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無人惑星サヴァイヴ
最終回レビュー、及びカップル考察のページ。
最終回 / 考察 / お正月SP
◇◆◇◆◇
最終話「みんなのところへ」
2004/10/28
カオル、ムダだ。
おまえが何を言おうと全員の気持ちは変わらない。
どれだけの時を皆で過ごしてきたと思っている。
苦しい時も哀しい時もここにいる全員で乗り越えてきただろう。
仲間が欠ける時の苦しみは耐えがたい苦しみだ。
だから二度とそんな思いはごめんだ!
1人で行くなんて絶対に認めるわけにはいかない!
重力嵐の影響でポンコツ宇宙船大ピンチに
1人で突っ込むと言い張るカオルをメノリが一喝。
おまえを1人でなんか行かせない。
いなくなる仲間を見るのはもういやだ。
メノリの叫びが仲間たちをひとつにする。
死ぬために行くんじゃないっておまえが
言ったんじゃないかと揚げ足を取られ、
カオルは脱出用シャトルの操縦でもしてろと言われ、
結局のところまぁまぁ、行くなら全員で行きましょと
まとめられた仲間たち<ちょっと違うけど
行こう。
みんな一緒ならもう何も怖くない。
そんな感動的なシーンをズカズカと割り込んできて
私が主役よと言わんばかりに打ち砕くルナ。
サヴァイヴと私が行くから皆は脱出して!
5、4、3、2、1、ハイ、ガメラ!
コクピットごと吐き出された仲間は呆然。
みんなで一緒に星を守ってお星様になろうねと
決意した途端にこの仕打ち。ルナ、このバカヤロー!
「どうするつもりだ!?」
カオル、あなたはルイの分まで生きて。
「ダメだ!勝手な行動は許さない!」
皆を頼むわね、メノリ。
「なんとか帰ってこれないの?」
ありとあらゆる可能性に賭けてみるつもりよ、シンゴ。
「諦めるな」
ありがとうベル。私、諦めない。
「死んじゃイヤよ」
必ずまた会えるわよ、シャアラ。
「ドアホ!」
チャコはもう1人じゃない。皆がいるじゃない。
「イヤだよ!」
アダム、タコ、この星の未来をお願いね。
最後までタコはタコのままなんだなぁと思ってるうちに
サヴァイヴと共に重力嵐に特攻していくルナ。
エキゾティック・コントローラーって一体そりゃ
何に使うものなんだと思うような名前が出たり
無敵の便利マシンナノバリアで宇宙船を
防御したり、もはややりたい放題になってきた。
ポンコツこんぷ〜た〜サヴァイヴが処理速度が
追いつかないYO-とまたしても泣き言を言い出すと
ルナパワーが補填。宇宙船が崩壊しちゃうZO-と言い出せば
「忘れたの!?最後まで生き抜くのよ!」
忘れるも何もそういう概念はインプットされてないから
機械には。
「ルナ!生きるんだ!」
気張るカオルの声が届いたのかどうかはわからないけれど
ルナはミラクルヤケクソルナティックパワーで
重力嵐に最後の力をぶつけ、宇宙船は爆散する。
軌道をそらされて星を避けていく重力嵐。
まぁ確かに何も重力嵐そのものを消滅させなくても
星への軌道から外せばいいだけなんだよね。
「やったんだ…」と呆然とするシンゴ。
ハワードが「星を救ったんだな…」と呟く。
歯を食いしばるベル、号泣するシャアラ。
そして本日なんでこんなに気合入った作画なのかと
思わせるメノリ様はくっと涙が溢れた眼を伏せる。
そしてカオル、うつむいたまま轟沈。
しかし驚いたのはチャコだ。
壊れとるがな、コレ。
なんかヤバげな液がセンサーからイパーイ出とるがな。
油か。それとも冷却水か。
おーい山田くん、工具持って来て。
「おまえは、みんなのところへ帰るんだ」
ファイナル・タイトルコールはお父さんですた。
私、ちゃんとできたかな?
ずっとお父さんに褒めてもらいたかったんだ。
会いたかったんだ、お父さん…
お父さんと時を見ちゃったルナだけど、「生きろ」とか
言われてるしどうやらまだ死んではいない様子。
この状態で生きてるなんて最近ではキラきゅんクラスに
すげーよルナ。やっぱ最初から最後まであんたは
コーディネイターだったね。
というわけでごめんよ父さん、私にはまだ帰れる場所が
あるんだとみんなのところへ帰還<それはニュータイプだね
ん?…帰還…?
宇宙空間って真空ですがどのように…?
生身で大気圏を越えてったスクライドには爆笑したけど
今回のナノシールドにもまぁ呆れるやら笑えるやら。
こうなったら意地でもカーボンナノチューブ製の
軌道エレベーターをこの眼で見てやりたいが
昭和55年に実用化するなんて言われてた
リニアモーターカーすら走っていない今のこの
未来世界で果たしてそこまでいくのか甚だ疑問だよなぁ。
ルナたち人間の可能性に惑星の未来を託し
役目を終えて消えていくサヴァイヴ。
この時点ではアダム星人はまだ姿を現していなかったので
サヴァイヴの言う「人間」とはルナたちの事であることに
注目!ハイここテストに出るよー
あの惑星にはまだサヴァイヴは必要だと思うのだが
こういう時は「諦めちゃダメ」とか言わないのねルナって。
惑星は救われて皆も助かって厄介でうるさいサヴァイヴは
骨までしゃぶって利用するだけ利用して消滅。
本人が満足して消えて行ってるところが恐るべしルナ。
彼の膨大なミレニアムデータはちゃんと
バックアップとってあるのかだけが心配です。
まぁ不思議学園ソリアで学ぶ皆さんにとっては
爆発しても無傷でいようが真空で生きてようがそれは
どうでもよい事らしく、ルナが生きてた万歳と大喜び。
青く発光したルナをあんなガメラみたいなブリッジに
一体どうやって回収するんだコレ…と思っていたら、
地球〜はまわ〜る〜♪
またしてもあのテーマソングがっ!<流れてない
1000年経ってもモデルチェンジすらしていない
キノコ型宇宙船で次々と戻ってきたアダム星人に唖然…
なんで?どうやって?
一体このタイミングってなに!?!?<答え : マンガやから
「ダンナハレア?」
「スデザワシ、ノヴイァヴサ。スマレワモオ、
ドールシノナルヨニンシマノナ…スデイタッブウコッハ!」
「セワコッブ!」<野蛮野蛮
わさわさと出てきたラピュタ宇宙船にぽかんとしてたら
そのわずか1分後には旅立つシーンて!
さよならアダムて!宇宙船もらっちゃったて!
早っ!!!早いよ!なんだよそれ!
なんでも重力嵐があるうちに飛び込めば
コロニーへの道が開けるかもしれないという、
どう考えても運だろソレという無謀な賭けに出るルナ一行。
究極の恐怖を感じてランナーズ・ハイになってるのか
やたら明るく、もう誰もやめようと言う者はいない。
1000年モデルチェンジしなかった船ならかなり高性能で
ワープ技術の確立しているこの世界なら一年くらい
地道に旅すれば帰れたのではないのかコロニーに。
別れはあっけないくらいサッパリしていて、
ことにアダムに対してルナがなにひとつ
「寂しいわ OR 哀しいわ リアクション」を
しないのにはホントにたまげた。
「音楽には星も、民族も、言葉も、何の隔たりもない。
全ての人の心に届くはずだ。
いつの日かお互いの星と星を繋ぐ架け橋になろう」
アダムに熱い別れの言葉を告げ、仲間と対立してまでも
大切に守り通してきた宝物であるヴァイオリンを手渡すメノリ。
とにかく今日は全てにおいてメノリが素晴らしかったことは
認めるが、ここにも脚本の甘さが見える。
アダムが最初に懐いたのがメノリだったにも関わらず、
その後はこの2人が仲良くしている姿がほとんどなかった。
アダムは鬱陶しいくらいルナにベタベタとまとわりつき、
ルナもままごと我が子のようにアダムを庇護して
お互いの能力で感応しあっていた。
でも恐らくシナリオを取りまとめるシリーズ構成の考えでは
リーダーを外されたメノリが人間的な成長を遂げるために
アダムを育てながら自分も成長していくと言うプロットが
あったはずなのだ。それを誰かがお手軽にアダムの相手を
ルナにしてしまった。主人公と絡ませる方が簡単だからだ。
それならそれでもいいので、そのかわりルナはあくまでも
サブリーダーのまま、メノリはリーダーとして成長させる
べきだったのだ。サヴァイヴで納得できない最大の失敗が
メノリをリーダーから引き摺り下ろした事だと未だに思う。
メノリとアダムの別れのシーンは2人が深い絆で
結びついていたならとても感動的なシーンだったに違いない。
でも結局はただ単に唐突な2人のハグになんで?あんたら別に
仲がよかったわけじゃないじゃんと視聴者は置き去りにされ、
むしろ我々が見てきたベタベタ親子のルナは仲間の傍に
立ったままアダムに近づきもせず「さよなら〜♪」
そのあっけなさにマジで驚いた。アダム嫌いの私でも
あの星に1人だけ残される最長老のアダムが哀れになった。
しかしサヴァイヴもまさか託した相手があんなにも
あっさり帰るとは夢にも思っていなかったに違いない。
病弱で淡白そうなアダム星人にも可能性を信じる
しつこさ粘り強さがあればよいのだが。
ナノシールドで真空を漂ってたくせに全身タイツ宇宙服なんか
着てんなよと悪態をつきたくなる気持ちを抑えて
いよいよシャアラ最後の大仕事、惑星に命名タイム。
他人の星に勝手に名前をつけるあたり、チョモランマを
エヴェレストと名付けてた白人優位主義が見えるようだ。
カオルの重力嵐サーチアイで再びあの紫の渦を
見つける一行。かつてこの嵐に巻き込まれた時は
てんでバラバラにシートにしがみついていた彼らが
いまやそれぞれの手を取って衝撃に耐える姿には感動…
と言うより真ん中の人、手放しじゃ危ないんじゃないのか。
衝撃で吹っ飛ぶぞ<冷静
<最後のサバイバリズム>
月のクレーターと、環境の悪化でオレンジ色に変色した地球。
そして電源の入るモニタの5:05のデジタル表示が06に変わる。
「元気か?」
モニタから流れる声は優しく懐かしい声。
髪を切って大人っぽくなったカオルはインカムをつけ、
操縦桿を握っている。夢は叶いカオルはパイロットになった。
「火星行きのシャトルのパイロットになったんだ。
近いうちに顔を出せるかもしれない」
しかしカオル、大丈夫なのか?
乗る船がことごとく墜落したり遭難してると言う事ではなく
(それも心配だが)もっと心配なのは君の凄まじい戦闘力を
軍部が把握していて、そんなプラネのチェンシンでもできるような
惑星間シャトルなんぞのパイロットではなく、その船は実は
特殊工作船だとか偽装した軍艦だったとかいうんじゃないか。
騙されてないかカオル。大丈夫かカオル。
惑星アルビオンで開拓団の一員として働いているベル。
いやぁ変わらんなぁ。老け顔は年齢相応の顔になると
そこから先はなかなか老けないと言うけどホントかも。
「次の任地は地球を希望したんだ」
まだ性懲りもなくルナの家族になり隊長を名乗ってるのかよベル。
地球赴任を希望しても次に行くのはもっと遠くの星だったりして
永遠にお月様には近づけないなんてオチだったりして。
やっと私たちの物語を書き上げたのと眼を輝かせるシャアラは
ポニーテイルにしてオサレピアスまでしててビックリするほど
可愛くなった<でも声は変わらないけど
「絶対読んでね!おもしろいんだから!」
…中身もあまり変わってないようだ。
乙女系小説の修行中というところなのか。
目指せ売れっ子!
そして願わくばサヴァイヴを8話あたりから作り直して。
木星をバックにタイタンから映像を送ってきたシンゴの夢は
いつの日か、かつて出会った偉大なメカニックの後を継いで
ペガスス座行き輸送船に乗る事。
「メカニックになって、ホット・ジュピターを見るつもりさ」
「頭のいいヤツはハゲる」と言う言葉どおりになりそうな
シンゴの危うい頭髪に眼が行く。結局ホット・ジュピターを
見に行くことなく、妹の友達と結婚して落ち着きそうな
気がするなぁコイツは。
スーツ姿にルージュをひいた美しいメノリは
宇宙評議会の議長である父の秘書になったと言う。
早く一人前になって議員になる事が夢とはメノリらしい。
そしてアダムの惑星(皆、サヴァイヴって言えよ)と交流をしたいと
願っている。でも「ご無沙汰」って挨拶はないだろ。
「そろそろアダムにも会いたいしな」
ところで後ろにあるアダムの肖像画は当然写真ではなく
誰かが描いた絵だろうね?あのメンツの中で絵心が
ありそうなのは意外にもハワードのような気がするんだけど。
赤シャツにブランデーグラスを片手にサングラスで出てきた
ハワード。石田さんはことごとく変なグラサン男なのかこの秋は。
どうやら俳優になったようだけどハワードも変わっていない。
彼はすでに完成されたハンサムボーイだったと今さらながら思う。
「おまえ、ひとっつも観てないだろ!
というわけで次は絶対観るように」
ところでハワード財団を取り仕切るビジネスの才はどうなのだ。
くそ、青臭い若社長姿で出てくると思ったのに裏切られた。
無能なのかやっぱり<決め付けたんな
全員が社会人として働き始めているのだから
10年近くの時が過ぎているんだろう。
それぞれがそれぞれの人生を歩み、バラバラになってはいても
友情は揺るがない。本当に心の奥底で結ばれた友人と言うのは
クラス替えがあっただけで二度と一緒に帰れなくなるような
アホらしいものではないのだ。想い出を共有した時間が
永遠に彼らを繋ぎ続ける。もう二度と会えない人がほとんどの
人生において、これはどれほど貴重で大切な事であるか。
ルナは友からのメールを読んで大地に立つ。
チャコがもうこの星の大気がメットレスでも大丈夫だと言う。
流れるオレンジの髪。見慣れた紅いピアス。
あの不思議パワーはまだ健在ですかいと聞きたいくらい
普通の綺麗なお姉さんになってますな。
ルナは壊れた凱旋門とひしゃげたエッフェル塔のある
パリの街を見つめ、昇る太陽の光にまるであの無人島で
たった一人で朝を迎えた時のように眼を細める。
あの時、過酷にも関わらず自然はなんて綺麗なんだろうと
泣きたいほど感動した気持ちを思い出したのだろうか。
甦りつつある地球の姿に満足げに笑うルナ。
「やっぱりここ(地球)が私たちの故郷だと思うから」
自分の故郷を任せたと言って消え去ったサヴァイヴが
ますます報われないようなセリフをバシバシと吐くルナ。
テラフォーミングマシンは今日も元気にフル回転。
地球は今日も廻ってる。サヴァイヴもきっと廻ってる。
◇◆◇◆◇
アバンタイトルがなくなっていたけれどOPは普段どおり。
そしてEDはいつもなら全員の表情カットの部分に彼らが
コロニーに辿り着いたその日の様子がオマケ映像としてあった。
しかしいかんせんあの変な全身タイツはいただけんなぁ…
フラッシュを浴びながらインタビューを受けるルナとチャコ。
ルナは出迎える人がいない寂しさはあると思うけど、
ま、たくましいエスパーだから何とかやってくでしょ。
顎ヒゲの父親と眼を閉じているけどべっぴんっぽい母親に
迎えられるカオル。おお、カオルにも両親いたんじゃん!
あたりまえっちゃあたりまえだけど、カオルの場合
何も言わないから一度も話題に上らなかったもんなぁ。
ああ、あの夕陽に一体なんて叫ぶつもりだったんだろう。
今となっては知る術もない。
ルナのところに顔を出す、と言うなどマメなアタックは
続いているようだ。ルナはきっと地球を甦らせた後には
あちこちの星に出かけてしまうだろうからしっかり捕まえて
おかないと自由に動けるベルにかっさらわれてしまうかもしれん。
ま、一生「友達」の域から出られない事もありうるのでなんとも
いえないけど、とにかく今後も是非頑張ってくれ。
シンゴはお馴染みになったソックリさん家族に抱きつかれる。
思えばシンゴメインの回というのはこの家族と言いポルトの
息子であるファーロの時と言い、いつもは10人いるかいないかの
声優さんが少し増える回だったなぁと。ブレインとしては優秀で
貴重な人材だけど、今回の重力嵐に重力制御ユニットをぶつけるとか
誰が好きなのといきなり聞いたり、メノリがリーダーである事に
まず異議を唱えるなど発端を担うトラブルメーカー的役割も
コイツだった。落ち込むとしつこくてウザい癖は早く直せよ。
シャアラはビックリするくらいよく似た母親に抱きついてる。
父親がメソメソしているのもシャアラの家族らしい。
一度はこの家族に会うことを諦めてサヴァイヴに残ると
言ってたけど、この泣きっぷりじゃやっぱりそうは見えないな。
そしてメノリ。
優しいメロディの「サバイバリズム」に書いたように
メノリを抱き締める厳格な父の目に光る涙(11話サバイバリズムを参照)
そして頑なさを捨てて素直に父の胸に飛び込むメノリ。
どんな時も手放さなかったヴァイオリンは失ったけれど
かけがえのない友と大切な想い出を得たメノリ。
最終回では本当に輝いていたよ。
ベルはしっかりと父と母に帰還の報告をしているようだ。
ひ弱な精神しか持たなかったベルが体に応じて逞しく
精悍な男になって戻った事を父は誇らしいと思うだろう。
でもまさかプロポーズまで済ませてるなんて
夢にも思ってないんだろうなぁ。
ハワードは父親に抱きついて大泣き。
マザコンキャラっぽいのに実はファザコンと言う
意表をついた設定だったハワード。サヴァイヴでの
彼の活躍は彼が出なかった数話と操られてほとんど
話さなかった期間が全てを物語っていたと思う。
つまらないのだ。
ハワードが喋らないだけでつまらないし、何より暗い…
「どうせ最後はルナの言う通りになるんだ」
とサヴァイヴ・ストーリーの真髄をズバリ
言い当てていたあたりもさすが(37話サバイバリズム参照)
もちろんシンゴ以上のトラブルメーカーであり、
かつなぜか悪事を働いても許したくなってしまう
キャラであり、やけに素直でいいヤツであり、
サヴァイヴになくてはならないキャラNO.1であった。
一年間観てきて思うのは、色々と納得いかないことは
多いしコンスタントに面白かったとは言い難いけれど
総合点ではギリギリ及第点があげられるかなということ。
ホントに皆の後日談が見られたのにはビックリした。
ある意味驚くような予想の裏切りもあってドキドキさせられたし。
皆の出会いが面白かった1話、4話の海蛇バトル、
そしてサヴァイヴきっての傑作回と思っている6,7話。
12話のみんなの家ができた回、13話のカオルとルナの
初エピソードなども懐かしいなぁ。
2クールは私的にはイマイチで停滞した時期。
アダムが出てきたし、生活がかなり落ち着いてきて
サバイバルものではなくなってきちゃったし。
23話のカオルの過去、26話で暗い海辺に立つ
7人の姿はとても印象に残っている。
3クールはブリンドーたちが出てきて一体何が
起きるのかと思ってたけどワケわからなかったな。
出てきた4人全員死んじゃったしね。ビックリした。
ってかこのクールでカオルが完全に覚醒したね。
ジルバとカオルの戦いなんかは因縁めいて面白かった。
このクールは37話以降が一番面白かった。
メノリ王子とハワード姫がもうホントに最高でした。
4クールは40話が非常に面白くて、これからはようやく
恋愛が少し絡むのかと思いきや、恐ろしいまでの作画力で
度肝を抜いた43話が全てをかっさらっていったという感じ。
あの時のハワードのカッコよさ、シャアラの可愛らしさは
筆舌に尽くしがたし。ドラマティックなストーリーを
思えば最終回よりもハラハラドキドキだったろう。
なんかもうあとはルナのパワーはすごかったとか
サヴァイヴがどうしようもないポンコツだったとか
タコのギャグが寒いんだよとかそんなんばっかりだった。
ルナは一体なんだったんだ…
サヴァイヴ一番の謎が「ルナって何?」って、何?
とはいえキャラについては個性的で非常によく立っていて
生かしきれてなかった点はホントにもったいないと思う。
恋愛になりそうでならなかったり、3人組が無駄出演だったり
ルイのエピソードが生きてるようで生きてなかったりとか。
それぞれの道を歩みだした7人だけど、ハワードの資金力、
メノリの政治力、ルナのミラクルパワーにカオルの脅威の
戦闘力、シンゴの技術力とベルの幅広い知識があれば
何か面白い事が出来そうな気がするよね。
は?シャアラ?
誰?<ウソウソ♪
シャアラにはいっちょ、こんな面白い連中をモデルに
是非面白いSF冒険小説でも書いてもらおうじゃないか。
サヴァイヴはSF(サイエンス・フィクション)ではない。
れっきとしたSF(ステキ・ファンタジー)なのである。
一年間スタッフ、及び声優の皆様お疲れ様でした。
無人惑星サヴァイヴ、これにて終了です。
(2004/10/29)
△
第53話「恋愛サバイバル」<ウソです
2004/12/4
さて、サヴァイヴが無事に終了した時から考察したいと思っていた
7人のキャラたちのカップリングとストーリーについてである。
サヴァイヴのおかしな点はいくつかあるが、OPとEDでできあがり
そうなカップリングに惹かれて見始めたと言っても過言ではない
私が見事に期待を裏切られた事への怒りも含め、脚本及びスタッフ
の意見がなぜここまでバラバラだったのか考察と批判を込めて
書きたいと思う。
私が推奨していたカプは
1. OPで手を繋いでいる気の弱いシャアラと体だけでかいベル
2. 反発しあっていた優等生のメノリと権力を振りかざすハワード
3. コーディネイターペアのルナとカオル
である。あとはどうでもよい。好きにしていただいてかまわない。
アダムなど包茎象と仲良くしてろやと思う程度なので取り上げない。
まずストーリーの要を締めるのは脚本家を束ねるシリーズ構成。
サヴァイヴの場合米村正二氏であり、導入部や最終回など
主要な回を当然受け持つ事になる。
サヴァイヴは途中で脚本家の交代があり、2クールまでは米村氏と
福嶋幸典氏、望月武氏の3人体制だった。それが3クールに入ると
望月氏が抜け、女性脚本家である山田由香氏が加入して以降は
この3人で最終回を迎える事になる。
私が特にメノリとハワードの会話の掛け合いに吹き出し、
サヴァイヴの中でも屈指の面白さを誇ると考えている
第6-7話 は望月氏がシナリオを書いた回である。
もちろん米村氏はメインライターだけあって1話から4話までの緊迫感
ある漂着シーンや仲間たちがまだ全然協力する気になっていないこと
など流れにのって書いていてうまい。第1話など7人もいるキャラを
非常に上手に印象づけていると思う。メノリのセリフは最初はもっと
女の子っぽかった気がするけど。
しかしこの6-7話は食料を探しにいくうちにどんどん仲間からはぐれ
ついには一晩を山の中で明かさねばならないと言うアニメならではの
ムチャクチャ展開で、頼りにならないハワード、口ばっかりのメノリ
恐ろしいほどの運動神経と判断能力で次々と危機を乗り越えていく
スーパー・コーディネイターのルナというベストトリオが大活躍。
「僕の晩御飯!」「おまえが晩御飯にされるぞ!」
「拾い食いはしない」「完全無欠の私にも偏食という欠点がある」
という爆笑モノのセリフが多々見受けられる。本当に面白かった。
1クール見てないよと言う方はここだけでもDVDを借りて見て欲しい。
メノリの愛読書がなんであるかわかるだろう。
なお並行してシャアラとベルの火起こしイベントが行われたのも
ここである。「さ、吹いて!」「…あなたを?」この時のシャアラの
可愛さはお宝モノである。43話のシャアラは作画が神だったがここの
シャアラはセリフが神である。この時の2人を見てカップル成立を
期待しないなんて無理だ。実にうまくキャラを立たせている。
またこの望月氏は ひとりじゃない も担当しており、カオルとルナの
最初の接点を受け持った。「一番ムチャなのは誰なんだよ…」
ああ大丈夫、ナノマシン入りですからその娘。
福嶋氏の1クールでの秀作はみんなの家だろう。
でもここで既にベルがルナの顔を思い浮かべると言うシーンがあり
見ているこちらとしては「は?」と言うことが起きている。
そう、ここがベル→ルナの最初と言っていいのではなかろうか。
そういえば11話でみんなの家ができた、わ〜い!とパーティまで
やって仲良くなったのに、次の12話ではいきなり「カオルは
勝手な事をしすぎる」とものすごい個人批判になっていたっけ。
あまつさえ仲間の為にせっせと食料をとってくるカオルに
「また獲って来たのかよ」というような事を言うのだから呆れる。
どうもこのへんも展開がきちんと繋がっていないというか矛盾する
シーンが多い気がする。連携がうまくいっていなかったのだろうか。
2クールに入ると各キャラの性格や過去が浮き彫りになってきた。
しかし未だに優しいメロディー は正直言って何が言いたいのか
サッパリわからない。リーダーのメノリおろしが行われ、メノリの
過去がわかった回なのだが結局どういう結論を出したかったのか
よくわからない。これは 光の中に も同様。
どちらも米村氏のシナリオだがとってつけた感が強く、あと一歩
足りないように思った。ルナとカオルにはこんな大きな過去話を
させたのだからもう少し接近するイベントと後日談があって
しかるべきだし(でも結果はカオルのルナへの片思い)メノリの成長
をアダム育成と絡めるのかルナというリーダーの補佐役としてさせる
のか結局ハッキリしないままだった。これは後々に響いてくる
矛盾点だった。
意外な事に結構みんなの支持を集めている(私はあまり好きじゃないので)
僕だって帰りたいんだ は望月氏の担当だった。シンゴのしつこい
ヘタレっぷりとカオルは海に向かってなんと叫ぶつもりだったのか気になる回。
この後の これが東の森? もハワードがシンゴをそそのかして
チャコと3人で単独探検に出かける話だった。
トラブルメーカーとしてハワードを実にうまく使っている。
望月氏はどこかと言うと ア・ダ・ム である。メノリがメインだが、
ここで私がツボだったのは「メノリが羨ましかったんだ!」と素直に
謝るハワードだった。さすが望月氏、この二人の絡ませ方は絶妙だ。
シャアラとハワードがなんだこいつら、やけにラブいと思ったのは
冬がやってくる だ。脚本は福嶋氏。
「あん、ハワードったらぁ♪」「はいはい、お姫様」のアレだ。
まぁこの回は実はカオルとハワードもちょっと仲がよくて驚いたが、
後にも先にもこの2人がこんなに仲が良さそうだったのはここだけ。
(あとはお正月SPのアイキャッチで羽根突き勝負くらいか?)
3クールに入ると望月氏は降板してしまい、このあたりからメノリと
ハワードはほとんど絡まなくなってしまった。ルナとアダムの
ベタつきぶりも気味が悪い気になったが、それ以上だったのが
ハワードとシャアラだ。なんでこんなペアが?特にシャアラはカオル
の過去を言葉足らずのまま一番最初に聞いてしまったためかカオルに
対して非常に警戒心が強くなってしまった。そしてその反動のように
第1話のエアバスケで酷い目に合わされたり色々いじめられてた
みたいなのにハワードに接近していきやがったシャアラ。あまつさえ
1話と2話では火の海の中にルナと取り残されると言うものすごい
シチュエーションに追い込んだのはヤツなのにどうにも納得できん。
そしてそれ以上に接点がなかったのがベルとシャアラ。
気の弱いメガネとデカブツだけど自信がない二人と言えば王道なのに
火を起こしただけでその後は何もない。会話すらほとんどない。
ど、どういうこと?OPで手を繋ぐ2人が虚しい。
EDでシャアラがベルに肩車されてるのは幻覚か。
福嶋氏は相変わらずハワードを使わせたら天下一品で 27-28 は
ハワードの独壇場だ。むしろ米村氏がハワードというキャラを
立てるために わざわざ総集編風にやった 僕にもやっと… なんぞより
よほど面白い。他にもポルトが全然ハワードをアテにしてなかったり
ほっとけとか言ったりして暗黒の腹黒ジジィ街道を突っ走っていた。
でもルナとカオルの会話がルイの事を出してる割に全然ラブくなくて
ガッカリした。福嶋氏はメノリとハワードもお気に召さないようだが
カオルとルナもくっつけようとするつもりはないようだった。
彼がお気に入りだったカプは断然絶対ハワードとシャアラだ。
私にとっては悪夢の どうしたらいいの ではついにハワードが
シャアラに抱きつくシーンが!あ、あ、ありえん!
まぁここはシャアラが思わず避けてしまったという事で未遂に
終わったが、手を取って踊る微笑ましいシーンはあった。
既にハワードとメノリが会話すらなくなって幾星霜。
先を思うとやけに暗澹とした事を覚えている。
続く31話は4人目の脚本家山田由香氏の初シナリオ。
そしていきなりまたまたハワードとシャアラが!これでハワードと
シャアラのカプ推奨が2人になってしまい、恐らく最初に公式カプを
考えていた米村氏の意図が生かされなくなってきた模様。
ぶっちゃけ米村氏の意図を汲んでシナリオを書いていた望月氏が
降板したことでパワーバランスが崩れたように思えるのだ。
しかもこのあたりは脱獄犯が出てきていてストーリー的にもどうも
パッとしなかった。いや毎回毎回見るには決してつまらなくは
なかったのだがはっちゃけぶりが足りないというか意外性がないと
いうか、あと一歩何かが足りないという感じだったのだ。
森で惑わせてる時間が長かったせいもあるし、この3人を出す事で
一体何がしたかったのかわからない。船も落ちちゃったし。
はっ!?
カオル?カオルの戦闘訓練用に送られてきた訓練メカか!?
俺たちはきっとやれる では シャアラとアダムと言う足手まといと
遺跡を守るために残ったハワード(実はハワード自身も足手まといとは気づいてない)
はシャアラに「よし、一緒に守ろう」とか言っちゃうし。
32-33 はそれに対してようやくハワードとメノリの会話が復活したり
シャアラがパワーローダーで大活躍をしたりという
米村氏ならではの面白さがあって満足だった。
3人組のあっけなさ過ぎる死にはビックリだったが。
福嶋氏がハワードとメノリを取り扱ってくれたのは 大陸へ行く?と
どうしてそんなものが である。前者はジャンク品を探すメノリに
あれこれ指図するハワードにメノリがキレるシーン、
後者は言わずもがなのシャアラ作のアホ劇をやった時の話。
後者はセリフがいいというわけではないが作画が最高である。
そして大騒ぎの40話はなんと!シリーズ構成の米村氏ではない。
そんなバカなである。メインとなる回をシリーズ構成がやらない
なんて…一体どういう事なのだろうか。最終回のスケジュールが
押していたとしか考えられまい。それゆえチェックも甘くなって
いたと思われる。米村氏はサヴァイヴのラストストーリーで頭が
いっぱいで大陸編はなんと、私が面白いと思った回はほとんど
福嶋氏と山田氏である。自分でも驚いた。どういう事だ?
山田氏の担当で私がツボだったのはなんといっても とうとう着いた。
ベルとルナと言うビジュアル的に許せないとんでもないカップルを
持って来られてひっくり返りそうだった。既に船の上でも山田氏は
弱音を吐くな でベルがやたらルナにまとわりついているシーンを
描いている。ベルがルナのパンツを見たであろう疑惑があったのも
この回だ。ただ山田氏はカオルとルナにも力を入れているらしく、
この時はカオルとルナの絡みもまぁまぁあった。というかそもそも
この3人以外を船酔いにして画面から消し去った。狙っている。
しかもこの回は他にもあのがっついたハワードがシャアラに
「食べるか?」と何か食べ物を分けてやろうとするシーンまで出て
来た。ありえん。ホントにどうしたんだハワードという気分だった。
そして当然第40話でカオルの嫉妬シーンがじっくりと描かれ、
ここに至ってカオル・ルナ・ベルの三角関係が生まれる。
どうもこの三角関係を作りたかったのは彼女だと推察できる。
最近男ばかりがモテモテのアニメがものすごく多いので、
もしかして教育テレビだけに女がモテモテというジェンダーフリー
アニメになったのだろうかサヴァイヴは。
そして出た!ついに決定的なハワードとシャアラのラブシーンが!
ってかアレはもうラブシーンの域ですよ絶対。
あの作画、あの演出、あのセリフ、あの演技。
アレがラブシーンじゃないはずないじゃん。
アレ → 一緒にコロニーに帰るんだ
もう44と46は山田氏の独壇場だ。
ハワードが助けてくれた はなんでおまえがメインなんだと全然わけが
わからないシンゴがうだうだと腐ってる話で、メノリは仲間が
いなくなったと哀しんではいるが別にハワードの事を特別に
思い出して哀しんでるいるわけではない。
そういうシーンがある方がよっぽど
「メノリだってすごく辛いけど、シンゴに前に向かって欲しいから」
わざと厳しく当たってると思えそうなものなのに。
あっという間に再会になった 会いたかった ではカオルとベルが
ひたすらルナまっしぐら。やっぱり三角関係を作りたかったとしか
思えない。全く余計な事をしないでくれ。それでカオルが本気に
なったとかならともかく。まぁ14歳で本気になるより24歳だかに
なったカオルが「近々そちらに寄る」と言う方がよほどリアルなので
構わないのだが…でもさ、別にアニメにリアルを求めてるわけじゃ
ないんだよなぁ我々は。15だの16だので一生の連れあい見つける人が
どれくらいいるかわかってるからドリーム見せてくれよドリームを。
一方米村氏がやった あなたはあなたじゃない はベルなんぞ活躍しない。
せいぜいシャアラを気絶させたくらいだ。ここにベルとシャアラの
エピソードが何かしらあればよかったのだがただの当て身だった。
それ以外はひたすらカオル。カオルがルナと共にバトる話で気持ち
よかった。アダムがいなければもっとよかった。なぜなら1クールの
足手まといがいない頃のワルキューレさながらのルナの戦闘能力は
時にカオルを凌ぐ事もあったからだ。ホント、アダムいらね。
気がついたハワードにメノリが抱きつくサービスもあったがこれは
脚本よりむしろコンテがよかったと言えよう。
私がもっとも嫌いな回は福嶋氏の担当だった。やっぱりね…
この星が好きだから というルナの独りよがりの理由で
この星を守りましょうと言う全く理解不能の展開にマジで憤った。
ついでにシャアラとハワードが最後の最後にきてまたもや2人の
ラブっぷりを見せたからである。最終回まで続けて録ってある
DVDの中に入れないで消去した回でもある<おいおい
しかしこの回のおかげで米村氏が担当してカプの軌道を修正した
死ぬためにいくんじゃない は非常に薄っぺらくウソ臭いものに
なってしまった。全く嬉しくない。ハワードが最後の夜にメノリに
会いに行くのも、1クールの気持ちを持っていれば小躍りして喜ぶ
シーンだが、は?ナニ、今さら…と引いてしまったほどだ。
シャアラとベルが語ってるシーンなどはもっと酷い。
「ベルがいつも見守ってくれてた」なんか寝言言ってるよ。
ベルが見てたのはルナだけだったよとアホらしくて仕方ない。
唯一許せたのはカオルとルナだったが、こちらは作画にリキが
入り過ぎてキラキラしたカオルが「誰アンタ?」と言う感じで
別の意味でガッカリした。微笑まずに無口なまま、しかしズバッと
告白でもして欲しかった。その方がカオルらしいと思う。
最終回 については上記参照。
コンテについては矢野監督が第1話 、25話 、38話 、42話 、49話
と最終回をきっている。1話と49話はとてもおもしろかったし演出も
兼ねているので統一性があって非常に秀逸だ。
25話はアダムの話なので私の中ではスルー。38話はルナの漂流話で
確かに面白かった。ゲッソリルナを指示したのは監督だそうだし。
42話はカオルの超戦闘能力が見られた回。監督は一体カオルを
どういう存在だと認識していたんだろうか?どこかの星で
傭兵でもやってた凄腕の戦闘員だったとか?
そんなこんなでこのサヴァイヴ、1年間と言う長丁場、吊り橋効果が
発動する場面多数、思春期の男女が7人も閉鎖的共同生活…
こんなおいしいシチュエーションで一組もカップル成立ならず。
ある意味凄い。やる気がないならOPとかで煽るのはやめとけ。
アニメを見ている人の中にはカプの事ばかり言うなとキレる人も
いるようなので人それぞれだが、私としてはこれはちょっと
あまりにも寂しすぎたんじゃないのと不満を言いたい。
終わってしまったものに何か言っても始まらないがなんで今さら
こんなテキストを書く気になったのかと言うと本放映時からの
不満がずっと鬱屈していたからだ。ずっと書きたかったのだが
機会が作れなかった。でもこれで少しすっとした。
脚本の差も自分なりにわかった気がするし。
やっぱりあれだけ魅力的なキャラがいながらストーリーがねぇ…
キャラを生かして作れてない。ルナに全てがあるというのは
スパロボじゃないんだからやめてくれと言いたい。
面白かった回もあるので一概には言えないけど、やっぱり
もったいなかったなぁと思う。一年間もあったのにもったいない。
でも1話以外は1回も見逃す事なく(1話は後でちゃんと見た)
コンプしたのはハガレン同様人生初の事。これまでは途中から
見るとか、途中で厭きてやめるので52話を見た経験がないのだ。
26話ならあるのだが、子供時代から数えても初の快挙。
残念な点、よかった点、ひっくるめてサヴァイヴを見続けて
よかったかと聞かれればよかったと答えざるをえまい。
これで本当にサヴァイヴレビュー・コンプリート。
お疲れ様でした。
△
SP「アラ探し総集編」<ウソです
2005/1/2
テラフォーミング中の地球でサヴァイヴでの日々、事件、
そして仲間たちの事を成長したルナが思い出すという
お正月スペシャル・バージョン総集編。
足、長っっ!スカート、短っっ!
大人になっても心はいつでも14歳なのねルナ。
ウーパールーパーはたびたびどアップになれど
ルナは眼や手元など顔や体のパーツがクローズアップされる
程度でなかなか全部が見られない。
全身となると今度は逆光でよく見えなくなる仕掛け。
でも新しく作画したとやけに前面に押し出してたから
皆が働いたり生活してる場面が書き下ろされてるのかなと
思ったんだけどルナとウーパールーパーだけ。
なんだかなー。納得いかんなー。
内容的には各個人のエピソードをまとめた総集編なので
目新しいものはない。
でも4クールがほとんどっつか全くシカトされてて
ホントにビックリしたなぁ。
ED付近のカッティングショットで出たくらいだったもんね。
初めて見た人はサヴァイヴが出てないから
「これどういう話?ラスボスって誰?」と思うよね。
「アダムだよ、アダムが巨大化するんだよ」と教えたい<大嘘 but 願望
各話を見返す事で懐かしいどころかアラが目について
仕方なかった。メノリのエピソードがさっぱりわけのわからん
崖登りじゃなかったのは評価するけど、アダムと打解けて
お互いの名前を言う場面では、この直前にヤキモチという無様な
姿をさらしたハワードとも和解したら人間関係にもっと深みが
出て仲間としての絆も強くなってよかったんじゃないかと思う。
あとルナとカオルのビバークはやっぱり物足りなさ過ぎる。
ルイの死を悔やんで泣くカオルに対してはベタだとか
ありがちとか言われてもルナがカオルの手を握る、思い切って
抱き締めるなどのスキンシップ系があるべきだったと思うなぁ。
これってただでさえ「ルイ殺し」をシャアラが一番に
聞いてるので、更なるインパクトを持たせるにはルナとカオルに
恋愛要素を絡ませるべきだったと確信してるんだけど。
2人の絆が深まって後々「ルイもお父さんも生きろって言ったわ」
というピンチの時の励まし共通項にできたと思うのになぁ。
ハワードのエピソードではポルトが解毒剤を持ってるのが
やっぱりありえんわ。何の毒かもわからないのに効いてるし。
都合よく解毒剤を持ってる奴なんてパリ中探してもいないぜ!
シンゴはあのポルトのエピソードそのものがよかったので
得したかな。いや、おかげでポルトの回想になっちゃって
シンゴのエピソードはなかったと言っていいかも。
「僕だって帰りたいんだ」で突如脈絡もなくヘコんだ
あの話は実はむちゃ嫌いなので私としてはよかったけど。
なぜならポルトの回にはファーロが出てるから。
ファーロいいよ。イチオシ。カッコいいし、悲劇性あるし…
サヴァイヴが「十五少年漂流記」ならシンゴがファーロを
救出に行く番外編は「ロビンソン・クルーソー」で<そんなのねーよ
あと初めて見た時は声を聞いても「知らない。誰?」と
完全スルーだったのにさすがに今回は聞いたら一騎以外の
何者でもなかったな、ルイ。
最終回でEDの背景だったイラストが一枚ずつ
映し出されたのはよかったな〜。
去年のSPに比べるとショボいのは放映終了作品なら当然かな。
むしろSPをやると聞いた時にはマジで驚いたもんね。奇跡的?
まさかもうSP第3弾はないだろうからサヴァイヴも
これで本当に打ち止めかな。
「無人惑星」と言いつつアダム星人の星だったから
無人じゃなかったとか、ルナはナノマシン、カオルは戦闘能力に
目覚めるというむしろサヴァイヴって「超人惑星」じゃんとか、
カプについては脚本家の意思疎通に問題があったとか
2クール全般と3クール前半、4クール後半に迷走があったとか
ツナギの悪さとか不満もあるんだけど、やはり一年間見続けたと
いうのはおもしろかったんだと思う。
全面的にお奨めと太鼓判は押せないけど、
100円ショップで売ってるインク付のハンコくらいなら
押してもいいかな<ホントに好きだったのか?
以上、これでホントのホントにサヴァイヴ終了…だよね?
ルナ、カオル、ハワード、メノリ、あとその他大勢よ(ひでぇ)
お疲れさんでした!
(2005/1/6)
△
1クール・2クール・3クール・4クール
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