10/18

「仁、なぜだ?」
「なぜ?なんだ、僕がここにいる事?それとももっと根本的なことかな?」

いやホント、実は撃たれてて傷を隠してるんじゃないかと思った。
どちらにせよドレイクが仁に何も施さずに来させたとは思ってないけど…

仁が語った事実は、やっぱり沙那が遺伝子操作で作り出す子供たちの母体と
なる存在である事だった。異常なまでに感性を高めるので、彼らは多分普通に
暮らしていたら注意欠陥多動症候群で衝動的行動が多い子供たちなんだろう。
彼らについて尋ねる沙那に、研究所にいるよと言った仁は「誘き出す嘘」を、
彼らを助けたいと言った沙那に「ダメだ」と言った丈は「優しい嘘」をつく。

子供たちの恐怖や不安の感情を共有するグラディエイターに乗るヤツは
司馬が言ったように恐らく何か大切なものが欠けている…自分も、丈も。
けれど沙那はそれを否定する。丈はいつだって彼らのために泣いていた。
「手なずけたもんだな、随分と」
偽りの方法しか知らない仁は、自分の尺度でしか丈を測れない。

「三日月を背にするのは不吉なんだぜ!」
残念ながらそれは死神の鎌たる三日月を背にした丈を相手にした青狼にとっての
不吉だった。丈に貫かれ、崖下に落ちていく青狼。これでファントムは全滅。

司馬が宣言したレヴィナスたちへの「薩摩立つ!」の宣言に続々と集結する
叛乱分子を叩くため、ドレイクはフリーダムステイツに応援を要請するよう
国防大臣を脅すんだけど、内優制圧後は当然の見返りとして今の半鎖国中の
日本へのフリーダムステイツの経済進出や口出しを許す事になるわけだ。

当然、軍人気質のドレイクがそんな事を許すとは思えない。
ドレイクは仁が残したデータと狂死郎のグラディエイターの神経細胞を使い、
鍵を探り出す。それは調律の狂ったピアノで弾くことを条件にしたあの旋律。
仁の言うように連中の力を利用した後、さらにその上を行くためには
連中を牛耳る武器となるグラディエイターのポテンシャルを高める
カスタム方法を自分の手に握っておく必要があるという事なんだろう。

登戸博士は組み込まれるチルドレンや、その母体となる娘の沙那を守るために
グラディエイターのブラックボックスを封印したらしいけど、なんでこういう
マッドサイエンティストというのは散々実験してバイオCPUみたいなものを
作っちゃってから良心の呵責に悩むんだかね。全く白々しいこと甚だしい。
悩むくらいなら途中で気づけ。倫理を捨てるなら最後まで突き抜けろ。

ごらはなんだかんだで可愛いキャラだなぁ。沙那に独占されていたとはいえ、
仁よりぶっきらぼうな丈になついたあたりも今思えば先見の明があったしね。

このごらが殺されなかったこと、ヴィーナスの覚醒=ブラックボックスの
鍵を開けるためのデータをドレイクに見つからないようピアノに隠していた事、
丈と再会した時の仁がOPでかぶっている白と黒のマスクをかぶっている事など、
今の仁もまた、真実の姿ではない事を語ってるような気がするんだけどなぁ。

「まずここにいる理由からだ。簡単な事だよ、丈。きみと闘うためだ」

次回最終回。果たして仁の何重ものマスクに隠された素顔は曝け出されるのか…
それにしても司馬の死装束は自身が一度死んだという証だったのか無知じゃなかった
フンドシ姿まで見せていただいてどうもご馳走様…なわけねぇっつの!


最終話 世界
2006/10/25

「なぜそんなものにこだわった?」
仁の目的は父の七光りに胡坐をかいていた頃の権力を取り戻す事。
ある意味それは、父を失脚させたものへの復讐といえなくもなかったけれど、
メッキはすぐに剥げてしまった。仁はただ泥沼から這い上がりたかっただけ…

丈は父の復讐を果たしたいと言う仁の虚飾の言葉を信じてついてきたらしい。
その二人が出会ったのは過酷な行軍演習のキャンプでのこと。

「僕はなんだか…無性に憎かった」「憎い?」
虚ろな眼で、何も見ていない丈の眼。
自分が自分である事から抜け出せず、泥水をすすって生きながらこんなにも
苦しんでいるのに、自我を持たず、苦しむ事もなく、ただそこにいた丈。
その丈が無性に憎かった…その言葉に驚く丈。
多分これは当然、裏返せば「羨ましい」という事なんだろう。
丈は苦しまず、ゆえに悲しまず、何も欲しがらず、ゆえに何も失わない。
本当はたくさんの感情を押し殺して心に隠してるだけだったのに。

「僕はきみの自我が目覚めるのを待っていたのかもしれない」
おしゃべりはここまで。
仁は、丈と同じ能力があることを証明すべく、丈を倒すことを願う。
でも悲しいかなこんな事を言ってる時点で勝ち目はないよな。
「丈に自我が宿ったから」自分と同じになったというなら、仁は何も進歩して
いないという事。丈が一歩前へ進んだのなら差が広がった事になるじゃないか。

「恐怖も何も感じないほど虚ろだから
 グラディエイターを着ている事ができたんじゃないのか」
丈は完全にグラディエイターを乗りこなし、トレースを残しながら
高速で移動する。けれど仁はなぜかそれに喰らいついてくる。
リミッターを外し、あくまで丈と同じ力を手に入れたと証明しようとする
仁はしかし、やがてグラディエイターの恐怖と不安の精神に囚われてしまう。

「仁」
丈にせよ仁にせよ、グラディエイターのリミットを外したら一体どんな恐怖が
襲うのか、もうちょっとグログロに見せてくれたらいいと思うんだけどなぁ。
白いもやもやにまとわりつかれるバッドトリップで叫び声を上げる仁を
助け出す丈。仁の眼は虚ろで虚空を見つめ、まるであの時の丈のよう。
この時の仁の作画はやけにリアルですごかった。でも実は丈が仁を捕まえて
抱き締めたりしたらどうしようと別の意味でやめれーとどきどきしてたよ。

「丈…」
仁は恋人に触れるように丈の頬に手を伸ばし、やがてそれはだらりと落ちた。
仁は丈に憧れ、羨み、それと同じだけ憎み、嫌ってたのかもしれない。
バディを看取り、うなだれる丈。ごらは丈を見て小さな声を上げる。
丈は泣いていた。炎をバックにしたこのシーンはなんとも綺麗だった。

「おっ、デカパイのおばちゃん!」
薩摩をはじめレヴィナス連合軍を率いる司馬はラボに突入。
しかしなんであんなにたくさんライト・ウォーリア持ってるんだろう?
それにしてもあの剣戟はすごい!初めて司馬をすげぇと思った。
きっとカッコよかったろうになんでもっと早く戦わなかったんだ!
多分飛び込んだ時のポージングとかもすごく研究されてるんだろうなぁ。

司馬が見つけたのは昔乗っていた「虎」のグラディエイター。
しかし丈と言いキミたちは待ち伏せされてるかもという考えは全くないのか。
赤いグラディエイターに乗ったドレイクは各グラディエイターの
神経細胞を結合し、無人のグラディエイターをも遠隔操作する。
それにしても「怒」ってなぁ…「怒零苦」とでもいうつもり?

「これが…力」
ドレイクの赤グラディエイターは800メートル四方の機械類を電磁波で
狂わせるという機能を持っていた。SEEDで言えばグングニルですな。
でもこれがブラックボックスの中身なのか?いや、なんか…わざわざ
グラディエイターに仕込むようなものなのかね、これ。動けるという
利点があるからなんだろうけど、むしろ中継基地に仕込めばいい気が…

そんなドレイクの前に立ちはだかる丈。
なんか知らんけど回ってる!回ってるよ!秘技、メリーゴーランド撃ち!
ところでなんでこいつらはあの最強の恐怖アローを撃たないんだ!?
あれならさしもの丈も一発だと思いますが。

「ワタル?」
やがて子供たちの恐怖に襲われたドレイクは精神を支配され始める。
ドレイクが排出されても赤グラ(略す!)は稼動し続け、ついに
全ての計器を狂わせて四方八方にミサイルをぶっ放し始める。
それにしてもブリッジを撃たれてわたわたしてたあの船長と
操舵手はなんだったんだ?なかなか面白いコンビだったけど。

沙那は暗闇の中をさまよい、丈が闇に侵食されていく姿を見る。
赤グラに乗った丈はセブン・チルドレンの6人が全てここにいる事を知る。
沙那は恐怖のあまり、怒りと憎しみで一杯になった彼らを抱き締める。
丈が虚ろで感情を逸していたのは、もしかして恐怖のためだったのか…
やがて子供たちは涙を流し、感情をとり戻していく。
そして彼らと感情を共有する丈もまた、再び涙を流す。
それは多分恐怖や悲しみではなく、癒された涙なんだろう。

「沙那…助けてくれたんだね」
沙那は助け出され、丈に抱きつく。まったく、1話とは随分違うね。
急激に壊死が進んだ子供たちの脳はグラデェイターを停止させた。
それにしてもドレイクは詰めが甘すぎる。司馬に止めを刺さないで
行っちゃった時はおいおいと思ったし、丈にも止めを刺さなかった。

「丈!またいつか会えるよね」
沙那を幸せにしてやってくれ…司馬に頼む丈。
現実派のレニーは葛城にも手伝わせようとするけど、司馬は世界中を回って
色々見てくればいいと丈の背中を押す。あんたらお父さんとお母さんか?

沙那と丈の別れはアッサリしててすごくよかったよ。
沙那はついていきたいとか一緒に行こうとダダをこねることなく、
丈もまた何も言わない。ちゃっかり司馬たちと行くつもりのごらが沙那を
呼ぶと、沙那は重い荷物と仁が使っていた音叉を持ってヘリに向かう。

「ああ、きっと」
振り向く沙那に、丈が笑った!初めて笑ったよ!!
仁の過去は語られたけど、結局丈の過去は全く語られないままだったので、
一体丈がなぜ軍にいたのか、過去に何があったのか、決して冷たく粗暴な
人間と言うわけではないのになぜここまで感情が抑圧されているのかは不明。

むしろ物語はこの過去をベースにしてこれから始まるような感じがする。
別に続編を作ってくれというわけじゃないんだけどさちゃんと完結したし

いや〜、1クールでよくまとまったという部分と、いかんせん尺が
足りな過ぎたという部分が半々かな。仁が裏切る8話までの進みが
ちょっとノロ過ぎた。じーさんとかあんまり必要なかったもんな。
丈に興味を抱いてたリストバンドも全然意味なかったし…

仁が裏切ってからは流れるように進んで面白かった。
最終回はどう見ても仁と丈の話とラスボスの2話に分けた方がいいので、
やはり中盤が問題かな。仁と丈の葛藤ももう少し前から両者の緊張感を
描いててくれればああ、あの時も仁は丈の事をこう思ってたのかな…とか
思えて面白かったかも。2人の会話があまりなかったのは残念かな。

最後に仁は丈を裏切ってたわけではなく、ある目的があった…
という二重のどんでん返しがあってもいいと思ってたんだけどね。
グラディエイターで闘い続けられないなら、最後は元ファントムの
仁と丈が生身で戦うべきだったしね。2人のタイマンは見たかった。

叛乱がたった2話で随分でっかくなってたのも笑った。すごいな日本人!
ところで黒幕っぽかった国防大臣とか、桂はどうなったんだろう?
あと沙那が仁の死を知った時のリアクションがどうだったのか気になる。
仁が精神的崩壊で死んじゃったのはやや唐突だったけど、もしかしてあれが
仁という脆くて壊れやすい人間という事を表していたのかもしれないね。

それと、実は沙那との別れ以上に見たかったのはごらと丈の別れだったんだ。
結局最後まで2人を見届けたのはごらだったんだし…
う〜ん、テレテレしつつも丈との別れを寂しがるごらの姿が見たかった。

ってか、正直言うとこの話に沙那っていらない販促用で十分
例えば沙那は人形みたいな感情のない子でもよかったかもしれない。
沙那と丈が似ていて、丈は感情を、沙那は自我を取り戻していくとかね。
仁と丈とごらがメインの方がむしろ面白かったような気がする。

とはいえとても面白かった。
確かに惜しい点は多いんだけど、荒削りながらとても面白かったよ。
特に8話からの怒涛の展開は毎週先が気になって、それに答えてくれたと思う。
作画も頑張ってたし、何より野島健児と櫻井孝宏のダブル主人公はナイス。
野島健児がよかった。この人も役によって全然印象が違う。うまいんだね。

こういう若い力を試せる場が与えられるのは何より。
スタッフ、キャストの皆さん、本当にお疲れ様でした!


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