RED GARDEN

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第1話 さよなら少女たち
2006/10/3

「あなたたちは昨日の夜…死んだのよ」

スタイリッシュなOPや、キャラがロックしてたりノリノリだったり
本編の絵をリバースしたりする変則的なEDといいなかなか面白い演出。

闇夜に、あやしげな黒服たちにどこかへと運ばれる女の子たち。
けれどその中の一人は目的地への途中で何者かの襲撃を受け、
翌日森の奥深くで「自殺体」として発見された…

学校では特権階級にいるらしいケイト、モロにメリケンギャルのレイチェル、
幼い弟妹の面倒を見ているローズ、ボーイッシュではぐれ者のクレア。
「同じ高校に通う」という共通点以外はなんら似たところも関係すらも
なさそうな彼女たちは、一様になぜか夕べの記憶がない…

しかし5人の少女の一人であるリーズが死んだと聞いて、泣きじゃくるのは
ともかくいきなりかすれ声で歌いだしたのはちょっと笑いそうになった。
なぜに歌!?しかもこれ声優さん(富坂晶)の生歌!?

不思議な蝶に導かれて集った少女たちの前に現れたのは、
闇夜になにやら画策していた女とソロモン長身の男。
彼女は自分は4人の「教育係」である事を告げ、闇の中から
歩いてくる一人の男を「殺してもらいます」と命ずる。
何がなんだかわからない彼女たちの目の前で男は変貌し、襲い掛かる…

キャラデザ・脚本・監督とローゼンスタッフが終結したGONZO作品。
かなりクセのあるアメコミ調のキャラクターなので好みが分かれそうだけど、
4人のキャラクターは気がつけばちゃんと個性がつかめていたのでしっかり
描けてたな。物語はさして激流ではないのにはてなマークがいっぱい。
あの絵柄や雰囲気でバトルものなのか推理モノなのかジュヴナイルなのか
全く読めない…そういう意味ではこの先どうなるのかちょっと興味深い。

とりあえず役でガラリと印象の違う沢城みゆきは相変わらずすごいと思った。
キミは声優界の北島マヤか!ってかこれ、プレスコなんだってね。
まぁ最近の制作が間に合ってない作品では線しか動いてなくて、声優さんに
とってはいつでもプレスコみたいなモンだろうと思ったりもするけど。


第2話 残酷な夜
2006/10/10

「もう一度言うわ。あなたたちは、一度死んだの」

そんなの何回も聞きたい言葉じゃねーな。
戦えといわれたものの、4人の少女に出来ることといえば逃げ回る事だけ。
映像を気にしてタイミングを計り、呼吸を整えてから喋るという必要が
ないからだろう、恐怖に怯える演技が臨場感溢れてて面白いやや早口だけどね

あの男は唸り声といい走り方といい犬なのかな?
肩を噛まれたり、押し倒されて袖を引きちぎられたり(レイチェルは一番狙われた。好み?)
怖くて立つ事すらできないくせに逃げ足だけはビックリするほど早かったり。

彼女たちも何で自分たちがこんな目にあうのかわからないだろうけど、
正直見てるこっちもわからない。やがて大通りに逃げようと最も戦闘能力が
高そうなクレアがレイチェルを励まし、共に金網をよじ登り始めたけど、
追いついてきた犬男に遅れていたレイチェルしがみつかれたその瞬間、

飛んだ、レイチェルが飛んだ!

ビックリした!レイチェルがありえない跳躍力で男ごと飛んだ!
そして落下した2人はトレーラーの前に転がり、男はそのまま轢かれて
レイチェルはクレアに間一髪助けられてこの謎の戦闘は終了した…
「やったね」「どうかしら」「初めてなんだから」

この戦いは午前0時に呼び出される。あなたたちには戦い続けてもらう。
負ければ今与えられている仮の命は終わり。それは逃げても同じこと。
どこまでが日常でどこからが非日常なのか。戸惑いと恐怖が支配する。

昨日と今日が絶妙にクロスしていく演出もとても面白かった。
面白かったんだけど、なんなんだろうあの歌は…意味不明だ…
Aパートのローズと弟妹のアイキャッチがほんわかしてて可愛かった。


第3話 もうひとりの私
2006/10/17

「あたしたち…あたしたちは、本当に…死んだんだ…」

4人はリーズの葬儀の日、あの夜自分たちが死んだと宣告した女に再会する。
女の名はルーラ。葬儀屋をやっているのは死体を手に入れやすいからか?
それにしても石を埋めるか埋めないかであそこまで長々ともめなくても
よさそうなものだが。でもこういう場面でこそプレスコが生きてくるので
舞台のようにリアルな会話を聞いてるのは楽しくてちょっとクセになりそう。

ルーラは揉めている彼女たちをある場所へと案内するアリアハンではない
そこにいたのはルーラ曰く、ケイトたちと「同じ」少女たちだった。
生きる意欲のないものは戦いに負け、新しい命を守る事が出来ない…
目の前で彼女たちが戦ったような犬男に、怯えたような表情の少女たちは
ケイトのように仲間を励ますでもなく、クレアのように分析するでもなく、
レイチェルのように戦う気力もなく、ただ悲鳴を上げながら屠られていく。

結局、死んだ少女たちは灰のように崩れて消え去ってしまった…
それをまざまざと見せられた4人は石を埋め、気もそぞろに学校生活を
送りながら何かが起きるのを待つ。

それにしてもあのケバくて世の中を斜に構えて見てるようなレイチェルが
実は友達思いの熱血漢だったとは意外だ。あとボーイッシュなクレアが
ビックリするくらいミニマムなのは意外も意外。もしかするとローズより
ちっちゃいんじゃないの。それぞれ個性的でカラフルな服がめっちゃ可愛い。
喪服もそれぞれの雰囲気に合ってたし毎回服がちゃんと違うってのもすごい。
アイキャッチはスポンサーのシャンプーらしいけど、これもオサレだった。

「誰?」
毒々しい石の花が開いた時、4人の記憶を蝶たちが連れてくる。
大きな屋敷、門、犬、ブランコ、プール…
一緒にリーズを探しに行ったあの夜、彼女たちは殺されたのだ。

ようやく謎だらけの1話冒頭に繋がると共に、あの時の彼女たちが
ただ単に眠っていたのではなく、本当に「死んでいた」事がわかった。
そして謎のコヤス青年エルヴェと「おじいさま」という存在。
かつ、ルーラが何者で彼女たちに何を施したのか、謎は深まる。

実はサイト開設前からず〜っと見たいと思ってたんだけど、なかなか面白い。
今回はいつどこで歌い始めるかとビクビクしてたけど歌はなし。よかった〜。

なのにガラスの艦隊のDVDのCMはこの雰囲気を見事にぶち壊すギャグ加減だ。
「なに!?クレオの吹くハーモニカもついてくるなんて!」いらねーよ


第4話 私たちは、どこへ
2006/10/24

時間変更。DEATH NOTEの時間変更はきっちり確認したのに…(泣)
常に気の張ってるペナントレースは終わったので気が緩んでたぜ。
仕方がないので以下の作品を先行レビューでうっぷん晴らし。
なお次回も一時間遅れなの注意が必要。あーもう最悪だ…

11/22 視聴
「アンタの勘はハズれるでしょ」 ほらほら、やっぱりJCがよく喋ってたじゃないか! それから「自殺」として捨てられたのはどうやら塵になった 彼女たちの保存された死体だったらしいこともわかった。 ってかこの回を見てそういえば最近「女子学生の連続自殺事件が多発」している というのが第1話の冒頭にあったことも思い出した。おばあちゃん忘れ過ぎてた。 「あたしたちは死んだの!」 マリーたちの「死」を目の当たりにし、ショックで学校を休んだレイチェルを 訪ねるケイトとローズ。そしてクレアはあの屋敷を探して高級住宅地を探索中。 「あたしたち、遊んだ事あったっけ?」 こういうセリフから、この時までのレイチェルにとって友達というのは 単に気楽な時間を共有するだけの遊び仲間のことだという事がわかる。 それに、8話で彼女たちがクレアの家を知ってる事に違和感があったけど、 この時既に2人が彼女の部屋を訪問していた事が判明してスッキリした。 「あーあ、勘がいいことが必ずしも幸せに結びつくとは限らないというか」 リーズの日記に書かれていた暗号は「彼氏」のこと。 その「彼氏」なのか、エルヴェはクレアの動向を見張ってたけど、 どうやら彼には彼女たちに見える蝶々は見えないようだ。 自らが戦う2回目の夜。 レイチェルは犬男をバットでめった打ちにし、そのまま 狂ったように殴打を続ける彼女をクレアとケイトが止める。 「こんなことしなきゃいけない命なんか、あたし、いらないっ!」 闇は深く、先は見えず。なるほど、やっぱり時間は必要だった。 8話のせつない4人の友情を見た後だと、まだトゲトゲしい4人の関係が むしろ掘り下げられていく過程が丁寧に描かれているなぁと。松尾監督って ローゼンのジュンにしろ、こういう心理描写を詳しくベラベラ喋らせずに 抽象的に描いて「感じさせる」のがうまい。誤解を招くかもしれないけど、 以前から表現の仕方や視点が非常に女性的だと思ってる変な意味じゃないよ監督 録画し損ねて悔しさで転げまわった回をようやく視聴。あ〜、よかった♪ しかし私が見たところは某所より圧倒的に画像が綺麗かつ大画面だったのと、 某所のように3つにブツ切りじゃなかったのですごく見やすかった。ビックリ。
第5話 それぞれの窓
2006/10/31

「あたしたちは…何と戦ってるの?」「敵よ」
どうやら一週見られない間にレイチェルが犬男を殺した模様。
ショックで走り去るレイチェルを追う事をクレアは許さない。

臭い ネチャネチャする いや 気持ち悪い 臭いっ!

皮膚をめくりそうな勢いで香水をかけまくるレイチェルの作画がすごい事に。
こういうキャラデザは絵が崩れてるのか歪んでるのかわからなくていいかも。
結構動きもリアルで恐怖におののく表情は鬼気迫る感じがよく出てたな。

逆にレイチェルがルークの運転を邪魔したところなんかはプレスコでセリフは
入ってるのにキャラたちの口元が全く動いてないのでなんだか変な感じだった。
あれも止め絵的演出と言われればそうかという感じだけど。

「おいで…こっちにおいで。新しい発見があるかもしれないよ」
その屋敷は誰も住んでいないように見えた。もうずっと長い間。
ただ、リーズの死体が漬けられていたバスタブだけがそのままだった。

「うるさい…うるさい…ウザい、こいつら皆!」
行動に出るケイトとクレアに比べ、一歩も進めないローズは肉が
食えなくなり、弟たちの世話にかこつけて屋敷にも行きたがらない。
アル中の母親を慰め、友人の気楽な言葉にイラ立ちながら、それでも
レイチェルもローズも1人じゃない、大丈夫と自分を励まし続ける。
「殺さなきゃ、殺さなきゃ…どこだ、出て来いドグサレッ!」
本当は心底怯えているクレアは、自分を奮い立たせようとして必要以上に
強気な顔を見せ、ケイトは4人がこの世で唯一の仲間であるとまとめたがる。

「またね」
先週見逃したら、秘密に近づくどころか物語はさらに先の見えない
闇に迷い込み、恐怖に立ちすくんだように停滞してしまったようだ。

廃屋なのに、なぜかやけに綺麗なプールの意味はなんなのか。
エルヴィの正体はなんなのか。ルーラの言う「目的」とは何か。
死んだ犬男を片付けるお掃除チームがいる事にちょっと笑った。


第6話 小さな光
2006/11/7

「このワガママ女ーっ!!」

女がキャンキャン言い合う声はあまり気持ちのいいものじゃないんだけど、
この作品に限っては群集劇が始まるとむしろ居ずまいを正してじっくり見る。
役者のナマの演技がぶつかってくる感じがして迫力があり、非常に面白い。
今回のアマンダとレイチェルの大喧嘩も見ごたえがあったなぁ。

レイチェルは相変わらず不安定この上なく、叫んだり喚いたり泣いたりと
もっとも感情の起伏が激しい。ローズもまた変わらず現実を見ようとしない。
クレアは前回弱さをさらけ出した事である意味割り切ったようだけど、
未だに冷静さを保ち続けるケイトも今後突然崩れたりするんだろうか。

レモンをかじるのは肉が食べられなくて、レイチェルがイヤがってたように
自分の臭いが気になるせいかと思ったけど、どうやら鎮静効果があるらしい。
ケイトたちは力がみなぎってくると爆発しそうになってイライラするんだ?
う〜ん、4話を見てないせいかなぁ。それとも今回急に出てきた設定か?

今まではルーラに付き従うだけの美青年だと思ってたJCが、結構フツーに
喋るフツーの兄ちゃんだったのはビックリした。彼女たちを買っていたと
言ってたので、これももしかしたら私が見てない4話でJCがペラペラ喋ってる
シーンがあったのかもしれないけどさ。ホント、録画ミスはもうやめよう…(泣

一方もう1人の謎の青年エルヴェは、どこかの施設か研究所のようなところで
妹に会っていた。日に3回は薬を飲まねばならない妹。彼女の主治医である
ベンダーに挨拶をしながら冷たい眼で見送ったりと相変わらずわからない。

ルーラ曰く、運命の重さに耐え切れずに自殺する子もいるとか。
1人でも逃げれば連帯責任。蝶に呼び出された3人は、錯乱したように街中を
逃げ惑うレイチェルを追う。もう死んでしまった自分には希望なんかない…
半分死んでるんだから、終わらせればいいじゃない…もう終わるんだ…

今回は久々に歌もあったけど、この演出が初めて心に沁みたよ。
ルークからの電話は日常、けれどそれを受けている自分は彼らとは違い、
別の次元で生きている化け物…彼らが優しくて招いてくれる世界を断り、
電話を切った時の寂寥感ったらなかったね。だから歌が沁みちゃったよ。

「取り戻す事が出来るのよ」
確かに光は見えた。けれどそれはあまりにも小さく頼りない光。
彼女たちが見たのは、棺桶に入った冷たい自分たちの本当の体だったしぇ〜!
自分の遺体に取りすがって泣くなんてよく考えるとよく考えなくてもそら恐ろしい…

いまや凄まじいカルト的魅力を発揮し始めているRED GARDEN。
ホントに眼が離せなくなってきてますます面白い。
アイキャッチもまたまたオシャレでよかったなぁ。


第7話 もうひとつの、運命
2006/11/14

「ジェシカなんて、友達を作りたくても作れないんだから!」
爆笑した。それはグレースのせいと違うんじゃないか〜?

今回はコヤスが歌った!やばいよこの鬱ミュージカル。
ミュージカルってわくわくウキウキノーテンキ!だとばっかり思ってたら
こういう鬱な時に歌われるとなんだかいたたまれないものだなぁ…新しい魅力?

エルヴェの母親はあのプールサイドで倒れ、心停止の後、死人返りのように
蘇り、まるでけだもののように四つ足で立って唸り声を上げ、牙を剥いた…
そう、それはまるでレイチェルたちが戦うあの犬男そのものじゃないか!!

その母親にソックリに育ったエルヴェの妹アンナと2人のいとこである
ミレイユは母親の臨終の時、そして恐らく男たちに撲殺された時にいた
医師ベンダーに管理され、薬で何かの発症を抑えられているらしい。
エルヴェはドクターに、一族の中で残っている女の子は2人だけで、
それも10代半ばで発症する、彼女ももう手遅れじゃないかと詰め寄る。

それにあいつらに攻撃を仕掛けようって、4人の事?
ヘタなことをすると我々は絶滅するなんてエルヴェのおじが言ってるのも
意味深。少なくともルーラたちはエルヴェたちの敵対組織なんだろうか。
なんだかわかりそうでわからない。でもやっぱり面白い。

それでも4人は自分たちの死体を見て触れて、少しずつこの悪夢のような
現実を受け入れ始めたのか、前回よりは落ち着いた感じだったかな。
犬男も最初の頃と違って、ちゃんとチームで殺せるようになったようだ。
でもあれもエルヴェの母親のように死んで生き返ったモノなんだろうか…

「ひどいな…あいつら」
リーズが言っていた「恋人」とはエルヴェのことか?
だからエルヴェの屋敷にリーズを探してケイトたちは乗り込んだのか。
そういえばまだ交換日記がどこに行ったのかもうやむやなままだし、
今回なんとリーズ本人がエルヴェたちの手の内にあったというのも
驚きだったけど、ちょっと待て、あのリーズは本物の体?それとも
新しい体?ならあの枯葉の中に横たわっていた死体はなんだったんだ?

いや〜、物語も面白かった。なぜか監督も先生役で声優出演してたし、
多分1クールもの?じゃないかと思うので折り返しのせいかEDも
ちょっと絵が変わってたりしたんだけど、そんなことより

なんだよあのDVDのCMはっ!!

あれは反則だろー!もう大爆笑しちゃったよ。悶えちゃったよ。
あんなのありえねー!それは本編と…いや、本編引きずってるから面白いのか。
とりあえず…まさか全員があんなアホな歌を歌ってCMやるんじゃないだろうな?


第8話 行きて愛せ
2006/11/21

「そんなに輝いてないの…もとの世界が」
それにしても彼女たちには体が冷たくなったり急に動悸がしたりという
異常な状態が起きてたんだ?そういう時にもレモンは効果があるのかな。
少しずつ落ち着きを取り戻す4人。心の中はざわめいてると思うけど、
日常と非日常に折り合いをつけながら、体を鍛えたり、武器になりそうな
靴を見つけたり、止められてしまった電話を秘密兵器にしてみたり…
でも以前より少しずつ笑えるようになってきた。元の体に戻れると知ったから。

「死んじゃったら来てくれないじゃん…こんな風に」
家賃も払えないしバイトも見つからないクレアが腐って帰ってくると、
そこには3人が待っていた。何の共通項もない4人が、今はこうして
集まり、一緒にご飯を食べている…まるで昔からの友達みたいに。
何気ない、ホントにフツーの4人の姿がなぜか微笑ましくて楽しい。

「ホント!?」「褒めてないし」
ケイトの悪口を言うジェシカたちに抗議するローズを止めたのはレイチェル。
2人は一緒にコーヒーを飲みながらお互いの印象を語り合う。こんな風に
話す事はないと思ってた…弱虫のローズはブラックが好き、背伸びばかり
しているレイチェルはミルクも砂糖もたっぷりの甘いコーヒーが好き。
料理をすれば弟妹の世話をしてるローズの腕は確かで、レイチェルは
爪ばかり気にして、でもお嬢様のケイトはもっと何も出来なくて…

「神様ごめんなさい〜!!」爆笑
あやしげな缶詰と生野菜のディナーの後は、4人のミュージカル。
慣れてくるとなにやらこの歌がないと物足りなく…はならないよ!
そして相変わらずCMで爆笑。もうあれ何度見ても笑えるんだけど。

元の体に戻れるかもしれないという希望は4人を再び歩ませ始めた。
けれどケイトがふと思ったように、自分たちと一緒に死んだリーズは?
少しあったまった気持ちを急速冷凍させるような次回が怖い…


第9話 めざめ
2006/11/28

ルーラたちが長い間戦ってきたエルヴェたちは「ドロル」という
呪われた一族なのだという。けれど彼らは今、絶滅に瀕している。
一族の女性はもう2人しか残っていないのでもはや生殖ができないらしい。
つまり連中は人間と混血して子孫を残すことはできないということなのか?
それを打開しようと彼に目をつけられたのがリーズの新しい体だった。

「あたしたち、昼間は働いてるの」
ご飯をもっと食べろとかシリアル食べてるからいいんだとフツーのワーカー同士
という感じの会話をしているルーラとJCが可笑しい。この時、もしかしてあまり
物を食べたがらないJCも蘇った死人なのかもしれないと思ったけどねそれはないか
というか、呪われてるとかなぜ彼らは突然発症して犬みたいになるのかとか
まだ全然わからないよ。大体、彼らと戦ってきたルーラたちはなんなんだ?

クレアのファンキーで胡散臭い兄ちゃんが登場。2人の父親は金持ちらしいけど
クレアは父をひどく嫌ってるらしい。とはいえバイトは決まらず家賃は払えず…
結局兄貴に金を借りる…つまり間接的には父に頼る事になったというわけだ。

「苦いんでしょ…?」「いいから飲んでごらん」「…うぇ」
クレアの懊悩に比べたら母の見舞いに行って弟妹のはしゃぐ姿を見るローズは
平穏さを取り戻したように見え、バカ騒ぎしてるパーティを心から楽しめない
レイチェルは偶然出会った先生と一緒にコーヒーをブラックで飲んでみたり…
ルーラの話を聞いて、リーズのように自分たちの新しい体も狙われる可能性が
あると知ったケイトだけはちょっとブルー入っちゃったかもしれないけどね。

「ねぇ、エルヴェ…私の名前、知ってる?」
その一方で目覚めたリーズは、自分が誰なのかエルヴェに問いかける。
エルヴェのあの表情は、妹を見捨てて新しい可能性に賭ける一族への
怒りなのか、自分が(結果的には)殺した彼女への何らかの思いなのか。

あと気になってたリーズとケイトの交換日記はやっぱりエルヴェが
持ってた。最初はただの嫌味なヤツかと思ってたエルヴェだけど、
妹や母、何より一族については複雑な感情を抱いてるようで面白いかも。


第10話 戸惑い
2006/12/5

「彼らが普通の人や家族を襲う前に殺すしかないの!」

ルーラたちの組織の名は「アニムス」というらしい。
アニムスが作り上げたリーズの「体」は生殖機能を持つため、滅び行く
ドロルを救う希望になるようだ。喜びに沸く一族の中で、妹や従妹が
発病するのではないかと気が気ではないエルヴェだけが不機嫌だ。
なのに以前の記憶がないはずのリーズはエルヴェに会いたがる。

自分たちの体も狙われる…しかも相手の一族の子供を産むために?
若い女の子にとってこんなおぞましい話はホント、鳥肌ものなわけで。
さっそく腕立て伏せやらエクササイズマシンやら素振りやらニガテな肉を
食べ始めるやら…それぞれが涙ぐましい努力を始めるところが可笑しい。

ドロルとアニムスは互いに呪いをかけ合い、互いにその呪いを解く本を
持っているのだそうだ。ホントに突拍子もないよなぁ、「呪い」て…
ドロルはある日突然発病し、人格を失って犬男のようになる。
ルーラに呼び出されて見せられた金髪のコデブは普通のサラリーマンだった。
それにしても彼が通り過ぎる時、若い女の子が4人もいる傍で唐突にいちゃつく
バカップルを演じ始めたJCとルーラに吹き出した。それ無理ありすぎるだろ!

今回の敵はその男だった。彼が落とした財布の中に妻との写真を見、ゴルフの
スウィングをする普通の姿の彼を思い出して、バットを振り下ろせないクレア。
普通だった、普通の、ただのおっさんだった…
けれど発病が近い彼を、街中や家庭で発病させるわけにはいかない。

やってみたのよ!…発症する前になんとかできないかと、何度も色々な手を
尽くしてきたけれどダメだった…方法はただ一つ。発症した者を殺すしかない。
自分たちがかけた呪いとはいえ、ルーラの怒りを込めた悲壮な叫びはよかった。
どうやら発症間近の人間はルーラたちにはわかるようだけど、どうやって?
そしてルーラたちアニムスにかかっている呪いはなんなんだろう?

「もうさ…ウザいから少し離れてて」
着々と先生との仲を深めてるらしいレイチェルとは逆に、優しいんだけど
残念ながらややおつむの弱いユアンは気の毒にクレアに怒鳴られっぱなし。
沢渡みゆきの演技は熱が入ってるもんだからめちゃくちゃキッツいしね。

ところで刑事が不審がったように、あの写真の女の子は一体誰なんだ?
リーズじゃないよね?大体ケイトの回想のリーズとも違うし…誰???


第11話 それぞれの想い
2006/12/12

「ふーん…時間だ」「もしかして…私のこと嫌い?」「嫌いだよ」

なぜかエルヴェになつくリーズと、リーズにはとことん冷たいエルヴェ。
こいつの爽やかな笑顔と嫌悪感丸出しの表情の差が楽しいのと、コヤスは
プレスコでもアフレコでも変わらずコヤスなんだなぁとちょっと驚いたり。

「真面目にやるなら…考えてやってもいいぞ」
クレアとハンバーガー屋の親父の不器用な会話なんか秀逸だったし、
嫉妬するルークのテンパった雰囲気は本当にレイチェルが好きなんだと
思わせながら、今のレイチェルにはルークとただ朗らかに笑っていれば
いいというわけではないのがちょっとやるせなくて。しかもそこに本気で
ルークの事を好きなアマンダが入り込みそうな雰囲気もあり、波乱の予感。

今回はバトルシーンがカッコよくてビックリした!
もともと素早いクレアはともかく、ケイトがあんな高いところから
ダイブするとは!角材を投げるレイチェルも容赦なくぶん殴ってたし。
でも相変わらずローズはてんでダメだったのが笑えた。

のんびりゆっくりそれぞれの日常描写は、それぞれが「生きていたい」
という生への渇望を固めるために必要なんだとわかって唸ってしまった。
とはいえこの描写が結構面白いので文句を言う気にはなれないんだけどね。

それにしてもやはりケイトの姉エマの彼氏エミリオはドロルなのか。
う〜ん、こうなると姿を消したローズの親父も怪しくなってきたなぁ…
ニックやルーク、ユアンさえも決して例外じゃない。ってか男は皆怪しい。
でもローズの親父がドロルだと、ローズはドロルでありながらアニムスの
手で新しい体を手に入れたって事になっちゃうからそれはないのかな?

しかしエルヴェがまさかあんな大胆なやり方でケイトに近づくとは
思わなかったので驚いた。エミリオにとっては最悪だよなぁ。


第12話 彼の思惑
2006/12/19

誰かと一緒にいたいけれど、変わってしまった自分を思うと
前のようには踏み込めない。触れ合えない。でも寂しい…

そんな女の子らしい悩みを話し合う時、皆が思った以上にクレアと
ユアンのことを見てて、かつ応援してくれてる事がこちらとしても
すごく嬉しいサプライズだった。ったく、一緒にバイトしようって
言えばいいだけなのにボケッとしてるだけで全然役に立たないから、
クレアに八つ当たりされてばかり。どう見てもおバカちんだけど、
根はめちゃくちゃ優しくていい子なので仲直りできてよかったよ。

まぁケリ食らわしてたけど。もうウザいから離れててと言ったくせに
何ムシしてんのってそりゃないよクレア。それでも怒らないユアンは
やっぱいい子だ…それにクレアもちゃんと「あんたに言われたとおり」
ハンバーガー屋に行ってみたとユアンを立てたしね。うん、よかった♪

一方レイチェルはやはり寝取られ警報が…
ローズの方はなんと失踪した父から入金があることがわかり、もし彼が
発症して殺されたのなら送金してるのはドロル、いやアニムスかも…

「あんた、聞いてると結構失礼な事言ってるわね」
鋭いツッコミに笑ってしまった。田中理恵もこういう大人びた役似合うよね。
JCはクレアがお気に入りなのか。それにしてもケイトを「あんな子」呼ばわりは
確かに失礼だよな。この時のルーラとJCの会話ってまさに海外ドラマっぽくて
(決して映画ではないのがミソ)この作品らしかった。

ケイトに近づいたエルヴェの話術が面白くて。女口説くのうまいなぁコヤス
ケイトには優しいのにリーズにはとことんまで冷たいギャップがまた面白い。
ってか「優しい目をして妹がいる人に悪い人はいない」んだってよ。
なんかルルーシュとかライトとかシン・アスカみたいにいつもテンパってるか
ミハエルとかトーマとかシリウスみたいに裏切り者ばっかりの気もするけど。

ED変更。アーティストは同じだけど、前の歌結構好きだったので残念。
洋服やバッグや靴など相変わらず可愛くて綺麗な小物が一杯で楽しい。

クレアがここまで持ち上げられて、逆にローズが敢えて触れられないと、
むしろキーがローズでクレアは消滅するのでは…なんて勘ぐっちゃうよ。
あと死体のほうが年を取ってるっていうのはどういうことなんだろう。
でもリーズの別人ぶりは年齢とか超越してたと思うんだけど。


第13話 休日
2007/1/9

「いいじゃない。人ってしぶといし」

諦めずに父親を探すローズ、デートに浮かれるケイト、バイトが見つかって
すっかり落ち着きを取り戻したクレア…相変わらず丁寧な日常描写の中、
リーズがなぜか急にケイトの事を思い出しかけてることとか、アマンダが
まさかレイチェルの目の前でルークに告白するとは思わなかったとか
新しく動く事もあったんだけど、今回の何よりの驚きはなんたって

理事長がルーラたちと繋がっていたことだよ!

補充は出来ないとか、急ぎすぎたとか…そうか、この学園って島にあって
出入りが厳しいのにルーラたちはなぜか最初から出入りしてたんだった…

何よりここには「他にもケイトたちのような子がいる」かもしれないこと。
もちろん今の最有力候補といえばあれだけケイトを庇うポーラだよなぁ。
JCに気のありそうな先生が新キャラとして登場したのも気になるところだけど、
そもそもニックだって教師だし、実は最初から全てを知ってたりして…
って、なんかもう全部怪しくなってきたよ!もう楽しくて仕方ないよ!

バトルの方もさらにレベルアップして、今回は2人の犬男が相手。
この間からジャンプの練習をしていたケイトがなんと突然大ジャンプを
決行し、走り降りてきて犬男を殴り飛ばして見事一発KO。そのくせ高い所から
クレアにどうやって降りればいいの〜と泣き言を言ってるのが可愛かった。

「でないとこっちが危ないのっ!」
ところが一方ではローズのおかげでレイチェルがピンチに。
う〜ん、でもあれは無理もない。私がレイチェルだったらもっと怒り狂ってる。
ケイトは庇い立てするならちゃんとローズの面倒を見るべきだと思うよ。
でもこれでローズがレベルアップするならますます重要キャラになるのかも。

「年を取るとその体力もなくなるからね」
あー、これはマジで思うわ。何かに向かい合ったり立ち向かうエネルギーは
本当に大変で、一方経験値があればそれを回避する事も出来るようになるから
そりゃ普通は避けられるならわざわざぶつかりに行ったりはしないもんな。
何しろ私、スタミナゼロなので人生はできればお気楽極楽に生きたいです。

背伸びしてエスプレッソを飲もうとしたレイチェルと、コニーアイランドで
屈託のない笑顔を見せたケイト。4人の中ではどちらかというと大人の2人が
どちらも大人の男に子供らしい素顔を見破られる対比は面白い。

「僕、ケイトに会うんだよ?」
なのにエルベはリーズに学生証を見せたりして相変わらず意地悪全開。
ケイトに渡さなきゃいけないものってたぶん交換日記のことだよね?
コニーアイランドでケイトたちを張ってた刑事2人の所在のなさに笑った。


第14話 戦う理由
2006/1/16

「おばさま、私はそろそろ限界です」
理事長の姪らしきポーラはケイトたちと同じなのではなく、新しい体に
なった彼女たちを学園の中で守っているウォッチャーだったらしい。

「うぉ〜、グレイスだぁ!」
冗談っぽい会話が相変わらず自然。何しろどんなアニメでも日常のまったりに
どうも抵抗感を感じてしまう私。でもRED GARDENの日常描写はとても好きだ。
4人それぞれのキャラクターがちゃんと立ってるのに、いつもいつも4人で
一緒にベッタリじゃないし、制作サイドの目指すアメリカのテレビドラマ
みたいなポップな雰囲気が出てて飽きさせないからかもしれない。

ローズとケイトはジャンプの特訓中。クレアもバイト中に腕立てしたり。
深夜なのに店に訪ねてきてくれたユアンには車の修理を頼んだりして
ちゃんと友情の修復ができたみたいでよかったよ。
それにしてもニックは妻帯者だったのか!ビックリ

急にネコがきたから」
ケイトは徐々にジャンプの極意を掴みつつあるようだ。
役立たずだったローズも特訓によってついにバトルで成果を発揮し、
ケイトもレイチェルもビックリの大ジャンプを見せて見事犬男を撃沈。
レイチェルを守りきったよ。進歩したよ。レイチェルも彼女の努力を
陰から見ていたのでわだかまりを解き、仲間として認めてくれたようだ。

「ローズよりは軽いはずなんだけどな…」
ドサクサに紛れてブツクサ言うクレアに笑った。
そういえば一番闘う術を心得てるのにクレアはまだ飛んでないね。
むしろ自力で戦えるからこそこういう力が開花しないのかもね。
そのクレアに金を貸した兄ディックは見るからにヤバい状況に…
あーあ、ホント、一攫千金を狙う人って気が知れないわぁ。

「多分もう…助からないと思う」
ミレーユがもはやほとんど発病したも同然の今、残る女性は妹アンナだけ。
ルーラたちもドロルにはもうじき女性がいなくなるので、今後は彼らが
どう出てくるかか…と先行きを危惧してるようだ。

エルベはミレーユと同じ病に苦しむ妹のためなら戦うと、
その戦うべき相手に宣戦布告ともとれる宣言をする。
ジェシカはケイトに、刑事はエルベにせまりつつあるけど、
段々と包囲網を狭めてきてるようなそうでもないような…
ホント、ものすごい急展開じゃないのに毎回なぜか眼が離せない。

「ってか、男が払うってことなんだけどね」「はー?フザけんなよっ!」
全然関係ないところでの男2人のフツーの会話が面白かった。


第15話 悲しみと、怒りと…
2006/1/23

「あんたたちはクソのような実験に夢を見て、この子たちを見捨てたんだ!」
心停止したミレーユは母親のように起き上がり、獣のような姿で牙を剥く。
そして黒いスーツの男たちに寄ってたかって滅多打ちにされ、果てた…

それを見ていたたまれずに走り去り、非常階段で泣き崩れるエルヴェには
思わずもらいそうになってしまったよ。いつも自信に満ち溢れてるような
役が多いせかあまり泣き演技を聞いた事がないけど、コヤスもうまいなぁ…

一族最後の女性として残されたアンナももはやいつ発病しても
おかしくないのに、周りは既に新しい可能性に目を向けている…
自分にとってかけがえのないものが他人からないがしろにされるのは
確かに辛いこと。ならその可能性を消してしまえば、もう一度アンナに
治療の情熱を傾けてくれるはず…そう思ったのかどうかはわからないけど、
エルヴェはリーズを訪れ、その細い首に手をかける。

「エルヴェ…あなただったのね」「そうだよ、僕だよ…」「よかった」
リーズが語り始めたのは失われた記憶。陽の光を浴びながら、
コニーアイランドで笑いあい、語り合ったあの日の事。
「きみも…きみも犠牲者だったね」
ってか女子高生とデートといえばコニーアイランドなんだなエルヴェ…

ああ、そういえばあの回想シーンではケイトやリーズを殺したのは
エルヴェのような雰囲気だったので勝手にそう思いこんでたけど、
実は本当のところはまだ全然不明なんだよね。まさかとは思うけど、
たとえばあの学園はアニムスの牧場で、検体をピックアップして
殺し、新しい体を与えていた…な〜んてこともなくはないのか?

ようやく明るい兆しが見え始めたのに、人を殺していることを
見られたこと、リーズとの交換日記が見つかったことなど、
完全にエルヴェの手の中で転がされ始めたケイトが哀れ。

でもそれは他の3人とて同じ事。
ローズの父親が一ヶ月前までは存在してたらしいことはちょっと意外だった。
でも思った以上に粘り強く探すローズにつきあってあげてる友達が偉いなぁ。
レイチェルはアマンダの挑戦以来、ルークとは今までどおりのつきあいが
できなくなっているところで、仲間にニックとの夜のコーヒータイムを
見られてしまう。アマンダにとっては願ってもないチャンスだなぁ。

だけどケイトと同じくらい…いや、もしかしたらケイト以上に不幸だったのは
クレアだよなぁ。ようやく連絡が取れたランディは相変わらずノーテンキで、
死神の鎌が首にかかっている事に気づこうともしない。クレアが父を憎むのは
どうやら彼が母親を見捨てたからとのことだけど、ランディはあれは事故だと
とりあわない。いざとなれば親父に頼んで何とかしてもらうさとうそぶいてる
ランディの姿に、うわー、なんかひしひしと嫌な予感がする…

「何か話したいことがあるようだな」
エルヴェはあの屋敷の庭に自分の会社の薬をバラまき、そしてゴールには
リーズの学生証を置く。だけどそんな事をして会社を窮地に追い込んでも
逆にアンナの治療には差し障りがあるような気がするんだが…

やがて不安を募らせて父に電話したクレアに、自分を信じ、友達を
信じ、父を信じていた兄が自殺したという最悪の報せがもたらされる。
今回はさりげなく兄妹の二つの形が対照的に表現されていたのもいいね。

ジェシカもポーラに詰め寄り、溜めに溜めてた事態が動き始めそう。
スタッフの力量が足りない作品では、こういう溜めてる間はもう
ただただ退屈な事が多いんだけど、この作品はそれがないんだよね。
予告ではエルヴェや理事長が何やら激しい動きをしていたので気になる。
次回も楽しみだなぁ。


第16話 哀しい嘘
2006/1/30

「ホントのこと話してくれて…ありがとう」
ルーラとJCの親密な雰囲気は同僚にしては遠慮がなさ過ぎるし、恋人にしては
距離感があるしとなかなか不思議に思っていたのだけど、姉と弟だったのか…
実はアニムスがドロルとは逆に女性しかいないのが呪いに関係あるのかもと
何度もレビューに書きそうになりながら歯止めになっていたのがこのJCの存在。
(もちろん死体処理班はフツーに黒服の男性だったのでこの仮説自体が怪しいけど)
実はあの戦いの場にいた者たちの中で、JCだけが本当の人間だったんだなぁ…

しかし今回はもう初っ端からクレアとパパの迫真の親子喧嘩のすさまじい迫力に
息を呑んだね。これまでクレアがユアンやランディに話す「父親像」によれば
仕事最優先の金持ち、子供であろうとも非情に切り捨てる冷徹な守銭奴、子供が
家出しても心配一つしない無関心と、多分イヤな奴なんだろうと思ってたのに
ちょっとイメージが変わった。精神を病んだ妻をどう扱っていいかわからず、
家出した娘が何を怒っているのかわからず、息子の能力をきちんと測ることが
できないまま金を貸し、それによるピンチを見抜けず危機一髪…というような
ついつい自分がラクできる仕事に逃げてしまう不器用な紳士のように見えた。
こういう片方からだけ見た場合の逆転的印象づけもすごく面白い。

そして特筆すべきはクレア役の沢渡。見事なまでの怒りのキレ演技を見せつつ、
本当は大好きなパパにかまって欲しい、自分たちを大切にして欲しい、自分を
愛して欲しいのだという子供らしい欲求をぶつけ、複雑な感情を乗せている。
そして父にはこの信号を受け取るだけの力がなく、だからこそ幼い感情は
ますます怒りともどかしさを募らせる。それをまた優しいユアンがちゃんと
受け止めてるのがいいんだよな。クレアもまだ未成熟な女の子なんだなという
この冒頭シーンは映画でも見てるようだった。本当に素晴らしかったなぁ。

今回は他にも全然予想もつかない事が多かった。
前回ポーラに釘を刺されたジェシカがケイトを呼び出した時は、ついに秘密に
迫るのかと思ったのに、実はケイトが脅されて売春でもさせられてるのではと
とんちんかんながらも本気で心配してくれてたみたいでちょっと泣きそうに
なったし、見つからないんだろうなと思っていたローズの父親も見つかった。
ローズの父親は借金を理由に帰れないと言ったけど、もし自分が発症した時に
家族を殺さないようにしてるから…とも読み取れるなぁ。

一方秘密を言って欲しいルークと、言えないレイチェルはついに決裂。
この「話せない」事による決裂を描いておいて、最後に秘密を共有した事に
よって深く繋がった姉弟愛を対比させるなんてまた憎らしいったらないよ。

刑事たちもまた一歩真実へと近づいている。連続自殺事件の少女たちの直近の
写真は、どれも死体になった彼女たちとは違う…ピアスホールがなかったり、
ショートにしたはずの髪が長かったり…それでもリーズは別人だってば。

負ければ終わり。でも勝っても終わりなんだ…
エルヴェはケイトを呼び出し、彼女たちがアニムスに都合よく操られ、
彼らの目的のために無理やり戦わされている事を告げる。
エルヴェ曰く、戦いが終わって勝っても、これまでの記憶が消え、全く別の
人間になって永遠に年を取らない今の体で生きていくしかないのだとかマジ?
エルヴェが全てを知って近づいていた事を知り、愕然とするケイトは得意の
ジャンプで逃げようとするけれど、エルヴェもあんなに身体能力が高かったの?

しかしここからはあまりにも怒涛の展開過ぎてあっけ。
ルーラはレイチェルたちに応援を求め、駆けつけた理事長と黒服の女たちは
ものすごいアクションでエルヴェに襲い掛かる。ところがエルヴェもそれこそ
犬のように四つ這いで逃げて応戦し、やがてエミリオが加勢にやってくる…

って、何この大迫力バトルアニメ。ってか理事長強ぇー!
作画も動画もすごすぎるんだけど。でもむしろこの全く想定外の流れの
激しさに、ただただあんぐりと見守ってるだけという感じかなマジですげぇや

「やられちゃったよ…姉さん…」
JCはルーラを庇い、エルヴェに腹を貫かれて絶命する。
弟の命が消えていく事に成すすべもなく、あなたがいなくなったらダメなのだと
半狂乱になって泣き叫ぶルーラの言葉が胸を突き、しばらく動けなかったよ…


第17話 真実
2006/2/6

「あたしね、して欲しいことばっかり考えてた…」
純粋に自分が父に会いたいから、家族の面倒を見るのは父親の義務だから、
家族を捨て、黙って出て行った父への怒りとか…ローズが父を探す理由は
色々と推測できるものの、漠然としていて特に深く考えていなかったので、
「もし自分がいなくなったら、幼い弟妹のことを頼みたい」
という本当の目的を聞いて、いきなりガツンと涙腺に来るものがあった。

その前にケイトがエルヴェの言った事が真実であると知り、それをクレアに
打ち明けたシーンがあったので、これは辛いよなぁ…という気持ちを見事に
覆す脚本と演出が実に素晴らしい。こまやかだけど、ここまでローズの行動を
ちゃんと見せておきながら、何しろ他のキャラのドラマ性が強すぎたせいで
考えを及ばせない事まで計算なんだろうな。大したものだ。物語の背骨は
どんな事があってもちゃんと「できている」ことがいかに大切かよくわかる。

病弱な母、既に死んでいていついなくなるかしれない自分。
ローズが臆病なのは残していく者がいるからであり、そしてまた
ローズが強いのも守るべき者がいるからであり…「ほんと、すごい」

記憶を失って永遠に生きる事になることを隠していたのは、弟を失い
意気消沈するルーラの考えだったそうだ。数え切れない出会いと別れを
繰り返し、記憶を失う辛さがどんなものだったのかも忘れてしまったと言う
あのメガネの美人先生はアニムスの中ではどんな位置にいるんだろう。

勝手な行動を取ったエルヴェは伯父さんに捕らえられて地下牢に…
って、なんでこんな施設があるんだかこの会社は。
クレアに正体を知られたてしまった事で、エマの前から姿を消さざるを
得なかったエミリオもまた、エルヴェのおかげで全てを失ったと憤る。

しかしエルヴェは恋人の代わりはいるけど妹の代わりはいないと言い切る。
まぁね、まだ幼いのに呪いで血を吐き、しかも医師たちには見放されて
死んでいこうとしてるアンナは確かに可哀想だけどさ、それを差し引いても
エルヴェの思いは自分勝手すぎるだろう。エミリオは人がいいよなぁ…

しかもそのエミリオはエマに近づいたのもアニムスの自分をだますためと
ケイトに誤解されちゃって「あいつら」呼ばわりだもんね。可哀想だなぁ。
もうこのままいくとエミリオにはエマの眼の前で変身して彼女を殺しかけ、
ケイトに殺されるという悲惨極まりない運命しか待ってないような気がする。

「やるわよ、あたしのおさがりで悪いけど」
久々に参加したパーティでいちゃつくアマンダとルークにからむレイチェル。
アマンダがルークを庇う気持ちもわかるし、その姿に苛立ち、芝居臭いという
レイチェルの言葉もわかる。なのに飛び出したレイチェルが追ってきた足音に
思わず期待して振り向く姿がせつない。いいヤツなんだけどどうにもスマート
じゃないところがサムの可哀想なところ決して運が悪いんじゃないんだよな…
いつもニックとひと時を過ごすコーヒーショップももう閉店。寂しいんだけど、
でも今はニックともなんとなく距離を起きたいレイチェルの気持ちがわかるね。

「でも、叫べないんだぁ…」
黙っていようと決めた矢先、レイチェルとローズにもばれてしまった真実。
守りたいものがはっきりしているローズは怒りを隠せずヒステリックに叫ぶ。
父との関係、生きて行くためには必死に働かなければいけない事に疲れている
クレアもやっぱり「どうでもいい」とは思えないし、傷ついたケイトだって
眼の前で泣き崩れるエマを見れば自分のことだけ嘆いてるわけにはいかない。
レイチェルがそれでもいいと思ってるのも今は自暴自棄になってるからで、
大切なものに気づければそんな事は言ってられないはず。

エルヴェとエミリオは記憶が戻りつつあるリーズを連れ出し、
刑事たちはJCが死んだ現場にルーラの靴のかかとを見つける。
これだけ材料が整ってきたのに、相変わらず物語の終結点も
決着点も予測できないんだよなぁ…


第18話 わずかな、望み
2006/2/13

「ちゃんと生きていきたい…」
召集に応じないローズを呼び出すケイトたち。
ローズもあんなにビビるなら携帯の電源は切っとけばいいのにね。

1人でヘコんでるだろうローズを放っておけないと言うケイトはともかく、
レイチェルもクレアも以前とは違ってローズを心配し、ローズもみんなが
決して連帯責任のためだけに来たんじゃないと疑いの心を晴らしていく。

鉄の女に見えたルーラは、真実を告げなかったのではなく、告げられなかった。
何もかも忘れてしまうという事に自分自身が整理をつけられていなかったのは
誰よりも愛する弟の存在があったからだろう。ローズと同じように、弟の事を
忘れてしまう事に耐えられないために、ケイトたちにそれを伝えられなかった。
もし彼女たちに詰め寄られたら自分にもその現実が迫ってくるからとはいえ、
どっちにしろ「元の体に戻れる」なんてウソをつくなんて残酷な事だよな。

しかしそんなことよりええい、「JCは自分たちのように蘇らないのか」と
泣き崩れているルーラに聞けよと画面の前でツッコんでしまった私は鬼ですか?

エミリオと共にリーズを連れ出したエルヴェだけど、元々はどういういきさつで
2人が出会ったのかはまだ不明。エルヴェは一族がリーズを失えば、伯父たちも
今までと同じようにアニムスを倒して呪いを解くこと(=アンナを救うこと)に
路線を戻すと思ってるようだけど、それならやっぱりリーズを始末した方が
効率的だったんじゃ…まぁそんな事したら今度こそエルヴェも殺されるかも
しれないけど、少なくとも望みが絶たれればアンナの治療は再開されるかも。

「そうだね…ユアンはあたしのこと、忘れないだろうね…」

自分はいつだって1人だと思ってたクレアも、こんな事にならなければユアンの
気持ちにも店長の優しさにも仲間といる心地よさにも気づかなかったと言い、
ローズも家族のこと、親友、マーケットの特売日、洗ったシーツの匂いを
覚えておきたいと言う。それは多かれ少なかれ、レイチェルたちだって同じ。

全ての記憶を忘れることは怖いし哀しいしイヤなことだけれど、
自分に関わった人たちは自分のことを忘れずに覚えていてくれる。
それは家族はもちろん、友達、恋人、バイトの親父や先生だったりする。
今はそんなわずかな、かすかな望みでも繋げたい。一人ぼっちじゃないと。

リーズの墓の前で、死んでしまったリーズのことを忘れない自分たちを
実感し、その瞬間が来るまでは諦めずに精一杯生きることを誓う4人。
けれど死んだはずのリーズは今まさにコニーアイランドの冷たい海の中で
この事件を追い続けてきた老刑事の断末魔の血を浴び、恐怖に叫んでいた。

いや、もう本当にここで殺されるとは思ってなかったのでびっくりした…


第19話 届かぬ想い
2006/2/20

てっきり今後は前回殺された老刑事に代わって捜査を進めていくんだろうと
思ってた刑事ニールが撃たれた時は「えっ!?」と思わず声を上げてしまった。
いやいや…だって…え〜〜〜〜〜?いやぁ、容赦ない。いいな、こういうの!

リーズを運んでいた黒いバンが突然事故を起こしたのが、リーズが
発症して中の黒服を皆殺しにしたからというのもビックリだった。
バンの中の血まみれの死体が暗くてよく見えなかったんだけど、
DVDでは明るくなってもう少し見やすくなるんだろうか。

そのDVDのCMに、ついにローズ・バージョンができてて吹き出した。
ってかこの作品は最初の頃いきなり歌いだすヘンテコ演出があったけど
最近はさすがにそれはなくなったよね。監督は反対だったらしいけど、なら
誰だアレ考えたの。でも松尾監督もあんなCM作るんだから結構ノってるよね。

「ごめん…」「本気なのか」
2人で静かに語らったのは、出会いと、恋に落ちた時と、互いの想い…
てっきりレイチェルはルークにすがると思ったのに、辛い気持ちを最後まで
隠してキッパリと断り、誰も見ていないところで1人泣く姿が痛々しかった。

「愛してるわ」
一方ルークとは逆に全てを知りながらケイトを助けられない事にジレンマを
感じて苦しんでいたポーラ。そこまではいいんだけど愛の告白はキモいっス。

クレアは雪の日の思い出を失って、雪を冷たいものとしか思わなくなるのかと
抽象的な事を語るけれど、何も知らないはずのユアンは「でも雪は綺麗だ」と
まるでルルーシュみたいなことを言う。そうだね…雪は変わらない…

あまり状態がよくないなんて言うからドキドキしてたのに、ランディは
元気そうでよかったよ。父親はランディの発想やアイディアを褒めてくれ、
もう一度ちゃんと勉強しなおしてやり直せるように先生をつけてくれたとか。
やっぱりこのとーさん、不器用なだけで決して非道な人間ではないようだね。
確かに肝心な時にいてくれる事も大切だけど、だからってパパが子供たちを
見捨ててるわけじゃないことをクレアが気づいてくれるといいんだが。

そしてローズはがむしゃらに働く父の姿を雪の中見つめ、ついに倒れてしまう。
でも彼女たちアニムスの体って医者に診てもらっても大丈夫なのかな?

雪の中でタクシーを待ちながら、レイチェルとクレアがくしゃみをする
ローズをほったらかしで陰険な漫才を始め、それをケイトがフォローする
4人の会話がすごくよかった。何より本当にNYの寒さが伝わってきたよ。

リーズが発症したのはアニムスの体にドロルの体液を注入したから…
って、体液って事は、もしかしてもう人工受精させたって事なのか?
この失敗で伯父たちもやはりアニムスに攻勢をかけて呪いの書を取り戻す
本来の方法に立ち戻ると踏んだエルヴェの元にはケイトからの電話が入る。

拉致られたケイトは一体何をされてしまうのか。
救出に向かうエルヴェたちが正義の味方のようになってる展開に笑う。
あとあの事故の時の野次馬の派手な頭の人はEDを歌ってるL.M.Cの
ヴォーカルを模してるんだろうと思ったら声も本人が当ててたんだなぁ。


第20話 残された部屋
2006/2/27

「RED GARDEN」 -第20話 残された部屋-

「だからわかってないんだよなぁ…やだやだ」
年頃の乙女心がわからないパパへの言葉か、頑なだった自分への言葉か…
ツンケンしながらも自分で歩み寄って行ったクレアと、今回は逃げずに
ちゃんと向き合って娘を受け止め、彼女を大人として扱ったパパに乾杯。
精神的に自立しようとする娘に帰って来いなどと無駄な事は言わず、けれど
いつだっておまえを心配してるんだよと伝えられたなんて素敵じゃないか。

ランディのアイディアは確かに素晴らしかった。それがなぜ失敗したのかを
確かめ、もう一度正そうとしていたパパ。確かにこういうのは女性が求める
優しさとは違うものだけど、だからといってそれが必要ないわけじゃない。
男と女の違いはポジティヴに捉えればとても面白いバランスを保ってる。

やっぱりローズを普通の医者が診察すると、生体反応として体温が低過ぎたり
状態が悪かったりと色々ヤバいんだな。クレアが父親と心を通わせる事が
できたささやかな幸せを噛み締め、ローズもまた寂しさを感じつつも父の
優しさにくるまれていた頃、ルーラから3人に最悪の知らせが入る。

でもそのヤバい体のおかげなのか、麻酔をかけられて朦朧としつつも
ケイトは意識を失わず、隣に横たわるのがリーズである事を知る。
そこに飛び込んで助けてくれたのはエルヴェ…じゃなくてエミリオだった。

けれどケイトにとってはドロルのエミリオはアニムスの自分に近づくために
姉の心を弄んだ男としか映らない。ケイトとリーズを救おうとして襲いかかる
黒服と戦っていたエミリオは、やがて仲間の1人に背中を刺されてしまう…
って、いやぁ、もちろんその展開は物語上は決して不自然ではないんだけど、
それにしてもホントに報われない男だなぁ…
しかもさらに動けなくなったエミリオはケイトとリーズを連れ出されて
手術を邪魔されたと怒り狂うマッドDr.にとどめを刺される始末(泣)
ホントにもうトコトン報われない男だ…

「ただの腐った裏切り者だ!」
エルヴェはエミリオを殺された事で怒りに燃え、そのエルヴェが私情にまかせて
反逆を繰り返し一族を危険な目に合わせていると断罪し、除名した伯父さんが
弱ったアンナのことを「もうダメだ」と吐き捨てた時の冷たさは見事。
途端にエルヴェはメスを取り、伯父さんの腹を刺してしまう。

ちょっとちょっと、簡単に殺し過ぎだってば!あっけなく死に過ぎだってば!
あまりの速攻ぶりに刑事の時とは違って驚くよりぽかんとしてしまったよ。

しかもまた血を浴びてしまったリーズは発症し、ベンダー先生に飛びかかる。
発症してもなぜか元に戻れたりするだけでも、犬男やミレーユたちとは
違うと思うんだけどどうなんだろう。ベンダーの喉笛を食い千切り、
血まみれの口元のまま、高層ビルの窓を破って飛び出していくリーズ。

今回ルーラに召集されて会社に忍びこんでたローズたちって結局あんまり
役にはたってなかったよね。まぁ逃げ出したケイトを保護させるためと、
エルヴェたちドロルの内紛やリーズの変わり果てた姿を見せるためか。

リーズが自分たちと同じ姿に発症して夜の闇に消えて行ったことで、伯父や
ベンダーたちの実験は決して成功などしておらず、希望ですらなかったこと、
自分たちの呪いを解くには、アニムスの呪いの書を手に入れるしかないのだと
仲間をアジるエルヴェ。その呪いの書の在り処はルーズベルト島の学院内…

「仮の姿を与えられるのは女だけ」
だからJCは死んでしまったらもう蘇らない。
蘇った少女が生きる意欲を持たず、戦う心を失って消滅してしまうと、
次の仲間を補充して戦い続けてきたと語るルーシーは、見た目は若いけど
実は理事長よりも年上なのだとか。まぁ喋り口調などからは窺えたけど…

「死にたい…早く死にたい…」
アニムスにかけられた呪いは、自由を奪われ、何もできないままに
永遠の命を生き続けなければならない地獄のような状態なのだそうだ。
薔薇乙女人形のように動けない金色の髪のメアリーはその最年長。
彼女たちは動く事の出来るケイトたち「仮の命」を与えられた死体に
呪いの書を取り返してもらうため代理戦争をしてもらっているようだ。

もしかしてドロルはこの残酷な「不老不死」を自分たちに都合よく
解釈して、迂闊にも呪いの書を奪いとったのかもしれないね。
そもそもメアリーたちがなぜそんな呪いを受ける羽目になったのか、
そんなイヤゲな呪いなんかをかけたのは何ものなのかは全く不明。

リーズたちが殺された場所がエルヴェの屋敷で、エルヴェのイメージが
あった理由もまだ全然わからないし…う〜ん、キャラはどんどん死んで
スッキリしてきてるのにおい、逆に話はどんどん混沌としてきてる気がする。

いよいよレイチェルが歌うDVD販促CMも開始。となると次週はクレアか。
ところでクレアとの掛け合い中にパパがセリフをミスったのをそのまま
生かしたのは、やっぱりプレスコならではの臨場感的演出なんだろうか。


第21話 最後の朝
2007/3/6

最終決戦前夜。
決意を新たにするこの瞬間はバトルものでは最も盛り上がるクライマックス。
ってかまさかこの作品がバトルものとは全く思ってなかったのになぁ…

やっぱりジェシカは裏がなくて、点数稼ぎのターゲットだったポーラが
ケイトを可愛がる事に単純に嫉妬していただけだったのはホッとした。
彼女がケイトと笑いあう姿には、時間をかければ友達になれたかなという
哀惜を残しつつ、ケイトは見守り続けてくれたポーラと最後の夜を過ごす。
ポーラがユリユリしてなければこれも結構いい感じの展開なんだろうけど、
でもケイトが家族とクリスマスを過ごさないというのはちょっと違和感。

親友のサラと最後のお喋りをしながら、大はしゃぎの弟妹と一時帰宅した
母…この温かさを「ちゃんと味わおうと思って」優しい眼を向けるローズ。
バジル入りのチキンが好きなサンタさんを待ちわびて、毛布に包まって眠る
家族を残して旅立とうとするローズの眼の前に、両手にプレゼントを抱えた
サンタが立っていたというあまりにもベタな演出に、何かが眼から出てくるよ…

「レイチェルらしいレイチェルって、いいね」
レイチェルはオシャレで綺麗なドレスをまとい、凝りに凝ったネイルで
パーティ会場へ。あたしの真似はもうできないのよ…きゃあきゃあ騒ぐ
友人たち、サム、そしてアマンダとルークたちに人知れず別れを告げる
レイチェルが寂しい。レイチェルらしいという言葉がどれほど痛いか。
その自分はもうじきいなくなる。今の自分はどこにも存在しなくなる。
その辛さと怖さを隠して、レイチェルは「地球の平和のために」戦うため、
振り返らずに手を挙げる。周りなんか気にせずに、前を向いて、大股で。

そしてクレアは恩返しの掃除をしてバーガー屋に別れを告げる。
「これ…とっとけ」
厄介者がいなくなるお祝いだ…最後までツンデレを貫いた親父に拍手。

荷物運びを口実に呼び出されたユアンは相変わらず愛すべきニブチンで、
この後用事がないんだよなぁなんてガキ丸出しだけど、それはクレアも
同じこと。まったく、お互いの気持ちは決まってるのに、クリスマスを
二人で過ごそうと言うまでになんでこんなに時間がかかるのやら…

美味しいレストランでたらふく食おうと夢のメニュー食い。
色気より食い気なのが2人のかわいいところだけど、クレアがその店で
流れていた曲が好きな父を思い出し、母やランディと一緒に過ごした
幼い頃を回想するシーンはよかったなぁ。ってかクレアめちゃ可愛い。

クレアはどうやら全部平らげたらしいユアンを連れて高級住宅地に入る。
そしてやっと心を通わせる事が出来た父と、眼を合わせて最後の別れ…

今回全員それぞれに別れがあったけど、クレアは特に盛りだくさんだった。
CMもついにクレアVer.解禁。「お金貯めるわ」にウケた。苦労したもんなぁ…

ルーラは葬儀会社を仲間に任せて決戦へ。
当然社員たちも事情を知ってるわけで、また戻って来いと言ってくれるのが
温かい。ルーラは冷たく見えるけど、何しろ的確なリーダーシップがあるから
皆に慕われてたのかな。雪の中、ルーラが弟の墓に添えるのは小さなリース。

エルヴェもまた、もう返事も出来ないアンナにプレゼントを持ってくる。
決戦は明日の朝…結集したドロルは総勢43名。全員で攻め込み、勝つ。
コヤスのやけにハイテンションなメリクリぶりが乾きすぎてて怖いよぅ。

ポーラに別れを告げるケイト、ブラックコーヒーで気合を入れる
レイチェル、最後にサンタを家族に会わせる事が出来たローズ…
そしてクレアもまた決戦の地へ向かうための旅立ちの時間を迎える。

結局満腹のままグースカ寝てしまったというユアンのあまりのらしさに
笑ってしまったけど、多分眠らずに一晩中そんなユアンの寝顔を見ながら
思い出を反芻していたんだろうクレアに、ユアンは朝食をおごると提案する。
別れ難い時、人はこんな風に相手をなんとか引きとめようとするものだけど
今はこのユアンの言葉だけが、過去の自分と未来の自分を結ぶ唯一の絆。

「じゃあね」「おう、またな」
クレアからユアンへの、最初で最後のキス。
本当は大好きだった。本当に大好きだった。そんな気持ちをこめたキス。

事態が飲み込めず、キスされながらきょとんとしてるユアンが実に可愛い。
でもクレアにとって、これは感謝をこめたさよならのことばでもある。
これまでクレアがユアンに救われる場面を何度も見てきただけにせつない。
今のクレアがユアンに「また」会える事はない。会えたらいいのだけど…

「何持ってきたの?」
ああ、私も思い出の品を全部持ってくるという事は全然考えてなかったよ。
ポーラは4人の親しい人たちのアドレスを記したメモを用意してくれていた。
意味はないけど、気休めにしか過ぎないけれど、想ってくれる人がいる事が
とても嬉しい…秘密を隠しとおすために辛い思いをしてきた自分たちを、
それでもちゃんと見ていてくれた人もいたことが、今はたった一つの支え。

そして決戦へ。
ってかアニムスもなんかやたらいっぱいおる〜!あんなにいたのか!
アニムスでありながらドロルというリーズもまた、この地を目指している事が
何かカギになるのかもしれない…果たして待つのはどんな結末なんだろう?
放映打ち切りを吹き飛ばす、見事なまとめと盛り上がりに期待してしまうよ。


最終話 光
2007/3/13

「何度でも殺してやる!」「何度でも生き返ってやる!」
あなたたちは、死んだのよ…
そう言われてからずっと闇の中を歩いてきた4人の戦いに決着がつく。

待機中の4人がおなかがすいたなんて暢気な会話をしていると、
突然駅が爆破され、戦闘の火蓋は唐突に切って落とされた。
犬のような動きで高い身体能力を持っていてもドロルはあくまでも人間。
およそ戦闘とは縁のない女性にしか見えなくても、アニムスは泥人形。
両者は激しくぶつかりあい、殺し合い、消し去りあう。

主人公たちが戦いが最も激しい前線ではなくてむしろ後方にいるのは、
物語としてはちょっとなぁと思うんだけど、ルーラの気遣いで4人が
一番安全なところに配置されたとなると納得するしかないのかなぁ…

「イヤな…男」
既に瀕死のアンナを抱いたまま戦場にやってきたエルヴェは、
ケイトの怒りを受け、同じように深い憎しみをたぎらせる。
「臭うんだよ!おまえら臭いんだよっ!!」
女の子たちの心をえぐリ出すような残酷な言葉を吐き散らすエルヴェ。
負けじと、その子を見ろよ、もう救えないと言い返すクレア。

互いを否定しあう二組には、もう言葉も想いも交錯する事はない。
最近は「相容れなくてもやっぱり言葉で分かり合える」みたいな
ぬるい展開の作品が多いので、どうしようもないところまで行ったら
やっぱり殺しあうしかないのよねというのは容赦なくていいかも。

襲われたローズを守るレイチェルとか、ケイトの首をぎりぎり絞めながら
また冷たくなっていくよ…と言うエルヴェの狂気とか、戦闘も盛り上がる。
おまえたちは薄汚いまがいもの…人間である自分たちには先に待っている
未来が、おまえたちにはない。あるはずがない。あってはならない。

結局本編でははっきりとは描写されなかったけど、今回エルヴェがケイトに
「また殺してやる」と言っているので、彼女たち5人を殺したのはやっぱり
エルヴェ(ドロル)なんだろうな。まずはアニムスの本拠地の生徒である
リーズに近づいて殺し、リーズの消息を追ってきた4人も殺してアニムスに
新しい体を用意させ、強奪したということか。もう1話あれば描写できたと
思うけど、でも今までもしようと思えばいくらでもできたなぁとも思うな。

作り物は形が変わらない不器用な存在だ未来は壊れるだけの先がない物だ!」
アンナを守って戦い、消耗しながらも、追ってきた4人を撃退するエルヴェ。
「生きる力」のぶつかり合いだからこそアンナの為に生きるエルヴェは強く、
レイチェルたちは吹っ飛ばされてケイトは再び追い詰められる。

「低俗な魂は…ふてぶてしいな!」
駆けつけたルーラは、貫かれたJCのようにエルヴェの脇腹を貫く。
けれどエルヴェもまた傷だらけのルーラに致命傷を与え、先へと進んでいく。
これが、生きる理由がまだ目の前にあるエルヴェと、既に愛する者を失った
ルーラの差なんだろうか…今際の際のルーラを抱くのはレイチェルだった。

「ごめんなさいね…」
今更謝られたって困る…怒りと憎しみと哀しみをぶつけた相手。
こんな事に巻き込んだんだから、生きて責任を取れと叫ぶクレア。
今あなたが死んだら、私はあなたを許してしまう…ケイトは言う。
生きる事は、少しずつ死んでいくんじゃない…
「少しずつ、歩きながら、走りながら、生まれていくことなのよ」

ルーラの最後を看取り、途中でリーズと再会した4人は瀕死のエルヴェを追う。
完全に発病したアンナは、狂ったように傷ついたエルヴェに噛み付く。
アンナ…アンナ…アンナ…アンナァ……
全てを失ってでも一番守りたかったものを自ら縊り殺すエルヴェ。
「おにい…さま…」

僕はね、妹のためなら生きられる…エルヴェのこれほどまでにタフな生命力は
その執着、その強い思いと願いでつながれていた。けれどアンナが死んだ時、
理由を失った命も尽きてしまう…妹の傍らに寄り添うように、静かに倒れて。
ケイトが近くに寄った時、エルヴェが最後の力を振り絞って襲い掛かってきて、
リーズがケイトを庇って犠牲に…と一瞬考えたけど、残り時間が僅かだったので
ないなと思い直した。もちろんそんなのなくて、エルヴェはおとなしく死んだ。

先生も理事長も塵と化し、ルーラもルーラの仲間たちも消えていった。
結果として、ルーラの配置のおかげで最も戦闘する機会が少なかった4人が
勝者として呪いの書を手に入れ、薔薇乙女メアリーの元へやってくる。
勝てた理由はエルヴェの自滅だったので漁夫の利と言えなくもないけどね。

「これで、私たちは死ぬ事が出来るわ」
こえーよ!動けないとか言ってるのに自力で立ってるよ!

「私たちは、生きるわ…」
それが永遠であっても、記憶を失ったとしても、生きていくわ…
5人はまるでこれから遊びに行くかのように光の中へと歩いていく。
起きたらどうしようか?まずは何か食べて…それからゆっくりしよう。
でもきっと大丈夫…だって、私たちは1人じゃないから…

去年の夏ごろに企画を見た時から見ることを決めていた作品だけど、当初は
「NYで起きた連続少女死体遺棄事件…自殺か、他殺か?」みたいな煽りしか
なく、少女たちが友人の死の真相を追っていくサスペンスものかなと思った。
そのうち段々と全員死んでいると告げられるとか、戦いなさいなんて煽りが
加えられ、完全に「???」状態に。まぁ見てみればわかると見てさらに
「?????」だったけど、結果的には見てよかったし、とても面白かった。

歌演出やら個性的なキャラデザやら独特の演技のプレスコやらと、物語もやけに
セオリーどおりだと思うと思いがけない型破りだったりで楽しませてくれた。
そのくせこの作品を他人に勧められるかと言われたらかなり難しい…
「呪い」だの「死体保存」だの「犬病」だの「新しい身体」だのと、
ホラーなのかファンタジーなのかSFなのかすらジャンル分けが出来ない。
やけにリアリティがあったりもするので余計な混乱する。

謎もてんこ盛りで残されちゃったなぁ…
そもそもメアリーたちが人形になった理由であるアニムスが受けた呪いは
一体誰がかけたのか?ドロルはなぜアニムスの呪いの書を盗んだのか?
ならばドロルにのろいをかけたのは誰?本を奪われたアニムスなのか?
エルヴェがケイトたちを殺した理由も推測した内容でいいとは思うけど、
確たる事は語られなかったし、ケイトたちの身体が何で出来ていて、
なぜ呪いが解かれた後も記憶を失って生き続けなければならないのかも
唐突に出てきた設定だったのでちょっとわかりづらかった。

あの場所が学園だった理由もわからない。あとで学園を作ったとしたらやっぱり
アニムスを選別する畑だったのか?だったら女子高でいいような気もするし…
ローズのお父さんが家を出た理由とか、サラのその後、レイチェルのアル中の
母親のこととかも語られそうだったのに置き去りになっちゃったっぽいかな。

だけど面白かったんだよねぇ…もともとどうせ「明かされないだろうな」
多分「語られないだろうな」と思ってた通りだったので想定の範囲内だし。
こういうのも相性なのかもしれないね。なんとなくこれを見てたら松尾版
「ピクニック at ハンギングロック」みたいな作品だな〜と思ったよ。
綺麗な映像で何かが起きそうだと散々ざわめかせておいて、結局なんだか
よくわかりません、といなされたような感じ。でもそこそこ満足という。

とにかく声優さんたちの熱演には拍手を送りたい!
迫真の演技に作画がついていけないこともあったものの、台本と
演技にだけ集中して放たれた台詞はどれも生き生きしてた。
ことに多かったケンカや言い合いのシーンは秀逸。声優の個性が
ぶつかりあって相乗効果でよくなってた。レイチェルの友人たちの
十八番だったガヤっぽいおしゃべりもすごく面白かった。

ブログで最終回に何か告知があると言ってたのは、「DEAD GIRL」という
OVAが出ることらしい。本編とは関係ないサイドストーリーなのか、
後日談なのか、語りきれなかった事の補完なのかは今のところ不明。
でもとりあえず今は、スタッフ・キャストの皆さん、お疲れ様でした!

眠る少女たち。目覚めた時はもう違う世界、違う自分。
けれどリーズだけは思い出す。あの時、遊園地で観覧車に乗った…
OPで彼女だけが観覧車に乗っていたように、終わりのない輪の中で、
何度も何度も回っていた…夢は覚め、楽しかった時間は終わり。
リーズは満ち足りた表情で消えていく。

観覧車を降り損ねた彼女は「生きる事」への想いが足りなかったのか、
それとももしかしたら4人の宿命を全て1人で請け負ってくれたのか…
やがて芽吹いた赤い花がルーズベルト島を覆い始める。
ドロルの血とアニムスの涙を吸った、さながらそこはRED GARDEN。

そして少女たちは目覚め、時は再び動き出す。


デッドガールズ
2007/8/4

え、え〜〜〜〜〜〜と…

GONZOだけに、コンセプトはスタイリッシュな爆裂天使って事なんだろうか。

一体何がどうなってああなったりこうなったりそうなったりしたんだろう…
RED GARDENで記憶を全て失って目覚めた日からは数百年が過ぎてるらしい。

誰よりもオシャレで美人だったレイチェルはおしゃれなんざした事もないと
いうようなメカオタクに、気が弱くて何をやらせてもダメだったローズは
明るくて優しい…フリをした元気一杯の委員長キャラに、そして度胸が座って
現実を受け入れる力に長けていたクレアは…クレアはあんま変わってないか。
そして優等生で理性的だったケイトはクールビューティに変化していた。

彼女たちは「デッドガールズ」人々はその存在は知らないのかな?
賞金稼ぎ…らしいけど、どんなターゲットをどうすると稼げるのかとか
そんなのどうでもいいような…なんつーか、設定とかめっちゃゆるゆるで
学校に行ってる子供が、学校しか知らないゆえに、学校を舞台にして書いた
ベタなアクションものをプロがアニメ化してみました、みたいなお遊び感覚。

デッドガールズにとってRED GARDENは確かにある意味「聖地」でもあり
「禁断の地」でもあるようだけど、だからといってそこに何があるのか
探ろうとするでもなく、何百年間蓄積された記憶の中ですっぽり抜けた
生まれてからの17年間を取り戻そうとするでもなし…興味と言えば金、
おしゃれ、男あさり?生きるのにホントにすっかり厭きてるって感じ。

バトルシーンはカッコよかった。犬ロボに対してブーメランや棍棒や
トンファーみたいなそれぞれの武器で戦う姿には、怯えながらバットを
振るってたあの頃の姿はもうない。ホント、ババァになったんだね皆…

それにしてもあのロボットはなんだよ!
おっぱいとかピンヒールとか変なトコに凝ってるけど腹出すぎじゃないのか?
よじ登ろうとするクレアが可愛くて笑ってしまった。乗りたい人、はいっ!も。
結局乗ったのはローズだったけど、色々とついてるのはただの飾りらしい…
「VIP席ってわけね!」
ええ、違うんじゃ…でもそれはすぐに覆る。前を見るためにはレイチェルの
視界を開かなきゃいけないトンデモ構造なのでローズは当然「前が見えないっ」
しかもムチャクチャ揺れまくる!揺れまく…いや、ちょっとマジ揺れすぎ…

降りた途端にタンコブ作らされたローズに笑った。
結局役に立つのはバイクで戦うケイトとクレアの方。相手はドロルのような
犬型のロボで素早いものの、レイチェル・レイディがボコってエドガーを
引きずり出す。おまえら死んでるんだろぉ!とまさにエルヴェのような
罵倒をし始めたものの、肉体はただの人間なので今回全然勝負にならず。

ルイーズはルイーズでアンドロイドだった?!えええ〜?!
死んでしまう男たちよりずっと一緒にいられる仲間が欲しい。
さぁ今度は1VS4で戦うのかと思ったら、そんなルイーズとずっと
一緒にいたいとすがるエドガーのおかげで水を差され、仲間入りはなし。
4人のデッドガールズと1体のアンドロイドで組むってのも面白そうなのに…
RED GARDENは再び鳴動を始めてルイーズとエドガー、犬ロボやレイチェル・
レイディを飲み込んで再び禍々しく美しい蝶が飛ぶ、花咲き乱れる庭となる。

4人以外のキャラはスターシステム。
あの時1人だけ目覚める事がなく消えていったリーズはルイーズに、
妹に殺される凄絶な死に方があまりにも印象的なエルヴェはエドガー、
殺されて腐ってたバーガー屋の親父やユアン、そしてルークではなく、
実は最後にたった一人レイチェルに秘密を打ち明けられたサムなど、
おいしい復活が面白かった。「鏡」ってのはクレアの彼って事なのか?

出撃の時のヤケクソみたいな歌はホントにやめた方がよろしいかと…
ってかそれがEDなのかよ!長々聞きたくないよそんなの!!

ホント、何を目的に誰をターゲットに作った作品なんだろうかこれは。
久々のプレスコも臨場感あっていい感じだったし、面白くなかったかと
聞かれるとそんな事はなかったんだけどね。ま、面白かったんだけどね。


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