
地球防衛企業ダイ・ガード
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地球防衛企業ダイ・ガード
【放映期間 1999年10月5日〜2000年3月28日】
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やってみなけりゃ全てはわからない わからない わからない! | 視聴期間 2008/2/19・21・23 |
「サラリーマンだって平和を守れるんだ!」(赤木駿介)
以前薦められていた「地球防衛企業ダイ・ガード」視聴完了。
実はこの作品が存在することすらも全く知らなかったのだが、
監督人気投票の水島監督へのコメントのおかげで
またしても傑作を1つ手に入れた!
事を心から感謝したい。お薦め下さった方には多大なる感謝を!!!
いや〜、ホントにホントにホントに面白かった!!!
水島精二監督はハガレンというバケモノ番組のおかげで評価の低い人には
イマイチ低いけれど、私はハガレンは間違いなく原作より面白かったので
高い評価を与えているし、大江戸ロケットもガンダムOOもノンビリズムだけど
要所は抑えて面白いと思っているので反感はないのだが、このダイ・ガードは
彼の作品の中では間違いなく最高だなぁと思う(マンキンは見てないけど)
私は間違ってもエヴァ世代(私の認識では現在23、4〜28くらいの最も多感な
時期にエヴァを見て萌え&燃え狂った世代)ではないし、TV版のひど過ぎる
最終展開へのアレルギーもないので、ヘテロダインがエヴァのシトにかなり
似てる設定でも全く問題はない。むしろ1人も共感できない腹が立つほど
ムカつくような病みたがりの人格障害者ばかりだったエヴァキャラどもに
比べれば、登場人物がまっすぐで健やかで、人として不安定なところは
残しながらも皆大人だったので本当に心から楽しめた。会社の事情、
政府の事情、軍の事情という「大人の事情」による複雑さも面白く、
巨大で強大な「組織」を描くコツを心得ているなという感じ。
最初は本当にハリボテで、モロに「スパロボでござい」な70年代風デザインの
ダイ・ガードが、徐々に機能をアップさせていく姿も感動的だし(いつの間にか
飛べるようになってたり合体できるようになってて吹いたわ!)何よりも群像劇が
面白い。多すぎるわけではない適度な人数のキャラを要所要所で描いている。
ただの美形のクールガイかと思われがちな青山が実は母親思いの末っ子で、
マイペースながらも人間的で温かい人となりである事、大山さんの街を
守りたいという想いが、かつて一瞬で街を吹き飛ばされた広島の遠い昔に
繋がっていること、掘り下げは全員ではなかったけれど、どれもこれも
本当に素晴らしくて、監督はこの作品がもし一年物だったら、きっと
全員の堀り下げを丁寧にやりこんだんだろうなと思う。間違いないよ。
そして意外なところでは主人公の赤木の成長がないこと。
これはちょっと意外なんだけど、赤木は最初からぶれず、歪まず、迷わない。
だから1から成長する必要は全然なく、彼は既に完成している主人公なのだ。
健やかで元気で明るくて挫けない。屈折してひねくれたものがやけに
推奨されたような時代に実に主人公らしい主人公で、そのくせイヤミがない。
心は熱く、青山を信頼し、年下のいぶきを先輩として立て、城田とも激しく
反発しながらも歩み寄り、やがて互いの理解を深めて信頼しあっていく。
そのくせただの熱血漢だけじゃなく、サラリーマンとしてやるべきこと、
守らなければならない節度、柔軟な考え方など、意外にも大人であり、
だからこそ見ていてイライラしない。ボウエイガーのパイロットたちに
対してもあくまでも「やり方が間違って」いたからこそ怒ったのであって、
決して「俺が俺が」という青臭い正義感を振りかざすわけじゃない。
これはなかなか好感が持てる男である。
登場人物が皆大人であり、命令や指示系統が大切である事が
よくわかっていて、だからこそそれを破ることの重要性も知っていて、
それでも敢えて決断し、それをしなければならない事がわかるからこそ、
そこには非常なカタルシスがある。そのくせそんなチンタラしたものを
延々と見せる必要はないこともわかっている。悩み続けるシーンも
適度でいい。エンタメとしてのカタルシスこそがアニメには大切だという
ポリシーが伝わってくる。小難しい事も決して排除はせず、けれど必要
最低限には加えて、最も強く印象づけるのはカタルシスという爽快感。
しかしこれがリヴァイアスと全く同クールに放映されてたというのはすげぇ。
どんだけ充実してたんだ1999年。火曜日にダイ・ガード、水曜日にリヴァ。
どっちも傑作なのだけど、サンライズの作画があまりにひどかった事を思うと
XEBECは頑張ったと思う。XEBECもファフナーやエイジを見てると2クールに
入ると必ず息切れが始まって最後にイタチの最後っ屁のように持ち直すけど、
確かにダイ・ガードも20話前後は厳しかったようで動きが危険だったり…
でも1クールの作画の高さはなんでか3話あたりでも既にヘロヘロになってた
サンライズのリヴァの哀しい状態に比べればかなり頑張ってたと思う。
ダイ・ガードの「戦争とは違う」ロボ戦は、バックアップの大切さを描いたり、
この事態をなんとかしようと多くの人が知恵を絞りあう知能戦が多くて面白い。
バトルパターンはオリジナルのフラクタルノットを破壊するというものなので
マンネリすぎるという人もいるかもしれないけど、そういう人はこの作品が
もともと戦いというよりは「自然災害」であるヘテロダインの排除に重点が
置かれている事を理解してないんじゃないのかな?彼らは軍人ではなく、
街を、人を、生活を守るために戦っているという終始一貫したテーマが
実に心地いい。軍がメンツばかりにこだわったり、企業トップが黒い策略を
張り巡らせたりする中で、主人公の行く道がぶれなかったのが何より嬉しい。
しかも私は意外かもしれないけれど戦いのなかった第8話の「奇妙な1日」や、
第23話の「守りたいもの、なんですか?」などの日常話も実に秀逸だったと
思っている。第16話の「いつも心に太陽を」もよかった。大山さんと赤木の
フラグは、安易に赤木といぶきをくっつけるよりリアリティがあるので嬉しい。
逆に青山とちんちくりんの千秋は個人的にいや。こういう猛禽女は嫌いだ。
城田がダイ・ガードに乗る「ファイアー&アイス」もよかったし、評価の高い
第11話「不在証明 二大ヘテロダイン出現」から第12話の「夜の新宿大決戦」
ももちろん面白かったけれど、私が一番好きなバトルは北海道編の第19話
「白の契約」から第20話の「青の約束」。これは燃えバトルで面白かった!
でも各地に飛ばされた仲間が続々と終結する第18話の「明日に向かって走れ」
も地味に好きだ。最終決戦の第24話「空を覆うもの」から第25話「重なりゆく
想い」、そして時間との戦いだった燃えバトル、第26話「明日への凱歌」も…
って、マジで全部よかったんだよ!1つも無駄な話なんかなかったんだよ!
第21話の「偽りの記憶」や第22話「私が私であるために」などのいぶきさんの
話なんか、第6話「思い出は教えてくれた」が伏線になってるんだからすげー。
東京を覆っていたヘテロダインは放っておいてもいいんじゃないかという議論も
実際に第17話の「夢見るようにねむりたい」で京都の地下に眠るヘテロダインを
破壊する事もどかす事もできないという話があったからこそ「ありかも?」と
思わせるし(だからこそ避難推奨や先手攻撃など色々な意見が真実味を増す)
2クールでしっかり綺麗にまとまっている。何より見ていて楽しい。
パーパパパーパパパーパパパラララララ♪が印象的な明るくて元気なOPも
大好きだ。龍騎やリヴァと同じく、どんなに先が見たくても絶対に飛ばせない。
EDは最初はノンビリした曲だと思っていたけれど、物語が進んで、赤木たちが
守っているものの重みが増すにつれて温かく、優しい曲調がさらに心地いい。
「ああ、21世紀警備保障」の社歌には笑ったけど、最後のシーンは感動したよ。
いや〜、本当に面白かった。全26話、夢中で見てしまった。
リヴァも先が知りたくて知りたくてめちゃくちゃなペースで見たけれど、
ダイ・ガードも同じくらいめちゃくちゃペース。だって今回は平日にしか
見てないのにあっという間に見終わっちゃったからね。寂しいなぁ。
お薦めいただいた方にはまたしても心から感謝感激。
何より数々のレビューを見ていただけると、私の嗜好傾向がいやでも
バレバレになっているで、それに合ったものをお薦め頂けるのがありがたい。
本当に面白かった!まさにこれこそ真の「隠れた名作」と呼べますな!
というか水島監督、谷口以上に声優はチームだったのな…
ハガレンでも使った根谷とかうえだゆうじとか伊藤健太郎とか、大江戸で
使った小西克幸とか今使ってるミキシンとか…なるほど、強い個性を持つと
言うよりはスタッフの使い方がうまいと言われている水島監督らしい人事だ。
あっ、地方人にはわからん中央特快理論を述べたコギャル役でくぎゅもいたね!
戦隊物っぽい「赤(赤木)」「青(青山)」「桃(桃井、ホントはいぶ「き」で
「黄」なのかも)」「白(城田)」そして多分モロに裏方ではあるけど、
ヤツがいなきゃ全て始まらない整備班班長の「墨田」こと「黒」が、
マッドサイエンティスト百目鬼の下で働くのも面白かった。
熱くてカッコよくて時にカッコ悪くてハートフルで感動的で最高だった。
おかげで今日からガンダムOOへの眼までも変わりそうだよ。
△(2007/2/23)
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ダイ・ガード談議 |
●そういえば、水島監督はスパロボ進出については拒否してるみたいですね。
いや、まずスペック的に厳しいけれど(笑) 「ダイ・ガードは絶対に戦争に
参加したり、人間と戦っちゃいけない」だそうです。うぅむ、納得。その通り!
うぉおおおおおおおお!水島監督、いい事言った!
うんうん、ダイ・ガードは人を傷つける「兵器」じゃないですもんね!
まさに人を守るため、自然の脅威と戦うこれこそホントの正義ロボです。
いくらビルを壊そうが道を踏み抜こうが信号を倒そうが橋を潰そうが、
予算がなくても始末書の山でも人と街のため戦え僕らのダイ・ガード!
大体リアル過ぎるがゆえにスパロボなんぞに出たら毎回大破して大変です。
(2008/3/4)
●ダイガード、全話視聴終了。中だるみがまったくなかった、もう気持ち良く
毎話見れて面白かった。なにより最終回の全員全力を尽くしたチームプレイが最高。
見せ場がちゃんとやるべきことがあって。赤木と大山さんがくっついたのもね
本当に無駄な話が1つたりともない!作画も一瞬崩れかけたけど持ち直し、
最後までハイクォリティを保ちましたし、伏線もちゃんと生きてくるし、
落ち込んでも悩んでも最後には前向きに歩き出すキャラたちにカタルシスが
あるんですよね。
私、この4年間で「一気に見た」アニメ作品ではなんたってスクライドこそが
一番だと思ってたんですが、ここに来てダイ・ガードが間違いなく頭1つ
抜きん出ました。いや〜、まさかここまでいいとは思いませんでしたよ…
物語性、テーマ、キャラクター、ラスト、全てにおいてまさに私のツボでした。
本当に最高級のエンタメです。ああ、もっと多くの人に知ってもらいたい!
(2008/3/4)
●ダイ・ガード(ドラマCD)…西島前社長の嘆きに笑いながらも涙腺が若干緩んで
しまった私は駄目なのだろうか(笑) しかし凄く映像化して欲しい内容だったなぁ…
意外と家族からは大事にされてるのかなと思ったんですが、もしや彼の錯覚?
ホント、60分といわず30分ものでいいからOVA化したら面白そうでしたよね。
(2008/2/29)
●ダイ・ガードはドラマCDも抱腹絶倒で実に面白いですよー。
青山の隠された趣味が三木さんノリノリで明かされたり、社長がイメージぶち壊して
余りある暴走したり。中でも、ただの小物悪役だった西島の失脚後に涙。
駐車係に落とされても、家族の為に働かざるを得ないとは…
西島社長の末路が悲惨でした(笑)あとくじらオバサンがコギャルだったという
衝撃の事実にコーヒー吹きました。そうか、2030年に50歳前後くらいなら、
1995年頃のヤマンバとかガングロとかあのへんのコギャルだったのかー!
(2008/2/29)
●ダイガード、12話まで見ました。最高です。
キャラの動きが面白い。それに城田がすごい良い。整備、組み立て時間を稼ぐために
みんなが動いてかっこいいんだよ。それに熱い。最後の一撃なんてもう最高
城田さんは芯は変わらないながらもどんどん変わっていくのがいいです。
佐伯もすごく変わりましたよね。最終戦でのあの一言はじーんとしました。
ホント、ひとっつも無駄がないんですよ。これほどの名作がさほど知られて
いないなんてホントにビックリしましたよ。なんで?どうして?おかしいよ!
(2007/2/27)
●ダイガード、どんなのかと思って見てしまいましたが、まだ6話だけど面白い。
ちゃんとみたい描写をやってくれてるし、キャラの当番回として掘り下げもしてる。
何より1話1話気持ち良い、起承転結がハッキリして怪獣と戦って終わりも
いやマジで最高でしょう!私一気に見てここまで楽しくて
「おっしゃー!」と思えたのは「スクライド」以来かもしんない。
しかも「スクライド」には君島やビフやシェリスという泣きどころもあったので
カタルシスばかりというわけではなかったけど、ダイ・ガードは全てにおいて
「前向き・明るい・健やか」に向かおうとしてるのが何よりもよかった。
社会のモヤモヤや悩みも一杯あるんだけど、それを乗り越えていこうという
人間の強さがあるから安心して見ていられるんですよ。すっごくいい作品です!
私なんかリヴァイアス→龍騎→ダイ・ガードと見ちゃったから、
なぜか尻上がりにテンション上がりまくりで、未だにこの三曲の
OP(どれも超名曲だからなぁ。DISなんかリヴァを見てなくても
4年前から聞きまくってたし)が頭ん中廻りまくってますよ(笑)
(2008/2/25)
●ダイ・ガード見ましたか!!!
いや、随分古い作品なので見るの苦労するだろうなと思ったのですが、良かった良かった。
もうほんとに面白い作品だと思う。短く感想纏められないくらいに
いや〜、もう最高でした!!!!!
お薦め頂いた方のお1人ですね?本当にありがとうございました!
古いなんてとんでもない!むしろいくら最近でも、どーしようもない内容や
しょーもない作品ばかり作ってる暇があったら、世紀末に作られたリヴァや
ダイ・ガードのような心に何かを残すような作品を作ってみろよと言いたい。
もうね、本当に面白かった!私の好みに全てがピンポイントでしたね。
(2007/2/24)
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