機動戦士Zガンダム レビュー3

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機動戦士Zガンダム・3

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 第27話 シャアの帰還
2005/4/15

ジャマイカンはジャマだった!!!

おいおい、いきなりダジャレスタートか。
アウドゥムラからシャトルで宇宙にあがるシャアを
軌道上に迎えに向かうアーガマとラーディッシュ。
しかしランデブーポイントでお互いに待ち合わせをしなければならず、
それはイコール無防備な姿を敵にさらすという事になる。

しかし毎度毎度戦闘シチュエーションをよく考えるものだと感心してしまう。
しかもそれがちゃんとストーリーにリンクしていて無理がないと言うのは
シリーズ構成の力なのかね。まさしくプロの仕事と言う感じで大したものだ。

「うっとうしい顔なんか見たくもないわ!」
ラーディッシュからは最近大活躍のエマが出るわけだけど、アーガマからは
ベテランアポリーとZガンダム、そしてメタス。ところが悪い事にレコアは
現在特別任務でグラナダに行っているのでアポリーはカミーユとファという
もう仲がいいんだか悪いんだかサッパリわからないこの2人を率いる事になる。
このアポリー、出撃の時に「リック・ディアス隊出る!」と言ってて泣けた。
リック・ディアスなんかもう一機しかないじゃん…

一方ヤザンの登場でまた影が薄くなったジェリド。
むしろまだ生きてるのが不思議になってきたえー?
しかしこのヤザンの狂犬っぷり、シンなんてもんじゃないな絶対。
だってサラがランチャーを発射するのに使いやすいからと用意させた
旧式のハイザックを気に入らないからって外へ捨てようとするとは!!!
すげー。コイツ、ホントおかしいよ。なんつー凶暴性を持ってるんだ。
こんなオンボロがある事も使えるんだかわからない強化戦闘人形も何もかも
ムカつくらしく、静止に来たジェリドのホッペをパチンと叩いて去っていく。
あーもう現実にいたら絶対半径10メートル以内に近づきたくないタイプだわ。
だけどこういう物語には必要なキャラ。しかも強いしな。

あなたについていくつもりよ…
シロッコの誘いを断り、ガディ艦長に呼ばれてアレキサンドリアに
配属されたマウアーはジェリドを選ぶ事にしたようだ。
どうやらまるでダメ男、略してマダオがお好みらしい。
できる女ほどマダオを放っておけないんだろうか。
「死にはしないわ。あなたが守ってくれるから」
ええ?なんか既にこの言い方だと守られずに死んじゃうと言ってるみたいだが。

ところでこのマダオ、美人で、ダメダメな自分を贔屓してくれている
奇特なマウアーには今までなんの興味もなかったようなツラをしてたくせに
愛の告白をされた途端にごっつぁんですと頂いてしまった。なんだコイツは。

しかし今回の戦闘はすごくテンションが高かった。
ギャプランをひきつけて囮になるマーク供軌道で迎えを待つシャトル、
そしてアーガマが動くとリック・ディアス、メタス、ゼータが出撃。
同時にジェリド隊も出る。サラのランチャーのエネルギー源としてマウアーが
壊れたハイザックに乗るなどトリッキーな作戦もすごくおもしろいと思う。

こういう面白いタクティクス大好き。しかもガプスレイは素早く動くゼータを
止められない。そうだよな、よく考えたらジェリド程度の腕ではもうカミーユは
止められないんだ…と思ったら、なんとマーク兇鯆匹さ佑瓩討い織ャプランが
こちらに回ってくる。そしてガプスレイとゼータの間に強引に割り込みながら
ヤザンは見事、ゼータの動きを止める。この作戦を知らずにだよ?
ジャマイカンの時といいすごいな。こういう奴をホントに強いって言うんだよ。
止まった!それを見て間髪いれず信号弾を2発発射するジェリド。
なんかすっごく燃えるんだけどここ。

サラが発する尖った攻撃的意志を感じ取ったエマとカツが駆けつける。
誰かが見ている…ララァに見られてビビってたアムロの如くカミーユもまた
サラの敵意に満ちた視線を感じる。ザラリとした殺意とでもいうんだろうか?
「撃つなっ!!!」
俺が死んじゃうだろ!
「撃つのよ!!!」
ヤツとの戯れ事はやめなさい!
「サラ!」
なんで裏切ったんだぁ!
宇宙はそりゃもう大騒ぎです。

メガランチャーの弾道は辛くも離脱したZとギャプランをわずかに
かすめただけに留まり、ダメージはヤザンの方が大きかった。
しかし!!!
なんとそのカミーユたちが避けた先にはシャトルが!
あっという間に融解するシャトルに唖然。
あらららら…ボートで出て行ったクワトロを「正気の沙汰じゃない」と
言ってたパイロットも、一週間くらい軌道上にいれば、とノンキな事を
言ってたコパイロットも死んだと気づく間もなく蒸発しちゃったのか…
あ、もしかしてシャアが連れていた子供は座敷わらしじゃなかったのか!?

戦闘後はこれまでになくジーンときてしまった。
Zらしくないっちゃないんだが。
命を極限まで晒されたせいか素直に語りかけるカミーユにファもちゃんと謝る。
恋愛と言うよりは相手をよく知るがゆえについつい甘えあっちゃうんだろう。
カミーユはファに仲直りのキスをし、微笑みあって別れる。
好奇心だけでちっともタメになる事を言ってくれなかったアポリーには一瞥。
クワトロ曰く、カミーユも成長してきているからもう父親役はいらないとの事。
ブライト(26)もシャア(30そこそこ)もあんなデカい息子いらんよな。

というわけでシャアに渡された本物の子供たちからのメールにお父さんは
もうボロ泣き。子育てはメスだけで十分というクマや虎タイプの子育てを
実践している(違!)ミライさん。給料は全額スイス銀行に振り込まれてるので
生活は安泰です彼女もカネモチのお嬢だっつの

ところでギャプランがかっちょいい!変型シーンがかっちょいい!
かなりお気に入りの機体だ。どうも私はこのショルダーシールドに弱いな。


 第28話 ジュピトリスへの潜入
2005/4/22

「ごめんね、いい女じゃなくて」

こういう役が私には合ってるの、というレコアには確かにふさわしい役だ。
もし死んだとしても捨て駒としては惜しいけれどエマほど惜しすぎる事はなく、
自分の魅力や肉体を武器にして修羅場を抜け出せるだけの度胸も据わっている。
レコアはこういう時に使われるヨゴレだというのが制作側の意図。

そして男はこういう女に憧れ、もてはやしつつも実は軽蔑しているという矛盾。
水商売の女を妻にした男への風当たりを見るたびにへぇ〜と思っている。
女は陰口を叩く程度だが、男はジワジワと社会的抹殺をしたりしてエゲつない。

だからこそカミーユがレコアを止めようとするのはまだそんな生臭さには
全然気づいてもいない子供だという事、レコアの表面上の優しい顔に
エマとは違う母性を見てる事が浮き彫りになって笑ってしまう。
以前よりは落ち着いてきたし、レコアさんが危ない目に遭ったら、という
心配を前面に出して(それでも自分中心な考えだけど)やめてくださいと言うカミーユ。

一方でファもまだ自分の尺度でしかものが見えてないので、レコアさんだって
汚名を返上したいのよ、ジャマしないであげてよとカミーユを諭す。
カミーユへのヤキモチと(内容はどうあれ…と言うか作戦の意図に気づいてないんだが)
たった一人で任務を任されるレコアの能力へのヤキモチが相乗してるのには
自分でも気づいてない。でも今回に限ってはファの方がやや大人だったかな。
ファに素直にお礼の言えたカミーユも成長はしてるみたいだけど。

ハイザックや普通のネモだったら相手も警戒しようものを、前回拾った骨董品の
ゲルググを動かし「酔狂な事をしてる女漂流者」という演出でジュピトリスに
潜入するというアイディアがまた面白いじゃないか。相手の好奇心をくすぐって
警戒心を解かせるという心理作戦、一体誰が考えたんだ?やっぱりシャアかな。

ジュピトリスの中でシロッコに出会い、そのカリスマ性に圧倒されるレコア。
サラといい感応力の強い女にはシロッコ・オーラは何らかの感情を呼び起こす
んだろうか。でもシロッコが出て来るたびに頭にばかり眼が行ってしまう私は、
それを見れば気持ちがモリモリと冷めていくような気がするんだが…
あ、こういうヤツは最初から感応しませんね、きっと。

見つけられて顎を掴まれ、振りほどいた途端に殴られるレコア。
何をするんですと言いながらもシロッコから眼が離せない。
「よい旅を…レコア・ロンド」
名前を言わされてあわや正体がばれるかと思われた瞬間、
ジュピトリス内に響き渡るアラートのおかげで水入りに。

好きになれそうだ…って、利用できそうだの間違いでしょ大将。
あんた、女を道具としか思ってないじゃないか。
レコア同様気に入られてたのに、勘のいいマウアーはそれを嫌って
シロッコから離れていったわけだけど、よりによって選んだ対抗馬が
ジェリドというのがねぇ。マウアー、確実に棺桶に片足突っ込んだなと。
もし堅実で育ちのいいエマと出会うことがあったらどうかなと興味津々。

「なんで見つかったんだ?」
30分待機しても戻らないレコアにイライラを募らせるカミーユ。
非常用スナックなんか齧ってるからだよ。後方不注意じゃないんですか?
今回はサラが乗ってたけどいや〜、ギャプランかっこいいよ。
ロザミアが乗ってた時もアッシマーよりはかっちょいいと思ってたけど、
ヤザンが乗るようになってから私の中で格段に評価が上がった。
やはりモビルスーツは性能だけじゃないのか?

ファのメタスが駆けつけたので2対1の戦闘によく耐えたサラ。
ご褒美にキスでもされるかと思ったけど、ほっぺスリスリの方がむしろエロい。

「カミーユにはまだあっちがお似合いだよ」
レコアレコアってうるさいカミーユに対してアストナージが一刀両断。
カミーユが何を気にしてるのかちゃんとわかっててファを指差すとは。
アポリーより断然締めてくれてるよね。やっぱりいいな〜このヒト。


 第29話 サイド2の危機
2005/4/29

青酸ガスより強力なG3ガスをコロニーのような密閉空間にぶち込んだら?
サイド1の30バンチで起きた悪夢の悲劇が甦る。
しかしこの頃はまさか10年後に、東京で毒ガスを使った無差別テロが
起きるとは夢にも思ってなかったよなぁとしみじみ思ってしまった。

緊張感溢れる回だった。なのに一転してファの子守などコミカルな場面も多く、
とても面白かった。ま、Zは種とは違ってコンスタントに面白いんだけどね。
しかし同じガンダムでもデジ作画のくせに種はやっぱり異常に回想が多過ぎる。
この頃のZは一枚一枚手書きだぞ?でも回想なんか演出上必要な時しかないよ。

でもこの作戦、ヤザンが出てきてたらかなりヤバかったかも。
ヤザンは人道上賛成できないからなのか(キャラとしては当てはまらない感じがするけど)
ガチンコ勝負ができなくて多分に卑怯で自分が活躍する戦場ではないからなのか
作戦には反対し、ブリーフィングにも呼ばれなかった(なぜか来て追い出されたけど)

「神様だってこの作戦を許してくれる」
戦争を早く終わらせるには相手の戦意を挫くしかない。
数十のコロニーが傷つくより、一つの犠牲で済むならばと、どっかの国が
どっかの国に国際法違反の原子爆弾を落とした理由に使うばかばかしい言葉で
この作戦の正当性を説明するジェリド。これで相手が戦うことをやめれば、
俺たちだっていつまでもこんなところにいる必要はない。故郷へ帰れるんだ!
この戦闘で故郷じゃなく、あの世へ旅立って行った人もいっぱいいたけどな。

さすがに人道にもとるこの作戦説明に随分時間をかけてたので、
主人公のカミーユが出てきたのは本編開始後5分近く経過してた。
前回潜入任務を果たしたレコアはいつもと変わらずメタスの整備。
なのに現われないファを呼びに行ったカミーユは風呂に入れてたガキんちょを
追いかけて出てきたファの乳ポロを見てしまう。
あなた、見られたのがカミーユだったからまだよかったもののよくはないか
廊下に裸で飛び出してくるんじゃありません!なんてはしたない!
ミライさんの裸体を見てしまったアムロへのオマージュ、ゴチでした。

しかし相手が幼馴染のせいかカミーユは照れてただけのアムロより上手だ。
「今度手伝おうか?」
はぁ!?まったく、何考えてるかミエミエだわよと怒るファ。カミーユも
そう言いながらバスローブを羽織っただけのファの胸元をしっかり覗き込む。
「どこ見てんの!」
パチン。そりゃ殴られもするよ。しかもカミーユときたら
「その迫力なら十分パイロットになれる」
だと。いやそれとパイロットは全然関係ないだろと笑ってしまう。
今だってパイロットよ!とファが怒るのも無理はない。

だけどカミーユがこの時いつまでもファを気にしてウロウロしてたのは
極度のマザコンのヤツが、ビシバシと子供の世話をするたくましいファに
エマやレコアに対するものとはまた違う母親像を見て結構ときめいたからだと
思うんだけどね。いやもちろんファの乳とかバスローブだけの無防備な姿とか
そういうものにも興味があったと思うし、おかずにもしたとは思うけどさ。

「キサマがいなければこんなイヤな作戦はやらなくて済んだんだぞ!」
なんつー自分の本位な主張をするんだ。
隕石に偽装したアレキサンドリアからガスを持って出撃したジェリドたちが
標的にしたのはサイド2の25バンチ。命の尊厳を賭けた戦いと言ったって
暮らしてる人たちにはおまえらの覇権争いにはなんの関係もないじゃないか。
このとんでも理論は戦争の狂気の中では許されてしまうもんなんだろうか?

これを食い止めるためアタフタとティターンズの軍門に下ろうとする市長は、
こちらからも攻撃を加え、エゥーゴの到着を待とうと言うオペレーターを撃つ。
こんなその場しのぎの判断がうまくいくはずもなく、作戦を終わらせる気のない
ティターンズは通信不能に。緊張感が高まるいい展開で引き込まれる。

「当てるんだよ!」
アレキサンドリアに向けてランチャーを放ったけど、レコアが遠すぎると
懸念したように当たるはずもなく、モビルスーツ部隊を呼び出してしまう。
…何がしたかったのさ、カミーユ。戦闘域が騒がしくなっただけじゃん。

廃棄コロニーの中で上から現われたガプスレイとがっぷりバトルになり、
クローでランチャーを掴まれゼータの動きが抑え込まれてしまうカミーユ。
両手にビームサーベルを握り戦争を未だに怨念を晴らすという個人的私怨で
戦ってるジェリドの勝利かと思いきや、カミーユはランチャーの銃口から
ビームサーベルを出して斬りつけ、ガプスレイを退ける…って、ええぇぇ〜!?
それってどういう原理なの??メガランチャーにはサーベルが仕込まれてるの?

しかしこの前も今回もカツ大活躍だな〜。
タンクは破壊したし、マウアーに挑まれそうになったカミーユを
助けたのもカツ。最初のシーンでも皆に食事を配る地味な仕事を
コツコツとこなす姿も成長ぶりを見せてエマに褒められてるし。

知らない間に始まって知らない間に終わった命のやり取り。
あっちのせいだこっちのせいだとホントに迷惑な話だよなぁ。


 第30話 ジェリド特攻
2005/5/6

「守ってみせるって言ったろう?ジェリド…」

見栄えははいいし実力もそこそこあるのに今ひとつ大物になりきれない男、
ジェリド・メサを愛してしまったマウアー・ファラオ、散る!!
最近ようやくライラの事を言わなくなったのにねぇ。
またカミーユに自分のお気に入りの女殺られちゃったねぇ。

アクシズの動きを怪しんで久々にウォンさんも怒鳴ってるし、無駄に。
この人は出て来るととにかく何をしててもキレてるな。
絶対カルシウム足りないんだよ。
カルシウムをとったら吸収を促進させるビタミンDも摂れよ。
アクシズの方はできればエゥーゴに取り込むため、
ジオンと因縁深いクワトロが接触を試みる事になる。

ヤザン隊がモビルスーツ部隊をひきつけ、アーガマが逃げ込むであろう
デブリの蔭にジェリドとマウアーを潜ませて一気に殲滅するという
手堅い作戦を立てるアレキサンドリア艦長ガディ。
モビルスーツが戦域にいれば戦艦は対空砲は使えないし、アーガマの守りは
無論手薄になる。そんなに都合よく追い込まれてくるのかと、半信半疑の
ジェリドが聞けば「俺ならそうする」と答えるあたりがやけに男前だ。
しかもヤザンに知られたらまた騒ぐと読んでヤツらが出撃するまでジェリドに
真の作戦を告げないのも、ヤザンの腕は信じているが人間性は全く信じてない
割りきりが素敵。感情で動く女にはなかなかできない事だと思う。

「ジェリド、覚えていて。あなたの後ろにはいつも私がいるって」
ロッカールームでゼータを討たない限り前には進めないと
歯噛みするジェリドにマウアーが優しくキスをする。
しかしサブタイトルもヤバいが明らかにこのキス、どう見ても
「マウアー・ファラオ少尉 死にます」と言ってるようなもんじゃないか。
また後でねではなくこれにておさらばのグッバイキスアロマがぷんぷんだ。

ヤザンの襲撃にモビルスーツを全機出撃させるブライトとヘンケン。
しかし「あそこに隠れる」と読んでただけあってアレキサンドリアの動きが
うまかったんだろう。ブライトはまんまとあのデブリの陰で
体制を立て直すと「志村、後ろ後ろ」的判断を下す。
こういうベテラン艦長ならではのいやらしい作戦がいやらしいながらも
しっかり功を奏する展開があるからガンダムの戦争描写は好きだ。

クローでデブリにつかまったまま延々と待たされ続けるガブスレイに笑う。
なんだあのカッコ。蟲だよ蟲。コガネムシみたい。
しかもジェリドもマウアーもハァハァ喘いでるし。何してたの二人とも。
潜水艦じゃないんだし宇宙は真空だからそんなに息を潜めて待ってなくても
よかったんじゃないか?緊張してたってのもあるのかもしれないけど(今さら?)

「前方弾幕薄い!砲撃手!何やってんの!」
撃ってますよ。遊んでるわけじゃありませんよ多分。
待ちくたびれたおかげで見事アーガマが罠にかかり、
大喜びで飛び出す黄金虫ガブスレイカップル。
しかし思った以上にアーガマが簡単にやられるんでビックリした。
よりによって居住区がめちゃめちゃ。マーク兇醗貊錣北瓩辰織侫,
それを見てネモから降り、子供を助けに独断行動に出てしまう。

新たな敵の出現にいち早く気づいたカミーユはアーガマの元に
リターンするも、襲うのはもちろん黄金虫1号ジェリド。
今日はカミーユのニュータイプぶりがかなり発揮され、アーガマが苦戦してると
感じたり、そのアーガマの中で子供たちを救助するファを感応するのはまるきり
1stっぽかった。ジェリドの猛攻から身を隠しながら、でも乱戦になってるのに
こうまで事態が止まっているわけがないと飛び出すゼータがカッコいい。

「ジェリド!」
カミーユがロックオンしたジェリドの前に黄金虫2号マウアーが立ち塞がる。
バカな、自分を盾に!?カミーユは毅然と睨みつけながら男を守る女を見る。
「マウアー、よせ」「ジェリド」って会話してるけどえらい遅いビームですな!

「何でおまえはいつもっ!」
俺がちょっと気に入って、あっちも俺を気に入ってる珍しい…
じゃなかったいい女ばっかり奪いやがって!
エマもライラもマウアーも皆おまえが持ってった!許せん!

マウアーと時を見たジェリドがマウアーの手を握ったと思ったら操縦桿だった。
え、マウアーさん、それは「早く逝って(こっちに)来いやー!」って事なのかな?
ズタボロになりながらもイタチの最後っ屁でヤケクソで突っ込むジェリド。
確かにフツーじゃない。憑いてる、絶対左肩に憑いてるよマウアーが。
「なんであんなにもったんだ…」
霊媒体質です。多分帰ったら気絶したねアイツ。

カミーユの感応能力が高すぎていろいろな情報が入ってくるのはいいけど
メモリ不足で処理能力が追いつかないという感じだった。
体は一つだし戦場ではその処理に集中できないせいなのかもしれない。

ファを庇うエマさんがよかった〜。それにファを叱らないブライト艦長も。
ファはやっぱりパイロットには向いてないんだろうな。才能より資質の問題。
泣けるのは生きてる証拠。死んだ者はもう泣けはしない…カミーユは呟く。
「マウアー、どこだ!?」
虚空に声をかけて泣くジェリドが哀しい…


 第31話 ハーフムーン・ラブ
2005/5/13

DESTINYのステラはフォウの新世紀版コピーだとばかり思ってたけど、
彼女のPHASE1でのショーウィンドウダンスは、シンデレラフォウの
ヒラヒラダンスより今回のちょっと嬉しそうなサラっぽいと思った。

ハンブラビ登場〜!
KKKとかガーゴイルにしか見えない。バビとは違うのだよ、ってか全然違うよ!
でもあの二つの弓形のモノアイ(と言うのもなんか矛盾だが)は斬新でいいよなぁ。

フォン・ブラウンに忍び込むサラと、敬語なので伍長か軍曹クラスかなと
思うけど、随行する彼との会話がなんだかとてもいい感じだった。
サラはサラで階級は上でも相手が年上であることに敬意を示し、
彼は彼で年は下でも階級が上のサラをきちんと扱ってるのが素晴らしい。
相変わらずこんなちっちゃなシーンなのにセリフがいいよガンダムは。

前回はヤザンのおかげで大ピンチだった中立都市フォン・ブラウンが再登場。
シェルターが閉まるシーンなどが使いまわしだったのは仕方がない。
あの頃はまだマウアーがいたなぁ…とちょっとシミジミしてみたり。
忙しいからと邪険にした子供たちが地上に降りたと思い込んだファは
カミーユと共にアームストロング広場へ向かう。でも皆ファに世話を
押し付けすぎだよね!連れてってやれと言うならおめーが行けカミーユ。

それにしてもカミーユ、あの日記ずっとつけてんのかな?
うわ〜、めっちゃ読みたい。
ウォンさんに修正された日はページにでっかく「恨」と書いてあって
しかもその「恨」は全てちっちゃな「死」の文字で構成されてると見たね。

サラは忍び込んだ先でカミーユを見つけ、カミーユもまた、
心惹かれるフォウに似た感覚に不可思議なデジャビューを感じる。
80年代風ファッションがあんまり古く見えないのはヘソ出しやサブリナが
今は結構定番としてタウンファッションになってるからかな?うん、可愛いわ。
しかしやってる事はテロリスト以外の何物でもない。恐るべしティターンズ。

強化人間でありながらフォウとはまた少し違う感覚があるのは、サラには
シロッコという絶対的な存在がいて不安定さがやや緩和されてるからかな?
ロザミアもブランからやけに馴れ馴れしいと見抜かれていたけど(少佐好きだー!)
何かが欠落しているニュータイプである彼らは、もしかして
無意識のうちに人との距離が測れないという欠点があるのかも。
彼らは精神的感応ができるわけで、精神世界ってのは多分、ネット世界と
同じ物理的な距離を感じさせないんじゃないかと思うんだよね。
フォウもいきなり逆ナンしてたもんなぁ。

「わからないけど、引っかかるんだ」
「またそういう言い方をする」
サラに普通の女の子がするみたいな事をしてみろと言ってソフトクリームを
買いに行くカミーユ。ちょっとウカレてると「カミーユ?」と声をかけられ
ドキッ!顔の崩し方が絶妙な80年代テイストで嬉しくなってしまった。

ここでファがくだらないヤキモチを妬くのはカンニンしてと思ったら期待通り
やってくれたよ。ファはあくまでも子供探しから外れてるカミーユを目ざとく
見つけただけで、裏切り者のサラを見て逆に「大丈夫なの?」とカミーユの
心配をするんだよ。このドラマ性の質の高さ!!!感激するくらい素晴らしい。

カツが傷ついた事、ティターンズがどれほど酷い事をしようとしたか、
それでもなぜきみのような子がそちら側にいるんだと責めるカミーユ。
優しくなったり厳しくなったり難しいヤツだなカイーユは。
サラもまたカミーユに同じニュータイプとして惹かれながら自分の行動を
修正できない。唯一言えたのは今アーガマに帰らないでくれという事だ。

公園の管制のお姉さんに指示を下すカミーユが軍人っぽくてカッコいい。
サラが仕掛けた爆弾はパイプの中で引っかかり、あと数僂覇呂ところで
奈落の底へと落ちていった…やっちゃったー!カミーユがやっちゃったーーー!

ファの報告でギリギリまで待機していたアーガマは、アポリーがカミーユを
保護すると同時に発進、直後に5番ゲートは大爆発を起こして炎を噴き上げる。
捕らえたサラにまた逃げられるアーガマの警備体制はどうなんですかアレ。
「戦闘で忙しかったから」で済むのか。
名もなき戦士とて新型ハンブラビにはさすがのゼータも梃子摺る。
いやあのデザインが気になって仕方なかったのかもしれない。
さんかく…頭がさんかくだ…

「なぜ身を滅ぼそうとするんだ!!!」
正義はそれぞれにあるもの。中でもそれと愛情が絡み合った感情は厄介だ。

あの爆発で死んでしまったと思い込んでいた子供たちを
無事に発見したファは心から喜んで彼らを抱き締める。
厳しいけど優しい彼女、ハタチを超えて感情が安定したら
きっと引く手数多のいい女になると思うねぇ。


 第32話 謎のモビルスーツ
2005/5/20

凶暴で野獣のような方です」

その凶暴な野獣がドゴス・ギアにやってきた。
物静かで思索に耽りながら人間を操るシロッコとは正反対の戦争屋タイプ。
決して人間的に優れてるわけでもいいヤツでもないけれど、
その腕だけは悔しいが認めざるを得ない百戦錬磨の戦士ヤザン。
ZZでは散々な扱いになってしまうとの話だが信じられん。

ドゴス・ギアの目的はアーガマ同様アクシズとの接触。
並走しているシロッコらに戦闘の意志はないようだが、先に接触されては
フォン・ブラウンの爆破騒動で修理もせずにそのまま航行を続けてきた
アーガマが報われない。クワトロだろうがブライトだろうが誰が相手でも
臆する事なく突撃ー!とギャンギャン吼えまくるウォンさん。ある意味スゴい。

でも今日はちょっとウォンさん見直しちゃった。
食堂でファと一緒にいるシンタとクムを見て、ふん、これが大尉が地球から
連れてきた子供たちか。物好きな、と不機嫌そうだったから、次はファに
子供などとっとと降ろさんかとか、ここをどこだと思ってるんだとか
ネチネチと厭味を言うんじゃないかと思ったんだよね。

ところが!なんと意外にも、相変わらず口は悪いけど
子供たちにジュースを奢ってやるではないですか。
遠慮するな、とか言っちゃってさ。なんだ結構いい人じゃないか。
それに「すみません、ウォンさん」と素直にお礼を言うファがいい。
そうそう、今日はファがすご〜く可愛かったな。

カミーユも子供たちと一緒にいるファを見て、ファはやっぱりこういう方がいい
なんて言ってるし、事実ブライトももうファをパイロットとしては使わないと
言い切ってる。でも多分それはファが納得しないだろうけど…
口うるさいとか何とか言いながらファには包み込んでくれる優しい姉であり
少し厳しい母親であって欲しいんだよねカミーユって。都合のいいヤツ。
そして一方では綺麗で優しいお姉さん・レコアを求めるんだから調子いい。

ジュピトリスへの潜入の時に感じたシロッコのオーラに惑わされるレコアは
一方でクワトロにも惹かれている…というより、なんとなく2人を比べて
品定めしてるようにも見える。ここにはまだカミーユはガキ過ぎて入れない。

「引き摺っているものは死ぬまで捨てられない…」
先制攻撃を仕掛けるには相手の意表を突く。
サラとマウアーがやったように、百式のメガランチャーのエネルギー供給用
モビルスーツとしてついて来てくれと依頼するクワトロにレコアも仕掛ける。
隠すだけでは誤魔化しているに過ぎない…何もかも捨てて自分を選ぶつもりは
あるのかと相手の自分への値踏みを見定めようとするレコア。
お二人さん、なかなかの手練れのご様子で。
レコアの表情と一瞬間があってのクワトロの軽いキスが先を暗示する。
女に恥をかかせないためのキスがむしろ女のプライドをぐちゃぐちゃに
する事もあるのにさ。特にそんなおざなりのキスじゃねぇ。

大人の事情を垣間見たカミーユは不機嫌極まりない。
何を怒っているんだ?大尉が綺麗なお姉さんとよろしくやってたのが気に
入らないみたいですよ。何?カミーユは私に気があるのかね?<ねーよ!

「私を感じているからだ。その大尉の感じ方は素敵だ」
「ふん…おまえは面白いな」
なんかこんなセリフだけ書いてるとホモくさいけど、
喋ってるのがヤザンとシロッコじゃ笑っちゃうだけだな。
力だけでは勝つ事はできない。だから大尉はここに来たのだろう?
シロッコとヤザンは意外にも反発するどころかむしろ「違い」が逆に
2人を近づけ、ヤザンはシロッコを面白いヤツだと言い、シロッコもまた
彼の利用価値を認める。切り札として使われるヤザンはハンブラビで初出撃。

クワトロの方はメガランチャーの一発目を見事に…うぉっ!?
み、見事に外しやがりましたよコンチクショーめ。何をしとるか赤い彗星!
2発目はようやく左翼をかすり、3発目はブリッジ付近をかすめていく。
段々調子が上がってきたぞ!そして4発目はヤザンが出撃した直後の
カタパルトデッキを直撃する。よぉし、次だ!
「もういい。少尉は戻ってくれ」
あ、あれ?終わり?もう終わりですか?うそ〜ん!

アーガマではウォンさんがよ〜し、このまま落とせと大はしゃぎして
思いっきりブライトにウザがられていた頃、カミーユは被弾したネモを
アーガマへ送り返していた。その離脱者を狙ってビームが放たれる。

ハンブラビのスピードに翻弄されるカミーユ。
さすがは新型、前回は乗ってたのがザコキャラだったからスペックは
よくても対等以上に戦えていたのに、相手がヤザンでは分が悪過ぎる。
見た目はおチャメな三角なのに強いぞハンブラビ。
背中のビームが結構気に入った。それに敵をつかむ時クローもあるんだね。
ってか結構ヤバい。カミーユがバーニアをやられるなんて珍しい。

そこにレコアがなんと丸腰のゲルググで体当たりしてカミーユを救う。
そもそも離脱を命じられたレコアがなんで戦闘宙域にいるのか。
シロッコに惹かれ、けれどクワトロのいるアーガマに残る気持ちもあり…
カミーユにも踏み込んでくるなと振り払うレコアはイラついてるようだけど、
女が悩むほど男なんてもんは女の事ばかり考えてるもんじゃないよ。
ってか男ってのはそもそもいくつもの事を平行して考えるのが
不得手な種族だから、戦争中は当然戦争の事しか考えてないぞ多分。

結局このピンチはアクシズ戦隊のティターンズへの攻撃によって
ひとまずシロッコの素早い撤収で終了する。
時の運はまだ動いていない…それを読めなければ世界をつかむ事などできない。

「彼女がいるのか…あの中に」
今回はクワトロにアドバンテージを渡した時の運はアクシズと
エゥーゴを接近させる事になるのか。それとも相容れず決裂するのか。


 第33話 アクシズからの使者
2005/5/27

本日最も災難だったのは間違いなくブライト・ノア。

クワトロがシャアだった。
カミーユが猿芝居をしてた。
ウォンさんは相変わらずバイオレンスオヤジだった。
レコアが飛び出した上に怪我をした。
アポリーが撃たれてくるくる回った。

これは…まるきりジオンではないか…
大尉、何をやってるんです!?
本当なのかカミーユ!?
ウォンさん、こんな時に!軽率です!

ええ?なに?とビックリしまくるブライトさんにもう爆笑オンパレード。
ジオンのノーマルスーツを着たままアーガマの指揮を取る艦長。最高♪
ガンダムの中で裏主人公を選べといわれたら間違いなくブライトだと思う。
30周年記念にはブライト視点の壮大なガンダム・クロニクル、即ち1stから
閃光のハサウェイに至るまでのブライト一代記を作成すべきと思われる。
うわ、見てぇ。マジで。

「やっぱりシャア・アズナブルだ!遊んでくれた事を覚えているよ」

無邪気で気弱なミネバ様に思いっきり正体をばらされるクワトロ。
中の人はアスランの正体を何も今こんなところでという時にバラしていたが
自分はもっとヤバい時にバラされていた。このクソガキ!とりあえず黙れ。

「そこのキザ男サングラスの方。ミネバ様の前へ」
もちろん2歳で別れて以来のミネバがシャアの事なんか覚えているはずはない。
この茶番をプロデュースしたハマーンは、シャアが置いて行ったジオンの
忘れ形見をザビ家の旗頭、スペースノイドの頂点に立つべき傀儡として
自分の思い通りに育て上げていた。
よくもこのような事を…!よくもミネバをこんな人間に育ててくれたな!
でもアクシズを離脱してその後の事をどう託していったのかわからないけど、
何しろミネバが2歳の時以来らしいからシャアには何も言う権利はないだろう。

怒りに燃えてハマーンの襟首を掴む暴挙に出たシャア。
当然わらわらと出てきた兵たちに捕まって一部屋に閉じ込められてしまう。
私ならこういう連中は絶対一緒の部屋にはしない。悪巧みするに決まっとる。

カミーユを本気でぶん殴ってるシャアに大爆笑。絶対本気だ、あれ。
カミーユもおいおい、ちょっと待て話が違うよシャアと思ってたと思う。
ドサクサに紛れて2人でウォンさんを殴ってもよかったのに。
そのウォンさんは何の打ち合わせもないのに入ってきた兵士の銃を奪う。
「猿芝居はもういいぞニュータイプ」
武闘派オヤジを連れてきたのが間違いだった。ああ…今日は俺、天中殺か…
嬉しそうに銃をジオン兵に向けるウォンや芝居の割には痛そうなカミーユに
飛び出すシャア、追うレコア。アポリ〜〜〜!今の私にはキミだけが頼りだ。

「やはり裏切りかい?シャア」
格闘も意外と強いシャアはハマーンの元に。
ここの「ジオン軍」がほとんど実戦経験のないなんちゃってハッタリ兵士だと
気づいていたらしい。そういえばそんな軍人は種にいっぱいいるなぁ…
とはいえ銃くらいは撃てるだろう。囲まれた状況で絶体絶命のアホシャア。
そこにカミーユとレコアが駆けつけ、レコアはハマーンからシャアを庇って
被弾する。そしてどうして逃げる事を考えないんですかと怒る2人。

ようやくランチまでたどり着いた交渉派6人はなんとかアーガマに脱出。
アーガマもトーレスが指揮を取って隕石に擬態させた風船を出す。
風船を出せ!風船だ!風船を…出し過ぎ!出し過ぎだから!!
戻っていきなり百式、ゼータ、しかもケガを心配して自分が行くと言う
ファを怒鳴りつけ、レコアも出撃。でもノーマルスーツがジオンのせいか
銃撃戦の興奮と動揺が激しくいのかイマイチいつもの調子が出ない。
とはいえアクシズもモビルスーツを出すかどうか様子を窺っている…

…ところに、なんとヤザンが参上。
引いたと見せかけて推移を見守りつつ、決裂すれば即座に滑り込んでくるのは
定跡とはいえやっぱりシビれますな。戦闘はこの駆け引きがあってこそだ。

ヤザンはグリプスから呼び寄せたラムザスとダンケルという
これまたデキそうな連中とハンブラビ三連星を組み、
ゼータを電撃ネット=クモの巣に捕らえてザケルを与える。
さすがのカミーユもこれには参ったらしくヘロヘロ。ホントにヘロヘロ。
阻まれて援護に向かえない百式、ヤザンのクローに捕まって小破するメタス。
いよいよゼータも年貢の納め時かと思われた瞬間、メガランチャーが火を噴く。

ヒーローの如く現われたマーク兇やっぱりカッコいいんですが。
持つべきものは同志たち。助け合うのが母艦と僚艦。
種のミネルバもいい加減僚艦を連れて旅するべきだと思いますが。

いや〜面白い。夢中になって見てしまう。
クワトロが怪我をしたレコアにジオンのノーマルスーツを
着せていくのがなんかね、なんかすごいエロかった!
レコアはカミーユと話しながらなされるままなんだけど、クワトロの手が
チラっと映るのがね、なんとも色っぽい。脱がせるならともかく(おい)
着せてるのにエロいとは…やっぱシャアがエロいおっさんなんだな、うん。

(こういうバカな男もいる…)
シロッコもハマーンに対しては似たような印象だったんだろうな。
これでエゥーゴはやや不利な状況になった。


 第34話 宇宙が呼ぶ声
2005/6/3

レコア、エゥーゴ離脱。
けれどアーガマやラーディッシュにとってはレコアのメタスは爆散し、
本人はMIAであり、あの状況からは死んだと考えられるので悲しみに沈む。
病院を抜け出すレコアさんの手伝いをしてしまったの…
泣くファの髪を撫でて慰めるカミーユが男っぽくてめっちゃよかった。
ファのせいじゃない。あのひとは自分で出て行ったんだ…

その怒りの矛先はクワトロに向けられる。
あなたがあのひとにもっと優しくしていれば…!
それは理不尽な怒りでしかない。シャアにはレコアに何をしてやる
義理はないし、愛だってない。けれどシャアは敢えてその拳を受ける。
サボテンの花が咲いている…自分だって花開く事ができるのだと…

戦争の中では日常茶飯事の「死」の描き方は過剰過ぎず、かといって
メインキャラの1人、しかもレギュラーパイロットであるレコアの死への
キャラたちそれぞれのやりきれない心情や怒り、哀しみは足りな過ぎず、
それらをちゃんと描きながらも物語はしっかり前へと進んでいくという
このゼータのシナリオの巧さ。キャラには萌えないが何より物語に燃える!

「僕がそんなに朴念仁に見えますか!?」
スネスネするカミーユのデフォルメ顔は可愛い。でも作画に胡川友謙お得意の
ビーボォ風味アオリ顔が増えてきて、この絵が嫌いだった私にはちと辛い。

ギリギリのところにいないと生きてる気がしない…
見た目とは裏腹に危険に近づく事で自分の命を実感する根っからの戦争屋。
戦争がなければ「思想なきテロリスト」になっていたかもしれないね。
ヤザンも「まともそうな女」と言ってたけど、レコアって一見フツーの綺麗な
お姉ちゃんに見えるんだと思う。だからこそスパイなんかできるんだろうけど。

レコアがファに語る、自身の半生の短いエピソードがまたいいんだ。
一年戦争の時に親とはぐれ、生きるためには戦場で戦うしかなくて、
気づけば軍、そしてエゥーゴにいたという背景がしっかり語られる。
こういうところもうまい。決してムダではなく、ましてや過多でもない。
彼女の戦う理由はクワトロのような反連邦の正義感でも、エマのような
ティターンズの事実を知った怒りでもなく、むしろカミーユに似てるのか、
「なんとなく」流されて辿り付いた場所でしかない。
でもここは私の帰りを待ってはいない…
ますますレコアは今の居場所に違和感を持って行く。

こうしたレコアの孤独感を、ニュータイプだからというよりレコアに憧れる
男としてカミーユだけはわかってたけど、彼女を引き止めるには若過ぎた。
彼女が唯一後ろ髪を引かれる男はクワトロだけど、2人の間に好意以上の
愛情がない以上、それを求められるのはシャアにはちょっと酷だよね。
優しくしてかえっていらん期待を与えて苦しめても残酷だし。

一方全く対照的に「私にはきみが必要だ」と釣った魚にぼんぼんエサを
くれてやってフォアグラ作りに励むシロッコ。さぁ、たんと食えヤザン。
もうね、ベタ褒め。
それもなんていうか、相手の心をくすぐる褒め方するねコイツ。
褒め殺しのほんの一歩手前で「リスペクト」というオーデコロンを撒いてるよ。
あれ以上ベタ褒めしたらさすがにバカにしてんのかと逆ギレしそうなんだけど、
絶妙の寸止め褒めをされて嬉しそうな鬼顔のヤザンに笑ってしまう。
ジャマイカンはジャマだった。
シロッコは好きにシロッコと自由にやらせてくれる。イカすぜシロッコ!
しかしあの胸元に眼が行くんだよなーヤザン。セクシー過ぎるよ。

ってかマラサイがお行儀よく2列に並んでるよ!
もうこれ見るからに怪しいじゃん!!

ヤザンが仕掛けてきたのはデコイ戦。
風船マラサイが可愛くて。こういうマジメシーンなのに面白いのがいい。
ヤザンもガンガン攻めてくるタイプのクセにこういうトラップスメルぷんぷんの
作戦も考えるんだな。ダミー・マラサイを連れてるハンブラビはいつバレるか
ビクビクだったろうな。ゼータにマーク兇防桓阿来るんじゃねぇ。

ハイパーメガランチャーを撃つ時、ゼータのスラスターがカパッと上がって
衝撃をオフセットするのがカッコいい。こういうギミックはさすが細かいなぁ。
メタスをクローで捕まえたハンブラビの尾っぽがザクリと刺さるのも面白くて。
なんで尾っぽがついてんだよ。ますますエイみたいだよ。
こういうトリッキーなデザイン、すごくいい。ゼータのMSもすごく好きだ。

死を覚悟しながらも恐れはしないレコアは自分を呼ぶ声に反応する。
必要とされる事、生きていると感じさせてくれる事への渇望。
そう、だからあたしは死にたかった…
それが見出せない世界など、生きている意味がないから。

「幻覚に俺が騙されるか」
確かに裸踊り幻覚なんかに惑わされるタマじゃないヤザンが彼女を助け、
ドゴス・ギアへ連れて帰るのは何かを感じたからなんだろう。
死にたがりながら執拗に生を求める女の熱情なのか、シロッコという
甘い猛毒を求める心に自分と同じものを重ね合わせたからなのか。

「不可能を可能にする艦じゃないのかね」
今日の見どころは(も?)なんといってもウォンVSブライト。
やっぱさ、ブライトいいよね。艦長としてこの態度はいいよ。
正直実際下に就いたら怖いけど、こういう上司なら信頼してついていけるよ。
ウォンさんも相変わらず誰かれ構わず怒鳴ってるけど、深い喪失感に沈む
アーガマとラーディッシュを鑑み、補給艦ラ・ヴィアン・ローズへの接触を
許可するあたりはなんだかんだ言ってもやっぱり大人って感じでよかった。

次回はいよいよフォウが再登場。
ここ数話はかつて本放送でも見たので記憶が確かかどうか検証しよう。


 第35話 キリマンジャロの嵐
2005/6/10

「やっぱりあたしが苦しむんじゃないか!」

…あれ?全然見た覚えがない…じゃ本放送で見たのは36話の方か?
なのにDESTINYのシンとステラはこうしたらいいのにと思ったのと全く同じで
ビビった。覚えてないのに構図は同じ…あたしには記憶がない?記憶を返せ!
(単に見てないだけだと思う。知識が後付されたんだろう)

フォウの再登場もサイコガンダム再登場もいいんだけど、私的には
今回の戦略的戦闘シーンにもうシビれまくった。作戦も攻防も実に面白い!

アーガマはラヴィアンローズでの補給を受けようやく一息つけることに。
フォン・ブラウン以来随分きつい行程だったからこそひと時の安らぎが生きる。
しかしすぐに作戦が下され、アーガマはカラバのキリマンジャロ攻略を
軌道上から援護する事になる。ラーディッシュはその作戦には加わらず離脱。
一方アレキサンドリアもキリマンジャロ基地支援に出ているため、ヤザンは
久々にガティと再会し、モノアイのバーザム部隊を借り受ける事になる。

レコアを失った悲しみをまだ整理できないカミーユはつい子供たちやファ、
クワトロに当り散らしてしまう。なんで皆、もっと哀しまないんだ…
それはね、皆は大人で君がまだまだ未熟な子供だからなんだよカミーユ。
そんなに僕は悲しい哀しいどうにかして慰めてオーラを出すものではない。

軌道上のアーガマがカナリア諸島からの対空砲火を迎撃してると
ハンブラビが到着。海蛇を使う!海蛇ってあの棍棒みたいな武器?
あ、なんか投げた。なんか絡まった。なんか戻ってきた。

おもしろい!!何あの武器?!グフのヒートロッドより射程長いのに
戻ってくるからヨーヨーみたいに何度も攻撃できるし、細いワイヤーが
絡んで取れないから相手の動きが一瞬止まる。トリッキーで面白いよ!
ハンブラビにはこんな武器もあったのか。でもなぜ海蛇って言うんだろ?

その海蛇に弾かれた百式はバランスを崩してなんと大気圏落下!
天下のシャアが一体何をしとるんだ!?このままでは赤い彗星が赤い流星に…
さすがの百式も燃え尽きるほどヒート!さらばシャア…君を忘れない。

ったくもーあの人は!!
ハンブラビを置き去りにして慌てて百式を追いかけるカミーユ。
難儀していたところに海蛇のワイヤーを断ち切ってくれたのは
ありがたかったけど、その後が大迷惑だよあんたはも〜!
若さゆえの過ちはやり直しが聞くけどじじぃの過ちは命取りなんだよ!

ここでヤザンが言ったセリフが軍人らしくていいよね。
よせ、大気圏に落下するぞ!追わなくていい。俺たちの役目は果たした。
そう、作戦は恐らくゼータをこの戦域から離脱させる事。落としても構わん。
ヤザンはここで追っかけたりするバカじゃない。いいなぁ、この軍人気質。

「意外と速いものだな」
あんた、落ち着いてるけどこのままじゃかつての部下みたいに燃え尽きるよ。
そこにウェブライダーで追いついたカミーユが百式をセーブする。
カミーユは重力に引かれて落ちていく。運命の地へ。

「俺は地球に降りたがっている?」
バカな…地球に降りる理由などないはずなのに。
けれどカミーユはかつてひとかけらの心を残してきた。
トーレスにまたも怪しげな地球土産を頼まれて降りないよ!と躍起になるのは
「降りたがる自分」がその想いを実現してしまうのではないかという漠然とした
不安を打ち消すためだったんじゃないか。そしてカミーユは結局降りたのだ。
そしてそこで眼にしたものは信じられないもの…サイコガンダムだった。

カラバのアウドゥムラも久々にその姿を見せてくれた。
果敢にアタックするネモたち。キリマンジャロの山腹の形が変わるほどの
激しい戦闘だけど、さすがにキリマンジャロも簡単には落ちない。
宇宙での援護戦闘から地上の本戦闘への切り替えがちゃんと行われ、
クワトロとカミーユは水源地から逆に侵入して基地の内部に侵入する。

フォウは生きている。
でもあのサイコガンダムは空っぽだった。あそこにフォウはいない…
ますます鋭くなってきたカミーユのニュータイプ能力はフォウが発する
不快な波動をクワトロ以上にダイレクトに感じ取って苦しむことに。
ニュータイプってスゴいなぁ。ドーパミン出まくりだぞきっと。

「ジャミトフ!」
えらく苦しむフォウを見てこんなんで大丈夫かと言ってるのが誰なのか
シャアが名前を呼ぶまでわからなかった。しかしバッタリ会っちゃったのは
ともかく、追っかけて入った部屋が実験室の方だったというのがマヌケ。
さらに閉じ込められた時はもうヘタりそうだった(逃走路確保しとけよおまえら)
シャアってあれだね、破滅型。冷静そうに見えるくせにアクシズでも1人で
特攻してくれたし、周りの事なんか何も考えずに自分の怒りが最優先する。
そりゃもう周りの人が死ぬわけですよあれじゃ。

「フォウ!フォウじゃないか!」
    フォウ!
わかっている。コクピットではもっとうまくやる…
    フォウ?
やればいいんだろう…やれるさ…
    フォウ…きみ…

サイコガンダムに乗って出撃するフォウはカミーユを見ようともしない。
声に耳を貸さない。反応すらしない。何も…覚えてないのか?
フォウを撃とうとするクワトロを止めて、彼女を戦いに掻き立てる
外部コントロールを壊せば元に戻ります、だから性急に殺す必要はない…
こんな土壇場なのに強化人間の動機付けについてえらい理論的な説得をする
カミーユにビックリした。なんだかよくわからんがすごいなコイツ。

戦いに加わっていたアムロもまた不吉なサイコロを見て、降りてきた客が
誰なのか悟る。カミーユ…それにあなたまで…なぜ今この時に来たんです。
彼女は危険だ…また過ちが繰り返されてしまう。

しかし内容が濃くて30分が長い。ギッシリ内容が入ってしかもムダがない。
そして今日一番のセリフは厳しい作戦に臨む直前の艦長。

「ま、でもウォン・リーさんがいないだけラクかな?」

確かに。アーガマを見送るウォンさんのふん、という後姿がいいね。


 第36話 永遠のフォウ
2005/6/17

「ウソだろ…こんなのウソだろ!眼を開けてくれよ」

フォウ…フォウ…
眼を閉じたフォウの骸を抱き締めてカミーユは動けない。
いつ爆発に巻き込まれるか知れない戦場でカミーユは動く事ができない。
「可哀想だが、きみはここでは死ねない体だ」
非情ともいえる言葉とは裏腹に、2人を包もうとする百式の手はふと止まる。

「人は同じ過ちを繰り返す…全く」
「過ちか…」
私たちは確かに、取り返しのつかない過ちを犯した。
しかし、ならば私たちの出会いもまた過ちだったというのだろうか?
そしてカミーユとフォウもまた…

作画・コンテ・演出・脚本・演技、2クール初めの第14話「アムロ再び」に続く
パーフェクトグレード回。体のラインの綺麗な黒と赤のコスチュームを着た
北爪フォウの可愛い事。防寒着でいつもとは少し雰囲気が違うカミーユが
フォウを助けたい一心からいつにも増して無鉄砲勇敢で、その上フォウを
抱き締めたり話しかける様子がもう生意気なくらい男らしくて驚いた。
ホンコンではねだられたけど、今回は自分がリードしてキスするのもステキ。
その分、永遠の別れの切なさが浮き彫りになるんだよ…

キャンプで2次攻撃のタイミングを図るカラバ攻撃前線司令部。
面白いことにサイコガンダムの威力とフォウとカミーユの事を知ってるアムロの
方が攻撃的で、単身基地に乗り込んだムチャなシャアの方が援軍を待つと慎重。
ジャミトフがいる事はわかってるので攻めたい気持ちはヤマヤマなんだろうが
手駒のカミーユの様子がおかしいので慎重にならざるを得ないのかもしれない。
カミーユは後ろで爪を噛み噛み。大分ストレスが溜まってるようだ。

「動くと撃つ!…ばぁん!」
単身乗り込んできたカミーユの波長を捕らえたフォウは嬉しそうに彼を探す。
お風呂シーンは最初で最後のサービスなれど下品すぎずきれいでいい感じ。
ザブングルからこの時間帯(土曜17:30 名古屋テレビテレ朝系列)は結構お色気サービス過剰で
女性の入浴シーンとかガンガンやってた。でも実は大切なキャラは簡単には
脱がず、脱いでも見せずで真ヒロインかどうかのバロメーターだったのだ。
(従ってゼータのヒロインはビーチク・サービスのファではなくフォウなのだ)

「フォウ!」
「カミーユ!」
無邪気に腕に飛び込んでくるフォウを抱き締めるカミーユ。
ホンコン・シティの時のように朗らかで女の子らしい彼女の姿はカミーユには
嬉しいものだけど、明らかに違和感がある。昨日は僕のこと、無視してたのに…
ホントの名前はわかったのかい…きみが知りたがっていたホントの名前は。
「あなたの事、ついさっきまで忘れてたの」
「僕のこと、嫌いになったからじゃないのか」
「ううん、ずっと好きよ」

でもあたしは変わってしまうの…サイコガンダムに乗ると変わってしまう。
こんな事までわかってるとしたらあまりにきつい。
どうしようもないとわかりながら戦うのと、何もわからずに戦うのでは
重みも意味も全然違う。エヴァンゲリオンでダミープログラムによって
トウジを傷つけ(させられ)た時のシンジのように、あまりに残酷すぎる。

頭痛を訴えるフォウを連れてナミカーの元に向かうカミーユ。
「あなた、カミーユ・ビダン!」
うわ、気づくの遅っ!!!
人間の記憶など簡単に入れたり出したりできるものか。
冷酷なナミカーの言葉はフォウにはそもそも過去などない事をぶちまける。
薬と洗脳を繰り返していれば記憶などあやふやになり、消えていく。
ムラサメ研究所の被検体4番目。フォウは人工的なニュータイプ・強化人間だ。

しかしそこに現れたのはなんとジェリド。
どう考えてもフォウを殺す役目で出てきたとしか思えないんだけど
ガブスレイ大破時のケガは足の骨折らしいので、きっと重力のあるところで
治療しないと骨がちゃんと再生しないのかもしれない…と解釈しておく。
ってか何だよそのミニスカナースは!おまっ、こらジェリド!
それホンモノじゃないだろ!なんか呼んだろ??マウアーが死んで寂しいからって…

フォウの機転とようやく再開されたカラバの総攻撃に乗じて逃げ出し、
モビルスーツが飛び回りレーザー飛び交う戦場を駆ける二人。
え?11月のキリマンジャロ(5000m級)を駆ける??
肺も強化してますとロザミアが言ってたのでフォウはともかくカミーユすげぇ。
でもコロニーやアーガマは低酸素濃度かもしれないので高山病には強いのかも。
戦うための道具でしかない彼女に、エゥーゴで治してもらうと励ますカミーユ。
きっと元に戻れる。記憶は、これから作ればいいって言ったろう?一緒にさ。

しかし戦場の異常な雰囲気はフォウを再び狂気に変え、サイコガンダムを
呼ばせてしまう。彼女は強すぎる…全てを引きつけてしまう…シャアが言った
その言葉を眼の前で見せつけられ、それでもなお必死に止めるカミーユ。
「それに乗っちゃいけない!それは悪魔のマシンだ!」
飛び去ったサイコガンダムを見送り、ゼータに乗れと指示するシャア。
「戦いの中で人を救う方法もあるはずだ。それを探せ!」
ええぇ〜!?ど、どんな方法だよ…あ、もしかして殺すこと?
あるわけないだろう…!そんな理想論、あるわけないじゃないか!!

カミーユに追いすがって崖下に投げ飛ばされて終わりかと思ったらまだ生きてた
ジェリド。絶対また骨折れてると思うよ。アドレナリンで痛くないだけだよ。
「モビルスーツだろ!動きさえすればいい!」
くっは〜!アスランよ、このセリフがなぜきみは言えないのか。
この時止める整備士、基地爆破で死んじゃったよね多分。
となるとジェリドはカミーユに会ったがゆえに生き延びられたという事に?

ジャミトフのシャトルを守って戦うサイコガンダムはフィンガー・ビームで
障壁を作り、メガ粒子砲で一掃する。フォウのハイ・プレッシャーは
ニュータイプのシャアを圧倒し、百式はシャトルに近づくことができない。
ジャミトフは宇宙へ。口惜しさから空に向かってライフルを放つシャアに
チャンスはまだあると諭すアムロはなんだかとても不思議な構図だ…
それにしてもカミーユとフォウを描きながら、ジャミトフ、シャア、アムロ、
全ての動きと人物の心理がきちんと描かれている事に舌を巻く。素晴らしい。

ボスの逃亡でキリマンジャロはカラバの突入隊に完全に制圧され、
基地はあちこちで爆破し始める。
もういい、フォウ!きみがそれに乗り続ける必要なんかない。
「カミーユ…どこなの?」
フォウの意識が収まっていく戦場の狂気と闘志の混沌から戻ってくる。
右も左もわからないインナースペースでカミーユを求めるフォウに、
ニュータイプのカミーユが答える。「ここだ、フォウ」こっちだよ…

見つけた出口に愛しい彼の姿と、それを襲うバイアランを認め、フォウは
咄嗟にゼータガンダムを庇って立つも、コクピットのある頭部を貫かれる。
中のフォウはたまりませんな。綺麗な体だったけど、やっぱりビームの熱で
やられたのかな。

甦った記憶が全てホンコン・シティでの2人なのがあまりにも哀しい。
それだけが彼女にとってたったひとつの大切な記憶なんだろう。
後は何もない。生きててよかったことなんか何もない。
でもね、カミーユ。あなたの中に私が残るね…嬉しいよ…

百式のマニピュレーターの中で優しく優しくフォウの髪を撫でるカミーユ。
フォウを抱きながらカミーユは静かにクワトロに言う。
「あなたはシャア・アズナブルに戻らなければいけないんだ」

こんな無意味な戦いをいつまでも続けていてはいけない。
不幸な子供が増えるばかりです。哀しい想い出が積もるばかりです。
あなたには、それを止める義務があるんですよ、シャア。

「ああ…そうだな」

そうだな…私は、戻らねばならない…


 第37話 ダカールの日
2005/6/24

「人間は戦い続けて歴史を作ってきた。それがなければ人間は滅んでいた」

戦いそのものに意味なんかない。
戦いたくないと思って戦ってきたからこそ、今がある…
う〜ん、面白いね。この言葉は実に面白い。
戦う事は必然であり、戦いたくないと戦う事で滅びを回避してきた、か。
矛盾しているような、真理でもあるような、でもやっぱりパラドックスでしか
ないような不思議な事を言うアムロ。シャアの演説より私はこれが印象深いな。

突然の無礼を許していただきたい。
私はかつて、シャア・アズナブルと呼ばれていたことのある男だ。

「戦わない事が善」である事は誰もが認めるのに、争いはやまない。
ならばやまない争いの中でいかにして人は生き残ろうとするか?
逃げる?隠れる?その身を投げ出す?自分ひとりならそれもいいだろう。
護りたいものがあった時、人はどうするんだろう?降りかかる火の粉に
黙って焼かれるのか、振り払うのか、それとも消し止めようとするのか…

ジオンの遺志を継ぐものとして語りたい。
ジオン公国のシャアではなく、ジオン・ダイクンの子としてである。

「戦えるのか?」
「ええ。動いてる方がラクですから…」

なんでもないセリフなのに泣きそうになってしまった。
カミーユ、いつの間にか大人になったね。
ホントはきっと、泣いたり喚いたり、アイツが悪い、仇だ…
そんな醜い感情に縛られて苦しむ事もあっただろうに。
けれどカミーユはただ今は哀しみを昇華させようとしてる。

ザビ家のような勢力をのさばらせてしまった歴史を持つ。それは不幸だ。

泣いてたってフォウが生き返るわけじゃありませんから。
いい事だ。僕とシャアはそれがわかるまで7年もかかった。
哀しみを癒せるのは時間だけ。これは哀しいかな、真実。
だからこそゼータは「刻の涙」というフレーズを選んだのかもしれないな。

宇宙に出る事によって人間はその能力を伸ばす事ができるとなぜ信じられないのか。
我々は人の手で地球を汚すなと言っている。

映画でアッシマーを見直したと言った呪いかアッシマー祭か今日は!?
それにしてもこの間から思ってたがアムロの乗ってるディジェってダサくない?
アムロとシャアがコクピットタンデムしてるのがおかしくて。
大の男2人があんな狭苦しいところで…うへぇ、やだなー。

アウドゥムラってあの図体で弾道飛行までできるとはスゴいなぁ。
あんまりデカいのでいい標的になるとしか思えないんだけど高性能だ。
その超弾道コースのゴールはダカール。
ダカール!!!
この時代、パリ−ダカがちょっとしたブームだったんだよなー。

人は長い間この地球という揺り籠の中で戯れてきた。
しかし時は既に人を地球から巣立たせる時がきたのだ。

85年正月のパジェロの優勝もデカかったけど、なんたってハウンドドッグね。
「ff(フォルテシモ)」がカップヌードルのパリ−ダカをイメージした
CM曲だったなんて若い人は知らないだろう。あれは震えるほどカッコよかった!
「パリ-ダカールラリー、世界一過酷なレース」「負けるもんか」
月明かりの砂漠を走り去るバイク。流れ続けるハウンドドッグ。
愛が全てさ 今こそ 誓うよ 愛をこめて 強く 強く♪ 
この翌年に出たユーミンのアルバムもパリ−ダカをイメージしたものだったな。 

なぜ人類同士が戦い、地球を汚染しなければならないのだ。
人類は宇宙で自立しなければ地球は水の惑星ではなくなるのだ。

ジェリドがなんと指揮を取ってるよ!!
うわ〜、もうダメぽ。それだけでダメダメぽ。
杖をフリフリ追っかけろ追撃しろ潰すんだと騒ぐ高血圧エリート。
うるさいよな、アイツ。司令官席に底が抜けて落ちるボタンはないのか?

「ティターンズにも良心はある」とばかりにアジス中尉が登場。
中の人がなんと続編の主役だったので驚いた!
あからさまに胸を触られエロサービスを要求されるベルトーチカを救う正義の
ヒーロー。世界の混乱を統率する軍隊が必要なのです。それこそは力こそが
大局を決するというティターンズの思想を「正しいもの」として口にするのは
まるで脱走前のエマだ。それは誰の言葉?ベルトーチカの切り返しがよかった。
次はあなた自身の言葉で語ってね…そう、自分の頭で考えなければ。

それほどに地球は疲れきっている。

「わからない…何が正しいのかわからない」
このアジス中尉の視点で描かれる後半はなかなか面白かった。
市街地に落ちようとする仲間を救う彼を見て、カミーユもまた2人を救う。
「おまえ!なぜ助けた!?」
攻撃をしておいて…なぜ?
カミーユは攻撃の意志はない、演説を続けさせてくれと言い残す。

誰もがこの美しい地球を残したいと考えている。
地球に寄生虫のようにへばりついていて良いわけがない。

「ティターンズが正しいのなら議会で証明すべきだろう!」
全てにおいて正しい事を今言ったー!
カミーユを捕らえたハイザックを攻撃して助けるアジス。
そこにバイアランに乗ったジェリドがやってきて力で全てを制するんだと
もうダメダメな事を言う。どんどんまるでダメ男になってくよジェリド…
力と力の対決をいつまでも続けていては傷つくばかりだ。
アジスは問答無用のバカジェリドの砲からゼータを救う。
ビ、ビックリした。死んじゃったかと思った。

見るがいい!この暴虐な行為を。

ティターンズが横暴だとシャアが訴えてたけど、そうかなぁ?
議会を武力で占拠したのはいけないとシャア自身も言ってたけど、論外よね。
ただ、まぁ「その会議で演説するという事実」が大切だったんだと譲ろう。
ティターンズは演説をやめさせようとするし、阻止しようとするエゥーゴは
応戦するし…ティターンズが「この演説を潰すために攻撃を仕掛けてきてる」
とは一概にとは言いきれないんじゃないかと思ったけどね。
正体不明のモビルスーツが市街地にいれば排除するんじゃない、普通は。

逆らうものの全てを悪と称しているが、それこそ悪であり、
人類を衰退させていると言いきれる。

シャアのセリフを聞くセイラやカイ。ミライさんやフラウも聞いたのだろうか。
故・井上遥さんは旅行中で出演に間に合わなかったけど、「そろそろセイラが
出るらしい」という話題性はフォウの死の衝撃の後、アニメ誌や情報誌を
駆け巡ったものだよ。人気あったんだよねー、セイラさんは。

我々が議会を武力で制圧した事も悪いのです。

「おいおい…私は人身御供か」
大義の前に1人や2人の人身御供は必要だよ…でもそれはきみが一番適任だ。
かつて殺し合ったシャアとアムロは7年の歳月を超えてグラスを交わす。

「人は、共感できる」
自分と違う意見で反対されるのはムカつくけど、でも意見が違う人がいないと
ある意見ばかりが通って独善的になっちゃうし。色々あって選択肢がないとね。
気をつけなきゃいけないのは演説は「技術」でもあるって事だ。
いくらでも心を掴むようなテクニックがあるので飲まれないようにしなければ。

シャアの演説により、エゥーゴは叛乱分子から横暴暴虐なティターンズを
正すべく軍内部、ひいては地球人類の中で起きた自浄作用の賜物であることが
打ち出される。でも結局戦争になるんじゃないか…それが一番正しい答え。
したり顔で批判してる人ほど実は毒されたりしてる場合もあるから要注意。
あといくら共感できても死んだ人との共感はヤバイと思うよカミーユ。


 第38話 レコアの気配
2005/7/1

「ああ、それはダメです!」
ベルトーチカさんからのアーガマへのお土産です。
シャトルを軽くするために何でもかんでも捨てようとするクワトロに
声をかけるカミーユ。そうか、ならゼータのコクピットに乗せておけ。
俺は宅配屋はイヤだ。

あー、珍しくZにしてはあまりあってもなくてもいい話だったな。
戦闘三昧だったんだけど、それほど見せ場があったわけではなく、
ハンブラビの戦闘すらもルーティンな感じでヤザンもキレてなかったし。

ジェリドはジェリドでなんかマウアーがいなくなってからただの変なヤツに
なったよ。おっさんくさくなったと言ってもいい。どうしたんだ。
「よくもメロウドを!」
アムロにやられてひゅ〜と落ちて行ったガルダの姿(ちょっと可愛い)に
プンスカ怒ってたけど、その前には自分でアウドゥムラを止めろ、あれに
「ぶつけても構わん!」とか言ってブリッジの連中をムカッとさせてたくせに。

収穫としてはスペースノイドはどんな想いを持って宇宙に飛び出したのか、
そしてニュータイプという能力を開花させたのかという事が語られた事かな?

シャトルで衛星軌道上に上がり、アーガマに回収して貰うというのは
3クール最初の「シャアの帰還」ともかぶってるし。
まぁ今回はカミーユが一緒にいる事とアーガマにはゼータも百式もないという
よく考えればそれってヤバくね?という状況だという事か。

「シャトルの操縦くらい覚えておけ」
平和になったら覚えますよ…そう答えたけど多分覚えなかっただろうな。
今は私たちが無傷で空に上がる事が大事だ。
地上を守ってくれるハヤト、自分の使命を取り戻し、バックアップを申し出る
アムロ。ベルトーチカすらもかつてより大人になった。エゥーゴの旗頭となった
自分とガーディアンであるカミーユがこんなところで消えるわけには行かない。

発進までまだ間がある、出ましょう!
大尉、いきましょう、僕たちも!
もー、俺だって久々にシャトルなんか操縦してるんだから緊張してるのに
うるさいなカミーユは。怖いならそこで眼でも瞑ってろというシャアに笑う。
でも前に宇宙へ上がった時はシャアも無理やりアポリーに操縦させてたよね。
俺の苦労がわかったでしょ、大尉!

第2宇宙速度のGに耐えるカミーユに、昔は皆もっと大変な想いをして宇宙へ
出たんだぞとお説教を食らわすけど、あんたはその時代を知ってるのか。
自分だって生粋のスペースノイドではないですか。
地球のエリートたちに追い出された宇宙移民たちは、自分たちの未来を
憂うより、この大宇宙に人類の進化の可能性を求めた。その方が前向きで
建設的だったからというのは納得。恐らく地球でも、かつて食い詰めて
ふるさとを捨て、新大陸に渡った人々もそう思ってたんだろう。

人は宇宙で新しいセンスを手に入れた。
その意味では希望は確かにあったのだ、ここに。
上も下もない宇宙空間でアーガマまでの距離を感じ取るカミーユの
目覚めつつある能力に舌を巻くシャア。すごいものだな。

この力を強く保たないと、フォウを永遠に失ってしまう…否定してきた
自分の力をフォウとの出会いと別れがカミーユ自身に認めさせていく。

ニュータイプは何も頼れない、生身では決して触れ合う事ができない
宇宙空間で人間同士が純粋に精神体として触れ合う能力を開花させた。
そこには安らかな共有と共感があり、無駄な表現力も言葉も要らない。

「共感」はいいんだけど、全てが同じっていうのはすごくイヤで。
私は昔から群集心理を信用していない。
マーケティングで最も強い力を持つのは口コミであると思いつつ、
一方ではソレを必要以上に恐れているので、この事に嫌悪感すらある。
「わかりあえない多くの人々がわかりあえるようになる」事への畏れが
原因だと思う。結局カミーユがそれによって自我の崩壊を起こし、
シンジはそれを拒否して孤独を選んだように、たとえカタストロフィしか
待ってなくても、やっぱり個人は個人の方がいいと思うなぁ。

「大尉、送ります!」
衛星軌道を離れて戦闘宙域までの移動にはエネルギーがギリギリ。
ウェイブライダーに百式を乗せ、2体とも使えなくなるよりは…と犠打を
打つカミーユ。アポリーは共に出たリック・ディアスをハンブラビの
三位一体海蛇攻撃で失い、ようやく出撃を許可されたファもメタスを失う。

下がりましょう、艦長。シャアとカミーユが戻ってきたんです。
アレキサンドリアにはティターンズの黒い制服に身を包んだレコアが
ガティに進言する。有利な戦況なのになぜ?

シロッコが送り込んできた女。しかもかつてはアーガマのクルーだった女を
信じられるわけなかいと鼻白むガティに、レコアは冷静にいう。
私は私の思いに忠実なんです。
彼女にはそもそも何かを裏切るとか、何かに忠誠を誓うなんてないんだろう。
ただその時自分が何を考え、何を大切に思うか。
もはや彼女にとってアーガマに大切なものなんかない。
せいぜいサボテンくらい。花咲いたのに。あれ返して。

撃ってきます。わかるんです。
「なぜ外れた!?なぜ…」
メガバズーカランチャーを構え、絶対に当てる自信があったのに回避された。
シロッコとバトった時も当たらなかったよなと、そもそもホントにちゃんと
当たる筈だったのと赤い彗星を疑ってはいけない。疑ったらダメだってば!

仲間を失って泣き崩れるアポリー。
ところが声をかけてくれたファはともかく、カミーユ、ブライトと来て
ドラマが進んだら、何事もなかったように立ち上がって去ったので笑った。
なんかカメラに映り込んじゃったエキストラみたいだよ。
ってか誰か慰めてやってよ!男泣きしてるのに(ファ以外は)シカトかよ!


 第39話 湖畔
2005/7/8

「お兄ちゃん!」

ロザミィ始動。
これは刷り込まれた記憶という事でいいのかな?
「やっぱりお兄ちゃんだ」
「知らないよ、あんたなんか」
まさしくカミユイズムな答えに吹き出した。
でもその後、前の戦争で弟は死んじゃったけどお兄ちゃんわからなくて…
恐らくは捏造された写真を見てホントだとか驚くなカミーユ。混乱してるぞ!

「姉ちゃんに見えるけど…年の割には老けてるよなぁ」
むしろ姉ちゃんいくつ?と聞いてみて欲しかった。ホントの年齢言いそうだ。

しかし不思議だ。
こんなババァがなんてありえないのに不思議な巻き込まれ感。
どうして姉という設定にしないで妹なんだ?サラならともかく無理あり過ぎ。
なのになんでか「あー、ロザミィだねぇ」「あー、お兄ちゃんだねぇ」と
苦笑しながら見てしまう。逆に敵とバレバレだからこそなのかもしれない。

しかもこのロザミィが絶妙で。
「ちょっと、離れなさいよ!」
「あなた、お兄ちゃんの恋人?」
うぐっと詰まるファ。なななな、なに言ってんのよ…
「あなたみたいな人がお兄ちゃんの恋人ならいいなって思ってたの!」
あ…あら…そう?やだ、そんなに悪い人じゃないのかしら…

ファとロザミィの噛み合ってるんだか噛み合ってないんだかわからない
会話が面白い。テンポもいいし、お笑いコンビって感じ。ロザミィも
ファにボートを漕がせてたり(自分の方がうまいのに!)、カミーユに
ドリンクを飲ませようとするロザミィの姿に怒るファが、理想的な恋人を
連れてたからお兄ちゃんに間違いないなんて全く支離滅裂な事を言ってるのに
ファの心をくすぐりまくる言葉でのらりくらりとカミーユの妹に納まる。
あまりにもムリムリ過ぎて何やってんだか、と笑っちゃうんだよな。

サイド2の13バンチに停泊するアーガマ。
ここは地球で言えばスイスかオーストリアかという
景観を売りにした観光コロニー・モルガルテン。
宇宙に新天地を求めて飛び出したのにわざわざこんなものを作るとは、
スペースノイドとて地球の引力に魂を惹かれっ放しじゃないのかね?
人は土から離れては生きていけないのよ…バルツ!

馬車やボートやバレーボールに御付の従者はチロリアン・コスチュームと
なかなか笑わせてくれる別荘地にはなんとミネバさまがいるではありませんか。
ハマーンがピンクのスーツを着てるのが眼に優しくない。
そういえば今回のファのコスチュームもまさしく80年代スメルぷんぷん。
まだマジックパンツとかなくてね。ブーツカットは今でこそ流行だけど
当時はそんなの履いてたら「アンタまだ70年代のつもり?」って言われるほど
流行遅れだったんだよ。今ギャルが着てるゆったりしたスモックスタイルは
この頃に流行ってた「グランジ・ファッション」ってヤツの焼き直しだよ。

「女好き!」
「悪いかよ」
カミーユってこういうところ隠さないで変に男前だよな。
「勉強なんかぜ〜んぜんしてないよ」とか言っといていい点取るヤツじゃなく
「ちゃんとやったさ。やれるだけの事はね」の方が潔くていいじゃないか。

リニアでコロニーの外側を走ると農業プラントが眼に入る。
あそこでは野菜が作られてるの。色んな季節の野菜が食べられるのよ…
あのティターンズの男たちの汗が土に染み込んでしょっぱそうだよママン。
通り魔みたいな連中にモビルスーツが狙い撃たれ、もう9機やられている。
アーガマも入港した事だし巡視にまわるクワトロを10機目の犠牲者に定めたのが
運のつき。え?何の運かって?そりゃ破壊されまくったモルガルテンの運さ。

初めはコロニー外でドンパチドンパチやらかしてたのにコロニーの外壁を
傷つけて中に逃げ込んだハイザックを追う百式。あーあ、壊しまくってるし。
あの風の中で歩いてる一行が「飛ばされるぞ」と言ってたけど、それより
恐ろしいのは前からヤバいものがあのスピードで飛んできた時だって。
ポリバケツのフタがフリスビーみたいに飛んできたら首も一緒に飛んでくよ。

アムロ・レイがいるような気がした…
ハマーン・カーンがいたとチクってくれたカミーユのおかげでその気配を
読み違えた事を知るクワトロがサイド2の警察に事情聴取のため連行されていく。
こういう常識的なトコがガンダムのいいところだな。

ドゴス・ギアがシロッコを信用していないバスクに接収され、
シロッコは再びジュピトリスに戻り、ゼダンの門の守りに廻される。
レコアはスパイなどではない。
自分の気持ちに正直で誰かにすがっていたがるただの女だ。
その力を利用させてもらうのはお互い様という事か。


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